中選挙区時代、我々は朝の部会で諸先輩の議論を聞いて政策を勉強した。地元で5〜10人規模の座談会を1000回以上行い、有権者が何に関心があるかを聞きながら国政報告をした。(5)

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 13:28

 

 

『ある凡人の告白』   軌跡と証言

塩川正十郎   藤原書店  2009/6/30

 

 

 

<21世紀に移行して政治家は、20世紀の力の政治、物質支配の政治から目覚めて、人類の共通の目標は何かを確認し自責を負担すべきときにきた>

・私は、1967年衆議院に初当選した。当時の衆議院選挙は中選挙区制で、日本人の政治訓練によくマッチした制度であったので、いわゆる政治家が多かった。したがって、議員は政治の実績を積み上げることで自己のプレゼンスとし、政治実績に満足する人が多かった。

 

・最近、小選挙区制に変更されてからは、政治家は、極端にポピュリズム(大衆迎合主義)化し、国家民族の公共性を中心した政治活動よりも当選を先行するサラリーマン化し政治屋になってきた。能臣も姦雄も存在しなくなった。

 

<福田派に入り政治家修業>

・寛大な雰囲気があった岸先生とはだいぶ違う。でも福田先生は、非常に面倒見のよい人でしたね。こんなことがありました。「君はカネどなんしよるんだ。そういう政治家もおるからね」と、後で思うと田中角栄のこと言っているんですよ。それで、「岩清水のように湧きでてくる水を使え。後援会を作ってカネ出してもらって、それを政治資金に使え」と教えてくれたんです。

 

・岸先生、福田先生の尽力もあって、大阪の経済界を中心に政治資金を集める後援会ができあがったおかげで、カネがらみのスキャンダルはなかったし、政治資金パーティーを開いたことがないんです。

 

<野党で知った官僚の本質>

・勉強になったこともあったね。官僚の本質が見えたこと。官僚の持つ冷酷さ、秘密主義、省益第一主義とかが分かった。政権復帰後、橋本行革や小泉改革に取り組んだのも野党時代の経験があったからですよ。

 

・何より大きかったのは、みんなが「これは絶対に与党に戻らなきゃダメだ」と思ったことじゃないかな。

 

・実は、家内は政治家になるのに反対だった。30年前の衆院選初出馬を決める際には、離婚騒動にまでなったんです。

 

・僕は重複立候補せず、小選挙区単位で立候補したんです。ところが、皆、「塩川は大丈夫やろう」と手を抜きよった。総務会長の僕は全国遊説で選挙区に帰ってなかった。そこにすき間ができたんですね。まさかの落選です。その当時75歳。もう年とっているし、これで政治やめようかと思ったんです。

 

<民主政治は形だけのものか>

・国民の意識には依然として「官に従順すれば得である」とか、「官に反抗し、あるいは非難をすれば、仕返しが来て損をする。したがって、お役人に任せればよい」と観念しているところがある。いわゆる官尊民卑の政治風土が根付いているんですね。それが実体となって官僚国家が形成され民主主義の先進国と比べて、高度な官僚主義国家になってしまっているのです。

 

<政策も地方行政も中央官僚の絵に誘導される>

・優秀な官僚が行政を処理することは望ましいことであり、私もこれに賛意を表しているのだが、現実には政治の動機が官僚的発想だから法律的、合理的判断が先行する規則国家になってしまっている。

 

・したがって、地方自治体は自治とはいえ完全な中央省庁の下受け機関に過ぎません。独創性を発揮することも不可能だし地方の個性を実現した業務を行うことも困難になっています。

 

<官尊民卑の悪弊で改革しなければならないこと>

・我が国の現況はいわゆる先進民主主義国の中では珍しいほどの官僚主義国家であります。官僚中心の政治では世間の空気が閉塞状態になる。経済や社会から活気が喪失されてしまいます。

 

<国家経営担当官と事務官を分離する>

・民間資金やPFI方式の活用など「民」主導の対策で不況脱却を

 

・労働分配率の見直しを

 

 

 

『民主の敵』 政権交代に大義あり

野田佳彦  新潮社   2009/7/20

 

 

 

<世襲はやはりおかしい>

・国会議員の世襲を禁止するという話が出ると、憲法で保障された職業選択の自由に反するという反論が必ず出ます。確かに建前としてはそうかもしれません。しかし、現実にはアンフェア、圧倒的な機会の不平等をもっているのです。

 

・実際問題、地盤と看板さえあれば、一番作るのが、簡単なのが、カバンです。自分を支えてくれる支援者の強固な組織、選挙区の誰もが、顔と名前がわかるほどの知名度、この二つは一朝一夕には作れません。

 

・現在、衆議院議員480人のうち、世襲は約3割。自民党だけに限れば4割以上です。

 

・しかも、二世どころか、三世、四世の時代になっています。小泉さんの息子さんは四世です。これはもう家業です。歌舞伎役者ではないのです。

 

・ごくまれに父親以上にすごい息子が生まれることはあるでしょうから、二世ぐらいはしかたがないかな、とは思います。しかし、三世、四世ともなると私は、弊害のほうが大きいと思います。

 

・最終的に決めるのは一票を投じる有権者の志向によって決まるわけですが、有為の人材が世襲という壁に阻まれることなく国政に参画できる状態を整えておくことこそ、日本の将来を考える政治家のするべき仕事です。

 

・人材の供給ルートが固定化するというのは、長期的に見たら弊害のほうが大きいはずです。

 

<新日本創成論>

<師・幸之助さんの願い>

・私の師である松下幸之助さんは、1976年に「新国土創成論」を唱えました。日本の一番のボトルネック、諸悪の根源は、狭い国土だということで、山を削って、その土砂を海に埋めて、国土を広げていくというものです。環境に配慮しながら、基本計画を25年かけて制定し、そのあと200年くらいかけて、実現するという大構想でした。私は、そのバージョンアップをやりたいと思っています。「新日本創成論」です。

 

・幸之助さんはそういう問題を気にされていました。1976年からずいぶん時間が経ってしまいましたが、私は、新しいフロンティアを探すつもりです。

 

・狭い国土はある程度仕方がないとして、宇宙と海とハブ化で立体的な発展の方向を考えると日本はもっと魅力ある国になるはずです。

 

・繰り返しますが、社会主義的な統制経済が失敗だったことは、20世紀に証明されました。21世紀初頭を席巻したマーケット原理主義も、やはり駄目だということがわかってきました。だからこそ、重要なのはその中間、中庸です。政府はなんでも民間まかせにするのではなく、公が求められる部分はきちんと責任を持ってやらなければなりません、

 

 

 

『なぜいま安倍晋三なのか』

山本一太  リヨン社  2006/8/10

 

 

 

<官僚に評判のいい政治家なんて>

・「新しい政治文化」というのは何も政治とカネの関係に限ったことではありません。これまでの政治と官僚の関係を見直す、すなわち、旧来の政官の文化を変えるという視点も重要です。

 

・その政策判断がもたらした結果については、当然、政治家が最終責任を負います。

 ところが、日本ではこれまで政治家と官僚の間に貫かれているはずの原理原則が、実際には「絵に描いた餅」になっていました。官僚を縦横無尽に駆使するはずの政治家が中央省庁の応援団にされ、逆に官僚に使われるという「主客転倒」の姿になっていったのです。

 

・たとえば、私が、力を注いできた外交、安全保障の分野をとってみても、外交政策決定のプロセスは実質的に外務官僚が独占してきました。これは官僚が悪いというより、政治家の罪だと思います。官僚をコントロールするだけの力量が政治家のサイドになかったということに他ならないからです。

 

・私は、「官僚に評判のいい政治家」をあまり信用しないようにしています。特に外務省に好かれている政治家は要注意です、それは外務省の世界観や常識の枠にとどまっていることを意味するからです。

 

<いままでの政治政策決定プロセスはぶっ壊せ

・官僚主導の政策決定プロセスは、この国で過去50年間にわたって続いてきました。このシステムを変えるというのは、決して容易な作業ではありません。政治を官僚の手から取り返す試みは、党と政府の内部で同時並行的に進められています。党においては個々の政治家が族議員として特定の省庁の省益のために行動する「持ちつ持たれつの構造」を打破すること。

 

<官僚の「天下り文化」が崩壊しつつある>

・「政治家というものは選挙があるから、短期的なことしか考えられない。長期的なビジョンでものを考えられるのは官僚しかない」

 

・私は、官僚主導の政策決定と言う構図は変えなければならないと感じていますが、「何でもかんでも官僚叩きをすればよい」という最近の風潮には違和感を感じます。官僚組織のモラルを一気に低下させることは、国益上、得策ではないと考えているからです。

 

・日本が議員内閣制をとっている限り、大統領制をとる米国のように「議員立法」が法案の主流になることは考えにくい気がします。英国と同様、政府提案の「閣法」が今後とも法案の中心を為すとすれば、立法の過程における官僚の役割は引き続き重要となります。実際に成立した法律が機能するかどうかは、法律学者には判断できないからだ。

 さらに付け加えるなら、現段階で官僚組織を代替するようなシンクタンクは育っていません。

 

・安倍さんが党改革本部長として号令をかけた自民党のシンクタンク構想は極めて重要である。

 

・私は、マイナーリーグ(参議院)の、大した肩書も持たない「ちび議員」です。が、政治家として自分がやったことに責任を取る覚悟だけは持っています。いつ議員バッジを外してもいいという気持ちで政治活動をやってきました。

 

<新しい政治文化と古い政治文化の衝突>

・政界でのキャリアが長ければ長いほど、「古い政治活動の慣習」に染まってしまうのはある意味当然かもしれません。その証拠に「政治とカネの問題にメスを入れるべきだ」と主張するベテラン議員には、ただの1人も会ったことがありません。

 

・理由はいたって簡単です。現在の法律をそのまま厳格に適用すれば、「私の政治活動にグレーゾーンはない。政治資金や選挙活動に関する全てのルールを100%守っている」などと言える国会議員は、ほとんど存在しないからです。少なくとも私が、知る限り、そういう政治家に会ったことはありません。

 

・私は、父親(故山本富雄参議院議員)の地盤を継いで当選した、いわゆる「世襲議員」です。地盤や看板と言う点では、亡父から貴重な「無形の財産」を受け継ぎました。このことには感謝しています。

 しかし、同時に「古い政治文化の尻尾」という負の遺産も引き受けることになったのです。この10年間は、亡父の残した、無形の財産を生かそうと努力しつつ、古い政治文化の尻尾を切り取るための戦いでした。

 

・「おかしい」と思っていることが、なかなか変えられず、「自分には国会議員の資格があるのだろうか」「このまま政治家を続けていいのだろうか」と真剣に悩んだことも、一度や二度ではありません。

 

・他の政治家を比較しても何の意味もありませんが、自民党の国会議員の中では「クリーン度」というジャンルで上位5%に入っていると自負しています。

 

 

 

『僕が猪瀬事務所で見たニッポン大転換』

ニルス・プラネル     草思社   2007/12/20

 

 

 

<一進一退>

<命に値する秘密―2002年10月25日>

<石井紘基 暗殺事件>

・その日、石井紘基は、いつものように注意しながら迎えの車に向かった。そこへ男が一人現われ、石井さんのほうに走ってくるなり、胸に包丁を突き立てた。男はすぐに逃げた。石井さんは窓から見送っていたロシア人の奥さんの目の前で、崩れ落ちた。奥さんは、悲鳴をあげ、警察と救急に通報した。だがもう遅かった。翌日、右翼の伊藤白水と名乗る男が警察に自首した。こうして石井さんは秘密を抱えたまま61歳で逝ってしまった。恐ろしい秘密とともに葬られたのだ。

 

・政治家の暗殺は日本では久しく見られなかったことだ。石井紘基はただの人ではない。民主党の衆議院議員で『利権列島』、『官僚天国・日本破産』などの著書があり、不正追及の急先鋒として知られ、政界・官界・財界の癒着関係について独自の調査をすすめていた。

 

・犯人の伊藤白水というのも実は情報屋の一人だった。つまり石井さんは、建設王国と化し、あきれかえるような公共事業政策で国を破産させようとしている日本の国家体制そのものに正面から挑んでいたのだ。当然のことながら政界にも多くの敵をつくっていた。

 

・事件の少し前から石井さんは大ネタをつかんだと言っていたそうだ。日本の建設業界は暴力団ともつながっている。となればヤクザが、そしてその裏で政治家が何らかの秘密暴露を心配したということも考えられなくはない。少なくとも、その方向で捜査を進めるのが当然だろう。ところが、警察は単独犯行だという伊藤の自白で満足してしまう。その逆を示す細かい事実があったにもかかわらず、それ以上の追及をしなかった。警察は誠意を見せず、そればかりか奇妙なことが起こる。石井さんのカバンが、家族のもとに戻されてきたら、日記や書類がなくなっていたのだ。また国会内の事務所からも一部の書類が消えていた。

 

・一人の議員が殺されたことにたいして、国会は、石井さんが所属していた民主党も含め、一様に困惑の沈黙をもって答えただけだった。

 

・石井さんは何を知っていたのだろう?知りすぎてしまったのだろうか。日本では政治上の秘密は、人の命よりも重いらしい。

だが、少なくとも一人、涙に暮れた作家がいたことをぼくは知っている。

 

<開国時の見事な外交力はどこへ?>

・この鼎談でも、猪瀬さんは持論にもとづき、外務省も改革が必要だと訴えている。実際、この年から翌年にかけて外交官の贅沢な暮らしぶりや機密費乱用などのスキャンダルが次々と明るみに出て、外務省の威信は地に墜ちていく、スキャンダル自体は日本では日常茶飯事なので、驚くにはあたらないが、これによって外務省が相当な痛手をうけたことは否めない。

 

・鼎談の帰り道、猪瀬さんが日本には対外政策がないという話をしてくれた。そのなかで、1983年に発表した太平洋戦争に関する著書『昭和16年夏の敗戦』の内容もざっとおさらいしてくれた。昭和16年というのは1941年のことで、この年日本の若き逸材が集められ、ある研究チームが発足した。このチームは皇国が総力戦に打って出た場合いったいどうなるかというシュミュレーションを行うことになる。

 

・彼らが1941年8月に出した結論は、物量において劣勢な日本に勝機はない、総力戦に打って出るのは、愚の骨頂であるという明確なものだった。

つまり、戦争には勝てないとわかっていたのだ。ところが、この結論が日の目を見ることはなく、東條英樹陸相(この直後首相に就任し、やがて参謀総長ともなる)はこの研究していたメンバーに口外を禁じ、公にはこれを無視し、1941年12月の開戦に踏み切る。そして、国粋的で粗暴で人種偏見に満ちた軍部の思想が日本を支配し、血に飢えた暴走が始まる。

 

・猪瀬さんはこの本の取材を通じて、政府が事実を国民に隠すようになったら、どんな暴挙も可能になると云う事実を改めて思い知り、それを心に刻んだ。だからこそ、情報公開を求めて一歩も引かない戦いを続けている。

 

・この日、猪瀬さんは日本外交が長い間、苦しんできた非力について嘆いた。このままではいられない。日本は新たに強い外交を望んでいるのだ、と。

 

 

 

『日本経済 今度こそオオカミはやってくる』

負けないビジネスモデルを打ちたてよ

竹中平蔵  冨山和彦  PHP研究所  2011/9/13

 

 

 

<批判することではなく、結果を出すこと>

・共通して経験したのは、経済と経営の基本原則に則って正しいことをやろうとすると、必ず既得権を持つグループが執拗に反対運動を展開することです。それを、無知で無責任なメディアがサポートします。その結果、日本の経済と産業は疲弊し、そこに大災害が重なって「今度こそオオカミはやってくる」という状況に至ったのです。

 

<日本とシリコンバレーでは、社会背景も文化土壌もまったく異なる>

・学生の時とビジネスマンになる間のちょうどブリッジの部分を鍛える仕組みが必要です。社会人になった新人を数年かけて鍛え上げ、仕事をこなせるようにもっていくような人材育成のやり方を、社会全体の力で改める必要があるのです。

 

<政策の経験がない民間人には政策立案はできない>

・現在、国家レベルの政策作りができる人材を育てられるのは、霞が関の中央官庁だけです。ところが、官僚が霞が関に長くいると、所属する各省庁の利害関係にがんじがらめになります。

 

・たしかに日本にもシンクタンクがあります。特に金融系のシンクタンクや経済団体がさまざまな提言をだしていますが、それを実現させるにはどうしても無理がある。なぜなら、彼らは政策をつくったことがないからです。経営をやったことがない人が、外から評論するのと同じです。

 

・一度でも政策立案にかかわった人ならわかりますが、政策立案は、非常に細かな法律的手続きの積み重ねによってなされるものです。もっともな題目だけ並べるだけでは、実現可能性はゼロなのです。霞が関の官僚たちは、外部からの政策提言なんて、気にもとめていないと思います。

 

・ビジネスパーソンに、「役人や政治家を連れてきて、会社の経営ができると思いますか?」と聞けば、たいていの人は「無理」と答えるはずです。同じように、民間の人を霞が関に連れてきても、いきなり政策をつくれるわけがありません。

 

<役所は民間と違う複雑なゲームを展開している>

・官僚の世界は官僚の世界で、経済人とはまったく違うタイプの複雑なゲームをやっているわけです。そもそも種目が違うから、民間の発想をそのまま官僚の世界に取り込むことはできません。

 

<株主総会が年間二百日開かれるのと同じ>

・民間と行政ではルールがまったく違うわけです。

 

・政府にとって、株主総会に当たるものは何かというと、国会です。国会は年間二百日程度開かれています。「株主総会が200回開かれている会社だと思え」と私はよく言っています。簡単に改革ができるわけがないのです。

 

<法律と予算を変えることの大変さ>

・企業なら役員会で決められる話を、すべて株主総会を開いて、そこで議決しているようなものです。それがどれほどたいへんか、わかっていない人が多すぎます。

 

・すると、「そんな面倒くさいことをやっているからダメなんだ。仕組みを変えればいいじゃないか」と反論する人がいるかもしれませんが、日本は民主主義の国だから、そこはそう簡単には変えられない。良くも悪しくも、国民の代表である国会議員による国会での審議を経ずに、重大な意思決定をするわけにはいかない、面倒くさい仕組みなのです。

 

・政府といっても法律事項、予算事項は授権されないので、毎回国会の承認をもらわなければいけません。企業なら役員会で決められる話を、すべて株主総会を開いて、そこで議決しているようなものです。それがどれほど大変か、わかっていない人が多すぎます。

 

・良くも悪しくも、国民の代表である国会議員による国会での審議を経ずに、重大な意思決定をするわけにはいかない、面倒くさい仕組みなのです。

 

<法案作成から成立までの手続きが複雑>

・このように、政策立案は大変だからこそ、そのノウハウをずっと持ち続けてきた官僚が結局強いわけです。民間が何を言おうと、官僚組織に歯が立たない。こういう状況を打ち破るために何が必要かというと、人が交流することです。それがいちばん早い。

 

<独自の隠語を駆使して政策プロセスを牛耳る>

・霞が関の官僚が外部の人間を簡単に寄せつけないのは、政策プロセスの複雑さもさることながら、彼らにしかわからないジャーゴン、専門用語を多用することにも原因があります。

 

・ジャーゴンがあるということは、日本の政策プロセスはごく一部の人間に牛耳られているということです。政治家と官僚だけ。民間人は入っていく余地が少ないということです。

 

<私益、公益、組織益の三つの円の重なりを大きくする>

・役人たちは、天下りまで含めた終身雇用制度の中に完全に組み込まれています。今の時代、彼らが、国民の利益の最大化ではなく、組織の利害の最大化という潜在的な欲求を持ってしまうのは、そのせいでもあります。

 

<天下り制限撤廃とキャリア制度廃止で人材を流動化>

・むしろ、天下りというか、民間企業に行くことに対する制限を撤廃すべきです。いつでもやめられるという状況になれば、いつでも入っていける。官から民へ、民から官へ。人の移動が活発になれば、政治家と役人だけが政策プロセスを牛耳ることができなくなります。

 

・さらに、論功行賞にして、キャリア制度を廃止しなければいけません。

 

<日本のベスト&ブライテストを集結する>

・政策立案というのは知的な仕事であることは間違いありません。もっと自由にひとが出入りするようなオープンなコミュニティを築き、そこに日本のベスト&ブライテストを集めて、その人たちが政策立案する状況をつくらなければならないのです。

 

・民間には民間の厳しさ、難しさがあります。政府には政府の難しさがある。その両方を真剣勝負で経験し、二つの世界の違いと共通点、それぞれの長所、短所を体感的に理解している人材を、急がば回れでつくっていく努力をすべきなのです。

 

<それを実現するには憲法改正が必要です>

・政策立案を専門的に行っているのは官僚ですが、先に述べたように彼らはけっして高学歴集団ではありません。一方、民間のシンクタンクにいる「政策評論家」は、実際に政策をつくったことがない人が大半です。国会審議のことも何もわかっていない人の話をいくら聞いても無駄なのです。

 

<政治の混乱は国民の混乱の反映にすぎない>

・日本は民主主義国家です。主権は国民にあります。政治家の悪口をいろいろ言うけれども、選んだ自分たちの責任でもあるのです。要するに、自分たちの悪口を言っていることにもなるわけです。

 

・現在の混乱を生み出したのも、厳しい見方をすれば、自分たち国民がそういう選び方をしたからです。政治が混乱しているとすれば、それはわれわれ自身が混乱していることの反映にすぎません。選ぶ側にキズがあれば、選ばれた政治家にはもっとはっきりとしたキズが表れます。

 

  

 

『生涯現役の知的生活術』

 渡辺昇一      育鵬社   2012/10/11

 

 

 

<松下幸之助の知的生活術―人に尋ねて、成長を続ける  江口克彦>

<「わしはなぁ、百六歳まで生きるつもりや」>

・私は、松下幸之助のもとで23年間仕事をしたが、その間の15年間ほどは、ほとんど休みはなかった。土日はもちろんのこと夏休みも年末休みもなかった。

 

<前を向き、明日を考え続ける>

・人間、70、80歳になると、もう、あと何年ぐらいということを考えるようになる。あと数年、あと2〜3年ぐらいかという考えに陥るのが、普通であろう。そうなると、勢い、日々を過ごす過ごし方も、あるいは暮らし方も、いや、それだけではない、考え方も取り組み方も、どうしても消極的になってしまう。

 

・実際、松下は85歳で政治家を養成するための松下政経塾を開塾し、84歳、85歳に中国に、86歳にはアメリカに出かけている。まさに次から次へとやりたいことに取り組んだ。いつも明日を見ていた。いつも後ろを見ることはなかった。明日何をやろう。明後日は何に取り組もうかと考える。それが松下幸之助を最後まで、そう、94歳と5ヵ月の人生を最期まで呆けることなく、息を引き取るその一瞬まで「自分」を堅持し続けさせた。

 

<知的生活の極意、「人の話を素直に聞く」

・ところで、人に話をするより人の話をよく聞け、といわれる。それが証拠に、口はひとつだけれど、耳は二つある、などという言葉はたびたび聞かされる。

 

・どうしても自分の話をし、時には相手に押し付けるなどということもある。しかし、松下幸之助という人は、それがなかった。つねに人の話に熱心に耳を傾けた。それどころか、積極的にものを尋ね、好んで人の話を聞く人であった。

 

<まず人に聞く、人に尋ねる。それが松下幸之助であった>

・興味深いことは、どんな答えをしても否定されることはなかった。松下への批判も、「なるほど」と聞くほどであった。だから、誰もが競うように松下に話を持ってきた。

 

・松下は、ほとんど学校教育を受けていない。小学校4年中退、しかも話によると、2年生のとき、体調がすぐれず、ほとんど学校に行っていないと言っていたから、実質2年半しか学校で勉強していないことになる。だから、ほとんど知識らしい知識は得ていない。

 にも拘らず、十万人を超える社員の中で、もっとも多くの情報を得て、もっとも適確な判断ができたのは、こうした「人の話を聞く」「人にものを尋ねる」「話すより聞く」というその姿にあるのではないかと思う。

 

・松下幸之助の知的生活術は、この「人の話を聞く」こと、それだけではなく、「身を乗り出して聞く」「人の話を素直に聞く」、そういうことによって、知識のない松下が、誰にも劣らない知識の豊富さ、そして知的に充実度を高めていったと言えよう。

 

<部下に尋ね、部下を育てる>

・松下の知的生活術を思い起こしてみると、なにも書籍を読み、講演を聴き、研修に出掛けることだけではないことが分かる。「わざわざ」ではなく、日ごろの、普通の日常のなかで、身近な人に「尋ねる」ことによって、知的な生活を送ることができるし、「わざわざ」以上の知的向上を図ることもできるということになる。

 

・およそ松下電器は、始めから「大企業」ではなかった。大正7(1918)年、まさに町工場からの出発である。その後、多少は大きくなったとはいえ、財閥企業とは異なる。そういう会社に優秀な人材が雲霞の如く集まってくることはなかっただろう。それどころか戦前・戦後の松下電器には、一流の人材は集まってこなかった。まあ、三流四流の人材であったろう。しかし、それにも拘らず、松下電器は世界的大企業に成長していく。

 

<「あんた、どない思うねん」>

・どうするかというと、その自分で出した結論をもとに、周囲に問い掛ける。「あんたは、この問題をどう思うか」「これはどう解決したらいいと思うか」「あんたの意見を聞かせてくれ」「あんたは、どない思うねん」と尋ね続ける。少なくとも五人、六人、多い時には数十人に及ぶ、私の記憶では、百人近い人に意見を求めるということがあった。

 

・そういうことだから、松下幸之助の行動、計画、経営は、必ずと言っていいほど成功した。松下電器が、松下幸之助の経営の下、70年間で7兆円の企業に、言い換えれば、単純計算して1年で1千億円の会社を70年間作り続けたことになるが、その要因のひとつは、こうした松下の思考プロセスによることが大きいと思う。

 

・「まず自分で結論を出す」「多くの人の意見を聞く」「自分の結論と多くの人の意見との比較検討をする」「最終結論を出す」「決断する」「指示する」「実行する」「継続する」。この思考プロセスで重要なのが、「素直」ということだろう。

 

中選挙区時代、我々は朝の部会で諸先輩の議論を聞いて政策を勉強した。地元で5〜10人規模の座談会を1000回以上行い、有権者が何に関心があるかを聞きながら国政報告をした。(4)

  • 2017.08.16 Wednesday
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『タックス・イーター』  ――消えていく税金

志賀櫻    岩波新書   2014/12/20

 

 

 

<タックス・イーターとは何者か>

<族議員>

・タックス・イーターは、のちに述べるように「政官業の鉄のトライアングル」を結成している。このトライアングルの中枢は「政」、言い換えれば「族議員」である。

 

・結局「全部で5つある」という意味ではなく、「数ある族の中でも容易ならざる権勢を誇るものが5つある」という意味であろうということで決着がついた。農林族、建設族(道路族)、厚生族、文教族、郵政族、地方族、商工族、その他のうちの5つが「五族」だというわけである。

 

<農林族(農水族)>

・いまではその凋落ぶりに往時のパワーはさすがに見られないが、かつて族議員といえば「農林族(農水族)」は間違いなくその筆頭であった。政治力にまかせて確保した既得権益と農林予算は、まるで分厚い根雪のようであった。いくら削っても底が見えないカネの山に、その権勢には絶大なるものがあった。

 

<建設族(道路族)>

・農林族と勝るとも劣らない典型的な族議員が建設族/道路族であった。往時は、自民党の道路調査会には1年生議員は入れてもらえなかった。道路予算とはそれほど利権と癒着の機会を提供する甘いアメだったのである。農水省が作った高速道路仕様の農業道路と、建設省が作った高速道路が並行して走っていたことは、予算の無駄遣いの典型として何度も新聞紙上に取り上げられた有名な逸話である。田中角栄総理の地元に行くと、県内には実に立派な道路が縦横に走っているのに、県境を越えるやそれが突然途切れてしまう。国道とは言いながら実は「県道」であり、便利であろうとなかろうと、公共事業によって選挙区の土木業者にカネが落ちればそれでよかったのである。

 

<厚生族>

・厚生族、社労族(2001年の省庁再編以後は厚労族)も腕力があった。3K赤字(コメ、国鉄、建保)の一つが建保であった頃のことである。元総理の甥である会長に率いられた日本医師会が絶大な組織力を誇り、厚生予算の政治家対策はじつに厄介であった。いまでも医療費をめぐる厚労族との折衝は容易なものではない。しかも、その族議員と結託した厚労省の官僚が平気で噓をつくことはすでに見た。

 

・岩盤規制は国民生活の多岐にわたる。そのような規制が「岩盤」と呼ばれるほど固いのは、その規制がなくなれば食べていけなくなる人間が多数いるからである。安倍総理のパフォーマンスもあって一時は官僚主導に見えた政治手法も、復活した族議員によってじわじわと足場を切り崩されているところである。

 

<文教族・郵政族>

・文部省(現・文部科学省)を根城とする文教族も強力なことで有名であった。これは元はといえば日教組対策のために形成された議員集団であった。それがいつしか、文部省関係の予算に強い発言権を持つようになっていった。

 

・郵政族が強力であったのは、全国にくまなく張りめぐらされた特定郵便局のネットワークが強力な集票機構となっていたからである。

 

・しかし、IT社会の進展についていけなくなったあたりから郵政省の存在感は徐々に薄れていき、小泉内閣の郵政民営化によって決定的打撃を受け、ついには総務省に統合されて郵政族も根こそぎ駆逐された。

 

<政と官との間合いの難しさ>

・税制があまりにも複雑になり過ぎている面もあるが、つねに勉強を怠らないことが必要である。

 ただし、毎年の税制改正は不要であろう。知恵者の租税回避スキームをつぶす必要があるのでやむをえない面はあるかもしれないが、せいぜい2年に一度でよい。現在のように毎年膨大な量の改正を行っていると、専門家である税理士でさえ勉強が間に合わない。「特別措置、覚えた頃には廃止され」という川柳もあるくらいである。

 

<官僚>

・経済重視の吉田ドクトリンの結果、戦後の希少な資金を配分する権限が大蔵省に集中し、また内務省が解体されたために、大蔵省が霞が関で突出した官庁となる形になった。

 

<事業官庁>

・後知恵だが、社会保障制度の破綻の大きな要因は、高度成長期の税の自然増収が永遠に続くかのような錯覚をもって社会保障予算のデザインをおこなったことである。その結果、主要経費のうち「社会保障関係費」は巨額に上り、いまやトップである。ただし、これは一般会計だけの話である。一般会計に現れる社会保障関係費30兆円の支出は、医療や介護を含めた社会保障全体の3割程度にすぎない。

 社会保障予算に関連してとりわけ問題なのは、第2章で述べたように国民年金の破綻であるが、「消えた年金」もこれに劣らず重大な問題であろう。志の高さのかけらもない厚生官僚の杜撰さによって、誰がどれほどの年金保険料を支払ったのかが分からなくなってしまった。しかしながら、隠れて厚生省の役人が国民の積み立てた保険料を無駄な事業(グリーン・ピアなど)に使っていたことを忘れるべきではない。保険金の支払いが遠い将来であるのをよいことに、社会保険庁は無駄な施設の建設やその他の無用な事業に資金を注ぎ込み、みずからの天下り先を作りつづけていった。年金福祉事業団がその筆頭である。厚生官僚は国を衰亡の危機に追い込む大罪を犯した、きわめて悪質なタックス・イーターであった。

 

<財投対象機関等>

・さて、ひとしきり公企業について説明してきたわけだが、行政改革の困難のひとつの現れであろうが、よくぞこれほどまでに膨大な数の法人が公的性格をもつと認められ、国費(税金)が投じられてきたものである。問題の所在は明らかだが、一般会計、特会、税制、財投、国債、地方公共団体、公共目的の各種法人は、非常に入り組んだ複合体を構成しており、資金も複雑に流通しているため、これを解きほぐして実像を明らかにすることは容易ではない。

 

<鉄のトライアングル>

<それぞれのメリット>

・国会議員が当選回数を重ねて、選挙区での得票も安定してくると、勉強する時間ができるようになる。そして、所属の委員会や派閥の都合、支援団体の関係から、何らかの専門分野といえるものを持つようになる。そうして知見が増し、専門家となり、政策能力も高くなっていくと、担当官庁との密接な関係づくりに勤しむようになる。このようにして形成されたのが政官業の「鉄のトライアングル」である。おそらくこれは自然発生的に徐々に形成されていったもので、究極の形に完成したのは田中内閣の頃であった。

 鉄のトライアングルは、三角形の頂点にそれぞれメリット(旨み)がある。

 族議員にとって、業界団体は集票機構となり、かつ集金機構となる。1994年の政治改革4法のうちの政治資金規正法以前は、裏ガネで政治資金を集めるのに便利な仕組みであった。集票機構としての価値はいまだに残っている。

 

・官僚にとって、族議員は法律の国会通過、予算の獲得などについて援助が得られるうえに、関連業界は退官後の天下り先の確保に極めて重宝する。天下りは重要な人生設計の一部である。それだけに、特殊法人改革の際の官僚の抵抗は凄まじかった。

 関連業界にとって、予算では補助金、税制では租税優遇措置を獲得するチャンネルであった。また、自らに有利な法規制を導引させる重要なパイプとなった。とくに「参入規制」が重要で、これによって超過利潤を生み出し、利益誘導のメカニズムを維持できる。

 

・ここには国民の利益を図るという考えは微塵もなく、族議員にとっては自らの権勢と私利私欲、そして支持者への利益誘導が、各省の官僚にとっては国益よりも省益、さらに言えば局益と自らのキャリアパスが、関連業界にとっては収益が優先していたのである。

 

<アンシャンレジーム>

・「鉄のトライアングル」の形成によって、霞が関の官僚群でも頭一つ抜け出していたはずの大蔵省は財政をコントロールする力を失っていった。トライアングルの中核は族議員であるが、族議員を動かしていたのは、結局のところ、各省の官僚であった。各省の官僚は予算獲得が最大の眼目であるから、大蔵省を抑え込むのに族議員を使ったのである。その見返りに自省の天下り先にも必ず一人は大蔵官僚を受け入れるようにしていた。財投機関は財政・税・財投・民間資金のすべてを大蔵省に依存していたから、この受け入れにはメリットがあった。「鉄のトライアングル」はカネの流れにパラレルの構図で展開され、結局、すべての要素が大蔵省から財政コントロール権を奪うことに注力されていたのである。

 

<政治とカネ>

・族議員を中心とする鉄のトライアングルの問題は、究極的には「政治とカネ」の問題に行き着く。

 

・国会議員の政治活動費の問題は地方議員の政務活動費の問題とともに、日本の政治全体にかかわる重大問題でありつづけている。その根底には、日本の多くの政治家にとっての主要な関心事が、政策の立案や実施ではなく、支持者への利益誘導であり、地位保全のための選挙であることが挙げられる。政治にカネがかかりすぎ、カネをかけすぎなのである。

 

・そもそも日本に小選挙区制が導入されたのは、英国において政治とカネが断ち切られている状況にならい、従来の金権政治の悪弊を正すためであった。筆者が英国に勤務していた頃、かの地の政治状況をつぶさに観察する機会を得た。英国は日本と同じく議院内閣制であり、官僚機構はキャリア・システムである。したがって、英国と日本とは類似性が高い。ただし、英国が日本と違うのは、党と政府が二分されていないことである。与党議員のうち政策能力が高く、党内での発言力も強い人材はすべて政府に引き上げられる。党内に残った議員は員数あわせのバック・ベンチャーでしかない(英国の本会議場では議員の座るベンチは階段状になっており、陣笠議員は後方のベンチに座らせる習いである)。

 

・英国の下院はすべて小選挙区制で600あまりの選挙区がある。そのうちの特定の選挙区は、二大政党のどちらか一方が勝利することが絶対的に保障されている。若手議員でとくに能力の高さを認められた者はそういう選挙区を与えられ、早くから特別扱いを受ける。そうして選挙活動に血道を上げる必要がなくなり、将来の閣僚候補として研鑽を積むことができるのである。このようなことであるから、政治家は官僚機構をうまく使いこなせるようになる。官僚の方でも心得ていて、与党と野党が入れ替わることがあっても、そのときどきの政府の政策方針に素直に従う。政権交代がスムーズに進むのはこのためである。

 

・当然ながら、こうした制度を導入したからといって悪弊が一掃されるわけではない。英国の政治も100年以上前には「腐敗政治」と言われた暗黒の時代があった。それを脱して今日があるのは、有権者の政治的叡智のゆえである。したがって、我々自身の叡智を磨かないかぎり、鉄のトライアングルはいつでも存在しつづけるのである。

 

<時代の変わり目に>

・日本経団連に代表される「財界」はいま、オールド・エコノミーの集まりといわれる。かつて日本の高度成長を支えた重厚長大型の企業群である。こうしたオールド・エコノミーは着実に地盤沈下が進行している。円高恐怖症にとらわれ、政府の財政出動が頼みの対症療法に終始し、潜在成長力の伸びを自ら押さえ込んでしまった結果である。かつて政府の保護行政によって農業で起きたことが、いまは製造業で起こっている。しかも近時は、会員企業や団体に「日本再興に向けた政策を進める政党への政治寄付」を呼びかけるなど、およそ時代と逆行するような動きさえ示している。

 

 

 

『政治家は楽な商売じゃない』

平沢勝栄  集英社    2009/10/10

 

 

 

・「政治家は楽でいいな。政治資金の使い方もいい加減でいいんだから」「結構、儲かるんだろうな」などと思っている人もいるのではないだろうか。

 

・しかし、政治家という仕事は決して楽なものではない。11年前、地盤、看板、カバンもないまま衆院選に挑戦し、幸いにも当選させていただいて以来、私は、公務や選挙区での活動に全力で取り組んできた。1年365日、1日も休みなしの状況で今日まできた。

 

・また政治家は決して楽な仕事ではない、もちろん人によって違うだろうが、徒手空拳で政治家の路を選んだ私だからこそ、よくわかることだ。

 

<勝栄流、ドブ板選挙>

・私の場合、365日、それも毎日24時間を選挙活動に充てていると、いっても過言ではない。これは決してオーバーではない、家族サービスなど全くできないと言っていい。

 

・毎日の活動は漕ぐのを止めたら倒れてしまう自転車に似ている。体力勝負である。政治家と言う仕事はもちろん個人差はあるだろうが、決して楽な商売ではないのだ。 

 

<日々是選挙なり>

・政治家にとっては「日々是選挙」だ。したがって、慢心はもちろん、一瞬の油断でさえ政治家には命取になる。

 

・「選挙に勝つための条件は三つある。一つは36歳以下であること、それから、5年から7年、地域を必死で回ること。最後に地元の2流、3流の高校の出身であること」。最後の条件は、一流高校と違いそうした高校の出身者は卒業後の結びつきが極めて強いから、選挙に有利と言う意味らしい。私は、どの条件にもあてはまらない。

 

<ドブ板選挙は体力が勝負

・選挙区では1年中、なんらかの会合や催し物が開かれている。1月から3月までの新年会だ。私は毎年計5百か所ぐらい出席する。それが終わると卒業式に入学式のシーズンを迎える。

 

・政治家でも二世や三世なら祖父や父親からの地盤があるから私などと違って楽かもしれない。

 

・政治家は勉強も欠かせない。しかし、1日中、走り回っていると勉強する時間がない。

 

・私が基本にしていることは、徹底して「人に会う」ということだ。それが選挙の第一歩だと考えている。地元にいる限り、私の一日は「人と会う」ことから始まる。

 

<国会議員の本分>

・まずは国会議員の本分としての仕事がある。それを最優先でこなし、余った時間で選挙活動にも励んでいるのだ。

 

<個人の後援会>

・政治家にとって後援会と言うのは、膨大な時間と労力をかけて作り上げるもので、いわば政治家の命綱だ。二世、三世議員は祖父や父親の後援会をそのまま譲り受けることからきわめて楽な選挙となるが、私にはその基盤となる後援会が全くなかった。

 

・現在私の後援会員は約6万人を数える。この後援会が今日の私のドブ板選挙を支える基礎となっている。

 

<政治家とカネ>

・国会議員は普通に活動するとどうしてもカネがかかる。仕事をやればやるほどカネがかかるともいえる。

 

・普通に議員活動をしておれば、月にどうしても5、6百万円はかかる。先に述べた議員年収などでは、とてもまともな活動はできないのが現状だ。歳費と期末手当だけではとても政治活動費は賄えないし、政党からの助成金でもまったく足りない。支援者からの支援がなければ、政治家として十分な活動ができない現実がある。だから、パーティーは多くの議員にとって不可欠とも言える。

 

・夏はもちろん、盆踊りや花火大会などのシーズンである。このうち盆踊りや夏祭りは町会、自治会単位で開催され、約3百ヶ所に顔を出す。

 

・もちろん、こうした行事のほかにも冠婚葬祭や祝賀会、記念式典などが一年中、目白押しだ。

 

<拉致は防げた

・拉致は防ぐことができた。私は、今でもそう思っているし、警察にいた者の一人として、この点については返す返すも残念でならない。実は私が警察に在職していたときから、北朝鮮による拉致事件が起こっているのではないか、と関係者は疑いを抱いていた。

 

・実際に実力行使で不審船をストップさせたのは2001年12月の奄美大島沖事件が初めてであった。

 

<拉致問題は時間との戦い>

・私の師でもある後藤田正晴さんは生前、政府の対北朝鮮外交の進め方に介入する関係者の言動に強い不快感を示しておられた。私は、リスクを覚悟しながら行動する政治家は、リスクを取らずして非難だけする人など何も恐れる必要はないと考えている。この言葉を後藤田さんが存命中に常に言っておられたことである。

 

・10人帰って来ると、あと10人はいるのではないか。その10人が帰国すれば、あと30人はいるのではないかとなるのは当然であり、自明の理だ。

 

・日本の警察に届けられている行方不明者や家出人の数は8万人から9万人に達する。この中に「もしかすれば、うちの子供も拉致されたのでは」と思う人が大勢出て来るだろうし、相手がいままで平気で嘘をついてきた北朝鮮だけに、先方の説明をそのまま信じることはできない。要するにこの話は今の金正日体制の下ではエンドレスに続く可能性がある。

 

・すると北朝鮮側は、「拉致事件は、日本と北朝鮮が戦争状態の時に起きたことだ。戦争時に末端の兵士が行った行為を罰するわけにはいかない」と答えた。だとすると拉致事件の最高責任者は誰かと言えば、間違いなく金正日だ。北朝鮮は、ならず者であれ何であれ、曲がりなりにも国家である。そのトップを引き渡すということは、武力行使か金体制の崩壊しかあり得ないのではないか。

 

<日朝交渉の行詰まり>

・小泉さんが訪朝時、食事どころか水にも手を付けなかったからだそうだ。アメリカのオルブライト国務長官は2000年の訪朝時に、北朝鮮の水などを口にしたそうだが、小泉さんは二度の訪朝のいずれもでも水さえ口にしなかった。

 

・私は、小泉さんは立派だと思う。北朝鮮の水に何が入っているかわからないし、そもそも水といえども飲む気にはなれなかったのだろう。しかし、北朝鮮にいわせると「自分の国に来て水一滴も飲まないで帰るとは失礼だ」ということになるようだ。だから私は、小泉さんの三度目の訪朝はないと思う。

 

 

 

『拉致問題』   対北朝鮮外交のあり方を問う

平沢 勝栄  PHP   2004/10/6

 

 

 

<拉致問題は防ぐことができた>

・日本と言う国がまともな普通の国家であれば、拉致問題は間違いなく防ぐことができた。被害者を救出することもできた。

 

・衆院の予算委員会で「北朝鮮による拉致の疑いが濃厚」と、当時の梶山静六国家公安委員長が答弁したのが、1988年だ。しかし、その後も救出のために何ら動くこともなく、今日まで被害者を苦しめてきた。そして今もなお苦しめている。

 

・繰り返すが、拉致は防ぐことができた。救出することもできた。にもかかわらず、日本は国家として何もしていなかったのである。

 

・そして、北朝鮮の工作船を日本は見つけている。北朝鮮の不審な船が日本海を徘徊しているのを日本の当局は、何回となく見つけているのだ。一番初めに北朝鮮の不審船を見つけたのは海上保安庁の記録では1963年となっている。

 

・それまで海上保安庁が発表しているだけでも、1963年からあの銃撃戦までの間、日本海で21回も北朝鮮の不審船を見つけている。そして、2001年の銃撃戦まではいずれも「追跡するも逃走」とある。拉致の中で日本国内で拉致された事件は1972年から1983年の間に集中している。横田めぐみさんが拉致されたのも1977年である。つまり、横田めぐみさんが拉致されるはるか前の1963年に日本海で北朝鮮の不審船を見つけ、以来何度となく、追跡しているのだ。

 

・逃げる相手を拱手傍観して取り逃がすバカな国が世界のどこにあるのか。これを日本は戦後ずっと続けてきたのである。21件と言うのは、あくまで海上保安庁が確認した数字であって実際にはこの数倍、出没していたことは間違いない。

 

・もし日本が2001年の12月の銃撃戦までの40年近くの間、ただ手をこまねいているだけでなく、厳しい実力行使の対応をとっていれば、拉致事件と言うのは起こらなかったのかもしれない。

 

・北朝鮮の工作員からすれば、日本は出入り自由でどんなにドジな工作員でも捕まることはないが、逆に韓国に出入りするのは命懸けだということだろう。

 

・日本はそこまで見くびられていたのだ。日本は戦後、本当の意味で国家と言えたのだろうか。

 

・中東にレバノンという人口3百万人の国がある。あの国も北朝鮮に自国民4人を拉致された。

 

・レバノンで若い女性4人が北朝鮮工作員によって拉致されたのは1978年8月、横田めぐみさんが拉致された翌年のことだ。

 

・レバノンは、ただちに関係者に救出を働きかけた結果、PFLP(パレスチナ解放人民戦線)の副議長が金日成に直談判した。

 

・1979年11月に残りの2人の救出に成功した。

 

・こうしてみると中東の人口3百万人のレバノンの方が、国家としては日本よりもよっぽどまともと言えるのではないかと思う。

 

・日本の政治家やマスコミ人、そして、日教組などのなかに北朝鮮を礼賛している人たちがたくさんいたし、日本社会の中で北朝鮮批判はタブーになっていたんです。そして、北朝鮮を盲目的に礼賛していた政治家の責任は大きいですね。

 

 

 

『日本よい国構想』 豊かで、楽しく、力強い日本を!

山田宏  WAC   2010/4/28

 

 

 

<「公正な市場」こそが自由の礎>

・「自由な社会」であるためには「選べる自由(競争)」も重要です。複雑化した現代社会では、社会の善し悪しの判断は公正な市場が行うしかありません。「選べる自由」があるからこそ、それに応えるべく「よいものをつくろう」という競争が生まれ、その結果、商品やサービスの質が上がり、社会全体が豊かになり、イノベーションも活発になり、それぞれに私有財産が蓄積されていきます。

 

・お客が「選べる」こと、まずそのことが大切なのです。料理の味の善し悪しを決めるのは「客」であって、「シェフ」や「賞」ではありません。

 

・この逆のあり方は、計画経済だった、かっての社会主義国でしょう。簡単に言えば、物やサービスの善し悪しを「役人」が決める社会です。

 

・物やサービスの善し悪しを「役人」が決めるのは、社会主義国だけの話ではありません。私たちの社会でも「市場原理主義が格差社会を生む」などという論理で、「役人」による規制が強められることは、往々にして見られることです。これは十分に注意が必要です。

 

・「市場原理主義」などのレッテル貼りで「市場」のもつ重要な価値を全否定してはなりません。

 

・批判の矛先は「儲ければ全て善」だとうそぶいて社会への尊敬と感謝を忘れた拝金主義者たちに対して厳しく向けられるべきであって、「市場」そのものを否定するのは間違いです。

 

・「公正な市場」こそが、お金持ちも貧しい人も、全ての人々を平等に扱う唯一の仕組みであり、なおかつ社会の腐敗を抑止する浄化装置でもあることを忘れてはなりません。私たちの知恵と努力は「いかに規制するか」ではなく、「いかに『公正な市場』をつくりだすか」「そして、それを私たち自身の力で密かに維持していくとか」ということに向けられるべきです。

 

・さらにいうならば、国が高い税金を課して国民の知恵と汗で得た財産を集めることも、決して是としてはいけません。なぜなら、「自分のお金は大事にして使い、人のお金は無駄に使われる」のが、残念ながら人の世の常であり、そして、「人のお金」の最もたるものが、税金だからです。

 

・税金をなるべく安くし、財産をなるべく稼いだ人の手元に多く残すようにして、その人の自由は選択によって使われるようにしたほうが、じつは同じお金が社会により有効に使われるのです。減税こそ、社会にとって善であり、減税こそ最大の規制緩和でもあります。

 

<「道州制」で新しい国のかたちをー「創意と責任」住みやすい国に>

・これまで中央政府で決めて実行してきた仕事をできるかぎり地方に委ねることが大切になります。そして、中央政府には国として一体的に進めなければならない仕事、たとえば、外交、防衛、司法、国家としての教育政策、通貨政策などを指し、その他たとえば、農林水産、国土交通、経済産業といった省庁の仕事は、基本的にすべて地方の仕事とするのです。

 

・その受け皿となる地方の単位は、やはりいまの都道府県では狭く、都道府県をブロック単位でまとめて「道州制」にすべきでしょう。このような道州制は、外交権などはありませんが、いわば「一国のように」経営されていく必要があります。最も重要な権限の移譲は、国の徴税権の移譲です。自らの責任で税を定めていけることこそが、道州制の独立経営の最大の基礎です。

 

<ホームページから、ビジョン「山田宏が目指す日本」>

<小さな政府をつくる>

・貧しい時代は少ない富を集めて地方に分配する中央集権的な国家運営が有効な場合が多い。ところが国が豊かになると、中央政府をできるだけ小さくして地方分権を進めた道州制による統治機構が力を発揮する。

 

 

 

『七人の政治家の七つの大罪』  

平沼赳夫  講談社  2009/4/10

 

 

 

<七人の政治家の七つの大罪とは>

第一の大罪 小泉純一郎の「郵政民営化」

 

第二の大罪 竹中平蔵の「市場原理主義」

 

第三の大罪 安倍晋三の「お友達内閣」

 

第四の大罪 福田康夫の「無気力」

 

第五の大罪 小沢一郎の「変節」

 

第六の大罪 麻生太郎の「パフォーマンス」

 

第七の大罪 平沼赳夫の「無力」

 

・連続9回の当選は、私の信念と生き方に共鳴していただいた有権者の皆様のおかげとしか言いようがない。

 

1、人間性を重んじ、調和のある人間社会の実現をはかる

 

1、自由を守り、平和で豊かな社会環境の実現をはかる

 

1、我が国の伝統文化を守り、自主憲法の制定を期す

 

1、政治屋でない、真の政治家として邁進します

 

<落選議員の苦しみ>

・私が落選した議員の復党を第一に話したのは、彼らの苦しみが手に取るように分かるからだ。というのも私は、初当選までに二度の落選を味わっている。

 

・供託金没収という惨めな敗北である。お金も地盤もなく、生活は苦しかった。家内は岡山市内に借りたアパートの電気料金を気にして、部屋の電気をこまめに消すために部屋を歩きまわるなどして節約に励んでいたものだ。選挙運動にはお金が必要だが、選挙運動をやっていては稼ぐことができない。その悪循環だった。電話が止められたこともある。

 

・今は亡き中川一郎先生にも大いに助けてもらった。

 

・そして筆頭秘書だった鈴木宗男氏を呼び、「今日から平沼君を秘書扱いにする」と言って、私の政治団体の口座に毎月20万円を振り込んでくれることになったのだ。当選するまで一度も欠けることなく、振り込まれたこのお金が当時の私にとっては大事な収入であり、正直なことを言えば、毎月20日の振り込み日が待ち遠しかった。それほど、生活が困窮していたのだ。

 

・そういった経験があるから、復党問題に際して私が第一に考えたのが、落選議員たちの扱いだった。

 

<食料自給率アップで雇用問題解決>

・平成ニューディール政策では、二つの形で農業を推進させていく。一つは、品質の高い、ワン&オンリーの農産品を作ることである。

 

・もう一つの農業推進策は減反政策や農家の高齢化で使われなくなった田畑で大規模かつ生産効率のいい農業を行うことである。いうまでもなく、日本は技術の国だ。今や「野菜工場」が現実のものとなり、ビルの中で2毛作どころか「24毛作」まで可能になっているという。

 

・ワン&オンリーの高級農産物と生産効率のいい大規模農業、この2本立てで日本の食料自給率は必ず上がる。同時に農業に従事する人が増えれば、雇用の 問題も解決に近づくことになるのだ。

 

<有償ボランティア、パート公務員の拡充>

・日本に夢と希望を抱かせ、低力を引き出すーそれが政治家の最大の使命だ。

 

 

中選挙区時代、我々は朝の部会で諸先輩の議論を聞いて政策を勉強した。地元で5〜10人規模の座談会を1000回以上行い、有権者が何に関心があるかを聞きながら国政報告をした。(3)

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 13:25

 

 

『「借金1000兆円」に騙されるな!』

暴落しない国債、不要な増税

高橋洋一   小学館   2012/4/2

 

 

 

<日銀法を改正すべき>

・中央銀行の独立性は、手段の独立性と、目標の独立性に分けられているが、1998年の日銀法改正で、日銀にはそのどちらもが与えられるという非常に強い権限をもってしまった。人事の面で言えば、一度選ばれた総裁、副総裁、理事は、任期を全うするまで政治の側から罷免することさえできなくなっている。

 

・それまで日銀は大蔵省の尻に敷かれていたのだが、大蔵省としては、自分たちはそれほど唯我独尊ではないというポーズを、日銀法改正という形で日銀の独立性をアピールして示したかったのだ。これは日銀にとっては悲願達成だった。

 しかし、本来は政治が、民主主義によって国民から権限を与えられた政府が、インフレ目標を何%にするかを明確に決めるべきだ。日銀が決めるのはおかしい。

 そのうえで、その目標に至るまでの方法は、金融政策のプロである日銀に任せる。つまり手段は独立させるというのが、あくまで世界的な標準だ。

 

<日銀が目標の独立性を手離したくない理由>

・ところが日銀は、そういう形で政策を表に出すのを嫌がる。なぜかというと、どんな金融政策を取るかは、日銀の独立性という名の「権益」と化しているからだ。

 

<どこまで金融緩和すればいいのか?>

・経済政策にとっては将来の「インフレ予想」が必要だ。それまで政府・日銀には、直接的にインフレ予想を観測する手段がなかった。

 具体的には、物価連動債と普通の国債(非物価連動債)の利回り格差から、市場の平均的なインフレ予想を計算する。これを「ブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)」と呼ぶ。

 これは世界中の中央銀行が導入し、使っている。BEIが高すぎると、引き締めなければいけない。低くなりすぎると、もっとお金を伸ばさなければいけない。

 

・ところが最近、BEIを算出されることを嫌ったのか、財務省は物価連動債を新たに発行しなくなってしまった。厄介な指標を計算されないように、元から断ってしまえ、ということなのだろうか。どこの国でも当たり前に計算している指標を、葬りにかかってきているのだ。

 

<正しい金融政策で経済が拡大すれば格差は「縮小」する>

・実際は格差が広がっていても、それぞれに分配があれば、全体としての社会不安は小さくなる。体感的にも、働く意志と能力があるのなら、何がしかの収入を自力で得られるのがいい社会だと素朴に思う。最下層の人の所得を上げるには、たとえ格差が広がっても、最高層を上げるべきだ。最下層を上げるためには全体のパイを増やすのが簡単だからだ。

 それでも働けない人には、生活保護やそれを進化させたベーシックインカムで助ければいい、それにしても、全体のパイを大きくしてからのほうが、より額も厚くできる。

 

<国債は便利なツールとして使えばいい>

・本書は国債をスコープとして、世界経済、そして日本の経済政策を見てきたが、現在の日本においては、国債はあくまでデフレを脱するためにマネーを増やし、将来増えすぎたときは減らすための重要なツールだということになる。

 

・要するに、現時点において国債が果たすべき役割は、日銀からお金を引き出すための道具として活用されればいい、ということになる。

 もし国債を買い過ぎれば、マネーが出すぎて必要以上のインフレになってしまう。その時は、高橋是清を思い出し、市中に国債を売ればいい。するとお金は日銀に還流して少なくなり、調整できる。国債は調節弁に使う。

 

・別に国債でなくてもいいのだが、国債がもっとも流通量が多いので、使い勝手がいいというだけだ。

 国債が、金融市場の中でコメのような役割を果たしていることはすでに述べた通りだが、それは国債の重要さ、流通量、流動性などが他の金融商品と比べて抜けているからだ。国債は金融市場の潤滑油のようなところがある。

 

・それでも、増税しないと財政破綻する、これ以上国債を刷ると暴落する、さらに格下げされるかもしれないという言葉を聞いてどうしても不安になってしまうのなら、CDS保証料に注目していればいい。マーケットで世界中のプロの投資家が、日本国債には何も問題はないと判断していれば、穏当な価格が付いているはずだ。

 それでも財政再建が気になる人は、債務残高対GDPが大きくならないなら心配ないはずだ。その条件は、だいたいプライマリー・バランス(基礎的財政収支)が赤字にならなければいい。

 

<あと900兆円国債を発行しても破綻しない>

・第1章の終わりで、歴史上イギリスがネットの債務残高が二度もGDPの250%前後になったのに、いずれも破綻しなかったことを述べた。

 日本のネットの債務残高のGDP比は70%だから、往年のイギリスと同じ段階まで債務残高をふくらませるとしたら、あと900兆円も国債を発行しなければならないということになる。

 実際にそんなことをする必要はないのだが、もし900兆円国債を発行して、一気に財政出動したらどんな世の中になるか、ちょっと想像してみよう。

 

・さすがに1年では賄いきれないだろうから、9年に分け、年間100兆円ずつ使っていくことにしよう。民間金融機関の消化能力を考えて、全額日銀引き受けにしよう。そうすると、毎年、政府は日銀が刷った100兆円を手に入れられる。日本中のおカネが1年間で100兆円増える。

 政府も投資先が思いつかないので、とりあえず国民全員に配ることにしたとすると、国民1人当たり70万円が分配されることになる。4人家族なら、300万円近い札束が、宅配便か何かで届くのかもしれない。

 これには長年デフレに慣れてきた人たちも、さすがに驚くのではないだろうか。隣の家にも、向かいの家にも何百万円も配られているのだ。

 

・インフレになるということは、為替相場は円高から超のつく円安に変わる。

 とても簡単な計算をすれば、いま米ドルはおよそ2兆ドル、日本円は140兆円存在している。ここから割り出される為替レートは1ドル=70円ということになるのだが、日本円が240兆円になれば、一気に1ドル=120円になることになる。これは小泉政権時のレベルだ。

 これはすごいことになる。米ドルを使う人から見れば、日本製の自動車や家電、精密機器が、半額で買えるわけだ。プリウスが100万円、テレビが2万円で買える感覚だ。おそらくどんなに生産しても間に合わない。

 

・もうひとつ、ここでぜひ考えてほしいのは、お金の量を増やせば経済は回り始めるという法則だ。いきなり100兆円増やせば不必要なインフレを招いてしまうが、では20兆円なら、30兆円なら、あるいは40兆円ではどうなるだろうか。もっとマイルドで、所得の上昇を喜びつつ、貯金することではなく働いてお金を使い、また働くことに喜びと利益を見いだせる世の中になってはいないだろうか。

 

<だんだん変わってきた。未来はある>

・日銀は、間違い続けている。本当は、日銀の多くの人も、間違えていることに気づいているのではないかと思う。

 

<財務官僚・日銀職員は国民のために働くエリートではない>

・バーナンキ議長はかつて、「日銀はケチャップを買えばいい」と言い、何でもいいから買いを入れてマネーを供給すればいいではないかと主張していたが、日銀は、分かっている人から見ればそのくらいもどかしい中央銀行なのだ。

 官僚も博士号所持者は少ない。でも平気でそれなりのイスに座り、うさんくさい経済学もどきをばらまいてミスリードしている。こんなことも、他の先進国の政府職員や、国際機関の職員にはあまりないことだ。

 

<もう日銀は言い逃れできない>

・インフレ目標導入を防戦する日銀の言い訳は、いつも決まって「アメリカが導入していないから」だった。

 バーナンキ教授は、2002年にFRB理事に指名された。

 実は以前、私はバーナンキ教授本人からインフレ目標の話を聞いていた。必ず将来インフレ目標を導入するはずだと予測した。

 しかし、多くの人からバッシングされた。そんなことをするわけがないだろうと叩かれた。ところが、2012年2月、現実のものになった。

 困ったのは、日銀の人たちだ。

 

・もう言い逃れはできない。何が日本経済のためになるのかを、真剣に考えてほしい。そうしなければ、この国から成長力が削がれる。その先に待っているのは、本物の「破綻」だ。

 

 

 

『築土構木の思想』  土木で日本を建てなおす

藤井聡   晶文社    2014/7/25

 

 

 

<世間は皆、虚言ばかりなり>

・「土木」というと、多くの現代日本人は、なにやら古くさく、このITやグローバリズム全盛の21世紀には、その重要性はさして高くないものと感じているかもしれません。

 とりわけ、「人口減少」や「政府の財政問題」が深刻化している、と連日の様に様々なメディアで喧伝され続けている今日では、今更、大きなハコモノをつくる様な土木は、時代遅れにしか過ぎないだろう、というイメージをお持ちの方は多いものと思います。

 しかし、今日私たちが信じている様々な常識が、実は単なる「虚言」(ウソ話)にしか過ぎないという事例には、事欠きません。

 

<築土構木の思想>

・この言葉は、中国の古典『淮南子』(紀元前2世紀)の中の、次のような一節に出て参ります。すなわち、「劣悪な環境で暮らす困り果てた民を目にした聖人が、彼等を救うために、土を積み(築土)、木を組み(構木)、暮らしの環境を整える事業を行った。結果、民は安寧の内に暮らすことができるようになった」という一節でありますが、この中の「築土構木」から「土木」という言葉がつくられたわけです。

 

・すなわち、築土構木としての土木には、その虚言に塗れた世間のイメージの裏側に、次の様な、実に様々な相貌を持つ、われわれ人間社会、人間存在の本質に大きく関わる、巨大なる意義を宿した営為だという事実が浮かび上がって参ります。

 

第一に、土木は「文明論の要」です。そもそも、土木というものは、文明を築きあげるものです。

 

第二に、土木は「政治の要」でもあります。そもそも築土構木とは、人々の安寧と幸福の実現を願う、「聖人」が織りなす「利他行」に他なりません。

 

第三に、現代の土木は「ナショナリズムの要」でもあります。現代の日本の築土構木は、一つの街の中に収まるものではなく、街と街を繋ぐ道路や鉄道をつくるものであり、したがって「国全体を視野に納めた、国家レベルの議論」とならざるを得ません。

 

第四に、土木は、社会的、経済的な側面における「安全保障の要」でもあります。社会的、経済的な側面における安全保障とは、軍事に関わる安全保障ではなく、地震や台風等の自然災害や事故、テロ等による、国家的な脅威に対する安全保障という意味です。

 

第五に、土木は、現代人における実質上の「アニマル・スピリット(血気)の最大の発露」でもあります。

 

第六に、土木こそ、机上の空論を徹底的に排した、現場実践主義と言うべき「プラグマティズム」が求められる最大の舞台でもあります。

 

<土木で日本を建てなおす>

・そもそも、今日本は、首都直下や南海トラフといった巨大地震の危機に直面しています。今日の日本中のインフラの老朽化は激しく、今、適切な対応を図らなければ、2012年の笹子トンネル事故の様に、いつ何時、多くの犠牲者が出るような大事故が起こるか分からない状況にあります。

 

・巨大地震対策、インフラ老朽化対策については多言を弄するまでもありません。

 大都市や地方都市の疲弊もまた、日本人がまちづくり、くにづくりとしての築土構木を忘れてしまったからこそ、著しく加速してしまっています。そして、深刻なデフレ不況もまた、アニマル・スピリットを忘れ、投資行為としての築土構木を我が日本国民が停滞させてしまった事が、最大の原因となっています。

 だからこそ、この傾きかけた日本を「建てなおす」には、今こそ、世間では叩かれ続けている「土木」の力、「築土構木」の力こそが求められているに違いないのです。

 

<公共事業不要論の虚妄  三橋貴明×藤井聡>

<インフラがなくて国民が豊かになれるはずがない>

・(藤井)三橋先生は、みなさんもよくご存じの通り、いま政府が採用しているアベノミクスというデフレ脱却のための政策の、理論的バックボーンをずっと長らく主張されてきた先生です。ならびにかなり早い段階から、経済政策としてもインフラ投資をやるべきだというお話をされています。

 

・(三橋)もうひとつはですね、公共投資を増やし、インフラを整備しなければいけないというと、よくこういうレトリックが来るわけですよ。「財政問題があるから公共投資にカネが使えず、インフラ整備ができない」と。日経新聞までもが言いますよ。要は予算がないと。これは全然話が逆で、日本は政府にカネがないから公共投資ができないんじゃないんですよ。公共投資をやらないから政府にカネがないんです。

 

・(三橋)そこで、政府が増税やら公共投資削減やらをやってしまうと、ますます国内でお金が使われなくなり、デフレが深刻化する。実際、日本は橋本政権がこれをやってしまったわけです。日本のデフレが始まったのはバブル崩壊後ではなく、97年です。

 

・公共投資を増やせばいいじゃないですか。財源はどうするか。それは建設国債に決まっていますよ。公共投資なんだから、国の借金がいやなら、日銀に買い取ってもらえばいいじゃないですか。

 

<国の借金問題など存在しない>

・(三橋)いずれにしても「公共投資に20兆も使っているんですよ!」といわれると、国民は「天文学的数字だ!」となってしまう。国の借金も1000兆円とか。

 ただし、その種の指標は数値をつなげて考えなくてはいけない。GDPが500兆の国が、公共投資20兆というのは、むしろ少なすぎるだろうと。しかもこんな自然災害大国で。そういうふうに相対化して比較しなくてはいけない。

 

 もうひとつは、最近、私が発見して流行らせようとしているんだけど、いわゆる国の借金問題。正しくいうと政府の負債ね。あれって、日銀が昨年からずっと量的緩和で買い取っているじゃないですか。だから、政府が返済しなければいけない借金って、いまは実質的にどんどん減ってきているんですよ。まあ国債が日銀に移っているんだけど、日銀は政府の子会社だから、あんなもの返す必要がない。国の借金問題なんて、いまはもう存在しないんですよ、実は。

 

・(三橋)もうひとつ怪しいのがありまして、社会保障基金。あれも100兆円くらいあるんだけど、中身は国民年金、厚生年金、共済年金なんですよ。政府が政府にカネを貸しているだけ。こういうのも「国の借金!」としてカウントして、本当にいいのかと思う。とにかく入れるものは全部詰め込んで、「はい1000兆円、大変でしょう」ってやっている。

 

・(三橋)日本政府は金融資産が500兆円くらいありますから、一組織としての金融資産額としては世界一じゃないですか。アメリカよりでかい。そのうち100兆くらい外貨準備です。残りは先ほどの社会保障基金。共済年金や厚生年金の持っている国債だから、そういうのは、絶対に相殺して見なくちゃいけないんだけど。

 

・(三橋)全部「借金」に詰め込んでいるわけですよね。しかも日銀が量的緩和で国債を買い取っている以上、返済が必要な負債はなくなってきているのに、それでもそういうことは報道されない。

 

・(三橋)(デフレの悪影響は)過小評価されています。デフレがどれほど悲惨な影響を及ぼすか、わかっていない。マスコミは「デフレになると物価が下がりますよ」としか言わないじゃないですか。だから、何が悪いんだ、みたいな話になりますが、違いますよね。デフレ期は所得が減ることがまずい。さらに問題なのは、所得が減るとはつまりは企業の利益が減るということなので、次第にリストラクチャリングとか倒産・廃業が増えていき、国民経済の供給能力が減っていくわけですよ。供給能力とは潜在GDPですよ、竹中さんの大好きな。

 

・(三橋)デフレこそが、まさに潜在GDPを減らしていますよ。典型的なのが建設企業です。1999年に60万社あったのが、いまは50万社を割ってしまった。10万社以上消えた。これ、経営者が相当亡くなられています。自殺という形で。

 

・(藤井)建設業というのは、築土構木をするための技術と供給力を提供しているわけですが、その力がデフレによって小さくなってきている。それこそ、会社の数でいって6分の5にまで減少している。実際、会社の数だけではなく、それぞれの会社の働いている方や、能力などを考えると、その供給力たるや、さらに落ち込んで来ていることがわかる。労働者の数だって、かっては700万人近くいたのが、今では500万人を切っている。実に3割近くも建設労働者は減ってしまった。

 

・(藤井)つまり、公共事業を半分近くにまで大幅に削減すると同時に、デフレで民間の建設事業も少なくなって、建設産業は大不況を迎えた。その結果何が起こったかというと、わが国の建設供給能力の大幅な衰退なわけです。実は、これこそが、日本国家にとって、深刻な問題なんです。でも、一般メディアでも経済評論家たちも、この問題を大きく取り上げない。

 

<築土構木の思想は投資の思想

・(三橋)しかもやり方は簡単なんだから。日銀が通貨発行し、政府がそれを借りて使いなさい、というだけでしょう。しかもですよ、環境的にやることが見つからないという国もあるんですよ。でもいまの日本は、もちろん東北の復興や、藤井先生が推進されている国土の強靭化とか、インフラのメンテナンスとか、やることはいっぱいあるんですよ。なら、やれよ、と。建設企業のパワーがなくなってしまったため、そちらのほうがボトルネックになっていますよね。

 

・(三橋)建設の需要がこのまま続くかどうか、信用していないんですね。またパタッと止まったら、またもや「コンクリートから人へ」などと寝言を言う政権が誕生したら、またもやリストラですか、っていう話になってしまいますからね。

 

・(藤井)さらに建設省の公共投資額という統計の農業土木という分野を見ると、昔はだいたい1兆数千億円くらいあったのが、いまはもう2、3千億円程度になっている。民主党政権になる直前は6千数百億円だった。でも、民主党政権下で60%も減らされた。

 

<朝日と日経が共に公共投資を批判する愚>

・(藤井)いまのお話をお聞きしていますと、いわば「アンチ政府」とでも言うべき方々の勢力、市場主義で利益を得られる方々の勢力、「緊縮財政論者」の勢力、「財政破綻論者」の勢力、といった重なり合いながらも出自の異なる4つの勢力がある、ということですね。つまり、仮にその4つがあるとすれば、その4つが全部組み合わせて作り上げられる「四すくみの四位一体」が出来上がって、それが一体的に「公共事業パッシング」の方向にうごめいている、というイメージをおっしゃっているわけですね。

 

<国の借金、日銀が買い取ればチャラになる>

<日本ほど可能性のある国はない>

・(三橋)安全保障面ではアメリカべったりで、ひたすら依存していればうまくいきました。もう1つ、大きな地震がなかった。1995年の阪神・淡路大震災まで大震災がなかった。国民は平和ボケに陥りつつ、分厚い中流層を中心に、「一億総中流」のいい社会を築いたんだけど、非常事態にまったく対応できない国だったことに変わりはないわけです。

 ということは、いまから日本が目指すべき道は、非常事態に備え、安全保障を強化することです。結果として、高度成長期のように中間層が分厚い社会をもう一回つくれると思いますよ。最大の理由は、デフレだから。デフレというのは、誰かがカネを使わなくてはならない。

 

・(藤井)外国はそれがグローバルスタンダードなんですね。ですからグローバル―スタンダードに合わせすぎると、日本もせっかくすごい超大国になれる道をどぶに捨てることになりますね。

 

 

 

『エコノミスト   2016.4.19 

 

 

 

<識者7人が採点 黒田日銀3年の評価>

<70点 失業率低下が政策の正しさを証明 2%未達は消費税増税が原因  (高橋洋一)>

・この3年の日銀を評価する基準は2つある。失業率とインフレ率だ。

 まず完全失業率は3.3%(2月時点)まで下がっている。金融政策は失業率に効く。失業率が改善しているから、期待への働きかけや波及経路は機能しており、量的・質的金融緩和(QQE)が正しかったことを示している。

 

・原油安によってインフレ2%を達成できなかったという日銀の説明は、短期的には確かにそうだが、3〜4年で見ると影響はなくなる。消費増税の影響を見通せなかったので、結局、原油安を方便として使っている。

 

・日銀当座預金への0.1%のマイナス金利の導入は金融緩和として評価できる。

 

・金利を下げて、民間金融機関の貸し出しを後押しすれば、借りたい企業や人は出てくる。ビジネスをしたい人にとってはチャンス到来だ。

 

・国債などの政府債務残高は現在、約1000兆円。日本政府の資産を考えると、ネット(差し引き)で500兆円になる。そこに日銀を政府との連結で考えると、日銀が300兆円分の国債を持っているから、政府債務は連結すると200兆円ということになる。GDP比で考えると欧米より少ない。

 そして、日銀が出口戦略に入る時も国債を吐き出す(売る)ことをせずに、GDPが上がるのを待てば、日本政府の財政再建が実はもう少しで終わる。財政ファイナンスで最悪なのは、ハイパーインフレになることだが、今の日本はインフレ目標もあり、その懸念はない。国債も暴落しなくていい。何も悪いことない。

 

 

 

『最強国家ニッポンの設計図』  ザ・ブレイン・ジャパン建白

大前研一   小学館   2009/6/1

 

 

 

<核、空母、憲法改正、そして国民皆兵制もタブー視しない真の国防論>

<北朝鮮を数日で制圧するだけの「攻撃力」を持て>

・外交は時に戦いである。いや、むしろ国家と国家の利害が対立する場面ほど外交力が必要になる。そして時に「戦争」というオプションも視野に入れておかなければ、独立国家としての対等の外交は展開できない。

 

・本当に必要かつ十分な軍備とは何かを考えておく必要がある。

 

・自力で国を守るのは至極当然のことだ。大前提として戦争を抑止するには「専守防衛」などと言っていては駄目だ。

 

・具体的には、射程距離1000km以上のミサイル、航空母艦、航続距離の長い戦略爆撃機、多数の上陸用舟艇などを中国地方や九州地方に配備するべきだ。

 

<突然豹変して威圧的になるのが、中国の常套手段>

・ただし私は、中国との戦いは実際には起きないだろうとみている。中国が周辺国を挑発しているのは、侵略の意図があるからというより、実は国内の不満を抑えることが最大の目的だと思われるからだ。いま中国政府が最も恐れているのはチベット問題や新疆ウイグル問題、あるいは法輪功、失業者、農民等の不満による内乱がある。それを避けるためにはあえて国境の緊張を高めて国民の目を外に向けようとしているのだと思う。

 

<国民皆兵で男女を問わず厳しい軍事訓練を経験させるべきだ>

・ただし実際に「核兵器」を保有する必要はない。それは敵を増やすだけだし、維持するのも大変なので、むしろマイナス面が大きいだろう。国家存亡の脅威に直面したら90日以内に核兵器を持つという方針と能力を示し続け、ロケットや人工衛星の技術を高めるなど、ニュークリア・レディの技術者を常に磨いておくことが重要だと思う。また欧米の同盟国に日本のこうした考え方を説明し納得してもらっておく必要がある。

 

・ソフトウェアの第一歩とは、すなわち「憲法改正」である。現行憲法は再軍備をしないという条文しかないので、開戦と終戦の手順はもとよりそれを国会がきめるのか首相が決めるのか、といったことすら想定していない。自衛隊についてもシビリアン・コントロールについても定義は明確ではない。つまり今の日本には“戦う仕掛け”がない。

 

<中国の人権問題を「ハードランディング」させると7億人の農民が世界を大混乱に陥れる>

<中国政府が気づかない「2つのズレ」>

・いま中国政府が理解すべきは自分たちが考える常識と世界が考える常識がズレている、ということだ。ズレは2つある。

 

・一方、中国は今もチベットや新疆ウイグルなどを征服したという認識は全くない。

 

・もう一つのズレは、中国が宗教の自由を認めないことである。

 

<台湾もチベットも独立させて中華「連邦」を目指せ>

<私の提案に賛同する中国指導者たちは、起て!>

・現在の中国で国民に自治と自由を与えたら、不満を募らせている7億人の農村戸籍の人々が都市に流入して大混乱が起きる。力と恐怖による支配を放棄すれば、暴徒化した農民たちが中国人資本家や外国人資本家を襲撃して富を略奪するかもしれないし、第2の毛沢東が現れて、より強力な共産国家を作ってしまうかもしれない。

 

・なぜ、国民に移動の自由さえ与えていないのかを真剣に考えたことのない欧米諸国が、自分たちの基準を中国に当てはめて、人権だと民主主義だのとなじることも間違いなのだ。

 

<「世界に挑戦する日本人」第4の黄金期を築け>

<世界に飛び出せない“偽エリート”の若者たち>

・どうも最近の日本人はだらしない。基本的な能力が低下しているうえ、気合や根性もなくなっている。

 私は、アメリカのスタンフォード大学ビジネススクールやUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)で教えていたが、クラスにいた日本人留学生は実に情けなかった。

 

・英語こそ、そこそこのレベルではあったが、中国、韓国、ヨーロッパ、中南米などの他の国々から来たクラスメートの活発な議論に加わることができず、覇気がなくてクラスへの貢献もあまりできていなかった。

 

・私は、若い頃、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)大学院に留学した。1960年代の後半である。あの時代は、日本を離れる時に家族と水杯を交わし、博士号が取れなかったら日本に帰れないという悲壮な覚悟で太平洋を渡った。実際、博士号が取れずにボストンのチャールズ川に投身自殺したクラスメートもいた。留学中の3年間、私は(お金がないせいだが)一度も帰国しないどころか自宅に電話さえかけなかった。

 ところが今の日本人留学生は日常的に携帯電話で自宅と連絡を取り、嫌になったら簡単に逃げ帰る。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

 

<高橋洋一>

主張

 

増税する前に、まず政府の無駄な出費を減らすことを主張する、上げ潮派の論客。1998年から在籍したプリンストン大学ではベン・バーナンキの薫陶を受けた。いわゆるリフレ派であると目される。

 

埋蔵金

2008年(平成20年)には、いわゆる「霞が関埋蔵金」が存在すると主張し、翌年に発生した世界金融危機に際しては、政府紙幣の大量発行によって景気回復を試みるよう提言した。

 

日本の財政について

財務省時代に国のバランスシートを作成(2012年現在は財務書類という名称で公表)し、国の借金は900兆、資産は500兆、差し引き400兆の負債であり、これを踏まえて財政を論議しなければならないと、増税を主張する財務省やマスコミを批判している。

 

日本の財政再建のためには、大胆な金融緩和によるリフレーション政策で経済を成長させ、税収の自然増を図るべきであると主張している。また2013年の時点で「日本は世界1位の政府資産大国」であり、国民1人あたり500万円の政府資産があり、売却すれば金融資産だけで300兆円になると主張している。

 

日本銀行批判

大蔵省在籍中から、日本銀行による金融政策への批判を繰り返してきた。構造改革論が盛んに論じられた2002年には、構造改革の模範と目されたニュージーランドがかつて、金融政策によってデフレーションに陥る危機を脱したことを指摘、インフレーション目標を採用しない日本銀行を批判した。

 

日本銀行はハイパーインフレーションを恐れ、紙幣の大量発行を拒否しているが、40兆円の需給ギャップがあるのでそうはならないとも主張している。その後、銀行の持つ国債を日銀がデフレ(需給、GDP)ギャップ分の30兆(2012年4月-6月は10兆(朝日新聞))円分引き取り、紙幣を供給する政策も主張している。

 2012年現在の金融政策について、「日銀が100兆円ほどの量的緩和をすれば株価も5000円程上昇、そうしないと日本の景気回復(デフレ脱却)とはならない。今の日銀の5兆-10兆円での量的緩和では、海外からは見劣りし周回遅れである」と批判している。

アベノミクスの三本の矢で最も重要なのは『金融緩和である』としている。

 

 

中選挙区時代、我々は朝の部会で諸先輩の議論を聞いて政策を勉強した。地元で5〜10人規模の座談会を1000回以上行い、有権者が何に関心があるかを聞きながら国政報告をした。(2)

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 13:24

 

<円安戦略では、日本は勝てない

・時代そのものが変わったので、通貨は強いほうがよくなったのですが、日本が変わったことも、日本にとって円が強いほうが国益になる第2の理由です。

 

・日本はもはや超成熟経済国家です。高齢化ばかりに話題がふられていますが、実は、これまでのノウハウなど蓄積がものすごい。経済にとって大きな財産が蓄積されています。

 同時に、日本文化やライフスタイルが、世界的に貴重で価値あるものだと思われています。

 今や、日本そのものの価値、社会の価値はものすごいものなのです。

 

・そして、これらの貴重な資産は、経済的には、円またはドルで金銭的に評価されます。ですから、この評価をグローバルには下げることになる通貨安というのは、問題外なのです。

 通貨を安くして韓国と競争するという発想自体が時代遅れであり、おかしいのです。

 

・そして、韓国のような国は世界中にたくさんあります。それらのすべての国と戦うのは、美学としてはいいかもしれませんが、無理です。本来日本が有利な土俵ではありません。日本のよさが最大限発揮できる、きちんとした利益が出る土俵で戦うべきなのです。

 日本の土俵とは、今から大規模投資をして、コスト競争、品質競争をするような分野、スタイルではなく、ソフトの戦いとなる土俵。つまり、人間のアイデアや文化、ライフスタイルの厚み、歴史、独自性が発揮されるような分野です。そういう分野に力を入れて稼ぐべきなのです。

 

<大事なことは、通貨安競争をすれば日本は負ける、ということです。>

・日本の場合は違います。下手に通貨を安くしたら、上場企業がドル建てで見たら割安になってしまう。あとから追いかけてくる国、自分たちではとうてい日本が築き上げたノウハウを生み出せない国が、カネでノウハウの詰まった企業を買ったり、優秀な技術者を高い年俸雇ってしまったりするのです。

 

・ですから、日本は通貨安競争などするべきではない。日本以外の成熟国で通貨安競争をしている国はありません。

 ドイツがユーロ安のおかげで輸出が好調で景気がいい、というのはユーロ圏のなかの一領域の話なので、例外です。日本で言えば、東京だけが好調だというのと同じことです。ユーロ全体では、ユーロの価値を維持することに必死なのです。

 

<ドル思考で広がるグローバル戦略>

・第3にビジネスモデルが古い、円安志向の理由として、時代認識、日本の世界経済における位置づけの認識、これらが共に古いということを述べてきたのですが、さらに、世界経済で戦う個々の企業レベルでも、ビジネスモデルが古いのです。だから、超大企業のトヨタですら円安を喜んでいるのです。

 

<グローバル企業とは、ドルで経営戦略を考える企業。そういう企業のことです。>

・米国だけが、世界ではありません。しかし、通貨においては、ユーロの登場により相対化が進んだといってもやはり基軸通貨はドルなのです。とりわけ金融市場においては、すべてはドルです。そうであれば、ドルをどれだけ増やすか。それを軸に据えた企業。それがグローバル企業なのです。

 

・その場合、円高になると、日本本社のドル価値が上がります。円建ての自社の株式の時価総額が上昇します。これをどう利用するか?

 コストが安いという理由だけで、生産拠点を移すのは、実はよくありません。なぜなら、為替レートは変動するので、一時的なレートの安さでそこを選んでも、高くなってしまう可能性があるからです。

 

・為替がずっと円高なら、いつでもいい企業を見つけた瞬間に買えます。毎日がバーゲンセール。それも、円という世界に住んでいる自分たちだけへのバーゲンセールなのです。このチャンスを逃してはいけません。

 

<日本企業の価値の源泉>

・こういう状況においては、逆説的ですが素晴らしいモデルをひとつつくり上げて、それを世界に売り込むというのが、ひとつの道です。

 

・日本企業が日本企業であり続けるためには、日本という「場」、東京という「場」、あるいは京都という「場」、日本の本社や研究所が立地するその「場」が、何かそこでしか生み得ないものを生み出す「場」でないといけません。

 

・ドルで戦略を考え、生産拠点、市場をグローバルなポートフォリオと考え、同時に、企業の根源的な価値を生み出す「場」を日本に据え、世界のどの企業とも違う企業であり、世界唯一の製品を生み出し、それを世界市場に打ち出していく。

 

<クルーグマンは間違っている>

・クルーグマンの理論には、同時にもうひとつ大きな前提があります。それは、消費者は十二分な資産や所得があるということです。

 

・一般的なインフレーションでは、多くのモノの値段が上がるわけですから、生涯の所得が減るのであれば、今から少しずつ倹約しなければなりません。日本経済の将来は依然として不安で、公的年金の将来の支給額の減少や将来の消費税の増税などを考えると、さらに不安になってきます。

 ですから、現在、デフレに対応して広まっている節約生活が、一時的な負景気対策ではなく、生涯にわたるものになります。日本の消費者の大多数は、倹約家になり、インフレの下で景気はさらに悪化することになるのです。

 

・駆け込み需要を促すような役割をマイルドなインフレが果たすためには、給料、所得も、インフレに連動して同じ額だけ上がらないといけません。

 同時に、消費者は、十分に所得または資産があって、お金が余っている人でないと、モノの値段が上がってしまう前にあらかじめ買っておこうとは思いませんから、駆け込み需要があるとしても、それは、相当なお金持ちだけの話なのです。

 

<デフレスパイラルは存在しない>

・一方、デフレスパイラルも話も誤りで、価格だけが勝手に動くと考えているところがおかしいのです。

 もう一度整理すると、デフレスパイラルとは、物価が下がり続け、それにより、企業の売り上げが減り、それに応じて給料が下がり、その結果、人々が消費を減らし、その結果、モノの値段はますます下がり、この悪循環が継続し、経済は縮小し続ける、ということでした。

 

・物価が下落するには理由が必要です。そして、それは需要不足です。マクロレベルでも、ミクロレベルでもそれは同じです。企業は売れないから、価格を下げる。経済全体で需要が弱いから売れないので、すべての企業は価格を下げる。だから、全体的な価格が下落し始める。

 つまり、物価が下落する結果、景気が悪くなるのではなく、景気が悪いので、需要が弱く、その結果が物価の下落となるのです。

 ですから、デフレスパイラルというのは存在しないのです。

 

<リフレではなく何をするか?>

・日本経済にとって必要なのは、雇用です。それ以外はありません。なぜなら、人間こそが、経済を動かす力であり、社会を豊かにするものだからです。

 人間は必要とされていないと活力を失います。必要とされることのひとつがお金を得るために働くということです。

 

・人的資本の蓄積をもたらす雇用。そういう雇用を増やす。これが唯一の日本経済の改善策です。

 

・人的資本の蓄積をもたらす雇用とは、働くことによって学ぶ機会があり、やりがいを持って働くことができる仕事です。

 その学びとは、仕事上の蓄積もあれば、人間としての成長ということもあります。個人は成長し、充実感を得ることによって幸福を感じ、そして何より、働き手として、価値のある労働力になっていくのです。これで日本経済は成長します。

 

<人的資本の蓄積は、とりわけ若年層にとって重要です>

・ですから、政策としては若年雇用の確保、そして、その質の向上。これに全力を挙げるべきです。

 この具体策は、また改めて別の機会にしたいと思いますが、ひとつの提案は、学校をつくることです。日本には素晴らしい学校もあり、一方、役に立たないと言われている大学もあります。

 素晴らしい学校のひとつである、高等専門学校、いわゆる高専を拡大、充実させます。

 

・この高専を、工業以外の分野にも広げ、充実させるのです。

 農業、漁業。これは、2011年の大震災の被災地に建設するのがいいと思います。被災地に必要なのは、人なのです。そして、質の高い仕事、雇用なのです。

 

・これからは、工業はもちろん、農業、漁業でも、グローバルに活動していく必要があります。そのチャンスがあります。そのために、これまでの高専に加え、大学院を併設します。大学はいりません。

 

・若年だけではありません。高齢者も人的資本が蓄積できるように、学校をつくります。定年退職後、働く意欲も能力もある人がたくさんいます。しかし、その場面がない人もいます。そこで、もう一度、教育を受けて、これまでの経験に加えて、その時代のニーズに合わせた知識や技術を身につけて新しい仕事をするのです。これまでの経験とシナジー(相乗効果)が生まれるかもしれません。

 

・中年層も同じです。これからは、海外の工場と低賃金争いをして、従来と同じように比較的単純な作業の雇用まで守ろうとしても無理です。日本人技術者は、プレイヤーではなく、これからはコーチになるのです。プレイングマネージャーでもいいかもしれません。一線で働きつつ、新興国へ赴任、出張して、現地の労働者、スタッフのコーチになるのです。

 そのためには、技術そのもののレベルが高いだけでは駄目で、異文化の労働者、技術者、スタッフをリードするコーチとしての能力と経験が必要になってきます。そういう学校、教育も必要です。

 

・日本経済は、新しい現在の世界経済構造のなかで、新しい役割を担うのです。その場合もすべては「人」です。その「人」に、新しい構造のなかで、新しい役割を持たせ、新しい働き方をつくる。そのために、政府の政策は動員されるべきなのです。

 

 

 

『円高・デフレが日本を救う』

小幡績  ディスカヴァー携書  2015/1/31

 

 

 

<21世紀最大の失策>

・しかし、やったことは間違っている。現実経済の理解も間違っている。戦術的に見事である以外は、最悪の緩和だった。

 結果も間違い。現実認識も間違い。最悪だ。

中央銀行としては、21世紀最大の失策の一つとも言える。なぜか?

 

・まず、原油下落という最大の日本経済へのボーナスの効果を減殺してしまうからだ。

日本経済の最大の問題は、円安などによる交易条件の悪化だ。原油高、資源高で、資源輸入大国の日本は、輸入に所得の多くを使ってしまい、他のものへの支出を減らさなければならなくなった。これが今世紀の日本経済の最大の問題だった。交易条件の悪化による経済厚生の低下として経済学の教科書に載っている話そのものだ。

 

・その結果、他の支出へ回すカネが大幅に減少した。雇用が増え、勤労所得が増えても、資源以外は買えるものが減り、より貧しくなったという生活実感だった。

 この実感は、数字的にも正しく、輸入資源以外への可処分所得が減少したのである。これが実感なき景気回復である。

 

・影響は原油だけではない。円安が急激に進むことによって、多くの生活必需品、原材料が高騰した。パソコンや電子機器の部品を含めて輸入品はすべてコスト高となった。我々は貧しくなった。

 

・そして、さらに根本的な誤りがある。テクニカルだが、将来の危険性という意味では最も危険で致命的な誤りがある。

それは、誤った目的変数に向かって戦っていることである。

誤った目的変数とは、期待インフレ率である。期待インフレ率とはコントロールできない。

それをコントロールしようとしている。不可能なことを必死で達成しようとしている。

この結果、政策目的の優先順位まで混乱してしまった。期待インフレ率のために、あえて日本経済を悪くしてしまっている。

 

・異次元緩和という、長期にはコストとリスクを高める政策をわざわざ拡大して、わざわざ日本の交易条件の悪化を目指している。長期のコストとリスクを拡大することにより、短期的に日本経済を悪くしている。しかも、それをあえて目指している。

 21世紀中央銀行史上最大の誤りだ。

 

<量的緩和による中央銀行の終焉>

・ここで、量的緩和のリスクについて触れておこう。

 量的緩和とは、現在では、実質的には国債を大量に買い続けることである。これはリスクを伴う。国債市場がバブルになり、金融市場における長期金利、金融市場のすべての価格の基盤となっている価格がバブルとなるのであるから、金融市場が機能不全になる。

 それを承知で、すなわち、バブル崩壊後の金融市場の崩壊のリスクは覚悟のうえで、国債を買い続けている。中央銀行が買い続けている限りバブルは崩壊しないで、そのバブルが維持されている間になんとかしよう、という政策である。

 

・この最大のリスクは、財政ファイナンスだと見なされることである。それによって、中央銀行に対する信頼性、貨幣に対する信任が失われることである。

 財政ファイナンスとは、政府の赤字を中央銀行が引き受けるということである。実質これが始まっている、という見方もあり、アベノミクスとは異次元の金融緩和に支えられた財政バラマキであるという議論も多い。 

 

・財政ファイナンスに限らない。貨幣およびその発行体である中央銀行に対する信任が失われるのであれば、その原因は、きっかけは何であれ、中央銀行は危機を迎える。危機と言うよりも終わり、中央銀行の終である。

 量的緩和は、あえて、自己の信用を失わせるような手段をとりつつ、信用を維持することを目指すという綱渡りのような、非常に危うい政策なのである。

 

<米国FEDと日銀の根本的違い>

・実は、国債などを大量に買い入れるという、この「量的緩和」は米国も行ってきた。

しかし、「量的緩和」は前述のようなリスクを伴う危うい政策である。このような危うい政策は、どこかで脱出しないといけない、できれば、勝ち逃げして逃げ切りたい、つまり、景気刺激といういいとこどりをして逃げ切りたい……。

 

・米国中央銀行FEDは脱出に成功しつつある。出口に向かい始めたのだ。しかし、日本は脱出に失敗するだろう。なぜなら、米国FEDとは根本的に考え方が違うからだ。日銀は、達成できない目標を掲げ、その達成に向けて全力を挙げているからだ。

 

・なぜ、米国が成功し、日本が失敗するのか?

 米国は、インフレターゲットは手段であり目的ではない、ということをわかっているからだ。

 彼らは、2%のインフレターゲットを掲げながら、インフレ率が2%に達していなくても、出口に向かい始めた。なぜなら、目的は米国経済だからだ。失業率が十分に下がれば、インフレ率がターゲットに達していなくとも、異常事態の金融緩和を解消し、正常化に向かい始めるべきだ、と判断したのだ。米国は手段と目的を取り違えていないのである。

 

<期待インフレ率を目的とする致命的誤り>

・なぜ「期待インフレ率」を目標とすることが、そこまで致命的に誤っているのか?もう少し詳しく述べておこう。

 第一に致命的なのは、目標を達成する手段を持っていないことである。

 期待インフレ率という目標を達成する手段を中央銀行は持っていない。手段のない目標は達成できるはずがない。だから、これは永遠に達成できない目標であり、たまたま運良く経済インフレ率が2%に来て、そこにたまたまとどまってくれることを祈るしかない。これは祈祷である。祈祷だから、異次元であることは間違いがない。

 

 

 

『「新富裕層」が日本を滅ぼす』

金持が普通に納税すれば、消費税はいらない!

武田知弘 著  森永卓郎 監修  中央公論新社 2014/2/7

 

 

 

<必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ>

・世界の10%以上の資産を持っているのに、たった1億数千万人を満足に生活させられない国・日本、必要なのは経済成長や消費増税ではなく、経済循環を正しくすることなのだ。「富裕層」と「大企業」がため込んで、滞留させている富を引っ張り出し、真に社会に役立てる方策を考える。

 

<バブル崩壊以降に出現した“新富裕層”とは?>

・今の日本人の多くは、現在の日本経済について大きな誤解をしていると思われる。たとえば、あなたは今の日本経済について、こういうふうに思っていないだろうか?

 

・バブル崩壊以降、日本経済は低迷し国民はみんなそれぞれに苦しい。

 

・金持ちや大企業は世界的に見ても高い税負担をしている。日本では、働いて多く稼いでも税金でがっぽり持っていかれる

 

・その一方で、働かずにのうのうと生活保護を受給している人が増加し、社会保障費が増大し財政を圧迫している

 

・日本は巨額の財政赤字を抱え、少子高齢化で社会保障費が激増しているので消費税の増税もやむを得ない

 

・これらのことは、きちんとしたデータに基づいて言われることではなく、経済データをきちんと分析すれば、これとはまったく反対の結果が出てくるのだ。

 

<消費税ではなく無税国債を>

<日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」>

・「失われた20年」と言われるように、日本の経済社会は、長い間、重い閉塞感に包まれて来た。アベノミクスで若干、景気は上向いたものの、消費税の増税もあり、今後、我々の生活が良くなっていく気配は見えない。

 なぜこれほど日本経済は苦しんでいるのか?

現在の日本経済の最大の問題は「金回りの悪さ」だと言える。

 

・政府は、財政再建のために消費税の増税にゴーサインを出した。しかし、消費税は「金回り」を悪くする税金なのである。消費税を導入すれば、もともと大きくない内需がさらに冷え込むことになる。また消費税というのは、国全体から広く浅く徴収する税金なのである。

・筆者は、お金の循環を良くして財政を再建するために、ある方法を提案したい。それは、「無税国債」という方法である。

 

<「無税国債」とは何か?>

・無税国債の狙いは、国民の金融資産1500兆円の中に眠る“埋蔵金”を掘り起こすことにある。

 

・実は無税国債にはモデルがある。フランス第四共和制下の1952年、時の首相兼蔵相のアントワーヌ・ピネー(1891〜1994年)が発行した相続税非課税国債である。

 フランスは当時、インドシナ戦争で猛烈なインフレが起きて財政が窮乏していたが、時限的に相続税を課税しないピネー国債を出したところ飛ぶように売れ、ただちに財政が健全化して戦費の調達もできた。これをブリタニカ国際大百科事典は「ピネーの奇跡」と書いている。

 

<莫大な個人金融資産を社会に役立てることができる>

・ただ、この個人金融資産を社会に引っ張り出すのは容易なことではない。個人金融資産は、個人の持ち物である。これを勝手に国が使うことはできない。国が使うためには、合法的にこの資産を引っ張ってこなくてはならない。

 もっとも手っ取り早いのは税金で取ることである。しかし、個人金融資産に税金を課すとなると、非常な困難がある。というのも、金持というのは、税金に関して異常にうるさいからだ。国民の多くは気づいていないが、この20年間、富裕層に対して大掛かりな減税が行われてきた。個人金融資産がこれだけ激増したのも金持ちへの減税が要因の一つである。

 

<極端な話、無税国債は返さなくていい借金>

・個人金融資産は1500兆円あるのだから、750兆円を無税国債に置き換えるというのは、夢の話ではない。ちょっと頑張れば可能なことなのである。

 750兆円を税金で徴収しようと思えば、大変である。消費税率を10%に上げたとしても、20兆円程度の増収にしかならない。もし消費税によって財政の健全化をしようとすれば、税率15%にしたとしても40年近くもかかるのである。

 

・またもし税率20%にすれば、日本の国力は相当に疲弊するはずである。消費が激減し、景気も後退するだろう。そうなれば、予定通りの税収は確保できず、さらに税率を上げなくてはならない。日本経済はどうなることか……

 消費税に頼るよりも、無税国債をつくる方が、どれだけ健全で現実的かということである。

 

<無税国債は富裕層にもメリットが大きい>

・そして無税国債の販売にも、そう問題はないのである。「マイナス金利の国債?そんな国債を買うわけはないだろう」と思う人もいるだろう。確かに、ただマイナス金利というだけならば、買う人はいない。しかし、この国債には、相続税などの無税という恩恵がついているのだ。

 これは富裕層にとって、かなり大きなメリットと言える。

 

<実は日本は社会保障“後進国”>

・あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである。

 本来、日本は世界有数の金持ち国なのに、社会のセーフティーネットがお粗末なために、国民は安心して生活ができないのである。

 今の日本人の多くは、「日本は社会保障が充実している」「少なくとも先進国並みの水準にはある」と思っている。

 しかし、これは大きな間違いなのである。日本の社会保障費というのは、先進国の中では非常に低い。先進国ではあり得ないくらいのレベルなのだ。

 

・そして、この社会保障のレベルの異常な低さが、日本経済に大きな歪みを生じさせているのだ。日本人が感じている閉塞感の最大の要因はこの社会保障の低さにあると言ってもいいのだ。

 

・日本は、先進国並みの社会保障の構築を全然してきていない。社会保障に関しては圧倒的に“後進国”と言えるのだ。

 

・また昨今、話題になることが多い生活保護に関しても、日本は先進国で最低レベルなのだ。

 

・日本では、生活保護の必要がある人でも、なかなか生活保護を受けることができないのだ。

 

・日本の生活保護では不正受給の問題ばかりが取りあげられるが、生活保護の不正受給件数は全国で2万5355件である。つまり生活保護には不正受給の数百倍の「もらい漏れ」があるのだ。

 

<なぜ経済大国日本に「ネットカフェ難民」がいるのか?>

・日本では、住宅支援は公営住宅くらいしかなく、その数も全世帯の4%に過ぎない。支出される国の費用は、1500億円前後である。先進諸国の1割程度に過ぎないのだ。しかも、これは昨今、急激に減額されているのである。1500億円というのは、国の歳出の0.2%程度でしかない。

 フランスでは全世帯の23%が国から住宅の補助を受けている。その額は、1兆8000億円である。またイギリスでも全世帯の18%が住宅補助を受けている。その額、2兆6000億円。自己責任の国と言われているアメリカでも、住宅政策に毎年3兆円程度が使われている。

 もし、日本が先進国並みの住宅支援制度をつくっていれば、ホームレスやネットカフェ難民などはいなくなるはずである。

 

・日本は他の先進国よりも失業率は低い。にもかかわらず、ホームレスが多かったり、自殺率が高かったりするのは、社会保障が圧倒的に不備だからなのだ。日本の自殺率は、リストラが加速した90年代以降に激増しており、明らかに経済要因が大きいのである。

 

<税金の特別検査チームを!>

・税金の無駄遣いをなくし、必要な支出をきちんと見極める。

 そのためには、予算をチェックするための強力な第三者機関のようなものをつくるべきだろう。

 今の日本の税金の使い道というのは、複雑に絡み合ってわけがわからなくなっている。これだけ税金の無駄遣いが多発しているのは、税金の使途の全貌を把握している人がほとんどいないからである。

 

<平成の“土光臨調”をつくれ>

・今の行政制度、官僚制度ができて60年以上である。いや、戦前から続いている制度も多いので、100年以上になるかもしれない。

 同じ制度を100年も使っていれば、絶対に矛盾や不合理が生じるはずである。

 

<先進国として恥ずかしくない社会保障制度を>

・財界も参加した第三者機関により、社会保険料の徴収と分配も合理的に考えることができるはずである。これまで財界は社会保険料を取られるだけの立場だった。そのため、なるべく社会保険料を小さくすることを政府に要求し続けてきた。

 

・これまで述べてきたように、日本の社会保障制度というのは、先進国とは言えないほどお粗末なものである。

 しかし世界全体から見れば、日本はこれまで十分に稼いできており、社会保障を充実させ、国民全員が不自由なく暮らすくらいの原資は十二分に持っているのである。

 今の日本の問題は、稼いだお金が効果的に使われていないこと、お金が必要なところに行き渡っていないことなのである。

 

<「高度成長をもう一度」というバカげた幻想>

・バブル崩壊以降、国が企業や富裕層ばかり優遇してきた背景には、「高度成長をもう一度」という幻想があると思われる。

 

・そういう絶対に不可能なことを夢見て、やたらに大企業や富裕層を優遇し続けてきたのが、バブル崩壊後の日本なのである。

 

<今の日本に必要なのは「成長」ではなく「循環」>

・極端な話、景気対策などは必要ないのである。

 必要なのは、大企業や富裕層がため込んでいる金を引き出して、金が足りない人のところに分配することだけなのである。

 

・大企業や富裕層がため込んでいる余剰資金のうち、1%程度を差し出してください、と言っているだけなのである。

たったそれだけのことで、日本全体が救われるのである。

 

<国際競争力のために本当にすべきこと>

・バブル崩壊後の日本は、「国際競争力」という“錦の御旗”のもとで、企業の業績を最優先事項と捉え、サラリーマンの給料を下げ続け、非正規雇用を激増させてきた。

 

<無税国債は一つのアイデアに過ぎない>

・何度も言うが、バブル崩壊後、富裕層や大企業は資産を大幅に増やしている。その一方で、サラリーマンの平均収入は10ポイント以上も下がっている。

 国民に広く負担を求める消費税が、いかに不合理なものか。

 

・もう一度言うが大事なことは、一部に偏在しているお金を社会に循環させることなのである。

 

<日本の企業はお金をため込み過ぎている>

・この10年くらいの間に大企業はしこたま貯蓄を増やしてきた。「内部留保金」は、現在300兆円に迫っている。

 

<設備投資には回らない日本企業の内部留保金>

・「バブル崩壊以降の失われた20年」などという言われ方をするが、実は、日本企業はその間しっかり儲けていたのだ。

しかも、それに対して、サラリーマンの給料はこの十数年ずっと下がりっぱなし(一時期若干上がったときもあったが微々たるもの)である。リストラなどで正規雇用は減らし、非正規雇用を漸増させた。

 

<「日本の法人税は世界的に高い」という大嘘>

・しかし、実は「日本の法人税が世界的に高い」というのは大きな誤解なのである。日本の法人税は、確かに名目上は非常に高い。しかし、法人税にもさまざまな抜け穴があり、実際の税負担は、まったく大したことがないのである。法人税の抜け穴の最たるものは、「研究開発費減税」である。

 

<バブル崩壊以降、富裕層には大減税が行われてきた!>

・そもそもなぜ億万長者がこれほど増えたのか?

 その理由は、いくつか考えられるがその最たるものは、次の2点である。「相続税の減税」「高額所得者の減税」

 信じがたいかもしれないが、高額所得者は、ピーク時と比べれば40%も減税されてきたのである。

 

<実は、日本の金持ちは先進国でもっとも税負担率が低い>

<金持ちの税金は抜け穴だらけ>

・前項で紹介した大手オーナー社長のような「配当所得者」に限らず、日本の金持ちの税金は抜け穴だらけなのである。だから、名目上の税率は高いが、実際はアメリカの2分の1しか税金を払っていない、ということになるのだ。

 

<相続税も大幅に減税された>

・バブル崩壊以降、減税されてきたのは所得税だけではない。相続税もこの20年間に大幅に減税されている。

 

中選挙区時代、我々は朝の部会で諸先輩の議論を聞いて政策を勉強した。地元で5〜10人規模の座談会を1000回以上行い、有権者が何に関心があるかを聞きながら国政報告をした。(1)

  • 2017.08.16 Wednesday
  • 13:23

 

 

『SAPIO 2017/9

<『安倍首相は武士として自ら身を引かれよ  村上誠一郎』

10回連続当選議員の直言>

 

 

 

<「安倍政権はそろそろ賞味期限を迎える」>

・現政権は限界まで来てしまった。安倍首相が武士(もののふ)として責任を取るならば、自ら身を引かれるしかない――これが私の結論だ。

 

・安倍一強のもとでは派閥のチェック機能が働かない。昔の自民党には“振り子の原理”があり、「コンピューター付きブルドーザーの田名角栄氏」から「クリーンな三木武夫氏」、「経済財政政策通の福田赳夫氏」から「リベラルな大平正芳氏」へと疑似的な政権交代が行われた。しかし森喜朗氏以降、右寄りな清話会政権が続いて「振り子の原理」が働かなくなってしまった。

 

・しかし、安倍首相の周りにいる人はお友達やイエスマンばかりで「大学の同好会政治」のようになってしまった。国の将来を冷静に直言する側近が殆どいないのだ。

 

<執行部に逆らえない

・現政権が一強となれたのは、安倍首相が聡明だったからではない。最大の要因は、1996年に「小選挙区比例代表並立制」が導入されたことだ。

 

執行部が政党助成金と公認権と比例の順位を握り、議員を掌握するようになった。さらに執行部の権限を強くしたのが05年の郵政選挙だ。当時の小泉首相が自分の政策に従わない議員に刺客候補を送った選挙である。

 多くの議員は、小選挙区制と郵政選挙がトラウマとなり、党執行部の言うことを聞かないと公認されず人事で冷遇されるため、執行部に従属するようになった。

 

・中選挙区時代、我々は朝の部会で諸先輩の議論を聞いて政策を勉強した。地元で5〜10人規模の座談会を1000回以上行い、有権者が何に関心があるかを聞きながら国政報告をした。

 

・だが小選挙区制になると派閥のチェックが効かず、街頭演説が選挙運動であると勘違いし、また秘書に地元を回らせて感触の良かった支援者だけに足を運ぶ議員が増えた。

 

・地元で有権者とコミュニケーションを図るよりも、党幹部の覚えをめでたくして公認と比例の順位をもらうことが当選の近道だと思い、有権者の気持ちを理解しようとする議員が減った。特に、180人(次期総選挙から176人に定数減)もの衆議院議員が比例で受かるようになって衆議院の劣化が始まった。部会に出ても議論ではなく、スマホで自撮りした写真をブログに載せることに熱心になっている。

 また「魔の2回生」に代表されるように、一見、経歴は申し分ない議員の不祥事が止まらない。

 

<自民党の底が抜ける>

<政治は国民に対し最高の道徳が求められるのである>

・問題は若手ばかりでない。今の自民党は財政・金融。経済を熟知していない政調会長が続き、政策責任者が重要法案の内容を完全に理解していないため党内の議論が進まない。安倍一強のもと、あらゆる面で古き良き自民党の底が抜けていくのだ。

 

・だがしかし、アベノミクスはそろそろ賞味期限を迎える。財政政策と金融緩和はすでに限界のうえ、肝である有効な成長戦略はいまだにない。国の借金はGDP比で230%を超え、増え続ける社会保障費は将来世代に重い負担を残す。財政・金融・社会保障の立て直しは待ったなしだが、改革は一向に進まない。

 

<『今の自民党は保守政党にあらず  屋山太郎』

まず、党内の新中・親韓派を一掃すべし>

 

 

<「自民党と切磋琢磨するもう一つの保守政党が必要だ」>

・自民党の中でまず懸念すべきは、今話題になっている2回生の問題に象徴されるような議員のレベルの低さ、モラルのなさだ。これが政治家だとすると非常に恥ずかしい。

 

・その原因は自民党の公募制だろう。東大卒だとか、ハーバード大卒だとか、その程度の経歴を見て候補者を決める。肩書や雰囲気が良ければ風向き次第で当選できると考えているのだろうが、そんな選び方では、まともな議員は出てこない。また、2世だからといって安易に公認を得られる“世襲”も問題だ。国家観どころか社会人としての常識も持ち合わせてないような1、2回生がたくさんいる現在、今後の自民党を考えるならば、きちんとした政治家としての教育が求められる。

 

<派閥の復活は必要ない>

・自民党が新人教育をできていない理由について、多くの議員は「かつてのように派閥がないから」と言っているが、単に派閥を復活させればいいわけではない。昨今では派閥の集金力は衰退し、派閥が議員に金を配れなくなった。資金面での派閥に入っているメリットが失われたからこそ、70人以上が無派閥でも平気でいられる。もう派閥政治の時代ではないのだ。派閥でなく、自民党自身が若手の教育に乗り出さねばならない。

 

・安倍総理は、外交政策において「共通の価値観」を持つ国との外交を挙げている。そもそも価値観の違う隣国に日本から積極的に密接な付き合いをするのは間違いで、淡々と付き合う程度にすべきである。それが日本の国益を守るために採るべき当然の態度であり、外交の基本である。

 

・自民党の中には多くの親中・親韓派がいる。彼らは私から見れば保守政治家ではなく、そんな政治家がいる政党は保守政党ではない。まずは党内のこうした政治家を一掃しなければ自民党自体が滅んでしまう。

 

自民党の悲劇

・今の日本の政治は「安倍一強」で、歴史的にも永く自民党が強いと言われてきた。確かにそれは事実であったが、実態は自民党に対抗できる野党がいないため、結果的にずっと自民党が与党を務めてしまったという側面もある。結果的にこれが自民党、自民党政治の腐敗を助長することになった。

 

・それから十数年後、確かに小選挙区制のもとで一度は民主党政権が誕生し政権交代は行われた。だが、すぐに国民の信頼を失い、自民党政権に戻った。当時の民主党政権を支持する国民は少ないだろう。7月の東京都議選で大敗を喫し、共産党に支えられる立場になってしまった民進党が今後、政権を取る可能性は限りなく低い。

 

・つまりは、今でも結党以来の自民党政権が続いている、日本はずっと自民党が与党でいるということだ。それは、保守政党が自民党しかなかったことの表れでもある。健全で真っ当な対抗馬がいないことが、今の自民党の悲劇であるとも言えるのだ。

 

<人びとは保守党を欲している

・7月の東京都議選では、“反安倍”を掲げた勢力は力が及ばず、決して反安倍を標榜しなかった都民ファーストが大勝した。これは都民ファーストが自民から離れた票の受け皿になったわけで、人びとが保守政党を欲していることは結果を見て明らかである。

 今後、自民党が真の保守政党になるためには、若手議員の再教育と宏池会系議員の排斥が必要だ。並行してやはり自民党に対抗できる別の保守政党が必要だ。国民も、自民党に対抗できる保守政党を欲している。

 

・今回、小池都知事が勝ったことは朗報かも知れない。小池氏も保守と見ていい。大阪維新を立ち上げた橋下徹氏もいる。もしかしたら、この2人が組み、民進党内の保守派が加わることで自民党とは別の保守政党を誕生させられるかもしれない。今こそ、そうした保守政党が必要であり、その2つの保守政党が切磋琢磨することで日本はよりよい国になるはずだ。

 

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

 

<内閣官房機密費

予算科目上に機密費なる区分は存在しないが、内閣官房には高度の政治的配慮を要する問題に対処するための経費が、報償費や調査費の名目で予算措置されてきた。これらの経費は内閣官房長官が預かり、その裁量によって支出されてきた。会計検査院も実地調査の対象としておらず、機密費と俗称される通り、使途は秘密のベールに覆われている。同様に外務省にも、情報の収集や情報提供者への報酬支払い、要人の外交旅費や公表しにくい会合費などに用いられ、使途が機密とされてきた経費が存在する。使途の限定や支払先の公開による政府会計の透明化が、政治課題とされている。

 

<外務省から内閣に流れるカネ  魚住昭

いきなりで恐縮だが、機密費の話をさせてもらいたい。

 

読者もご存じのように日本の内閣には官房長官の裁量で自由に使える官房機密費がある。

 

年間約14億円。うち約2億円は内閣情報調査室に振り分けられるから残り約12億円、ひと月あたり約1億円の金が使途を公表されることなく誰かに渡されている勘定になる。

 

ただ、これは予算上の数字だ。実際にはそれに加えて、年間約55億円の外務省の「外交機密費」の一部(=約20億円)が上納されているので、官邸の機密費の総額は30億円をゆうに超えるとみられている。

 

この額の多寡をここで論ずるつもりはない。私が問いたいのは、官邸の経費を外務省が負担するというイレギュラーな仕組みがつくられた理由である。なぜ、正面から官邸の必要経費として予算化されなかったのか。

 

'01年に発覚した外務省機密費流用事件を追った『外務省激震 ドキュメント機密費』(読売新聞社会部著・中公新書ラクレ)に、その理由を知る大物衆院議員の証言が載っている。

 

彼は〈僕が知っている機密費のおどろおどろしい使い方っていったら、ある総理大臣が、盆暮れに自民党の大物代議士のところに3億円ずつ持っていっていたことぐらいだろうか。当時は、その大物代議士が党内を牛耳っていたからね。総理大臣は自分で現金の束を運んでいたという話だ〉と言う。

 

国会をうまく乗り切り、政権を延命させるためなら総理もこれぐらいのことはするだろう。が、こんな使い方をすると毎年十数億円の官房機密費ではとても足りない。と、大物衆院議員は語り、こうつづけている。

 

〈そこで外務省の分を引っ張ってきて上納させるんです。この上納分は20億円。ここ10年近くで少しずつ増額されている計算になるのかなあ。もともと、この習慣は1950年代から始まったんです。官邸の機密費を増やすと目立つからといってある官房長官が始めたことは、党内では有名な話です〉

 

さもありなん。権力と金はいつの時代も密接不可分の関係にある。しかし、それを国民に知られるとまずいので外務省に付け替えたということだろう。

 

では、'50年代に外務省からの上納システムができあがったのが事実だとして、それ以前の官邸の機密費は、どうやって捻出されていたのだろうか。

 

 

 

『自民党ひとり良識派』

村上誠一郎   講談社   2016/6/15

誰よりも自民党を愛するからこそ覚悟の正論!

 

 

 

<日本をおかしくした5つの法律>

・私は最近の自由民主党の方向性を非常に心配しています。

 

 昔と違ってなぜ自由闊達な議論のできない「不自由民主党」になってしまったのか。

 

・私の自民党衆議院議員生活30年間、自民党が国会に提出した法案で、私が猛然と反対を表明した6つの法案があります(うち一つは廃案)。

 

1987 スパイ防止法(廃案)

1993 小選挙区比例代表並立制

2005 郵政改革法案

2013 特定秘密保護法

2014 公務員法改正案

2015 集団的自衛権の行使容認

 

 これらの6つの法案によって自民党は徐々に変容し、現政権による集団的自衛権の行使容認」という、解釈改憲、立憲主義の否定に至るのです。

 

<小選挙区制導入で劣化した議員の質>

・国民の支持率が高いあいだは官軍ですから、政権の言いなりになって、ウケのいい政策だけを言っている方が楽ではないでしょうか。自らあれこれと政策を考える必要がない。ただ、党の言うことに、従っていればいい。

 逆に従っていないと、次の選挙では公認はもらえないし、比例代表では、よい名簿順位をもらえなくなります。

 小選挙区比例代表並立制とはそのように政治家が選挙とポストだけを考えてしまうようになる制度なのです。その結果、選挙とポストのすべてが官邸や党幹部次第ということになるのですから、時の権力者の言いなりになってしまう危険性をはらんだ選挙制度だと私は思います。

 

<言うことを聞けないのなら自民党を辞めろ!>

・「自民党をぶっ壊す」

 というのが、その時のセリフですが、実は特定郵便局というのは、自民党田中派以来の経世会の有力な支持母体です。「自民党の経世会支配をぶっ壊す」というのを感じました。

 ともかく、小泉政権の郵政選挙で「郵政民営化」に反対した自民党の政治家はすべて公認を取り消され、その上に刺客まで送り込まれました。

 郵政民営化反対を言ったら政治家が政治生命を奪われたのです。「俺の言うことを聞けないのなら自民党議員を辞めろ!」と。

 

<小選挙区比例代表並立制は即刻廃止せよ!

・小選挙区制はできるだけ早く見直すべきだと思います。

 小選挙区制が政権交代で民主党中心の連立政権をもたらして失敗、さらに解釈改憲を許す遠因となったわけですから。

 衆議院選挙制度の抜本改革を目指す議員連盟は2011年に発足しています。中選挙区制の復活を議論する議連で、選挙制度に欠陥があるというのは、今や自民党、民進党はもちろん、社民党や共産党など各政党すべての共通認識なのです。

 

・そもそも、私が最初から反対していたように、斡旋利得罪と連座制の強化を行っていれば、選挙制度を中選挙区制から小選挙区制にしなくても、金のかからない選挙ができたのです。

 ちなみに、私が考える選挙制度改革は、150選挙区定数3人は良いとしまして、実現は難しいでしょうが、一人2票制にするのはどうかと考えています。

 義理やしがらみで1票を投じる有権者も多いでしょうが、残った1票は、政党なり政治家の政策に対して投じてもらいたいのです。もちろん、2票とも、継続的に支持している議員に投票しても構いません。

 これによって、個々の政治家の政策の継続性がある程度、担保されますし、人の顔色、雰囲気、風頼みといった、およそ政策とは無関係な事柄が政治活動に悪影響を及ぼすことを排除できるのではないでしょうか。

 

<派閥崩壊がもたらしたもの>

・中曽根首相から、2回連続の当選の重要性を指導していただいたというわけです。

 さらに、中曽根首相自身が、初当選後からずっと、日本の今なすべき政策は何かを考え続け、これと思う政策や提言には真摯に耳を傾け、重要だと思う政策等はすべて大学ノートに書き留めてきたという話がありました。

 私は中曽根元総理の精神を取り入れ、今も政治活動のため収集した資料や、制作をパワーポイント化して、国政報告、講演の場ではすべてパワーポイントを使って説明することにしています。

 

<河本派に所属した理由>

・このような環境の中で育った私は、東大に進学したあと、司法試験を目指していました。ある日、農林大臣、郵政大臣、三木内閣の官房長官を歴任した、当時、三木派の重鎮だった井出一太郎先生が私に会いたいと言ってきました。

 井出先生は、私の顔を覗き込むようにしてこう言いました

「君は票が取れそうな顔をしているな

 

・「政治家には休みはありません

 そのときに河本先生からは、座右の銘が“政治家は一本の蝋燭たれ”だということなどを伺いました。蝋燭は、わが身を焦し周囲を明るくするのだ、と話されました。

私は、この先生についていこうという決心をしたのです。

 

<議論するより携帯で撮影>

・初当選の頃、ある先輩が、

「自民党は1回生でも10回生でも発言は自由であり、皆、黙って聞いている。しかしアナタが発言している間、頭のてっぺんからつま先まで人物鑑定しているんだよ。発言する場合はよく勉強して理論武装を完璧にしておけよ」

 と、忠告してくれたことがありました。

 徐々に、その助言が、先行きの政治活動に大きな影響を及ぼすことになることがわかってきたのです。政策をめぐって意見をするのは自由ですが、しっかりと勉強をしておかなければいけません。逆に何か問われてもきちんと反論や返答ができるようにしておかなければいけないのです。

 しっかりした議論ができて初めて、派閥や党の幹部に認められて大事な仕事を任されるようになっていくのですから、我々が若い頃は、部会や党の税制調査会等が言わば登竜門、大切な真剣勝負の場のひとつでした。

 

・若手の皆さんが自分のツイッターやブログなどの更新に熱心なようなのです。もちろん政策の議論がないとまでは言いませんが、どちらかというと勉強会や部会に参加したことを、有権者に情報発信することに重きを置いているような気がします。

 せっかくの真剣勝負の場、政治家としての質を高める場が十分に生かされていないのではないでしょうか。

 

<部会や勉強会の形骸化が、政治の劣化、政治家の劣化につながっているような気がします

・それもこれも、次の選挙が不安だからだと思います。政治家として、確立した選挙基盤と支持者との信頼関係が構築されていないことに原因があるのではないでしょうか。

 

・小選挙区制が導入されて、小泉政権以降、派閥が力を失った結果、自民党も野党も政治家の質が落ち、知性や専門性を持つ人物は、だんだん少なくなっているのです。

 

<自民党が健全だったころ>

・小泉政権以降、現在の安倍政権まで、天下の自民党がこのようなことをしてはならない、総裁辞めなさい、などと言える雰囲気が自民党に残っているでしょうか。

 今は何も言わず、選挙の公認をはずされるような問答無用の状況に追い込まれるのですから。

 若手から、政権幹部まで今はあまり見識が感じられないのです。

 

<意見が言えない優秀な官僚たち>

・国民の皆さんは誰が政治をやっても変わらないとよく言われますが実は違います。政治や行政が失敗したら取り返しのつかないことが起こるのです。小選挙区制の導入が政治家に人材が集まらなくなった要因ですが、公務員法の改正で官僚にも人材が集まらない危険性を持っているのではないか。非常に憂慮しています。

 

・公務員法を改正してしまった結果、官僚たちが本音と正論を言いにくくしてしまったのです。公務員法改正は、国民の皆さまには関心が薄いか、あるいは日本の意思決定を遅らせたり、無責任な行政が続くのは官僚制に原因があるから、良いことなのではないかとみる向きも多いでしょう。けれども、実はこの法律によって有能な官僚が意見を言えなくなってしまったのです。

 

<政権に迎合する官僚ばかりになる

<遠ざけられた財務省>

・財務省の影響が落ちたのは1998年に発覚した大蔵省接待汚職事件からで、官僚は小狡い輩と国民からみられるようになりました。

 

<官僚を活用できない>

・公務員法改正は能力本位にするためだと言いますが、政権に異を唱えるような言動をすれば、人事権をいつでも発動できるという脅しが効いています。

 

<名こそ惜しけれ>

・「名こそ惜しけれ」とは、名を汚すような恥ずかしいことをするなという日本人独自の道徳観だというのです。

 ところが、司馬遼太郎が想像もしなかったような政治家の不祥事が、大臣の収賄報道から若手議員の女性スキャンダルまで、2016年に入って続出しているのが、今の自民党なのです。言語道断です。

 いくら官僚たちが、「清潔」だったとしても、公務員法改正で、彼らに「ニラミ」を利かせやすくなった政治家たちに問題があったとしたら、「この国の将来のかたち」は、いったいどうなってしまうのでしょうか。

 

<最優先事項は財政再建>

<金融緩和、自国通貨安で繁栄した国はない>

・つまり、アベノミクスはこの3年半の間、ずっと金融緩和と当初の機動的財政出動によって経済を刺激し続けているだけなのです。実体経済は、すなわち賃金上昇と個人消費は、デフレ下の経済状況からなんら変わりがありません。新たな提案もしくは産業による雇用の創出が求められてきましたが、骨太の成長戦略が打ち出されないままですから、アベノミクスは金融緩和に頼っただけの経済政策であったという結論になります。

 

・2015年4月、安倍首相は「来年の2月までに物価目標2%を達成できないのであれば、アベノミクスは失敗であったと言わざるを得ない」と発言しました。約束した期日はとうに過ぎているのですから、その一点だけを考えても、アベノミクスはうまくいっていないと言わざるを得ません。

 実態経済が伴わず、自国通貨を安くする経済政策で繁栄を築いた国はどこにもないのです。

 

<子や孫にツケを回してはならない>

・このまま、量的緩和でお金をばら撒いていけば国債の金利の上昇を招き、国債の価値は暴落するかもしれません。国債を保有している個人、銀行、生命保険会社や日銀が大きな損を被り金融資産を失うとともに、悪性のインフレになりかねません。

 そこまでいかなくても、成長戦略の成果がないままお金をばら撒いているので、賃金が上がらないのに物価が上がる傾向が出てきます。

 

<国民一人当たりの借金額は830万円!?

<消費税は予定通り10%に>

・では、この経済状況をどのように乗り切ればいいのかと言えば、やはり、財政再建を行うことが日本の経済危機の最善の処方箋なのです。国が安定すれば、経済活動も活発化し、国民は安心して暮らすことができるのです。

 そのためには、予定通り消費税を10%に引き上げ、財政再建路線を明確に打ち出すことで、国民も国際社会も日本に対する信用を取り戻すことができるのです。

 

<社会保障改革へ>

・私は、消費増税を予定通り10%に引き上げるという主張をしました。私自身の選挙を考えればマイナス材料となるばかりですが、日本のため、国民のため、次の世代のためを思えば、反発されることを承知で消費増税を有権者に説得し続ける覚悟です。選挙のための間違った財政政策、経済政策はやるべきではありません。

 

<中福祉・中負担>

・社会保障制度についても、現在は高福祉・低負担でありますが、将来、中福祉・中負担への改革を提案したいと思っています。

 自分の受けたサービスに見合う費用は受益者負担として応分に負担しなければならないと思うのです。方策としては、電子レセプト、電子カルテルの活用、末期医療の改革、オーバートリートメント(過剰診療)の解消、初診システムの見直しなどが挙げられます。

 

<人口問題と移民政策>

・要は、国民はすでに、アベノミクスでは経済再生は一朝一夕には立ち直ることがないとわかってしまったのです。政治に対して国民はまったく期待感が持てないということが、徐々にわかってきているのではないでしょうか。

 

・これまでの経済統計から、日本の潜在成長率は1%程度しかないことがはっきりしていますので、税収を50兆円とすれば、翌年には5000億円の税収増しか見込めません。これ以外のほとんどは赤字国債に頼っているのが日本の財政実態なのです。1300兆円の借金を返すには直ちに消費税を30%近い高水準にしなければならないという試算を財務省が公表していますが、これほど、財政状況は危険水域に達しているのです。

 

・一方で、人口は減り続け、生産年齢人口は2010年時点で8000万人と推計されています。2030年には17%前後減り、6700万人と予想されています。人口減少によって十数年後には50兆円の税収も見込めないことになるのです。一刻も早く、財政再建をしなければならないということがご理解いただけると思います。

 そこで、私は、自民党内で移民問題検討会議のメンバーとなり、移民受け入れのルール、有り様を模索しています。

 

・20年前からヨーロッパ並みの消費税率にしていれば、私たち世代が作った膨大なツケを子や孫に回すことにはならなかったのではないでしょうか。私たち政治家がこうした将来設計を怠り、国民への説明を避けてきたというそしりは甘受しなければならないのです。

 

 

 

『リフレはヤバい』

小幡績   ディスカバー携書   2013/1/31

アベノミクス 円安、インフレで国債暴落から銀行危機、そして日本経済危機へ

 

 

 

<リフレとは、インフレをわざと起こすことである>

・この金融政策を支えているのが、リフレ派と呼ばれるエコノミストや

経済学者であり、その政策をリフレ政策という。

 メディアは、このリフレ政策を中心とする安倍首相の経済政策に関する主張をアベノミクスと呼んではやし立てた。

 

・なぜ、インフレを意図的に起こすことである「リフレ政策」が悪いのか。日本経済が崩壊する可能性があるからだ。

 確かに日本経済は停滞している。構造的変化も必要だ。しかし、それはリフレでは実現できないし、それどころか、日本経済が破滅してしまう恐れすらある。

 

・それは、リフレが国債を暴落させるからである。国債が暴落するのは、円安と名目金利上昇となるからだ。国債が暴落すれば、国債を大量に保有している銀行は、経営破綻に追い込まれる。銀行が破綻あるいは、その危機に陥れば、すなわち、銀行危機となる。貸し渋り、貸しはがしとなり、中小企業はひとたまりもない。

 このときに、国債が暴落しているから、政府が銀行に資本注入して救済しようとしても、その資金を調達するために発行する国債を買ってくれる人がいない。それを日銀に引き受けさせようとすれば、それはさらなる国債暴落を招き、銀行の破綻は加速する。

 これこそ、スパイラル的金融危機だ。

 

・リフレ政策は、インフレをいったん起こしてしまうと、そのインフレが制御不能になってしまうことが問題なのではない。インフレを起こせないのに、インフレを起こそうとすることが問題なのだ。

 インフレが起きないのに、インフレを起こそうとすれば、歪みだけが蓄積する。その歪みが副作用という言葉を超えて、日本経済を危機に追い込むことになる。

 

<円安戦略はもう古い>

<通貨価値上昇=国富増大>

・経済学的には、通貨は高いほうが基本的にその経済にはプラスなのです。自国の資産はほとんどが自国通貨に連動していますから、国富の増大とは、通貨価値の上昇にほかならないのです。

 

・このように、自国の国富、とりわけ、土地や企業などのいわば国の経済を動かす「資産」を守るためには、自国の通貨が値下がりすることは、最も避けなければいけないことなのです。

 

<フローからストックの時代へ>

・しかし、オイルショックを経て、1980年代から世界経済の構造は変わったのです。右上がり成長の時代は終わり、低成長時代に入りました。

 この時代、内需成長の限界から、各国が輸出競争に走ったのかというと、そうではありません。かつて日本は1980年代、米国との貿易摩擦が激しく、また、1985年のプラザ合意以後は急激な円高が進みました。このため、通貨安競争、輸出競争こそが、21世紀の今の日本の戦うツールと戦場だと思っている人が多いのですが、それは現実とはまったく異なります。

 世界の先進国は低成長時代を迎え、低成長、つまり年々の所得の伸びに限度があるのであれば、これまでに蓄積した国富を有効活用しよう、膨らませよう、という時代に入りました。

 つまり、フローからストックの時代に入ったのです。フローとは毎年の所得。フローの積み重ねがストックで、年々のGDPの積み重ねが国富、国の資産になるわけです。

 

・80年後半の日本の国際的な存在感も、円高、株高、不動産高による急激な資産拡大がもたらしたものであり、貿易黒字というフローではなかったのです。

 

・したがって、1980年代以降はストックの時代。そのストックの時代には、通貨は高いほうがいい。ストックが、つまり、資産が高く評価されるということですから。

 

・時代は変わったのです。通貨は安いほうがいいというのは、1970年代までの古い常識なのです。

私たちの体の中にはおよそ9万6000キロメートルもの血管が張り巡らされ、これは地球を2周以上する距離に当たります(3)

  • 2017.08.14 Monday
  • 17:31

 

 

60歳からはじめる

『認知症にならない脳にいいこと』 

周東 寛  コスモ21     2012/12/5

 

 

 

<これが脳を元気にする食生活の基本>

<糖・塩・油・酒の摂りすぎは認知症リスクを高める

・アルツハイマー型認知症の原因物質として、近年「アミロイドβタンパク」が注目されています。アミロイドβタンパクは、加齢とともに脳にたまってくる「ゴミタンパク」の一種です。

 

・ところが、このアミロイドβタンパクを掃除する能力が加齢とともに衰えてきて、掃除しきれなかったものがしだいに脳内にたまっていきます。それがあるところまでくると脳の機能に障害がでてきて、認知症になるといわれます。

 

・私の考えでは、糖・塩・油・酒の摂りすぎると、体の細胞がしだいに糖化・塩化・油化・酒化されていきます。この状態になると細胞からは水分が抜けていき、細胞の代謝機能にも障害が起こります。その結果起こる現象の一つがさまざまなゴミタンパクが体内にたまることです。

 

・ゴミタンパクは「ラクナ梗塞」という小さい脳梗塞の原因にもなります。

心筋の血管にゴミタンパクがたまって血栓になると、心筋梗塞が発症するリスクが高くなります。

 脳内の血管にゴミタンパクがたまって血栓になると、脳梗塞や脳内出血のリスクが高まり、脳血管性認知症になる可能性も出てきます。

 

・ですから、糖・塩・油・酒の摂りすぎに気をつけることは、生活習慣病はもちろん、認知症の予防のためにもぜひ実行してほしいのです。

 

<認知症予防には青魚がいい>

・認知症予防に有効な食事の基本は、一言でいうと「魚と緑黄野菜を多く摂る」ことです。なかでも魚に含まれているDHAとEPAは動脈硬化を予防し、血栓を防ぐ働きのある脂肪酸で、とくに脳によい効果をもたらします。

 

<血液サラサラ食品を摂る>

・豆乳、豆腐、おから、納豆、味噌などの大豆製品には、抗酸化作用がある大豆サポニンが多く含まれています。大豆サポニンには、コレステロールを低下させ、高血圧、動脈硬化、ガンを予防する作用があります。

 さらに大豆製品には多くの大豆レシチンも含まれています。大豆レシチンには、脂質代謝を高める働きがあり、肥満を改善させる効果があります。もちろん、こうした働きは認知症予防にもつながります。

 

・さらに脳の血液をサラサラにするものを加えた食事を摂れば、もっと効果的です。それが期待できる食物としては、キャベツ、タマネギ、らっきょう、にんにく、長ネギ、ニラなどがあります。キャベツ、長ネギ、ニラは便秘解消にもよいので、毎日食べるようにすすめています。

 

<緑黄野菜は認知症予防になる>

・ビタミン類は、ヒトが体内でつくることはできませんから、総合ビタミン剤を飲むか、緑黄野菜をしっかりと食べるしかありません。

 

<とくにビタミンB、C、E群が認知症予防に有効>

・緑黄野菜にはビタミン類が多く含まれていますが、とくにビタミンB群、ビタミンC群、ビタミンE群には脳の老化を防ぐ作用があります。もちろん認知症の予防にも有効です。

 

<カルシウムをしっかり摂る>

・なかでもとくに大切なミネラルが、カルシウムとマグネシウムです。体内にあるカルシウムの99%くらいは骨と歯に含まれますが、残り1%がとても重要なのです。

 もし、その1%のカルシウムが不足すると、骨のカルシウムが血液や筋肉に放出されます。その分カルシウムが減って、骨がスカスカになり、もろくなります。この状態が進んだのが骨粗鬆症です。

 

<認知症予防には肥満も気をつけよう>

・高血圧、動脈硬化、脂質異常性、糖尿病などの生活習慣病は認知症を呼び寄せます。それらは肥満とも関係しているので、認知症予防には肥満対策も必要です。

 

<認知症予防には一切飲まないにかぎる

・アルコール依存症の人に高い割合で脳萎縮がみられることは、よく知られています。大量にお酒を飲む人に認知症患者さんが多いことも、地域や集団を調査した疫学調査によって明らかになっています。

 

<タバコにより認知症の発症率は2倍以上に>

・タバコに含まれる有害物質は数百種類といわれます。

 

・タバコを吸うほど脳の委縮進む。アルツハイマー型認知症に共通しているのは脳の委縮。

 

<受動喫煙も認知症の高リスク>

<認知症で失われるのは記憶だけではない>

<日本社会全体で10人に1人が認知症に>

<脳血管性認知症の予防は生活習慣病の危険因子除去から>

<脳は「怠け者」>

・筋肉は、まったく使わないでいると、1日に3%から5%ずつ低下していくといわれています。  

 お年寄りが1カ月も寝たきりの生活を送ると、ほとんどの方が歩けなくなるのも、それだけ筋肉が痩せて減ってしまうからです。寝たきりになると、筋肉のほかにも、骨や関節、皮膚、さらには心臓や肺臓などの内臓機能も低下します。

 

・しかし、いわゆる元気なままで「ピンピンコロリ」と亡くなる人は、おそらく10人に1人もいないでしょう。

 ほとんどの人がどこかで必ず寝たきり状態になるとか、認知症になって死を迎えているのです。とくに認知症は、今後日本社会全体で10人に1人の割合で発症するともいわれています。

 

 

 

『超高齢社会の未来 IT立国 日本の挑戦』

小尾敏夫・岩崎尚子   毎日新聞社   2014/12/27

 

 

 

<人類が経験したことのない少子・超高齢・人口減少社会

・少子・超高齢・人口減少社会である日本は、いまだかつて世界が経験したことのない未知の世界が広がっている。日本では65歳以上の高齢者人口は過去最高の25%を超え、4人に1人が高齢者になった。増え続ける高齢者の質は大きく変わっている。8割は元気な高齢者と言われるアクティブ・シニアだ。

 

・2030年には約8割の高齢者が介護不要で自律的に暮らせるようだ。

 

・高齢社会が進む一方、今後日本の総人口は長期にわたって減少し、2060年には約8600万人にまで減少すると推測される。

 

・未曽有の人口構造の変化は、2025年がターニンフポイントとなる。戦後の象徴とされる1947年〜49年生まれの“団塊の世代”が75歳以上になる年だ。

 

・世界に目を転じれば、高齢化率は世界規模で上昇しつつある。2060年意は世界人口の約5人に1人が高齢者になる。

 

<日本は2007年に国連で定められた世界初の“超高齢社会”に突入>

<国家財政破綻危機の2025年問題

・高齢者の約8割は就業意欲があるのに、そのうちの2割しか仕事に就けない厳しい現状である。

 

・介護の面を考えると、厚生労働省の試算で、2025年に50万人の看護師、4〜6万人の医師、100万人の介護職員が必要といわれている。

 

<高齢化と情報化が同時進行する新複合社会時代の幕開け>

・1980年代のICT革命以降、ICTは人々の生活に密接に浸透してきた。近年ICTは、財政悪化や労働人口の減少、地方の疲弊、企業統治などの成長の制約条件の社会課題を解決するためのツールとしてその地位を確立している。

 

・世界で唯一の超高齢社会に突入した日本の情報社会の将来は、ユーザー(消費者)がいかにICTを駆使し、供給側はいかにICTでネットワーク化された社会を構築し、ユーザーに優しいより豊かな情報社会を形成することができるかが課題となる。

 

・65歳以上のインターネット利用状況は、平成20年末から23年末で約1.6倍と年々増加傾向にある。

 

・また高齢者にとってオンライン・ショッピングも当たり前のものになり、行政手続きも役所に行っていたものが一部、自宅でオンライン申請ができるようになった。電子政府サービスの普及である。今後は、ICTサービスや商品が無用の長物とならないよう、高齢者はICTリテラシー(習得度)を身に付けなければならないということだろう。

 

・さらに医療や年金などの社会保障の負担が、現役世代に重くのしかかり、個人格差が広がり地域社会やコミュニティ意識が希薄化するおそれもある。こうした社会背景において、ICTはパラダイムシフトをもたらす原動力の一つとして期待されている。時間や距離といった制約を越えて積極的な利活用を促すことにより、将来的に高齢者の生活を変革し、活力を引き出すエンジンになるとも期待されている。いよいよ、情報化と高齢化が融合する人類史上初めての新複合時代の幕開けである。

 

<解消するか、デジタル・デバイド(情報利活用格差)>

・既に60歳代の団塊の世代は8割がインターネットを使える調査結果もあり、シニア世代の本格的デジタル経済が間もなく始まる。

 

<政府が超高齢社会対策に乗り出す>

・今後、特に2025年問題の解決策として、下記の諸点を重点分野にした対応が急がれる、と報告された。

 

1、 在宅医療・介護を徹底して追及する

 

2、 住まいの新たな展開を図る

 

3、 地域づくりの観点から介護予防を推進する

 

<高齢者雇用が地方創生の鍵>

・2020年には約8割の高齢者が介護不要で自立できるといわれている。つまり元気なアクティブ・シニア層が増えるということだ。このアクティブ・シニア対策が喫緊の課題となっている。少子高齢社会の中でますます生産労働人口が縮小する。経済成長の制約となっていた生産労働人口の減少を解消するのはどうしたらよいのか。

 

・最近多くの企業が導入し始めている取り組みは、

 高齢者の退職年齢を上げる、

 フレキシブルな働き方を提供し、働きやすい環境を作る、

 クラウドソーシングなどを利用して、インターネットを使い、適材適所の仕事を依頼する、

 テレワーク(在宅勤務)を推進する、などがある。

 

・高齢化に加え、少子化も深刻な日本では、今後の労働力が懸念される。地域の過疎化や就労機会が減少すれば、少子高齢化が進む地方では地域経済そのものが疲弊する。こうした問題を解決するのが、“テレワーク”だ。在宅勤務で日本を変えるというスローガンのもとで、さまざまな取り組みがスタートしている。

 

・テレワークのメリットは、満員電車に揺られて通勤する必要のない、働く時間や場所の制約がない点にある。もちろん会社に勤める他の社員や職員と同様の成果を挙げなければならないし、同等の拘束時間や仕事のクオリティも追及されるだろう。しかし、時間や場所に縛られないテレワークの働き方は、働く意欲があっても、体力的な理由から通勤が困難な高齢者や、出産、育児、介護に時間が必要な就業者が仕事をすることができることから、今後成長が期待される分野である。

 

・また、多くの人材を確保することが難しい中堅・中小企業にとっては、全国各地から人を募集できるので、有能で多様な人材を幅広い範囲で確保することができ、さらには生産性向上につながるともいわれている。この他、テレワークによって、家族と過ごす時間や自己啓発や趣味の時間が増える等、生活にゆとりが生まれ、ワークライフバランスの向上にも効果があるだろう。

 

・実際にはまだ大企業を中心に1割の導入に留まっているテレワーク制度であるが、高齢者の社会参加や社会貢献に加え、ワークライフバランスの観点から有効な施策となる。資本金50憶円以上の企業では25%の普及である。働き方だけではなく、新しい高齢社会モデルを構築するための地域振興や規則改革を同時に進めることも検討しなければならない。

 

・また高齢者の起業も盛んだが、数少ない成功事例の一つが福島県上勝町で行われている“いろどり“事業だ。高齢者の自立支援策、日本料理を飾り付ける草花を、地域の植物をよく知る高齢者が収穫し、全国の料亭に、タブレット端末を利用して販売する”葉っぱビジネス“が注目を集めている。

 

<総務省「ICT超高齢社会構想会議」>

・高齢者が自ら会社を興し、地域に還元し経済を潤す。高齢者は生きがいを見つけ社会貢献ができる。こうしたモデルが日本全国で展開できれば、地方創生は現実のものとなる。筆者の小尾が委員長を務めた総務省の研究会で視察した東京都三鷹市では自治体が高齢者の起業を応援しているケースだ。NPO「シニアSOHO普及サロン・三鷹」が中心となって活動している。この他、地域支援マッチングのアブセックや孫育て工房で地域ケアのBABAラボをはじめとする高齢者の自立支援地域プロジェクト事例は急増中である。

 問題は日本全国で展開される数多くのプロジェクトが政府の支援や特区モデルを離れた時、プロジェクトが自立し、独り立ちできるかが勝負である。

 

<人類は“シルバー・ツナミ(津波)”で滅亡するリスクがある>

・“シルバー・ツナミ”とはピーク時に24億人に膨れ上がる高齢者集団が津波のように押し寄せてくる、との比喩的な表現である。スピーチの続きだが、「世界で最初に“シルバー・ツナミ”に襲われるのは日本であり、我が国の対応次第で世界の歴史が変わるかもしれない」と述べた。

 

・全てを書き終え、次の四つの分野にわたる優先的課題解決の必要性を理解することができる。

 

第1に、雇用問題である。深刻な労働力不足が将来起きるが、高齢者、そして女性の活躍こそ日本再生の王道である。特に、アベノミクスが目指す“女性が輝く社会”の推進は超高齢社会において必要不可欠であり、一歩でも前進することを望みたい。残念なことに、日本の女性の社会進出は、先進国中、韓国に次いでランクが低いのが実情である。

 

・第2に、シルバービジネス3000兆円市場(2050年)への企業努力である。

 

・第3に、日本の経験や教訓を後に続く世界各国に紹介していく国際貢献の責務を忘れてはならない。

 

・最後に、電子政府など行政の役割である。今後の研究課題だが、高齢者に優しい電子政府の推進が経済活性化の鍵を握ることを証明する必要がある。

 

・電子政府がフルに活動すれば、日本政府は経費の3割をカット可能との試算がある。

 

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・台湾人の観光客が、日本のラーメンを食べると「しょっぱい」と感じるといわれます。私たち一般人は、当然詳しくはありませんが、台湾の食事は全体的に「薄味」のようです。日本人の味の指向は、醤油に代表されるように「濃いめの塩味」を好むようです。濃いめの塩味を続けると健康にリスクがでます。近年では、外国人にも寿司や刺身が食べられていますが、昔は、刺身や醤油を欧米人は嫌っていたといわれます。昔から中華料理や台湾料理の店も多く進出してきますが、日本人の舌に合うような味付けを工夫しているのでしょう。フランス料理は塩味が基本だそうです。塩加減によって、シェフの腕が分かるようです。イタリア料理といえば、オリーブオイルですが、スパゲッティの塩加減が重要といわれます。イタリアの給食といえば、塩ゆでのパスタのみか、好みでオリーブオイルを使うかだけのものも多いそうですインターネット情報によると、「イタリアの小学校の大半は、学校の近くで栽培された有機野菜で作られた給食を提供しています。la mensa della scuola小学校での毎日の給食は、通常パスタかリゾット料理を中心としそれにサラダが別々のコース料理として出されます。肉料理は数週間にすこーしだけメニューに載る程度しか出ないということです。イタリアの給食すごい」と記載されています。

 

・コカ・コーラも1960年頃から日本市場に現れましたが、当初は「薬のような味」という印象が多かったそうです。日本茶と並んでいるコーヒーも最初に飲んだときは「苦い」味がしたといわれたものだそうです。何でも飲食は「慣れる」ということは大きな要素のようです。食事の欧米化が、急速に日本人の病気の形態を変えているといわれます。まさしく『塩分が日本人を滅ぼす』のかもしれません。

 

・昔は冷蔵庫がなかったので、塩による保存食品が広範囲に普及しており、日本人の寿命を縮めていたようです。そこで「減塩しょうゆ」等の「減塩」に対する企業社会の取り組みや、政府自治体の施策もさまざまなものがあるようです。「血管から老いる」そうですが、いろいろと工夫して遅らせる必要があるようです。飽食で美食の時代から、「節食」、「粗食・素食」に変えるのは個人的にも難しいようです。現代では健康法は、当然のことながら、各自がそれぞれ工夫しているといわれます。特に女性は美容法と同じく健康法に気をつかっています。誤った健康法も流布しているそうで、注意しなければならないと語られています。個人の血管の長さを考えれば、容易に血管の病気で倒れることが推測されると語られています。「血管の欠陥」に注意する必要があります。

 

・旅行も観光地で、移動等で体を動かすので、精神的にリフレッシュにもなり健康にもいいのでしょう。また、机の高さを調節して立って事務やパソコンを扱うことが可能な会社も増えてきているそうです。椅子に座ってばかりでは疲れるからでしょう。

 

・2016年4月14日の熊本地震では「エコノミー症候群」が相次いでいると報道されていました。やはり、車の中で、一夜を過ごすことは、ストレスにもなり、血液の血栓を作るようでした。とにかく体を動かす、歩くことが必要だと言われます。「健康法」にもさまざまな見解があり、奇説と思われるものもあるようです。高齢者になると「ラジオ体操」でも体に悪いという医者もおり、説が分かれているそうです。

 

・「現代人は絶対的な運動不足だ」そうです。若いうちは「運動不足」でも、なんとかスムーズに日常生活ができますが、高齢になると「適度な運動」が必須になります。働くという事は、通勤を含めて、「適度な運動」になります。高齢者は意識して、日常生活に「適度な運動」を取り入れる必要があるようです。

 

・断食の本もよく読まれているようです。Amazonに「断食」といれますと1060件の本がわかります。たとえば、『週1断食で万病が治る(週1回、2食抜くだけ!)』、『奇跡が起こる半日断食―朝食抜きで、高血圧、糖尿病、肝炎、腎炎、アトピー、リウマチがぞくぞく治っている!』、『3日食べなきゃ、7割治る!』、『「断食」が健康のための最高の方法だ!』、『食べなきゃ治る!糖尿病』、『断食でがんは治る』等、刺激的な題名が続きます。女性のダイエットということも非常に大きな話題・関心事になっています。断食がこれほど効果があるのなら、実践してみたいと思うものばかりのようです。

 

・アメリカ人の自己啓発書を読んでいますと「白いもの、砂糖と塩を控えめに」と書いてありました。肥満や心臓病に大敵だからでしょう。喫茶店にも人工甘味料が置いてあるところが増えたようです。アメリカ人はコーヒーやコーラを良く飲みますし、食事も塩味が基本だからです。砂糖を入れないでコーヒーを飲む人も増えているようです。砂糖と食塩の「白いもの」はタブーのようです。色とりどりの野菜サラダが良いようです。アメリカ人の肥満も日本人のサイズを超えているものが多いようです。

 

・ドイツ人がビールで、フランス人がワインという具合に歴史的にも日常の食生活に結びついているようです。ワイン好きのフランス人はワインのポリフェノールで肉食やチーズの弊害を防いでいるそうです。酒屋や煙草屋には悪いですが、ここは「禁酒・禁煙」でしょう。ノンアルコール・ビールを飲む人も増えているようです。特に年齢を重ねますと酒が体に悪いことが実感されます。また、アメリカのビジネスパーソンは、「タバコを飲んでいると仕事ができない」といって、マイナス評価をするそうです。しかし、若い頃から「禁酒・禁煙」を実行することは難しいことでしょう。日本の場合はビジネスマンと煙草が結びついているイメージです。病に倒れて入院したりする契機があれば、「禁酒・禁煙」の道にすすむようです。

 

・「禁酒・禁煙」で塩分と砂糖は控えめ、野菜のバランスの食生活、日常生活に組み込まれた適度な運動、「死ぬまでできる仕事やボランティアや生きがい」、「実行が容易な生活習慣」、「介護フリーの人生」が現代人の理想だそうです。確かに働かなくなると、軽い引きこもりになり足腰が弱まるといわれます。とにかく、ありとあらゆる病気が蔓延しているような現代です。医学の発達と病気の数が比例しているかのようです。難病や奇病も増えており、困った人々も増えています。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」といわれます。その点については政治家と官僚の認識も自覚もないといわれます。

 

・「健康」と「運動」はコインの表裏で、「適度な運動」を日常生活に組み込むことが必須のようです。アメリカ人は「死ぬまで仕事をしたい」というモーレツ人間が多いそうですが、「仕事を続けることが適度な運動になる」ようで健康に良いようです。健康ばかりでなく社会性という観点からも「死ぬまで仕事をする」「死ぬまでボランティア活動をする」ことが、これからは重要になってくるようです。遊んだり趣味に生きるのも良いですが、「死ぬまでできる何かを探す。適度な運動になる生きがいを探す」ことが重要になるようです。それでこそ、「ピンピンコロリ」で介護なしの大往生を遂げられることでしょう。「ひきこもり」やうつ病のような精神の健康についても「適度な運動」が効果的でしょうか。

 

・フランス料理の基本は「塩味」だそうです、ヨーロッパ人は、塩味になじみがあり、昔は、日本の味噌、醤油、生魚、納豆にはぞっとしたようです。今でも、ぞっとする外国人が多いそうです。しかし、寿司は、世界的なヘルシーフードになりましたが。近年の世界中の和食ブームで、寿司なども外国人が好んで食べるようになりました。欧米人も健康志向で、長寿の日本人の原因が、和食、魚を中心とする食事ということからのようです。

 

・インターネットの世界でも「数百もある健康法や美容法」は大きなジャンルのようです。「料理法」のネット企業もあります。健康法や美容法は商業ベースにのりやすく、「食」が大きなテーマのようです。「世界中の大人は誰でも何かの健康法や美容法を実践している」そうです。健康や運動は毎日の実践のことです。あなたは、いかがでしょうか。

 

・昔の中国の皇帝は「不老不死」を求めたようです。昔から宇宙人と会っていたからかもしれません。死後の世界が不老不死の世界で、幽界では人生のベストな若い時の姿になるようです。「不死の惑星」というエロヒムのリラ星人の惑星もあるようです。遺伝子操作で「不死」を達成している宇宙人がリラ星人のようです。フランスのコンタクティ、クロード・ボリロン・ラエルによると「3万年進化しているサタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人が、実験室で人間を創った」そうです。宇宙人の食事、排せつについてもさまざまな話があるようです。目に見えない「幽体」や「霊体」の異星人は食事をする必要がないようです。しかし、死語の世界の「幽界」では、食事を忘れられない人間のために、そのようなイルージョンができるともいわれます。実際に、「自分が死んだことを自覚しない」人間も幽界には少なくないといわれます。この3次元に実体化した異星人は、どちらにも対応できると述べられます。何年も食事なしで生きている人もいるといわれます。

 

・米国政府が秘密協定を結んだといわれているオリオン星人は人類に5万年進化しており「人間の魂の交換」ができるそうです。「オリオンの邪体霊」ともいわれ、アブダクション(誘拐)や生体実験をしたりして「宇宙の悪玉」のようです。また「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」といわれ、「日本の異人や天狗」もオリオン星人系列のようです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に米国に飛来したそうです。

 

・パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球ともいわれ、人間は死後、幽界で天使のような宇宙人、シリウス星人と出会うそうです。しかし、ネガティブ・グループのシリウス星人もおり、「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こる」ともいわれます。

 

・著者(松枝迪夫)の「私の健康長寿法十則」には「禁酒・禁煙」については書かれてありませんが、著者は適度に嗜む方なのでしょうか。昔の学生は酒をよく飲んだようです。しかし、酒も過度に飲めば体に悪いようです。何か大病を患い、病院に入院するなどして、そこで「決心」して「禁酒・禁煙」に向かう人も少なくないようです。私たち一般人は、「禁酒・禁煙で健康リスクをかなり減らせる」そうです。

 

・近年の世界的な「健康志向」で人々の関心も「自分自身や家族の健康の維持」に向けられているようです。現代人は絶対的な運動不足ですので、自分でジョギングやウォーキングをしたり、マラソンなどの練習をしたりする人が増えているようです。家庭でできる運動器具の販売宣伝も非常に多いようです。室内でやる運動器具にはすぐに飽きてしまう人々が多いそうです。またスポーツ・ジムやスイミング・クラブに通う人々も多く「適度な運動」を日常生活に取り入れて健康を維持して楽しい生活をしよう、人生を送ろうということのようです。

 

・街中では散歩をしている老人も増えており、「家に引きこもり」だと足腰が急に弱くなるようです。日常生活に「体を動かすこと」「歩くこと」を取り入れる必要があるそうです。そしてダイエットは女性の日常的な関心のようです。「肥満は万病の元」ともいわれます。メディアにはガン等で死亡した有名人のニュースが頻繁に出てきますが、ガンで死亡する有名人が意外に多いという印象です。未発見の発がん物質でもあるのでしょうか。また「塩や砂糖」も控えめにとるのがいいのですが、どの程度がいいのか分からなくなるようです。「人は誰でも自己流の健康法・美容法を実践している」といわれます。健康法を毎日実践して、介護リスクや痴呆リスクなど、誰でも嫌なことを本能的に避けようとしているのでしょう。

 

・近年、子供や大人の奇病や難病も増えているようで、治療法も分からない病気が増えているようです。医者でも病気の原因が分からないのですから厄介です。また自殺者も依然多いそうで、「心の健康リスク」の悪化が懸念されています。高齢化、少子化の時代に自分自身の肉体や精神の「健康リスク」にどう向き合っていくのかが日常の課題のようです。

 

・現代人は「絶対的な運動不足」といわれています。またガンや心臓病などの病気で亡くなる人も増えております。現代人の最大の関心事は「健康」ということでしょうか。そのために適度な運動を無理なく日常生活に取り入れている人が増えています。スポーツクラブやスイミングクラブに通う人も多いでしょう。その他の体を動かすサークルに参加したり、ジョギングやウォーキングが入りやすいようです。自転車で体を動かすことも必要です。長寿のためには「適度な運動」が必須だそうです。部屋に閉じこもって仕事をしていると、能率も落ちてきます。

 

・働かなくなると老け込むといわれます。働くことが通勤も含めて適度な運動になり、体に良いようです。人間は毎日、体を動かすようにできているようです。散歩よりも早歩きのウォーキングを習慣にしたいものです。また老齢化と共にボランティア活動や仕事などで、「社会との関わり合い」が必要なようです。「机の上の作業を毎日数時間、イスに座ってする」という作業習慣は、近代のライフスタイルだといわれます。人間は、昔から基本的には体を動かすことが多かったようです。

 

・「食べる健康」では、この書のように「七色サラダ」を中心にタンパク質を取り入れるようにすることも必要です。また砂糖は体に悪いともいわれております。「砂糖や塩は控えめに」ということです。ノンアルコールビールに変えたりして「禁酒・禁煙」が最も体にいいようです。歳をとると「断酒」する人も増えてくるようです。お酒の会社には悪いですが、高齢者にとっては「酒は体に悪い」そうです。サプリメントも必要になりましょう。寿命が延びていますので、100歳を超える人々の数はますます、伸びるものと思われます。やはり、あの世に行くのにはPPK(ピンピンコロリ)がいいのでしょうか。あの世には天使のような異星人があなたを待ち受けているそうです。UFOやグレイの時代から、人間の精神に侵入してくる天使や神々のような目に見えない宇宙人の時代になったといわれます。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だといわれます。

 

・インターネット情報(2014/9/12)によると、「全国の100歳以上の高齢者が過去最多の5万8820人に上る」、「100歳以上の高齢者の内訳は女性が5万1234人、男性が7586人。今年度中に100歳になった人と、なる予定の人々では女性が2万5千人、男性が4357人」、「国内最高齢は、女性が116歳、男性は111歳」、「日本人の平均寿命(13年)は男性80.21歳、女性86.61歳」、「100歳以上の人数は調査がはじまった1963年が153人だったが、98年に1万人を超え、2012年に5万人を突破した。近年は1年に3千〜4千人台のペースで増えており、今後も増加が見込まれる」とのこと。近未来は、高齢者が増え長寿化しますので、100歳以上の人々は大きく増えるように思われます。

 

・日野原さんの長寿の原因は詳しくは分かりませんが「現役の医者として活動している」からのようです。「働くこと」が「適度の運動」になり、社会との関係もでき、健康に最も良いようなのです。現代人は絶対的な運動不足ですから、定年退職して家に引きこもりますと、足腰がすぐに弱くなるようです。「通勤」や「働くこと」が「体を適度に動かすこと」になり肉体や精神に刺激を与え、長生きができるようです。残念ながら日野原さんは、2017年7月18日、東京都世田谷区の自宅で呼吸不全により死去されました。105歳没とのことでした。

 

・とにかく体を毎日、動かす必要があるようです。病気で早死にするのも困りますし、病気で寝たきり老人でも家族が困ります。やはり、外に働きに出ることが自然な適度な運動になり、スポーツジムや室内での運動器具を使うことよりも効果的のようです。「働くこと」は、適度な運動になり、ウォーキングやジョギングよりも効果的のようです。

 

・アメリカ人は「死ぬまで働きたい」という人々が多いそうです。「働くこと」が健康によいことを知っているからでしょう。遊んだり、旅行したり、趣味に生きるのもいいですが、社会でボランティア活動をしたり、死ぬまでできる何か、働くことを見つけて、「生涯現役」ということで、長寿を全うしたいものです。しかし、普通の医者でも70歳以上になると引退する人が多いのでしょうか。血管の病気で倒れないために、食事にも注意をしなければならないようです。「肥満は万病の元」のようです。やはり「ピンピンコロリ」が理想的な死に方のようです。しかし、ピンピンコロリで実際、死ぬ人は少ないようです。

 

・さまざまな病気のリスクを掛け合わせると高い確率になり、発症リスクを避ける努力が個人に課せられています。「食べ物」のテレビ番組が多いようですが、日常の食と認知症は密接に関係しています。食の西欧化でこれまできましたが、認知症などを考えると「洋食」「中華」よりも「和食」に軍配があがるそうです。一般的に普通でも砂糖と塩分の摂りすぎになるようです。意識的に減塩・減糖をしなければ突然倒れる可能性が高まります。

 

・「認知症予防には一切飲まないにかぎる」ということですが、「お酒のリスク」は、まだ一般化していないようです。禁酒では夜の商売の人たちが困るでしょう。「タバコのリスク」は、昔から広く研究されて報道されていますので、若い人でも「禁煙」をする人も増えているようです。喫煙には規制も多くあります。タバコを喫煙するひとへの風当たりも強くなっています。「お酒のリスク」は病気で倒れないとなかなか一般的に認識されていないようです。

 

・飲酒の習慣が社会に一般化しており、全く飲めないことは、マイナスのイメージになるようです。毎日の飲酒の習慣を持つ人々も多いようです。サラリーマン社会では「居酒屋文化」がありますが、飲酒習慣のない人が増えると夜の商売の人々が困ります。飲酒習慣のついた人にとっては、「断酒」は難しいようです。

 

・「言うは易く行うは難し」で、病院に長期入院でもしないと「禁酒禁煙」の決心や実践もできないようです。「食生活の改善」とともに「適度の運動」も必須だそうです。とにかく毎日、体を適度に動かすように工夫することが必要です。「散歩」やウォーキングも日常の習慣として実践しなければならないようです。「介護」のお世話にならないように、しっかりと「適度な運動」をしなければなりません。

 

・「介護の問題」は、知識人でも自分の家族が倒れたことを契機に、真剣に考えだすようです。遠隔地の親が倒れて困ったという人々も多いようです。介護が原因でサラリーマンを辞めた人もいます。高齢化・少子化の時代ですから誰でも「認知症」や「介護」の問題に直面する時代のようです。介護の問題は、今の問題だといわれます。悩んでいる人も多いと指摘されています。「介護疲れ」も多いようです。

 

・「少子高齢化の時代」で、当然ながら、各国政府もさまざまなシナリオを描き政策を研究・実施しているようです。また「地方創生」ということで各国の地方自治体や企業もいろいろな手法を研究・実践しているといわれます。「近未来の高齢者、女性、若者の働き方」が斬新な発想で組み直しされる必要があるようです。女性の場合は、子育て支援とかさまざまな制度的な担保が必要のようです。「超高齢化」は世界の潮流ですので、各国政府とも対策には余念がないようです。また待機児童の保育所の問題が脚光をあびています。当然のことながら、各国政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが、対策はどうなのでしょうか。

 

・高齢者の場合の対策は、米国の様に「定年なしの会社」も増えてくるものと思われます。若者の就職状況は、世界的には悪化しているようです。それゆえに、世界中で犯罪や売春、汚職、麻薬が蔓延していると語られています。それに比較すると日本の学生は恵まれているようです。日本でも正社員以外の派遣労働者の問題が大きくなっています。日本の将来は人口減少でネガティブな見解が多くありますが、対策は考えれば豊富にあるようです。意外にも「ピンピンコロリ」の高齢者が増えるようです。少子高齢化でも創意工夫によっては、明るいシナリオが描けます。しかし、NPO法人も補助金や寄付が頼りで、採算にのるのは困難なケースが多いといわれます。

 

・社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されなかった結果でしょうか。「失われた20年」と言われますが長い期間です。「日本は先進国だろうか」という声も街中で増えてきています。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。また振り込め詐欺(特殊詐欺)にしても被害者が高齢者で被害額も多額ですが、犯人グループを一網打尽にできない警察捜査の劣化が窺えるそうです。大組織の機能が劣化していることは、恐るべきことです。

 

・「限られた予算、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字」ということで、アベノミクスの成果が問われています。アベノミクスもはっきりした数字も出てきています。安倍総理自身もアベノミクスの失敗を認めたといわれます。「消費税の増税も将来は20%にまでいく必要がある」とのエコノミストの予測もあるようです。「定年を75歳まで延長し、消費税を20%にすれば社会保障制度の維持が可能になる」という議論もあります。今後は特に「高齢者に優しい電子政府の推進が経済活性化の鍵を握る」のかもしれません。いつの時代にも国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

 

 

 

 

 

私たちの体の中にはおよそ9万6000キロメートルもの血管が張り巡らされ、これは地球を2周以上する距離に当たります(2)

  • 2017.08.14 Monday
  • 17:30

 

 

『100歳までの健康の知恵』  賢い生活と食

 中村雅美   日本経済新聞出版社    2013/5/23

 

 

 

<世界一の長寿国>

 <野菜や魚を中心にした低脂肪食>

・日本人の平均寿命は80.9歳(1998年)で世界一の長寿国である。しかし、単に長命というだけでは十分ではない。たとえば、寝たきりでではない、社会活動ができる寿命がどれだけあるかが大切だ。

 

・日本が健康寿命で世界一である背景としては、衛生教育の普及や生活環境の改善など多くのことが挙げられる。中でも大きいのは食生活だ。野菜や魚を中心にした低脂肪食が健康につながったといってもよい。

 

・3つのことを頭に置けば健康を増進することは可能だろう。3つとは休養、栄養、美養(美容ではない)である。

  休養は、単に「ぐーたら」を決め込むことではない。きちんと運動をすることだ。それも散歩など軽い運動でよい、続けることが大切なのである。栄養は、バランスのよい食事を規則正しく取ることだ。

  それに加えて美養を挙げたい。美は美しさと同時に清潔さもあらわす。美しくなることに気を使い、身の回りの清潔さに配慮すれば健康の維持・増進にもつながり、生活も充実する。

 

 <ジャンクフードに要注意>

・『40代から始める100歳までボケない習慣』(朝日新聞)の中で同意できるのは、第2章にある「ジャンクフードは危険」の項だ。ジャンクフードは体を痛めつけると指摘している。それだけでなく、ジャンクフードをやめられない人の脳の中はドラッグ中毒者と同じ状態だとまで言い切っている。

 

・米国はいろいろな意味でお手本としてよい国のひとつである。ただ、私は「日本として、絶対に米国のまねをしてはいけないものが2つある」と思っている。ひとつは医療保険制度であり、もう1つは食生活(食事)である。公的医療保険制度が近くスタートするとはいえ、医療保健制度は民間主体であり、また料理もバラエティに富んでいない。食生活は健康の基本だが米国は食生活が非常に貧しい。国民はさまざまなジャンクフードに取り囲まれている。そのためか、健康を害している人の割合が高く、平均寿命も先進国の中では短い部類に入る。

 

 <「歩く」が運動の基本

・食事と並んで気をつけたい健康のキーワードは、「運動」である。といっても、「今さら運動などやる気にならない」という人は多いかもしれない。

  かつて、「まなじりを決して運動をする必要性はない」と書いたことがある。生活上のちょっとした工夫が運動になりうるからだ。加齢研究の第一人者である順天堂大学の白澤卓二教授の著書『40代から始める100歳までボケない習慣』(朝日新書)にも、こう書いてある。

 「まずは『なるべく歩く』を心がける」

 

 <肥満防止、食事回数より量>

・「医食同源」という言葉がある。日本で生まれたとされるこの言葉は、健康の基本は「食」にあることをうまく言い表している。

 

・ほとんどの生活習慣病は肥満がきっかけになっており、症状を悪化させる要因にもなっている。肥満を防ぐには、「食事は1日に3回を規則正しく取り腹8分目を目安にする」ことがよいとされる。最近、寝坊のせいなのか、ダイエットのためなのか、朝食を抜いて出勤したり登校したりする人が増えているようだ。

 

 <健康維持、まずは生活習慣>

・健康を維持することは、バランスのよい食生活と適度な運動、十分な睡眠でかなり達成できる。要するに、ごく当たり前の生活習慣の改善で済むことなのだ。特定の健康食品ばかりを取り続ける必要性はほとんど感じない。

「これを実行すれば、病気や痛みなどがみるみるうちになくなる」。こうした奇をてらった健康法とは、そろそろおさらばしたいものだ。

 

 <糖尿病の予防、血糖値に配慮>

・糖尿病は今や「国民病」といわれる。2007年版「国民健康・栄養調査」によると、国内の患者は推定で約890万人、予備軍も1320万人いる。合わせると2210万人で、日本人の5人に1人は糖尿病か、その予備軍となる。

  患者が増えているのは日本だけではない。国際糖尿病連合によると、11年に3億6600万人いた世界の糖尿病患者は、30年に約5億人、場合によっては約10億人になると見られている。

 

・糖尿病には1型と2型がある。いずれも血糖を分解するインスリンが分泌されなかったり、働きが悪くなったりするために起こる。1型糖尿病の人は、インスリンを作る膵臓の細胞が自己免疫疾患などで破壊されることで発症する。若者によく見られる。

  2型は生活習慣病といわれ、食生活の乱れや運動不足などが原因とされる。人種による差があるが、日本では圧倒的に2型が多い。

 

 <カフェインで抗ウイルス>

・コーヒーと健康について考えてみよう。コーヒーにはカフェインが多く含まれている。このカフェインに、ある種のウイルス(JCウイルス)の増殖を抑える効果が期待できるという。

 

 <コーヒーに脳卒中予防効果?>

・コーヒーと脳卒中の関係を調べた論文は少なく、はっきりしたエビデンス(科学的証拠)があるわけではない。ただ、コーヒーを飲む習慣のある人は、脳卒中のリスクが下がるという報告がある。  

 

たとえば、スウェーデンでの調査では、コーヒーを毎日1杯飲んでいる女性は飲まない人よりも脳卒中になるリスクが25%低いという結果になった。

 

・「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」というように、コーヒーや緑茶に脳卒中の予防効果があるらしいというだけで、がぶ飲みするのは避けたい。脳卒中リスクを下げるのはカフェインの働きによるものと見られるが、このカフェインをたくさん取ると、思わぬ「副作用」が出るからだ。

 

 <「カフェイン中毒」要注意>

・1日にコーヒーを100杯以上飲まない限り、何ら問題はないといえる。

 

・大きな副作用としては、「カフェイン中毒」がある。個人差はあるが、コーヒーから離れられなくなったら要注意だろう。顔面紅潮になりやすく、落ち着かなくなり、集中力の低下やけいれんを起こしやすくなる。悪くすると動悸や不整脈につながる。

  やはり、コーヒーは「体によいから」といって一度に大量に取るのは避けたい。カフェインを含んでいるとはいえ、コーヒーは医師や薬剤師が扱う医薬品ではなく、素人が誰でも簡単に口にすることができる食品なのだから……薬は「もろ刃の剣」で、作用があれば副作用もある。ほどほどにというわけだ。

 

 <ポリフェノールの合理性>

・「フレンチパラドクス」という言葉がある。フランスの逆説という意味だ。1990年代の初めごろから世界中で広まった。

  フランス料理は肉料理が主体だが、それにクリームやバターがたっぷり入ったソースをかける。食べ物に動物性の脂肪が多いから、当然フランスの人たちは動脈硬化になり、心筋梗塞など心臓・血管系の病気が多いと予想される。

  ところがフランス人が心臓病で死亡する割合はほかの西欧諸国に比べて少ないといわれている。脂肪分が多い食事を取っているにもかかわらず、心臓病の死亡率が低いというのが、フレンチパラドックスの由来である。

 

・パラドックスの理由としていわれるのが、赤ワインに多く含まれるポリフェノールだ。実際、フランスの人たちは赤ワインを多く摂取する。これで日本でも赤ワインブームが起きた。ただ、赤ワインを多く飲むことによる肝臓病の増加といったマイナス面もある。

 

・ポリフェノールには抗酸化作用がある。植物(食物)に含まれる抗酸化物質としてはビタミンCやビタミンEなどが有名だがポリフェノールもその1つ。フラボノイド、クマリン、ヒドロキシケイ皮酸の代表的なものとしては、コーヒーポリフェノールがある。

 

・体の中では活性酸素ができる。活性酸素は細胞にダメージを与え、シミやしわを作るなど皮への悪影響のほか、老化や動脈硬化、糖尿病、がんなどの引き金になるといわれる。活性酸素は常にできているが、普通はカタラーゼやスーパーオキシドディスムターゼといった酵素や、植物由来の抗酸化物質が生成した活性酸素を消している。

 

・酵素がよく作られ、食事などから植物由来の抗酸化物質を摂取できる若いうちはいい。それが高齢者になると・・・。ポリフェノールを取ることは、ある意味では合理的なのかもしれない。

 

・日本人が飲料から取るポリフェノールとしてはコーヒーの47%が最も多かった(緑茶は16%で第2位)

 

 <睡眠時間足りない日本人>

・ひとりでパソコンに向かって黙々と仕事をするのが日本のビジネスパーソンの姿なのだろう。このワーキングスタイルが日本人の睡眠の質の低下や、慢性的な睡眠不足状態を招いているのだろうか。

 

 <たばこを「断つ年」に>

 <禁煙で脳も長生き

 

 

 

『逆転の発想で悪の罠を見抜き人生の悩みを裁つ』 弁護士50年の法力

松枝迪夫    アドスリー   2010/7

 

 

 

<私の健康長寿法十則>

・私の健康長寿法を十ヶ条にまとめてみた。便宜的に私の健康長寿法十則と名づける。古来多くの実践者、研究者が唱えていたものをいわば現代の着想法をもって然るべき順序をつけてわかり易くまとめたものである。重要点はすべて網羅した。

 またこの何々が少なく、何々が多くという表現は、貝原益軒の用語やたまたま愛用している湯呑茶碗に健康長寿法として書かれていた用語を借用した。

 どうかこの十則は、東西の大家の養生法をいい塩梅に整理したものです。まず箇条書きにし、その後で解説する。

 

一即 食を少なく 噛むことを多く

二則 肉を少なく 野菜を多く

三則 塩・甘糖を少なく 酢・果実を多く

四則 欲を少なく 施しを多く

五則 憂い悩みを少なく 眠りを多く

六則 怒りを少なく 笑いを多く

七則 言葉を少なく 行いを多く

八則 乗物を少なく 歩みを多く

九則 衣を少なく 入浴を多く

十則 エアコンを少なく 風と太陽を多く

 

<十則の解説>

<一即 食を少なく 噛むことを多く>

・これは腹八分目にすること、食生活の最も重要な原則を宣言。かむことは消化にもいいし、八分目でも満腹感をもたらす。噛まないでいい柔らかい食品が増えたので噛むことが減ってきた。そのため頬がふっくらせず、やせた顔付の人間が多くなってきた。

 

<二則 肉を少なく 野菜を多く

・最近の洋風化の食事の欠陥は、肉が多いことにあるから、もともと日本人が好んできた魚を中心として野菜、大豆を原料とする豆腐を多用するのがよい。

 

<三則 塩・甘糖を少なく 酢・果実を多く

・塩の多用は色々の病気を引き起こすとされているので注意すべきであるが、大変神経質になって塩分を少なくし過ぎる傾向がある。これも過ぎたるは及ばざるが如しで、子どもがそのため元気を失ったり、労働者が力をなくしたりするので、ほどほどにする。病気だと思って医者に見せたら、その先生はベテランの名医で一目で病気でない、塩分不足と見破って塩を与えて間もなく快癒したという。未熟な医者だったら、すぐ注射とわけのわからない投薬をしただろう。

 糖分はこれまたとり過ぎは病気のもとであるが、運動をしたり、頭を使って疲れた感じのときは速効性があり大切な栄養である。

 

<四則 欲を少なく 施しを多く>

・精神の平静が一番大切なことである。そのためには欲望を少なくし、欲を抑えることである。食と色の欲望は本能であるから、これを抑えるのは難しいことであるが、それをすることが修養である。本能のままに振り回される人生を送っては身の破滅、仕事でも成功は覚束ない。反社会的な欲望はもちろん抑えなければならない。むしろ他者に対する愛、慈悲の心をもって行為することが大切である。その善行は、本人にも気持ちのよいもので、まして他人から感謝されたりすれば嬉しいし、後に満足感が残る。

 

<五則 憂い悩みを少なく 眠りを多く>

・人は色々なことを憂い悩み、夜も眠れないということが多い。現代人はあまりにも多くのストレスに悩まされ、心の苦しみを抱えている。これをできるだけ少なくし、明日のことは思いわずらわないでいること、過去のことをくよくよ後悔しないことである。杉田玄白も、明日を思い悩むな、後悔するなと言っている。

 すべての精神の健康法を説く説はこの項を最重要な手段と見なしている。心を平静に保つ最も大切な心持ちである。

 

<六則 怒りを少なく 笑いを多く>

・これもすべての精神の修養を説く人が一致してあげている実践上最も大切な処世術である。怒りのために人は他人を傷つけ、ついには己の身の破滅に至った例は枚挙にいとまがない。この修養こそ不断に若い頃から積まなければならない。

 

・笑いを多くとは、人生を楽天的に、前向きに生きることでこれは人間の生き方として成功に導く鍵である。前途を暗く、悲観的に考えるのはよくない。外国でも「プラス思考をせよ」というのはこのことである。笑う門には福来るともいうし、夫婦円満、家庭円満、その人の職場も明るく円満という、すべてに喜びと福の感情をもたらす。

 

<七則 言葉を少なく 行いを多く>

・これは寡言の徳をいうもので、不言実行の系譜にある。昔から「沈黙は金」という諺がある。もっとも欧米流の自己主張の風潮が入り、どんどん発言し、何でもしゃべるのがいいのだといわんばかりの時代になりつつある。程度問題である。

 無言では処世ができないから、要は冗舌をやめ、行動で示すということである。言葉遣いは社交では大切な武器で、軽々しい発言はせず、言行一致が望ましい。

 

・行いを多くとは、日常の暮らしで、身軽に身体を動かすことをいやがらないで、こまめに動くことである。これは大切なことで、相手にもいい印象を与え、尊大な人間だと思われないし、不精な人間と思われない利点がある。

 またこまめに身体を動かすのは健康にもいい。老人になってゴロンとしていると健康に悪く老化してぼけも早くくるという。

 女性が家事をやるのはこまめに動く典型だから、男性に比べて長生きである。いい報酬が与えられていて帳尻が合っている。

 

<八則 乗物を少なく 歩みを多く>

・身体の運動で歩くことは一番健康によいとされている。それと散歩をすることは特別の場所も相手も器具もいらない。しかも散歩先の町や風景をみて楽しむことができるから一石二鳥だ。

 

・必然的に車の利用者は歩くことが少なくなり、運動不足となる。色々な健康障害がでてくるなかで、ほとんど歩くことで直った例が多いし、その副作用で悪くなったという例はまずない。

 

<九則 衣を少なく 入浴を多く>

・皮膚の鍛錬には薄着がいい。

 

・私は一年中下着は木綿のシャツにステテコ一枚で通している。ニューヨークの冬もそれで、通し、その上にはワイシャツと薄手の背広だけである。慣れれば何でもなかった。

 

・身体を清潔にすること、皮膚をきれいにすることは新陳代謝によい。入浴はバスタブでもシャワーでもよい。

 

<十則 エアコンを少なく 風と太陽を多く>

・自然の大気と気温で暮らすのがその住民には一番健康的である。最近は暖房、冷房をする人が普通になった。

 

・お蔭で昔の日本人は、皆風もひかず元気だったのではないかと思う。

・北欧やドイツなど北部欧州の人は寒い冬が過ぎるのを待って公園で裸になって日光浴をしている。くる病になるのを防ぐには日光が必要なのである。日本人はあまりにも太陽に恵まれているので、その有り難さを知らない。

 

 

 

『病気にならない人の「考え方」』

「治す」から「守る」へー“予防医療”という選択

折茂肇  池森賢二     ダイヤモンド社  2013/2/16

 

 

 

<「100歳までの健康長寿」の人々の知恵に学ぶ>

・最近の日本では100歳を超えて長生きする人の数が急速に増えていて1963年には、その数がわずか153人にしかすぎなかったのが、2012年には5万人に増加しています。健康長寿の皆さんに日常生活の知恵を学ぶというのも予防医療の一つでしょう。

 

<老化は「未病」の一つである!>

・西洋医学の世界には「健康」か「病気」かという区分、つまり白か黒かの区分しかなく、通常は病気になって初めて医師の世話になります。

しかし、高齢者を診断していますと、健康か病気かをはっきり分けるのが難しいことがしばしばあります。白(健康)ともいえず、黒(病気)ともいえぬ、その中間のグレーゾーンがあるのです。

このグレーゾーンのことを、東洋医学では「未病」と呼んでいます。つまり、東洋医学の世界では健康と病気の間には連続性があると考え、両者を結ぶ境界線のことを「未病」と呼んでいるのです。

 

・いわば、侵入者や反乱者を押し返したり、そのいたずらを封じ込めたりしてくれる人体防衛軍が、いつも体内でスタンバイしているということ。これが、人体に備わっている「免疫機能」です。

防衛軍は好中球やマクロファージ、リンパ球といったさまざまな能力を備えた「白血球」で構成されています。

 若い頃はこの白血球の働きがとても活発なので、少々の無理はきくのですが、年を取ると全身の細胞が老化して人体防衛軍の力が衰えてくる。つまり、免疫機能が低下してきます。

 

・また、ガン細胞という体内の反乱者の脅威にもさらされます。こうした免疫力をはじめとして、人体に備わっている各種の「生体防御力」の総称をホメオスタシスと呼んでいます。

 

 前述したとおり、食事を取ると誰でも血糖値が上がります。しかし、上がった血糖値を下げるために脾臓からインスリンというホルモンが分泌され、血糖は正常値に戻ります。これがホメオスタシスの働きです。

 

<老化というのはこのホメオスタシスの機能を低下させる最大の危険因子>

・加齢とともに人体の機能には次のような変化が現れます。

 

心臓→血液を送り出すポンプの機能が低下する

 

血管→動脈硬化を引き起こしやすくなる

 

骨→骨密度が減少し、骨折を起こしやすくなる

 

関節→変形して痛みを伴い、可動域が少なくなる

 

筋肉→筋肉量が減り、筋力が低下する

 

脳・神経→脳細胞が減少するため、動作が緩慢になり、バランスも悪くなる

 

目→40歳を過ぎた頃から老眼が始まる

 

耳→聴力が低下し、老人性難聴という修復不能な病気になる人もいる

 

呼吸器→酸素と二酸化炭素を入れ換える換気能力が低下する

 

・病気とはいえないけれど、いつ病気になっても不思議ではない状態!

 

つまり、「老化」というのは、「未病」の状態にあるという言い方もできるのです。

 

<予防医療は、40代で意識しよう!>

<死の寸前まで働き、ボケる人がいない。まさにPPK(ピンピンコロリ)の大往生を遂げる

・40代は、人間ドックやサプリメントを含めた予防医療を意識すべき年代だといえます。

 

<長野県が日本有数の長寿県になったわけ>

・長野県というのはもともと内陸部の寒い土地柄で、県民の多くは典型的な塩分過多の生活をしていました。そのため、脳血管系の病気が多かったところです。

 

・ところが、県ぐるみで「予防医療」を実践したことにより、2007年には沖縄を抜いて、「男性長寿全国第一位」の県になったのです。しかも老人医療費が全国最低の47位。つまり、長野県には健康長寿の老人が多いということです。その秘密は、「健康補導員」という聞き慣れない肩書きを持つ人々の活躍にあります。

 

<80歳を過ぎても元気な人が多く、「ピンピンコロリの里」として全国的に注目されている長野県佐久市

 

・保険補導委員会は、市内の各地区を担当する保健補導員を任命、的確な予防医療の研修を受けてもらったうえで、住民の先頭に立って、次のような予防医療を普及させたのでした。

 

・減塩運動

 

・一部屋暖房運動

 

・食生活改善運動(ピンピンコロリ食)

 

・体を動かす(ピンピンコロリ体操)

 

キーワードは「食」「運動」「癒やし」。

 

<健康長寿とPPK(ピンピンコロリ)は決して不可能ではない>

<元気な老人は肉を食べる!>

・1963年には、全国でその数がわずか153人に過ぎなかった「100歳超え」の長寿者が、2012年には5万人を超えました。まさに1世紀を生き抜いてきた超エリート!

 

<「長寿の秘訣は何か?」というアンケート調査>

1位→物事にこだわらず、くよくよしない

2位→暴飲暴食をしない

3位→幸せな家庭に恵まれている

 

<長寿者の食習慣>

・腹八分目で、食べすぎないようにする

 

・完全に米にかたよるのではなく、魚介類などタンパク質も充分に取り、肉類も積極的に摂取する

 

・野菜や海草を好んで取る

 

・薄味の料理を好む

 

・規則的に食事を取る

 

<今、フィトケミカルが注目されているわけ>

・一般的に、摂取すべき食品の種類は1日30種類が目安だとされています。朝昼晩に少量でもいいから、できるだけ多種類の食品の摂取を心がけることです。なかでも最近注目されているのが「フィトケミカル」という成分です。フィトは植物。ケミカルは化学の意味。つまり植物が含有している化学物質のことです。付帯的には野菜や果物などの植物が紫外線や害虫から身を守るためにつくり出す物質のことで、「色」「香り」「苦味」などの基になっています。

 

・わたしたちが心がけるべきは、なるべく多くの色の野菜をいただくこと!

野菜や果物の色は「赤」「黄」「橙」「緑」「紫」「黒」「白」の七色に分類されますので、サラダをつくる場合には、できることなら「七色サラダ」を心がけるといいのではないかと思います。つまり、見かけが派手で、華やかなサラダを意識するといいということです。

 

<早歩きの人ほど死亡率が低い!

・ここでいうスポーツとは本格的なスポーツではなく、ウォーキングやジョギング程度の軽い運動を習慣的にしているかどうかを質問しているのですが、おわかりのように特に男性では、スポーツを習慣にしていない人は早々と自立機能が低下してしまうことが明らかにされています。改めていうまでもなく、運動習慣は健康に直結しています。

 

・具体的には、各種の調査によって、運動が虚血性心疾患の死亡率を減少させ、血圧を低下させ、血清脂質を改善させて動脈硬化性疾患の予防に役立つことが明らかにされているのです。特に注目されているのがウォーキング。

 

・最近、年齢に関係なく早朝ウォーカーが増えていて、「ちょっと早起きして、出勤前に一歩き」というOLの姿も目につくようになりました。

 

<ウォーキングは、散歩とは違い、普段歩く速度よりもやや速めに歩くのがコツ

・調査結果によると、速く歩く人ほど死亡率が低く、遅くなるに従って死亡率が高くなるというものです。「遅い→やや遅い→やや早い→速い」と、速くなるに従って明確に死亡率は低くなっています。

 

<早朝ウォーキングのススメ>

<朝日を浴びながら歩く!>

・サーカディアン・リズム(概日リズム)の法則とは、人体にはいわゆる「体内時計」が備わっていて、それが24時間のリズムで変動しているというもの。

 

・晴耕雨読。朝日とともに起きて、暗くなれば寝る。大自然の中で、そもそもそんな生き方ができたなら、健康長寿が約束されるのではないでしょうか?ところが、現実がそれを許しません。

 

<西から東に、東から西に向かって歩く>

・西から東、東から西。これは、太陽の軌道に沿った歩き方です。つまり、サーカディアン・リズム(概日リズム)の法則に従った理想的なウォーキング・コースだといえるでしょう。

 

<最低でも20分間は歩く>

・理想をいえば最低でも20分。トータルで40分程度は歩いていただきたいと思います。

 

<胸を張り、手を前後に振って、やや大股で、いつもより速足で歩く>

・あくまでもマイペースで歩く。無理をすると、三日坊主で終わってしまいます。

 

 

 

『100歳』

日野原重明   NHK取材班  NHK出版 2011/9/27

 

 

 

<99歳の健康診断>

・2011年1月19日、ライフ・プラニング・クリニックにて、99歳の日野原先生の健康診断が行われた。

 

・日野原先生は、通常の健康診断に加え、体力測定や認知症の検査、生活状況についてのアンケートなども含めたさまざまな検査を受けた。

 

・医師というのは聴診器を使う仕事だから、やはり聴力も大切です。聴力検査では計ってくれた担当者が、その場で「30代と変わりませんね」とほめてくれました。

 

・今日行った検査は、加齢とともに体力が低下する勾配を診るためのものです。一般的には、身長が縮む、肺の機能が落ちる、肝臓の働きが落ちる、大脳の働きが落ちるなど、すべてにおいて下降カーブをたどることがわかっています。

 

・まず、先生は大きな病気をお持ちでありませんし、血液検査でも特別な問題は見つかりませんでした。気になるところは、血圧が少し高いというところでしょうか。ただ、今回は降圧剤を飲まれていますので、上が107、下が56ということでしたし、よくコントロールされていて脈波速度も正常ですので、健康状態は極めて良好だと判断できます。

 

・脆弱化の5つの指標では、体重の減少、握力の低下、歩行速度の低下、日常生活の活動低下、そして気力の低下を評価します。これらがすべてなければ脆弱化なし、3つ以上あれば脆弱化、1〜2であれば中間と判定します。

 

・しかし、細かい点では下肢の蹴る力と歩行速度がやや落ちてきていること、そして眼をつぶった際のバランスが不安定であるという変化が見られますので、つまずいて転ぶなどの危険性もあります。くれぐれも足下に気をつけていただきたいと思います。よく歩くことはもちろん重要ですが、足首に軽いおもりをつけて、仰臥位(あおむけの姿勢)で下肢を持ち上げるなどの簡単なトレーニングも試みる価値はあると思います。脆弱化が進行しますと元へ戻すことは難しくなりますので、予防的にトレーニングされておられることは大変よいことだと思います。

 

<ヘルス・リサーチ・ボランティア>

・とにかく今、高齢者の医学的なデータが不足しています。75歳以上の食事のカロリーはどれくらいが適切かさえエビデンス(検証結果)となるデータはありません。現在のところ、85歳でも90歳でも、75歳のデータを使うしかないのです。長生きをする人が増えていますから、ぜひ調査していかなければなりません。

 

・私が解明したいのは、「老い」の本当の姿です。認知症にならず、社会生活を送る限界がどこにあるのかを調べたい。現在、遺伝子の働きが大きいということはわかっていますが、認知症の遺伝子を持っていても認知症にならない人もいるのです。例えば、認知症の発症因子の遺伝子を持っているにもかかわらず、認知症を発症していない方がいれば、発症を抑える外的な環境因子があるのではないかと仮定することができま

す。聞き取り調査から、それが食事か、運動か、社会活動か、趣味かを分析し、特定していきます。

 

・一人一人がどういう環境で過ごしているかということはこれまで調査されたことがありません。ボランティアの仕事をする、勉強をする、今までやったことがないことをする、新しい人と出会う。日々の暮らし方や活動も含めて環境因子といいますが、それらによって老化を遅らせることができるという結果が実証されれば、みなさんが目標を持って生きることができるようになるでしょう。

 

<99歳からのトレーニング>

・2011年3月以来、月に4回くらいのペースで自宅に経験豊富なトレーナを呼び、ストレッチや簡単なトレーニングを行うようになった。次男の妻、眞紀さんの勧めだった。トレーナーの吉沢剛さんは、「日野原先生は、99歳の体としては、本当にスペシャルな体だと思います」と驚く。

 

・日野原さんは我々が持っている百歳のイメージを吹っ飛ばしてくれた人物である。今も現役の医師であり、本を次々と執筆し、講演も年間、100回を超える。海外にも頻繁に出張するし、記憶力は抜群にいいし、ステーキも食べるし、好奇心は若者以上。いちいち驚いていたらきりがない。百歳にしてなぜ、このように生きることが可能なのか?この疑問に迫るべく取材を始めたのが2010年10月、日野原さんの99歳の誕生日パーティだった。そこでの驚きの言葉、「不思議と、老いるという感覚がない」。

 

・そして、以来1年間にわたり密着取材を行い、さまざまな場面で比野原さんやご親族、関係者などに話をお聞きしてきた。そのインタビューをもとに構成したのがこの本である。

 

私たちの体の中にはおよそ9万6000キロメートルもの血管が張り巡らされ、これは地球を2周以上する距離に当たります(1)

  • 2017.08.14 Monday
  • 17:28

 

『塩分が日本人を滅ぼす』

本多京子  幻冬舎新書 2016/1/29

 

 

 

<健康寿命>

・健康上の問題がない状態で日常生活を送ることのできる「健康寿命」こそ、幸せな長生きの基本です。病気を抱えて長生きするのではなく、健康で元気に年をとりたいもの。それには減塩が必須です

――そんなことはもう知っている、と言う人が多いかもしれません。でも、本当の塩の怖さを、日本人はまだまだわかっていません。「塩は万病のもと」なのです。

 

・脳梗塞や心筋梗塞、がんなどの深刻な病気も、その原因をたどると、「塩分の過剰摂取」が一因と言ってもおかしくありません。また、塩分の過剰摂取が原因とされる腎臓疾患もあります。腎臓は一度機能が壊れると修復はできない臓器なので、しっかり予防しないと大変なことになります。

 

<減塩>

・減塩が叫ばれるようになってずいぶん経ちました。たしかに減塩に対する意識が高まり、減塩レシピの本もたくさん売れています。にもかかわらず、まだまだ日本人は塩を摂りすぎています。2015年4月、厚生労働省による「日本人の食事摂取基準」が5年ぶりに改訂され、塩分摂取量の目標値が男女とも下がりました(男性は1日9グラム未満から8グラム未満に、女性は7.5グラム未満から7グラム未満に)。それでも、世界的に見るとWHO(世界保健機関)の定める基準値(1日5グラム未満)より多いのです。塩分が必ずしも高血圧の原因になるとは限らないから気にしなくてもよいという学説もありますが、これを見る限り、日本の基準がまだまだ甘いことはたしかです。

 

・すべて自分で料理するしかなかった昔は、塩は「見えて」いましたから、どれくらいの分量をいつどこで使っているかわかっていました。ところが、現代の食生活において、塩は「見えなく」なってしまっています。これで、現代人に知らず知らずのうちに塩分過多に陥りがちなのです。

「見えない塩」を意識することが、減塩の第1段階として、最も大切なことです。

 

<ピザには塩分も脂肪分もたっぷり含まれています

・父もそうでしたが、高齢者になれば食事に気をつかって塩分や油を控えるようになります。病人ならば、なおさらさまざまな食事制限を受けています。そういう人たちが、最期に欲求を爆発させるとピザに行き着くのかもしれません。

 私の母は血圧が高めだった父の健康のために、さまざまな減塩の工夫をしていました。だから、私は幼い頃から薄味に慣れていますが、父は塩味が強いものを食べて育ってきたようです。そのためか、若い頃から腎臓に持病を抱えていました。

「漬け物にも醤油をかけたい」と言う父に、母は、しょっぱい漬け物の代わりに大根の甘酢漬けなどを常備して食べさせていました。

 

<健康寿命を延ばすためには、「食べすぎない」と「塩分を控える」

・元気で長生きして、あるとき苦しまずに逝く「ぴんぴんころり」は、いつの時代も私たちの理想です。

 しかし、このぴんぴんころりは、そう簡単にできることではありません。

 勘違いしてはならないのは、「好き放題のめちゃくちゃをやっていた人がある日、突然亡くなる」ことをぴんぴんころりと言うのではないということです。

 それに、好き放題に暮らしていた人は、ある日、突然倒れることはあっても、要支援や要介護になり、そのまま亡くなるとは限りません。

 こうした好きなものを好きなだけ食べていた人は、たいていメタボで血管系疾患を抱えています。ある日、突然、心筋梗塞や脳卒中の発作を起こし、そのまま亡くなる人もいます。しかし、それはどちらかといえば少数派で、緊急医療の発達した今は多くが助かります。助かるけれど後遺症を抱え、介護が必要になります。

 だから、ぴんぴんころりでなく「ねんねんころり」、つまり長く寝たきりでいてから亡くなることが多いのです。

 

・寝たきりにならずに自立して生活を送れる健康寿命を延ばすために、なにが必要かについては、もはやあなたは言われなくてもわかっているでしょう。

メタボややせからの脱出。

タバコを吸わないこと。

適度な運動習慣。

質のいい睡眠。

ストレス解消。

そして、なによりも大事なのが、1日3度の食事です。

 

・食事について、普段からうるさく言われるのが「食べすぎるな」ということです。

 

・一方、塩分摂取量については、塩分の摂りすぎがすぐに高血圧を招く人と、そうでない人がいたり、「見えない塩」を摂っている自覚がない人が多く、指導する側もされる側も、どうしても曖昧になってしまいがちです。

 

<塩分過剰は細胞をダメにする

・では、塩は私たちの体にどういう作用をするのでしょう。

 もともと私たちの体の中には、塩分(塩化ナトリウム)が含まれています。体重60キログラムくらいの成人で約200グラムくらいとされています。食塩は、命をつなぐために必須のミネラルだからです。

 私たちの体の部位や臓器は、すべて細胞からなっています。その数、およそ60兆個と言われています。

 そして、体内組成の60%は水分で、そのうち3分の2が細胞内にあり、「細胞内液」と呼ばれます。

 

・そして常に、細胞外液と細胞内液は浸透圧によって濃度が一定に保たれるようになっています。

 細胞外液のナトリウムが多くなりすぎると、ナトリウムは骨に吸収され、細胞内液に多くなりすぎると、外へナトリウムを排出してカリウムを取り込んで、浸透圧を一定に保ちます。

 

・必要以上の塩分を摂ってしまうと、血液や細胞外液のナトリウム濃度が上がります。すると、浸透圧を調整するために、喉が渇いて水を飲みたくなり、水分が取り込まれ、むくんでしまいます。

 もちろん、健康なら、私たちに備わっている腎臓のろ過装置によって、そんな状態は長くは続きませんが、塩分の過剰摂取が細胞にダメージを与えることはわかるでしょう。

 

むくみはなぜ起きるかがわかると、むくみの怖さがわかる

・さて、塩分過剰の危機的状況において、私たちの体にどんな変化が起きるでしょう。「水が欲しい」と感じます。しょっぱいものを多く食べると喉が渇くのは当然なのです。

 ここで水をたくさん飲むと、たしかに喉の渇きは癒されます。しかし、細胞外液や細胞内液にその水分が引き込まれるために、むくみが起こります。さらに血管壁がむくみ、血流が多くなることが高血圧を招きます。

 

・そもそも、一時的にであっても「むくむ」というのは、水分が停滞しているという根本的な体の不調サインなのです。

 

<腎臓病と塩分—―腎臓の機能は一度失われると、回復は不可能

・腎臓は、空豆のような形をした臓器で、130〜150グラムほどのこぶし大のものが背中側の腰よりやや上に左右ひとつずつあります。

 なんとなく地味な印象を持たれますが、実は「肝腎要」と言われるように、命に直結した大切な臓器です。体内の水分量の調節のほか、血液のろ過という重要な役割を担っています。

 心臓と腎臓は密接にリンクしていて、どちらか片方が悪くなると一方も弱る傾向にあります。実際に、慢性の腎臓病の患者さんは、健康な人に比べて約2倍の確率で心筋梗塞にかかると言われています。

 腎臓病を引き起こす原因はさまざまあり、糖尿病や高血圧はその関与が明らかです。また、ある種の感染症などによって引き起こされることがわかっています。

 さらに、日常生活における腎臓への負担が挙げられます。なかでも食生活は深く関与しており腎臓に負担をかけるのは塩分とタンパク質です。

 

・腎臓では1日におよそドラム缶1本分の150〜200リットルもの血液がろ過されていますが、実際に体外へ出される尿は約1.5リットルほど、ほとんどは再吸収されて血液中に戻ります。この作業によって、血液の状態が良好に保たれます。

 このとき、血液中のナトリウムが過剰であれば、それをせっせと体外に排出させ、ミネラルをベストバランスに整えます。

 とはいえ、それは腎臓にとってはラクなことではありません。

 

・やっかいなのは、自覚症状がないままゆっくりと悪化することの多い慢性腎不全の場合、腎臓の機能が一度失われると、たいていの場合回復は不可能だということです。もともと腎臓は、とても働き者で、その機能の8割方が失われるまで自覚症状はありません。そして、だるさやしつこいむくみ、食欲不振といった症状が現れたときには、相当、進行しています。

 腎臓の働きが弱ってきた当初は、尿を約200リットルから約1.5リットルに濃縮できなくなって、体外に排出される量が多くなります。

しかし、もっと症状が進むと尿をつくる能力自体が落ちるため排出される尿量は減り、やがてまったくゼロになります。

 腎臓の働きがすっかり落ちて老廃物(尿素)の処理ができなくなれば、体内で代謝の結果つくられた老廃物(毒素)が体中に回って尿毒症となり、それを放置すれば命を落とします。

 そこで人工透析によって、血液をろ過する必要が出てきます。

 

・1回の透析に4〜5時間を要し、それを週に2〜3回行います。それを一生続けることになるので生活の質はかなり落ちてしまいます。

 今はまだ音を上げずに働いてくれている腎臓ですが、塩分過剰生活を放置していれば、どうなるかわかりません。

 

血圧と塩分—―腎臓病と高血圧は深くリンクしている

・日本人が治療を受けている疾患の中で、最も多いのが「高血圧」です。2010年の高血圧有病者数は約4300万人で、国民健康・栄養調査(2010年)によると、30歳以上の日本人男性の60%、女性の45%が高血圧と判定されています。

 治療を受けていない、そもそも気づいていない人も含めたら、相当な数の高血圧患者がいると思われます。

 

・高血圧には、大きく2つの種類があります。患者数は少ないですが、「2次性高血圧」または「続発性高血圧」と呼ばれるものは原因がはっきりしています。腎臓病や糖尿病といった、背景になる病気があるために、血圧が高くなるものです。そして、その原因となる病気は、腎臓にあることがほとんどです。

 もともと腎臓には、塩分と水分の排出量を調節する働きが備わっています。腎臓が弱ると、その調節が利かなくなり血圧が上がってしまうのです。

 一方、患者数が多いのが「本能性高血圧」です。こちらはもっぱら生活習慣によって引き起こされます。

 

私たちの体の中にはおよそ9万6000キロメートルもの血管が張り巡らされ、これは地球を2周以上する距離に当たります。体の隅々にまで毛細血管が張り巡らされていて、そこに送られる血液によって酸素や栄養が全身に行き渡るようになっています。

 糖尿病患者の手先や足先などに痛みや痺れが起きたり、やがて壊疽を起こすのは、高血糖によって毛細血管の血流が悪くなり、酸素や栄養が届かなくなるからです。

 

・また、侮れないのが腎臓に対するダメージです。腎臓には毛細血管がびっしりと張り巡らされています。その毛細血管をぼろぼろにしてしまう一番の原因は糖尿病ですが、高血圧もまた、悪い影響を及ぼします。

 

<腎臓病と高血圧は強くリンクしている>

<血管と塩分—―塩分の過剰摂取で動脈硬化に>

・高血圧が怖いのは、それを繰り返しているうちに血管がダメになるからです。

 

・「人は血管から老いる」と言いますが、年齢を重ねると誰でも血管が老化していきます。

 

 

 

『人は血管から老化する』

池谷敏郎  青春新書  2015/12/2

何歳からでもすぐに効果が表れる!食・運動・暮らしの習慣

 

 

<人は血管から老いる

<コブができた自分の血管>

・どんな頑固な患者さんでも、目の色が変わるのが、コブができた自分の血管の画像をお見せしたときです。

 

・さて、あなたは、ちょっと階段を上っただけで息切れする。いつもどおり寝たはずなのに疲れが取れない。鏡に映った自分の顔を見て、軽いショックをうける。なぜだか分からないけど、妙に体が冷える。

………こんなふうに、ふとしたとき、「年のせいかな」と思うことがありませんか?じつは、不調や病気は、年のせいというより「血管のせい」であるケースが多いのです。

 

<出張、移動の多い人は「選べる食事」でひと工夫を>

・そして、もう一つは、食事。出張や移動が多い人は、外食が多くなり、食事のバランスが乱れがちです。

 手っ取り早い一皿・一杯メニュー(パスタ、うどん、そば、ラーメン、丼ものなど)でついすませがちかもしれませんが、なるべく「自分で選べる食事」を選択してください。たとえば、小さなおかずを選べる定食屋さんを探すとか、コンビニでお弁当だけではなく、サラダとおかずを買うとか、あるいはビュッフェレストランもおすすめです。

 

<どういうものを選ぶべきか>

・「なんちゃって糖質制限」で、ごはんやパンなどの主食は今までの3分の2くらいに

・野菜をしっかり食べる。目標は1日400グラム以上

・減塩を意識する。1日8グラムに

・オメガ6系脂肪酸を控えて、オメガ3系脂肪酸をとる。ローストアマニを持ち歩こう!

・アルコールは適量を守る

 

<妊娠中は血圧ケアを、産後は“ながらエクササイズ”を>

・妊娠中は、普段以上に血圧の管理が大切です。妊婦健診で必ず血圧を測定するのは、それだけ大事だということです。なぜなら、妊娠中に血圧が高いと、赤ちゃんの発育が悪くなることがあるのです。

 妊娠中は、胎児のために血流量がおよそ1.5倍に増えます。流れる血液の量は増えるのに、血管は同じだったらパンパンになってしまいますよね。そのため、通常は血管がしなやかに広がり、血圧が上がらないようになっています。ところが、なかには血管がしなやかに広がらず、血圧が上がってしまう人がいます。

 

<熟睡できないと動脈硬化が起こりやすくなる

・なぜなら、人は、体温が下がったときに眠くなります。よく「寝る前にぬるめのお風呂に入るといい」と言いますよね。それは、入浴によって一旦上がった体温が下がっていくと、熟睡しやすいからです。

 

・こうしたしなやかに開く血管が、熟睡するには必要。逆に言えば、熟睡できないという人は、血管がしなやかさを失っている危険性大です。

 ところで、「冷え性で寝つきが悪いから」と、電気毛布をかぶったり、靴下を重ねばきして布団に入っていませんか?

 そうすると、熱を逃がせず、深部体温が下がらないので、かえって眠りが浅くなってしまいます。

 

<高血圧、動脈硬化、がん、認知症………>

・ここで、老けやすい人のタイプをいろいろと紹介してきました。最後に、なかでも直接あなたの血管を老けさせるものを紹介しましょう。

 それは、「喫煙」「高血圧」「脂質代謝異常」「高血糖」の4つです。

 これら4つのなかでも、自らがまねく最大のリスクファクター、かつ絶対的悪のエースが「喫煙」です。タバコが健康に悪いのは、もはや言うまでもありませんよね。

 なぜ、良くないのかと言うと、タバコの煙に含まれるニコチンは、体内に入ると血管を収縮させます。そうすると、血圧と心拍数が上昇し、高血圧や動脈硬化を引き起こすのです。

 

・それだけではありません。タバコを吸うと、快感や多幸感を呼び起こす「ドーパミン」というホルモンが脳内で分泌されるのですが、これは見せかけのリラックス状態で、実際には交感神経が緊張し、体は強いストレスを受けることになります。その強いストレスが、血管を狭め、硬くし、さらに高血圧や動脈硬化を助長してしまうのです。

 その結果、引き起こされる事態はかなり深刻。タバコを吸う人は、吸わない人に比べて、狭心症や心筋梗塞を起こすリスクが約3倍高まることがわかっています。1日に20本以上吸う人は、心筋梗塞を起こすリスクが約3倍高まることがわかっていますし、1日に20本以上吸う人は、心筋梗塞による死亡率が1.7倍も上がるのです。

 

・喫煙が老化させるのは、血管だけではありません。タバコの煙に含まれるタールは発がん性が高く、タバコを吸う人は肺がんや咽頭がん、胃がんにもなりやすい。認知症のリスクも高まります。さらに、喫煙は全身の細胞を急速に酸化させて、老化を進めるので、シミやシワが増えたり、歯が抜けたり、見た目の老化も進んでしまいます。

 

<「年齢+90mmHgまではOK」は昔の話

・2つめの悪の要因は、「高血圧」です

 高血圧の悪影響については、これまでの話のなかにもたびたび登場しています。ストレスが多いと血圧が上がって血管や心臓に負担をかけるとか、睡眠の質が悪いと高血圧を招いて、動脈硬化を進める………とか。

 改めて、血圧とは何かと言うと、心臓から送り出された血液が、血管の壁を押し広げる力のことです。高血圧が続くということは、血管の壁が強く押され続けているということ。

 

・「血圧がやや高いな」と気づいたときに対処すれば、こうした負のスパイラルに入る前に抜け出すことができます。

 ところで、血圧に関して、間違った説を信じている人も結構います。

 たとえば、「上の血圧と下の血圧は離れているほうがよい」。これ、まったくの誤解です。誤解どころか、真実は逆です。

 高血圧の場合、上の血圧と下の血圧が離れているほど、幹の部分である大動脈が硬くなったことを意味しています。「上の血圧・下の血圧」(脈圧と言います)が60mmHg以上の人は要注意です。

 また、「上の血圧は『年齢+90mmHg』までは問題ない」という説をいまだに信じている人もいますが、これは一昔前に言われていたこと。現在の医学では、すでに否定されています。

 

<「コレステロールが高いほど長生き」は大間違い

・血管を老けさせる、3つ目の要因は「脂質代謝異常」です。以前は、高脂血症と呼ばれていました。一般の方には、高脂血症という名前のほうがわかりやすいかもしれません。

 脂質代謝異常とは、脂質のなかでも“悪玉”と呼ばれる「LDLコレステロール」、「中性脂肪」が多すぎる。または“善玉”と呼ばれる「HDLコレステロール」が少なすぎる状態のことです。

 

・悪玉のLDLコレステロールは、肝臓から全身へコレステロールを運ぶ役割を担っていますが、増えすぎると余分なコレステロールを血液中に置いてきぼりにしてしまいます。善玉のHDLコレステロールが、この置き去りにされたコレステロールをせっせと回収して肝臓に戻してくれるのですが、量が多すぎると回収しきれません。

 

・一方、中性脂肪のほうはどうかと言えば、中性脂肪が血液中に増えると、善玉のHDLコレステロールが減ってしまいます。どうじに、悪玉のLDLコレステロールが小型化して、血管の壁に入りやすくなってしまう。そうすると、ますます動脈硬化が進みやすくなります。さらに、余った中性脂肪自体も変質して、血管の壁に入り込み、血管にできるコブの材料になります。

 最近では、「コレステロール値が高いのは問題ない」「コレステロールが高いほど長生きする」などと発信する医師もいて、「そうなの?」と疑問に思った方もいるでしょう。

 

・確かに、悪玉と呼ばれるLDLコレステロールも中性脂肪も、それぞれに役割を持っていて、必要な成分であることは間違いありません。コレステロールは細胞膜や胆汁酸(脂肪の消化吸収を助けるもの)、ホルモンの材料になりますし、中性脂肪には脂肪として体内に留まり、貯蔵用のエネルギーになったり、体温を一定に保つ、外部からの衝撃を和らげるといった働きがあります。

 

<食後高血糖で、すでに血管にはダメージが………!

・最初のうちは、食後だけ血糖値が高い「食後高血糖」という状態で、さらに進むと空腹時まで血糖値が高くなり、りっぱな糖尿病に。

 ただし、血管への悪影響は、糖尿病になる前の食後高血糖の段階からすでに始まっていますから。注意が必要です。

 

・そもそも、なぜ高血糖が体に悪いのでしょうか?

 血液中に余った糖質は、タンパク質と結びついて、「終末糖化産物」と呼ばれる物質に変わります。これが、体にとってもとてもよくない。

 

<血管力セルフチェック

<チェック項目>

・腹囲が男性で85cm、女性で90cm以上        リスク度1

・日頃歩くことが少ない                リスク度1

・満腹になるまで食べないと気がすまない        リスク度1

・生活のリズムが不規則                リスク度1

・完ぺき主義でイライラすることが多く、人には負けたくない

リスク度1

・階段や坂を歩くのがつらい              リスク度1

・下肢の冷えやしびれを感じる             リスク度1

・親兄弟に心臓病や脳卒中になった人がいる       リスク度1

・現在タバコを吸っている               リスク度3

・脂質異常症と診断、またはその傾向ありと指摘されている

                           リスク度3

・高血圧と診断、またはその傾向ありと指摘されている  リスク度3

・糖尿病と診断、またはその傾向ありとしてきされている

                           リスク度3

<判定  >

リスク度合計0〜2  (めやす)血管力は正常と考えられる

リスク度合計3〜5  (めやす)血管力は低下している可能性がある

リスク度合計6以上 (めやす)血管力は低下している可能性が高い

 

 

 

『歩く人。』 長生きするには理由がある

土井龍雄、佐藤真治、大西一平  創英社/三省堂書店   2013/6/20

 

 

 

<健康に長生きする人>

・正しく歩きつづけることで、いつまでも健やかに暮らせます。歩くことは、健康増進や生活習慣病予防に役だちます。

 

<歩くことの大切さを科学的に検証する>

<データが示した「よく歩く人は長生きする」>

・私が積極的にみなさんに、歩くことをすすめるようになったのは、ある論文との出会いがきっかけでした。

 それは、私の恩師(矢野勝彦先生)が関わった論文で、ハワイに移住した日系人707人を対象に12年間、彼らの健康状態を調査したものでした。驚くことに、日ごろからよく歩いている人と、あまり歩いていない人の死亡率に、なんと倍以上の差が出ていたのがわかったのです。

 1日に歩く距離が、1マイル(約1.6キロ)未満とほとんど歩かない人と、1〜2マイル歩く人、2〜8マイルと比較的よく歩く人の3タイプに分けて、12年間追い続けて調査した結果が表1です。

 2年目を過ぎるあたりから、ほとんど歩かない人の死亡率は高くなり、4年目を過ぎると、よく歩いている人の死亡率が明らかに低くなっていることがわかります。

 

・1マイルを歩くのに20分かかると考えると、1日に20分以下しか歩いていない人の死亡率は、6年目で約18%、12年目で約43%でした。一方、1日に40分以上歩いている人は、6年目で約9%、12年目で約21%と、あまり歩いていない人とは2倍以上の差があることがわかったのです。この結果は、歩くこと以外の因子を加味しても同じだったと述べられています。

 論文では、死亡率に大きな差が出た要因として、よく歩いている人は動脈硬化の進行が抑制されていたことを指摘しています。動脈硬化の進行が抑えられると、心筋梗塞や脳卒中などの慢性疾患である生活習慣病が予防できます。その結果、死亡率が低く抑えられたのです。

 

<動脈を鍛えて動脈硬化の進行を抑制する

・私は、心臓病や糖尿病の運動療法に長くたずさわっています。この経験から確証を得たことは、“運動は動脈硬化の進行を抑制し、生活習慣病を予防できる”ということです。

そしてそこには、3つのメカニズムが働いています。

 ひとつは、「動脈そのものに対する効果」、それから「筋肉に対する効果」、そして「自律神経に対する効果」です。

 ひとつずつ説明しましょう。まず、「動脈そのものに対する効果」です。

 もともと運動が動脈硬化の危険因子(糖尿病、高血圧、肥満等)を改善することは知られていました。最近になって、これらに加え、血管内皮細胞に対する効果が注目されています。

 

・動脈硬化の進み方にはいくつかのパターンがありますが、いずれの場合もファーストステップは血管内皮細胞の機能の障害です。すなわち、血管内皮細胞の障害を抑え、その機能を保持することができれば、動脈を動脈硬化から守ることができるのです。

 血管内皮細胞の機能を鍛え、保持するのに効果的だといわれているのが、歩くこと、運動することです。

 その理由を、具体的に説明しましょう。

 運動をすると血流が盛んになります。この血流の変化により、血液が血管をこする物理的な力が働きます。この力を「ズリ応力」というのですが、この「ズリ応力」が血管内皮細胞を刺激し、その機能を鍛えるのです。

 

・若いうちは、血管内皮細胞の機能は運動をしなくても保たれています。歳をとるごとにどんどん機能は低下していきますが、定期的に運動をすることにより、血管内皮細胞の機能は若者と同等に保たれます。歩くことで、血管内皮機能が若者並みに保たれるというのは、とても魅力的ですよね。

 この「ズリ応力」、血管内皮細胞を鍛える以外にも、別のメカニズムを介して動脈硬化を改善します。

 血管内皮細胞の機能が弱まると、血管内に脂の侵出を許してしまいます。血管内に入った脂はプラークという炎症を伴う固まりになり、これが破たんすると血栓が生じます。心筋梗塞や脳梗塞は、この血栓によって動脈が詰まることが原因です。

 

・実は、運動によって生じる「ズリ応力」は、この血管内のプラークを小さくすることも期待されています。ある糖尿病患者さんは、ほぼ毎日4キロメートル歩くことで、プラークを小さくすることができました。同様の効果は、心筋梗塞後の患者さんでも観察されています。

 

「ズリ応力」は、血管内皮細胞を鍛えるだけでなく、血管内の脂の掃除もしてくれる頼もしい味方です。

 

<ミトコンドリアを活性化させ糖尿病を予防する

・次は「筋肉に対する効果」です。

 ご存知のように、運動は筋肉の形態や機能にさまざまな作用を及ぼしますが、ここでは筋肉細胞内に存在するミトコンドリアに対する効果について解説します。

 ミトコンドリアというのは、われわれの身体の60兆の細胞一つひとつすべてに存在している小器官で、発電工場のような働きをしています。そして特に、筋肉細胞内には多く存在します。

 われわれは酸素を取り入れて、脂肪や糖質からエネルギーを得るのですが、そのエネルギーを生みだす役割を果たしているのがミトコンドリアです。生命活動を維持するのに、なくてはならない存在です。

 このエネルギーを生みだす発電機能がしっかり働けば、充分な活力が生み出されますが、機能の働きが悪くなると、さまざまな弊害が生じます。

 

・例えば、ミトコンドリアの機能が低下すると、エネルギーの素となる脂肪が消費されにくくなります。

 消費されない脂肪は行き場を失い、筋肉の中に留まりはじめます。脂肪が蓄積されてくると、筋肉は本来の機能である、糖質を蓄えるという機能が鈍くなってきます。

 すると、筋肉に取り込まれなかった糖質が血液中に長くとどまることになり、それが高血糖、ひいては糖尿病の原因となります。

 

・このようなエネルギーの流れの停滞が起こらないように、ミトコンドリアの機能を高めるにはどうしたらいいのでしょう。実はこれも、歩くことや運動することが有効なのです。

 より効果的にミトコンドリア機能を高める運動の方法(歩き方)についても研究が進んでいます。

 なかでも、強い運動と弱い運動を交互に繰り返す、インターバルトレーニングは、有力な候補です。研究成果がまとまるのは、しばらく先ですが、ブラブラ歩くのではなく、ゆっくり歩いたり早足で歩いたり、高低差のあるところを歩いたりすることは、試してみる価値があると思います。

 

<歩くことで自律神経のバランスも整う

・そして3つ目は「自律神経に対する効果」です。

 自律神経は、交感神経と副交感神経から成り立っています。自律神経はこのバランスをとることが大切だといわれていますが、歩くこと、運動することによってバランスが整えられます。

 イライラが続いたり、ストレスを強く感じたりすると、交感神経が優位な状態になります。適度に運動をしてリラックスした状態になると、副交感神経が優位にシフトします。副交感神経が優位になると、心拍はゆっくりとなり、心拍数が減ると、心臓にかかる負担も減ります。

 哺乳類は、どの動物も一生涯に打てる心拍数は20億回という説があります。副交感神経が高くなり、心拍数が下がると、長寿に繋がるかもしれませんね。

 また、われわれの心拍というのは一定の秩序をもってゆらいでいます。心臓は、安静時「ドキン・ドキン・ドキン」と一定に打っているようですが、厳密には早くなったり遅くなったり、規則性をもってゆらいでいるのです。

 この心拍のゆらぎは、副交感神経が優位な人ほど大きくなっており、交感神経が優位な人では小さくなっています。

 

・心拍のゆらぎは、よく運動している人は大きく、あまり運動していない人は小さいのですが、ゆらぎが大きいほうが長生きできることもわかっています。

 自律神経は免疫にも関わっています。副交感神経が高ければ、免疫力が増すことはよく知られていることです。

 太っている人は、自律神経のバランスが悪いことが指摘されています。メタボ傾向にある人は、エネルギー消費のためだけでなく、自律神経のバランスを整えるために歩くこと、運動することも意識してほしいですね。

 

<認知症の予防にも期待

・冒頭で紹介した、ハワイに移住した日系人を調査し続けた同じグループが、同じ対象で認知症を追跡したデータが、近年報告されました。これをみると、よく歩くことが、認知症の予防にもなることがわかります。

 脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症をあわせた認知症全体では、0.25マイルとあまり歩いていないお年寄りよりも、2マイル歩いている人のほうが、約2倍リスクが低いことが示されています。興味深いことに、その傾向はアルツハイマー型認知症において顕著でした。データからわかるのは、よく歩いている人は、歩いていない人よりも、2.24倍アルツハイマー型認知症のリスクが少ないということです。

 日本人にはこれまで、脳血管性認知症が多かったのですが、今後、アルツハイマー型認知症が増えるとの予想もあります。

 アルツハイマー型認知症になってしまうメカニズムも、最近やっと輪郭がつかめはじめていますが、予防することを考えると、歩くことの大切さが注目されることは間違いありません。

 

<身体に負担のかからない歩き方を身につけよう>

・歩くことの効能がいかに多くあるかを、運動療法の専門の立場から述べてきました。ただ最後にお伝えしたように、人それぞれ体力や状況が異なりますので、くれぐれも無理をしないで、歩いてほしいと思います。ずっと歩き続けることで、みなさんが健康になり、長生きをしてほしいと心から願っています。

 

 

我々は陸地から陸地へ移動する巨大な浮遊都市のある海を見、また空には音もたてずに動いている同様に巨大な船が浮かんでいたが、これらは一点に止まっていると見るや、ほとんど一瞬のうちに、とんでもない高速で通り過ぎていった。(7)

  • 2017.08.09 Wednesday
  • 10:37

 

・昭和49年ごろは、「北海道はUFO銀座」ともいわれたことがあり、平野氏などの作家や多くの知識人が関心を示し現地に飛んで調査していたようです。今ではUFOはサブ・カルチャーとなっていますが、プロ野球やサッカーや芸能人情報のように、ネット情報やメディアに載る量が増えていくようです。

 

・昔から河童(グレイの変種)や異人が日本に飛来していましたが、異人はオリオン星人のようです。オリオン星座に行った日本人もいるそうで、オリオン星人は階級意識の強い、秘密主義の宇宙人のようです。オリオンの邪体霊ともいわれ宇宙では悪役のようです。米国のメン・イン・ブラック(黒衣の男たち)も悪役でしたがハリウッド映画の{MIB}「メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)」では宇宙警察のイメージでした。殺人者と警察官では大きく話が違います。メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)の超能力は凄まじく、オリオン星人ともいわれています。メン・イン・ブラック(黒衣の男たち)に殺されたというUFOコンタクティの与太話もあり、両極端の話のようです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」といわれます。

 

・“UFO銀座”といわれる北海道もUFO目撃談が多いそうですが、アイヌの伝承のコロポックルは、グレイの一種の高等知性体で、アイヌとの交流があったそうです。コロポックルはグレイよりも小人だったようです。クラリオン星人のコンタクティ、イタリア人のマオリッツオ・カヴァーロによると「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。また「日本の河童はグレイの一種で、現在も海底基地にいる」そうです。グレイと人間の交雑種が「エササニ人」といわれます。エササニはオリオンの方向にあります。

 

・自衛隊のパイロットも北海道で多くUFOに遭遇しているそうです。また、ファントム戦闘機の墜落事件に関連してUFOとの遭遇があったという話もあるようです。コロポックルは、グレイよりも小柄ですが、人間に捕獲されたことはないそうで、グレイと同じように異次元移動ができたのでしょうか。グレイ・タイプの異星人は、81種類以上もあり、生体ロボットという説もあるようですが、「北海道で見られるUFOには、コロポックルや異人が乗っている」のでしょうか。自衛隊でも現在でもUFOはタブーのようです。またイタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「グレイも人間化している」そうです。

 

・コロポックル「出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』」コロポックル (アイヌ語: コロポックル, koropokkur) は、アイヌの伝承に登場する小人である。アイヌ語で、一般的には「蕗の葉の下の人」という意味であると解される。

 

・昭和49年ごろは、小柄なグレイ・タイプの宇宙人にマスコミや新聞も大いに騒いだようです。三島由紀夫も異星人を作品にしたり、自分自身もUFO観測に乗り出していたようです。三島由紀夫の作品に出てくる白鳥座61番星の宇宙人は、エリア51にもいて人間の科学者と共同研究をしているという与太話もあるそうです。

 

・「ベントラ」という言葉は、スイスの有名なプレアデスのコンタクティのビリー・マイヤーが言っていた言葉だそうです。一時UFOマニアの間では「ベントラ、ベントラ」と繰り返すのが流行ったそうです。テレコン(テレパシー・コンタクト)ができるほど宇宙人の能力は想像を絶する進化をしているようです。

 

・宇宙友好協会の会員の中には、当時日本にも来ていた宇宙連合の諜報機関員とコンタクトしていた者もいたそうです。金髪碧眼の美女や、「女王陛下の007」のような秘密諜報員が日本にも飛来して地上を徘徊していたそうです。また、ある者は金髪碧眼の宇宙人がたくさん乗っている宇宙母船にも連れてもらったそうです。「日本原人」のような宇宙人もいて、しゃべる日本語がきれいだったようです。また金星の大長老、マスターとコンタクトしたグループもあったようです。詐欺師扱いをされたこともあるアダムスキーが、ケネディ大統領を宇宙人に紹介したという話もあるそうです。

 

・作家の三島由紀夫は、外国人がびっくりするような形で自殺をしたので、外国人の日本人に対するイメージや評判を非常に悪くしたそうです。有名なノーベル文学賞作家の川端康成も自殺をしましたが、「死後、親に会えない地獄に落ちて、ろくなことのない自殺者」なのですが、有名人も自殺するくらいですから、ちなみに毎年3万人が自殺しているそうで「政治の貧困ここに窮まる」ということだそうです。死んだ三島由紀夫からチャネリングを受けて本を出版した人もいるので驚きです。三島由紀夫は自衛隊の秘密諜報機関とも関係があったといわれます。 また「自殺企画の発狂薬」もあるといわれます。それにガンで死ぬ人が多いようですが、未発見の発がん物質でもあるのでしょうか。とにかく大人にしても子供にしても難病や奇病が増えているといわれます。

 

・ここ10年でも合計30万人も自殺しているそうで、日本民族存亡の危機ともいわれていますが、行政も努力しているようですが、政治の責任でしょうか。関係者の努力で自殺者の人数としては減ってきているといわれます。いじめと貧困でしょうか。また幽界や霊界からでも「お招き」でもあるのでしょうか。日本政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが?!ベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているようです。

 

・以前は「経済一流、政治二流」と言われたのですが、「経済二流、政治二流、学識二流」で日本の落ち目で、外国人の評判も悪いそうです。が、政治の緊急対応策でもって、日本も明るくなるでしょうか。現在は「経済・政治は三流だ」そうです。しかし、日経平均株価も6月24日に2000年4月12日につけたITバブル期の高値(20833円)を上回りました。が、その後下げてきております。今後はどのように展開するのでしょうか。自殺者数が10年で30万人というのは大きな数字です。日本も冴えなくなり落ち目になりました。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないそうです。

 

・自殺者が増えているのは世界的な傾向のようです。「日本の失われた20年」といわれます。「日本は先進国だろうか」という声も増えてきております。社会の遅れた面や非近代性、後進性が予想以上に増えてきています。本当に優れた政治家や官僚が登用されてきたのでしょうか。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「失われた20年」といわれますが、今の世の中「クール・ジャパン」ばかりではないようです。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要だといわれます。

 

・多くの人たちが『空飛ぶ円盤』に熱中した時代は、再び来るのでしょうか。現在でも、UFO書物や映画ビデオは売れているのでしょうか。UFOの関心は低調で人々の関心は3S(スポーツ、セックス(大衆娯楽)、スクリーン(映画娯楽))に相変わらず向かっているそうです。ユダヤのシオンの議定書に「大衆をして3Sで政治を忘れさせよ」というのがあるそうです。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのだといわれます。私たち一般人も、政治意識を高めて国家の下り坂を何とかしなければなりません。人口減少とか、財政の問題とか難問山積みのようです。そして予想以上に「失政」が増えているそうです。「失政」を詳しく調べていくと恐るべきことが分かるのかもしれません。「外国では様々な意味で甘い国際感覚の日本人が狙われている」といわれます。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねるといわれます。

 

・また『ナチスがUFOを作った』という本もあり、戦後長く、南米に逃げて「ヒトラーは生きている」という話もあったぐらいナチスは謎だらけでといわれます。

 

・オスカー・マゴッチの『深宇宙探訪記』の分析

 

 『「宇宙人と地球」の超真相!』工学博士深野一幸(徳間書店)の中で深野氏がオスカー・マゴッチの『深宇宙探訪記』(加速学園)を分析している。これによると都市型の光輝くシャンデリアのような巨大な宇宙母船があり、それがシャンバラであるといわれます。

 

 母船は、直径100キロ以上にもなり、都市型の巨大宇宙母船も存在するといわれています。このような都市型の超巨大母船を作れるのは、正体不明のオリオン星人やシリウス星人とも想定されています。

 

 日本民族の神話の原郷『高天原』も、都市型の超巨大宇宙船であると戦後最大の奇書『家畜人ヤプー』では、想定されているようです。SF小説が大きな影響力を持った実例なのでしょうか。

 

・米国のエリア51での空飛ぶ円盤の製作も、反重力機関については、エイリアンの超テクノロジーの入手は、かなり困難であるといわれます。エイリアンの超テクノロジーによる先端武器への応用も米軍は研究をすすめていると語られています。

「その彼らは地球から68光年離れた惑星クイントニアに住む宇宙人で母星から「エリア51」まで45分で移動できる」といわれます。

 

・エルランティという強烈な神に言及する人も少なくないようです。タイタニック号の遭難のように一時に多数の死者がでるようなときは、宇宙船のような乗り物に乗って、天使が人間の魂を拾いにくるといわれます。

 

・異次元の超巨大な円盤は、波動が高いために見えないそうです。「ラスベガス付近に大型円盤が停泊していたのですが、見えない」ということが『大統領に会った宇宙人―ペンタゴンの宇宙人』(フランク・E・ストレンジス、たま出版、1996年12月)に載っていました。ペンタゴン(米国防総省)からテレポート(瞬間移動)して消えた宇宙人については、「その後」は、情報公開されていないと語られています。

 

・高次元の高等知性体からのコンタクトはいくつもあったようですが、詳細は不明です。異次元瞬間移動によって恒星間移動飛行が可能なエイリアンの超テクノロジーは、現代の科学者では想像を絶するのでしょうか。「エリア51」等の基地における米軍の空飛ぶ円盤の製作研究については、「完成している」ともいわれます。

 

・ディクホフの『アガルタ(虹の都)』という書籍は、アガルタ関連の本では、特異な内容を持つといわれているようです。原著は、1951年に出版されました。火星霊人や金髪蛇人も異次元でそれぞれ一層、格段に進化していったようです。異星人は進化の速度が早いようなのです。またそれぞれ人間化しており、異次元から人類を操作・管理しているともいわれています。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。とにかく異星人は宇宙連合としてまとまって動いているようです。火星や金星の異次元に壮大な文明の都市があるそうです。

 

・「火星人」と「金星人」という名前は昔から馴染みがありますが、近年では、シリウス星人とかオリオン星人とかの具体的な星座や惑星の名前に変ったようです。空飛ぶ円盤で目に見える形で異星人が来るケースと、目に見えない霊体や幽霊の形で異次元から観察しているケースがあるようです。幽霊や霊人は昔から存在するようですが、誰も認識できないそうです。ここでいう金星というのは副金星、異次元の金星、アストラル界にある目に見えない金星のことのようです。

 

・常に対立する二種類の宇宙人が存在し、それが進化を促すというルシファーの論理でしょうか。「ネガティブな宇宙人」と「ポジティブな宇宙人」の存在と対立があり、常に競争によって進化がすすむようです。ディクホフは、この本をある隠れた啓示に従って書いたそうですが、その内容はかなり破天荒で、SF風な印象を与えるようです。

 

・金星蛇人とは、SF的なようですが、爬虫類的異星人(レプティリアン)がかなり進化しているようです。最近では、火星霊人とか金星蛇人とかの言葉は使わなくなったようです。爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間化してイタリアのクラリオン星人のコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロによると「人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。爬虫類的異星人(レプティリアン)の地球人化のイルミナティが地球の管理をしているともいわれております。

 

・まるで昔に日本でも放映された米国の連続テレビ映画「ビクター」のような内容です。「ビクター」という映画は、爬虫類的異星人(レプティリアン)の人間化したものを描いていました。善神と魔神の対立抗争は、宇宙戦争の中心テーマで、伝説、神話などで記録されております。人肉食の鬼、宇宙人の話もあったようです。

 

・青色人の伝承は、インドの絵図に見られる青色の肌の神々と関連するのでしょうか。白人、黄人、青人、赤人、黒人という超太古には5色人と呼ばれた種族が存在したようです。シャンバラは異次元に突入した都市型の超大型母船のようです。地下都市というのは低層4次元とかの異次元のイメージのようです。虚空にシャンデリアのように輝く都市規模の宇宙母船を見たとカナダのコンタクティが報告しているそうです。そのクリスタル宇宙船は、現在「地上の平和」号と命名されていて、我々の太陽系の惑星間のヒエラルキーの最高の旗艦だそうです。

 

・国内のUFO研究家、研究グループも多いようですが、詳しくは調べておりませんが、さまざまな活動をしているようです。米国の連続テレビ映画「スタートレック」は、SF映画ですが、「全部が空想の産物」とはいえない番組だそうで、リアルな話もあるそうです。膨大な数のUFO関連の洋書を読むとかなりのことがわかるそうですが、私たち一般人は、時間がありません。

 

・第2次世界大戦後、米国に飛来した金髪碧眼のノルディックと小柄なグレイは、金髪碧眼のアーリア支配種と遺伝子的に劣化した、いく種かの亜人類でしょうか。リークされた情報によると金髪碧眼のノルディックはプレアデス星人だそうですが、いろいろと説があるようです。

 

・核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』扱いのため、人間タイプの宇宙人の情報は、米国のマスコミでもつかめないようです。人間タイプの異星人は、テレビ映画のように昔から米軍関係者に交じっていたという話もあるそうです。

 

・グレイにはいろいろと種類があるようです。「1、(ビーガン)と呼ばれるシリウスA人の遺伝子から作られたグレイ。2、(ゼータ・レティクリ1)地球人監視のためにリゲル人が作ったグレイ。3、(ゼータ・レティクリ2)このグレイは遺伝子操作で作られた爬虫類人への奉仕階級のメンバー」等が存在するといわれます。グレイ種も人間化しているそうです。

 

 遺伝子操作などでバイオ・ロボットを作れる想像を絶する超テクノロジーを持っているようです。

 

・フランスのリラ星人のコンタクティ、クロード・ボリロン・ラエルによると「リラ星人のエロヒムが実験室で人間を創った」といわれます。リラ星人エロヒムのコンタクティであるフランスのクロード・ボリロン・ラエルによると遺伝子操作による「不死の惑星」に行ってきたといわれます。

 

・昔の人々は、「地底世界」を求めて洞窟探検を繰り返したようですが、空飛ぶ円盤の時代になると、チャネラーやコンタクティから異次元の都市や異星の都市などの情報が入ってくるようになっています。

 

・人間の死後の『幽界』、『霊界』とニルヴァーナ(涅槃・天国)やエーテル界、アストラル界は、非常に細かい粒子の世界で現代の科学では、理解不能の世界のようです。神々の世界もエーテル界の都市にあるようなのです。超太古にあった両世界の往来が、現代でもあるとしたら想像を絶する話です。

 

・「アリゾナ州セドナの上空にエーテルのシティが滞空している」という米国の有名なUFO研究家がいますが、「エーテルのシティ」とは、非常に細かいエーテル質量でできているのでしょうか。映画『インデペンスデイ』では、巨大都市の上空に超巨大宇宙船が滞空しましたが、「エーテルのシティ」は、それよりもはるかに進化した種族・神々の宇宙母船でしょうか。

 

・「約3億6千万年前に、大船団を率いてベーター星からやってきたエル・ランティ」、「ベーター星は、非常に進化した都市で、まるで30世紀ぐらいの感じの発達した都市」は、神智学でいう「エーテル界の神々の都市」を窺わせます。

 

・「エーテル界に突入した都市型の超巨大宇宙母船」、「『直径100キロのプレアデス星人の宇宙母船』以上に大きな宇宙母船の実在」の報告もあります。

 

・エイリアンの超テクノロジーに関しては、通常の現代の科学者では、思考停止してしまうようなもので、私たち一般人には、想像すらできないもののようなのです。人間には、奇蹟に思えるテレポート(瞬間移動)の技術も宇宙人にとって、「それほど難しくない技術」だといわれます。

 

・プレアデス星人は、人類に6千年進化しており、リラ星人は約3万年進化していると言われています。それ以上になると、天使や神々の領域の進化となるのでしょうか。

 

・超科学といえば、日本の太古にあったといわれるカタカムナ文明のような超テクノロジーが思い浮かばれます。人類の発祥には、異星人が関与していたという説が今では『常識』になりつつあるといわれます。

 

・アメリカの国防総省(ペンタゴン)に住んでいた宇宙人が、テレポート(瞬間移動)して去ったと言われていますが、彼らは、その後どのようなコンタクトを米軍としているのでしょうか。

 

・アダムスキーは当時から警察やFBIなどから「詐欺師」扱いを受けていたといわれます。現代でも一部では「ペテン師」扱いを受けています。月や火星や金星には都市があり、緑の木々もあったということが問題にされています。アダムスキー支持派は、火星や金星の異次元に行ってきたのではないかと再評価しています。「アストラル界にもアストラルの惑星がたくさんあり、アストラル界またはアストラル次元と呼ばれる世界を構成している」という説があります。

 

・『私はアセンションした惑星からきたー金星人オムネク・オネクのメッセージ』(徳間書店)という本があります。金星や火星の異次元には壮大な都市文明があるそうです。UFOの物質化、非物質化ができる異星人の超テクノロジーは現代の科学者では理解不能のようです。「霊界ははるか遠いところにあるのではなく地上1メートルのところにある」とか、「地球と月の間に異次元の天国がある」といわれても私たち一般人には、訳の分からない奇説だそうです。

 

・スイスの有名なプレアデス星人のコンタクティのビリー・マイヤーについても「詐欺師」「ペテン師」説がありました。ビリー・マイヤーの膨大なメモは、日本でも「翻訳をすすめる会」というものができて10数冊の本が作られたそうです。偽物の写真があるという話も「偽物の写真が後から紛れ込んだ」のかもしれないそうです。現代でもUFO写真や動画の偽物は豊富にあります。何者かによって仕掛けられたかもしれません。

 

・日本でも『UFOプレアデス星団からの接近』という写真集が出版されました。ビリー・マイヤーのプレアデス人についても米国などで数冊の書籍が出版されています。宇宙人に関する本は、荒唐無稽な内容で「トンデモ本」が多いそうですが、出版の段階で、出版社の意図と内容チェックがあります。荒唐無稽の本の編集者の意図は私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。ちなみに、プレアデス星団には日本民族の原郷となった惑星があり、今でも異星人がそこから飛来しているそうです。「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔」ともいわれます。

 

・マニア向けの本は、出版しても対象が限られてくるのでしょうか。「詐欺師とペテン師の作り出す話は現代に至るまで続いている」とのことですが、「振り込め詐欺」のように現代では、「詐欺話」や「詐欺事件」が世界中に氾濫している時代のようです。

 

・フットボールのグランド三つ分はありそうな大きな円形の物体UFOの遭遇経験は、過去に数件の報告があるようです。そのような巨大なUFOを動かす超テクノロジーは現代の科学者でも理解不能のようです。UFOの物質化、非物質化ができますが、想像を絶するようです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」が進められていますが、恒星間飛行技術を習得したのでしょうか。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。エリア51については、アメリカ政府は、その存在を一度も認めていないそうです。エリア51で白鳥座61番星の異星人とコンタクトしていた日本人科学者もいたといわれます。

 

・ハリウッド映画『未知との遭遇』で、エイリアンの巨大な母船が地上に降りてくる場面がありましたが、巨大な母船も動きが軽快で瞬間移動により消失するそうです。巨大母船に搭乗する異人の正体は詳しくは分かりません。金髪碧眼のノルディックは、人類に6千年進化しているプレアデス星人といわれています。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。

 

・フットボール競技場を5つ合わせたほどの超巨大な円盤には、マスターとかかなり高位の宇宙人がいるらしいのですが、地球人もその船に往来している者もいるようです。

 

・超大型宇宙母船は、異次元や異空間を瞬間移動したりするようですが、世界中で目撃事件が報告されています。バミューダ海域の米軍基地にも昔、接近していたという話があるようです。ジョー・マクモニーグルが報告しています。

 

・アラスカ上空で目撃された航空母艦数倍くらいの大きさの宇宙船を恒星間飛行させる超テクノロジーは、現代の先端的な科学者でも理解できないようです。

 

・「空飛ぶ円盤の情報は米軍から始まって米軍で終わる」といわれます。アメリカ空軍の士官学校の教科書には宇宙人の種類が載っているそうです。アメリカ空軍は133種類の宇宙人を確認しているそうです。当然、膨大な異星人情報を保有していることでしょうか。

 

・フットボール球場くらいの大きさの超巨大UFOもしばしば目撃されたという記録もあるようです。昔からの伝説の「悪魔の船」なのでしょうか。

 

・超巨大UFOの目撃は、異星人との交流が窺われます。中世フランスの異星人飛来の伝説である「雲の上の国マゴニアからの異人」の伝承が知られているそうです。現代では「米軍と宇宙連合との交流」が知られています。カリフォルニア周辺のUFO目撃の三角地帯では、エリア51とか宇宙人と関係のある目撃事件や遭遇事件が非常に多いようです。メディアがうるさいので、沈黙のコンタクティも多いそうです。

 

・「カリフォルニアのような宇宙人の多い地帯は、宇宙人の『人格転換』によるゲイが非常に多い」という奇説もあるようです。宇宙人によるアブダクション(誘拐)された人数も、異次元の精神世界における現象であるために、予想以上に多いそうです。今ではLGBT(性的少数者)といいますが、ゲイという言葉は、男性ばかりでなく全体を指すのに使っています。

 

・私たち一般人には遥かに進化した「不可視の世界」のことはマスコミなどのメディアがとりあげないことなので、「関係のないこと」「荒唐無稽な話」として処理されるそうです。

 

・JALのジャンボ機のアラスカ上空における超巨大UFOとの遭遇事件も、米国のCIA(米中央情報局)による報道統制が行われたことが分かります。現在でもメディアも全面的にCIAの国策に協力しているようです。

 

・「悪魔の船」は、中世ごろから欧州なので目撃報告が多くありますが、サタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人の母船ではないのでしょうか。また、神々でも乗船しているのでしょうか。

 

・ハリウッド映画では、奇怪なエイリアンの超巨大母船がよくでてきますが、人間タイプの宇宙人の超巨大母船も多いそうです。人間タイプの宇宙人のほうが、はるかに超テクノロジーが進化しているそうです。天使のような異星人、シリウス星人もUFOを使うようなのです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だそうです。

 

・『直系1600メートルの超弩級巨大UFO』などで、多くの宇宙連合の異星人(神人)が飛来し、多くの米軍関係者などが、異星航路を経由して、プレアデス星座などに行っているのかもしれません。白鳥座61番星の異星人も来ているようです。今後とも米軍ウオッチャーに期待しましょう。

 

・残念なことに、宇宙人情報は、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップシークレット)を数段階上回る『厳秘』扱いのため、ウィキリークスのように米国のマスコミも暴露できないようです。

 

・よく報告される『フットボール球場位の大きさ』の超巨大宇宙船は、テキサスからカリフォルニアにわたる広大な米軍基地に着陸しているのでしょうか。またロシアでも昔から異星人にまつわる伝承は豊富にあるようです。ロシアはタウ星人と当初コンタクトがあったそうです。タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを目の敵にし、殺そうと狙っていたそうです。地球までグレイを追って来たタウ人は、1950年代にソ連と協定を結び、基地と自由に領空を飛行する権利を得たそうです。しかし、最近になって、ロシア人はタウ人との協定を破棄し、同じ協定をリュウ座人の前衛部隊と交わしてタウ人を追い払ったと考えられているそうで、この辺りは複雑怪奇のようです。

 

・いつでしたか、テレビで「航空自衛隊の輸送機が中部地方上空で、巨大な葉巻型UFOに遭遇したと」いう内容の番組が航空自衛隊の元空将の報告として放映されていましたが、航空母艦位の大きさのUFOの飛行は衝撃的です。

 

・プレアデス星人の宇宙母船は、『移民用で直径100キロメートルの母船』もあったそうです。土星の輪の中には、超巨大な葉巻型のUFOが発見されているようです。

 

・空中都市は、インドの叙事詩「マハーバーラタ」にも出ており、「アガルタのシャンバラが都市型の超巨大宇宙船である」のと符合します。マハーバーラタの時代の“帝釈天”や“阿修羅”がシリウス星人やリラ星人やさまざまな宇宙人として現代も活動しているようです。

 

・それによると、魔神族が鉄と銀と金で造られた3つの空中都市を持っていたとされています。宇宙船をヴィマーナと呼んでいました。また、サブハー(空中都市)だけではなく、海中都市もあったといわれています。また、ヒランヤブラ(黄金の都)と呼ばれた巨大な宇宙ステーションもあったそうです。その巨大さは、内部に宇宙船ヴィマーナを数千機も搭載できるほどだったようです。内部には、8千人も収容できる空を自由に移動できる巨大な乗り物の報告もありました。インドラのサブハー(空中宮殿)は、全長1200キロもあったといわれ、最近では、土星の輪の中に同様な物体、UFOの報告もあるようです。

 

・プレアデス星人に関する報告では、直径100キロメートルの母船の情報もあり、ハリウッド映画「インデペンデンス・ディ」の巨大な宇宙船を思わせます。映画「未知との遭遇」以来、映画の中の母船が、巨大化するようです。映画スターウォ−ズの中でも種々の母船が出てきてマニアの関心を引いているようです。ただ単に「宇宙ステーション」として「都市型の巨大宇宙船」が、宇宙に浮かんでばかりいるのではなく、自ら飛行でき、エーテル界という異次元に突入できることは驚異でしょう。

 

・数万年前の文明は歴史には認識されていませんが、文明があり、異星人がスター・ウォーズをして、地上でも戦乱があったようです。ベンジャミン・フルフォードの『闇の支配者に握りつぶされた世界を救う技術』という本は、荒唐無稽な内容も多いそうで、にわかに信じられないものも多いようです。超太古のインドの帝釈天(インドラ)と阿修羅との対立・戦争は敵対する異星人の超近代的な核戦争だったようです。帝釈天と阿修羅の争いは超太古から続いているようなのです。簡単にいえば、神と悪魔の争い、戦争ということでしょうか。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。

 

・超太古、インドではアーリア人の侵入があり、背景にはアルデバランの異星人が関係していたようです。いつごろかは分かりませんが、帝釈天や阿修羅などの異星人は、眼に見えないアストラル界やエーテル界で幽体や霊体となり、エーテル質量による都市文明やパラレル・ユニバース(並行宇宙)にいるようなのです。パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の植民星が地球だともいわれます。「人間は200万年前に宇宙船で地球にやって来た火星人によって創造されたという」という話です。戦後、米国に金髪碧眼のノルディックとともに飛来した「東洋人タイプ」は、異次元の火星人だったのかもしれません。荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物の話で疑念がわくといわれます。

 

・スター・ウォーズでは「牛神」が「龍神」をテクノロジーの面で圧倒し、「爬虫類的異星人(レプティリアン)を低層4次元に追いやったといわれます。星の系列では、オリオン星人とシリウス星人の系統の争いになるそうです。異説では、リラ星人とシリウス星人との争いとも言われています。また火星霊人と金星蛇人の対立・戦争ともいわれています。

 

・映画『スターウォーズ』は、「はるかに遠い昔のはるかに遠い宇宙」で起こった事実・実話を脚色して制作したという噂がありました。超太古には、地球上でもスターウォーズが行われたようです。宇宙人情報は国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いのため、詳しくは分かりません。

 

・インドの太古の叙事詩には超巨大な都市型の宇宙母船の記述があり、地上と宇宙空間で並行して戦争が行われたようです。天使団の3分の1を率いて神に反乱を起こした堕天使ルシファーの物語は「天の戦争」として伝えられています。が、神と悪魔の争いは、とめどもなく続いていたようなのです。「現代風にいうと、ルシファーやサタン(悪魔)というのは遺伝子科学者の一団の名前だ」といわれます。遺伝子科学者の一団のコンプライアンス(法令遵守)違反による戦争ともいえるでしょうか。

 

・ダルシーという米軍の秘密基地でも小柄な宇宙人グレイとレプティリアン(爬虫類人)に対して米軍の特殊部隊が攻撃して戦闘があったという噂話(1979年のダルシー戦争)もあるといわれます。進化した異類異形の異星人と人間とは、感覚が合わないようです。米軍の秘密基地エリア51では「空飛ぶ円盤」が完成しているという与太話もあるそうです。

 

・現在の宇宙間におけるスター・ウォーズの戦闘は大規模なものではないようで、小康状態が続いているようなのです。異次元の高等知性体の時空を超えた戦闘・戦争なので、私たち一般人には訳の分からないことでしょう。「シリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、戦争がしょっちゅう起こる」という奇説があるそうです。天国に自由に出入りし、人間への“憑依”や人間の“転生”を自由に操作するシリウス星人も悪霊たちの反抗を抑えきれないようです。

 

・中国の明代に成立した『封神演技』は、「史実の商周易姓革命を背景に、仙人や道士、妖怪が人界と仙界を二分して大戦争を繰り広げるスケールの大きい作品」ですが、これも地上と宇宙とで並行して行われた超太古のスターウォーズの記憶を伝えているのかもしれません。仙人の世界でも2派に分かれて、対立・戦争をしたようなのです。

 

・インド神話は豊富な宇宙人の活躍を窺わせますが、現代の神話もあるのでしょうか。宇宙人の活動については、どこの国でもアバブ・トップシークレットのようです。メディアもタブーが多いといわれます。

 

・アガルタのシャンバラのような「都市型の宇宙船」は、インドのサンスクリットの古文献に見られるようです。『マハーバーラタ』の戦いは、超近代科学兵器がからむ戦争であったようです。また、想像を絶する規模の宇宙船が土星の輪の中で発見されているという話もあるようです。

 

・『マハーバーラタ』の世界は、実話に基いて作られたと噂のある映画『スターウォーズ』の世界のようです。インドの「マハーバーラタ」の物語は、太古の超科学の時代の物語であり、神々は、進化した異星人たちだったといえます。今では進化した宇宙人がアストラル界やエーテル界の進化した都市で活動しているらしいそうです。

 

・牛神と龍神との争いが古代のスター・ウォーズというのですが、モンスタータイプの異星人が神々の役割をしていたのでしょうか。牛神というのは鬼やモーゼのように頭に二本の角が生えていたのでしょうか。モンスタータイプの異星人も種類が多いそうです。動物タイプの宇宙人は3割はいるともいわれます。「爬虫類的異星人(レプティリアン)も人間タイプは知性的な顔をしている」そうです。異類混血などで人間化が進んでいるのかもしれません。

 

・「中国が種々の理由から分割される」という予言は、極めて少ないそうですが、もしかしたら異星人でタイム・トラベラーの予言となると不気味ですね。

 

・恒星間飛行の超テクノロジーも持つ異星人の話は、昔はいくらかあったようなのですが、空飛ぶ円盤で別の星座に行くという話も、進化が進んだ異星人になるとウォークイン(憑依)やワンダラー(転生)の形で人間に化体して、人間を装うので見分けるのは大変難しいといわれます。

 

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャンバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

 

 

 

 

 

 

我々は陸地から陸地へ移動する巨大な浮遊都市のある海を見、また空には音もたてずに動いている同様に巨大な船が浮かんでいたが、これらは一点に止まっていると見るや、ほとんど一瞬のうちに、とんでもない高速で通り過ぎていった。(6)

  • 2017.08.09 Wednesday
  • 10:36

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・超古代、エベレスト山は、海の底であった。それ故に、アンモナイトなどの海の生物が、山頂付近で見つかっているといわれます。地軸移動などの天変地異があったようなのです。そして、超太古には、地球には超近代的な異星人の文明が存在したようです。しかし、天変地異や核戦争で、完全に滅びたようです。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」が続いているそうです。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」といわれます。シャンバラの支配者(世界の王)のサナト・クマーラ がルシファーであるそうです。フリーメーソンと金星人の繋がりが窺われますが、フリーメーソンの主神は堕天使ルシファーといわれます。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。ルシフェリアンとよばれる一派が活動してるといわれます。「堕天使が地球の女を狙って降りてくる」といわれます。堕天使の性的な能力は異常に高いともいわれます。大天使ミカエルの伝承も豊富なようです。大天使が大組織や都市等を統括しているといわれます。「世界や日本も金星人やアヌンナキ一派に、異次元から支配されている」という与太話もあるそうです。欧米イルミナティは、日本のイルミナティは竜座人階層の下等な種の末裔であると主張しているそうです。「日本はヘルメスが統治する国だ」ともいわれます。シリウスの大天使の代表であるというヘルメスは、ギリシア神話に登場する青年神です。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」そうです。サナンダは神智学では サナト・クマーラより上位の存在として「沈黙の監視者」と呼ばれています。

 

・「我々は陸地から陸地へ移動する巨大な浮遊都市のある海を見、また空には音もたてずに動いている同様に巨大な船が浮かんでいた」そうです。「浮遊都市」の宇宙母船を作ることができる超テクノロジーを持つ宇宙人は、天使クラスの異星人のようです。惑星を吹き飛ばすような水素爆弾を開発できる敵対する異星人(堕天使)は、地軸の移動も可能とする超テクノロジーの自然兵器を開発したのかもしれません。宇宙人には動物タイプは3割ほど存在するともいわれます。現在でも太陽の周囲には、巨大UFOや不思議な現象が見られるといわれます。

 

・シリウス星人が、異類混血や遺伝子操作等でモンスター・タイプの生物を創り神に嫌われたといわれます。そこで神は、天変地異をおこし、モンスター・タイプの生物を滅ぼしたと語られています。しかし、それらは、いまだに低層4次元に存在しているといわれます。惑星規模の宇宙母船を造ったり、惑星そのものを破壊するような兵器を開発したり、その超テクノロジーは想像を絶します。「地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である」と語られています。そう理解すれば月の謎が解けるという説もあります。現代においても惑星規模の宇宙母船が、全宇宙で機能していると指摘されています。惑星規模の宇宙船を飛行させている異星人は、神への反逆者、堕天使のグループのようなのです。神々の宇宙船は、どれなのか特定できないようです。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物であるといわれます。爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させようとしているそうです。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。

 

・「プレアデスに日本人の原郷がある。プレアデスやオリオンには日本人が多く住んでいる」という奇説もあるそうです。「リゲル人と爬虫類人の交配人種が築いた国が現在の日本と中国であり、これは西洋の親類とは無関係に発展した」と指摘されています。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったと指摘されています。金髪碧眼種のレプティリアン(爬虫類人)に対して、モンゴロイド系のレプティリアン(爬虫類人)がおり、東洋や日本では人種的には、後者の系列が優勢のようです。レプテリアン(爬虫類)がさまざまな支配者の黒幕であると指摘されています。「どう彼らを追跡しても、あなた方の祖先はレプテリアン(爬虫類)であることを発見するでしょう」と指摘されています。

 

・シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともないと語られています。「シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」と語られています。またシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こると語られています。

 

・人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だともいわれます。超太古から人類には、多くの異星人の遺伝子が混じっているようです。金髪碧眼のマスター・レイス(支配人種)が火星より地球へとやって来て、古代伝説の神々(gods)となったといわれます。東洋人と西洋人は容貌が大きく違います。東洋人にはゼータ・レチクル星人の遺伝子系列が多いといわれます。「ロズウェルのエイリアン(異邦人)は日本人(皇室)と同じモンゴロイドだった」ということもありえることでしょうか。またイエス・キリストも異星人だったと理解すれば、不思議な話も理解できるようです。キリストの出身星はアプ星だったそうですが、アプ星人は国際連合の設立に尽力したという話もあるようです。アプ星人は現代において南米に飛来しているともいわれます。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイドが、ダルシーの秘密基地で生体実験をしていた」と語られています。

小柄な宇宙人のグレイが来て、その後に金髪碧眼のノルディックや赤毛のオレンジの人間タイプの異星人が飛来して、その後に東洋人タイプが来たとリークされています。東洋人タイプには日本関係する神々(異星人)も混じっていたのかもしれません。

 

・以下の話は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

「<りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ

・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

 

・りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。」とのこと。いずれも現代科学には想像を絶する話のようです。「日本はUFO後進国だ」そうです。

 

・異次元世界のアストラル界にでも見えない「第2の月」、「月世界」があるのかもしれません。見えない神々や天使、堕天使の世界の「遥かに進化した異星人」の世界は、誰も容易に理解できないようです。「幽界」や「霊界」「パラレル・ユニバース(並行宇宙)」も彼ら、進化した異星人が創造したと語られています。造物主的な要素もあるのかもしれません。異次元の月世界があるのかもしれません。昔から月には小人か小柄なゼータ・レチクル星人、グレイ・タイプの異星人が住んでいたと語られています。You Tubeでも豊富にみられますが月の異星人遺物や、棄てられた巨大宇宙船等、様々な話題を月の動画が見せてくれるようです。「映像の世紀」ですからYou Tube等の「動画」が若い世代に大きな影響を与え、世界を変えていくのかもしれません。

 

・死後の世界の『精霊界』など、異次元については、人間は誰でも関係があるのですが、4次元、5次元といわれてもイメージがわきません。我々は、3次元に存在しているのですが、4次元、5次元に魂の実体があるそうです。

 

・現代物理学は非常に細かい粒子の世界については不明だと語られています。

 

・中国の仙人の世界は、階級意識の強い世界であるようです。真人や仙人とは異星人 ということでしょうか。夢物語なのでしょうか。異星人でも階級意識や階級統制にこだわるのはオリオン星人の特色であるという説もあるといわれます。

 

・中国も昔から異人の宝庫で、フリーメイスンが歴史を動かしてきた面もあるそうです。「神々の役所がある」という概念が面白いですね。「天の政庁」もあるといわれます。当ブログの標題「UFOアガルタのシャンバラ」の住民は、グレイとともに飛来したノルディックだったという説もありました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。

 

・邪悪なマスターに狂わされたナチス・ドイツ。マスター(大師)も善タイプばかりではなさそうです。「「ゼウス」や「アポロ」も、すべてが「ニムロド」=「アンチ・キリスト」の別の呼び名です。神様の中の王様であるゼウスは魔神の系列だ」といわれます。

 

・グレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは『アガルタのシャンバラ』の住人だったそうですが、現在の米空軍情報からのリークでは、詳しく分からないようです。

 

・「ノルディック」はプレアデス星座の惑星アルテアから来ているともいわれたり、オリオン星人だともいろいろな説が流れてくるようです。「トールホワイト」とよばれる2メートルから3メートルの白人種のオリオン星人も報告されているようです。トールホワイトと米政府とは繋がりがあるといわれます。

 

・もちろん、黒目黒髪の東洋人タイプの異星人もいますが、欧米から流れてくる人間タイプの異星人は、多くの場合、金髪碧眼のノルディックということで、古代ケルト人・アーリア人種のような白人種の典型のようなタイプらしいのです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるといわれます。

 

・当ブログの表題「UFOアガルタのシャンバラ」という都市型の超大型宇宙船の住人は“金髪碧眼のノルディック“、ナチス・ドイツが崇めた金髪碧眼の「超人」たちということのようです。

 

・そういった都市型の超巨大宇宙母船“高天原”から日本民族の神々(異人)が飛来したらしいのです。「日本民族の原郷である惑星もある」というスイス人のコンタクティの情報もあるようです。古代リラ星人は14万4千人いたそうですが、日本民族とも関係があったようです。

 

・“都市型の超巨大宇宙船“は、50年前のアダムスキーの金星人の宇宙人が飛来したと言われた時代から言及されているようです。

 

・ちなみに、スイスの有名なコンタクティのマイヤーがコンタクトしたプレアデス星からの宇宙人は金髪の白人美女に見間違えられる容姿をしていたと主張しており、それこそは、“ノルディック”というスカンジナビア系の金髪の美人型宇宙人と一致しているそうです。

 

・見えない4次元に存在するという非常に細かい粒子(エーテル)的な肉体を持つ宇宙人をイメージすることは難しいようです。

 

・異星人という神々や天使などが人間体に形を変えて地球に飛来して、地上を徘徊していたのでしょうか。昔の人々は、超能力人間を神と信じたのでしょうか。著者(深野一幸 氏)は、工学博士の立場から、常識を破る事柄の多い宇宙人について研究したそうです。

 

・このような時代になって「宇宙人は実在するのかどうか」と真面目に議論している学者がいるのが不思議だそうです。眼に見えない世界は、死後の世界の精霊界と同じで、通常は認識されません。が、チャネラーなどの情報で、一般の人々にも、おぼろげながら、理解されつつあるようです。

現実の人生や生活とは関係がないようですが、「あの世がこの世を規定している」といわれます。いろいろな反響もあるようですが、日本でも学生や学者のUFOの関心は高く、研究している人も多いそうです。反重力機関を研究している学者もいるそうです。「エイリアン・テクノロジー・リバース・エンジニアリング(宇宙人科学技術工学)」は米国の一人勝ちでしょうか。そうすると米軍に超兵器の超テクノロジーがわたりつつあるということでしょう。

 

・ラージノーズグレイのキャトルミューティレーション(動物虐殺)の話題も当時は、深刻なものといわれました。最近のメディアの米国事情はどうなっているのでしょうか。 どこの国のメディアも政府に協力するといわれます。

 

・ケネディ元大統領の暗殺事件までからまったりして、陰謀論は、事実認定が難しいようです。月とUFOについても、マスコミに出るのは、両極端の話になるのですが、トルーマン時代からの隠蔽政策が、維持されているそうです。

 

・ナチス・ドイツが「金髪碧眼の超人」に操作されて狂ったそうなのですが、金髪碧眼の「ノルディック」のことではないのでしょうか。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。

 

・スペインなどで評判になった「ウンモ星人」も金髪碧眼といわれ、「かなり進化した天使に近い種族(異星人)」ともいわれているようです。

 

・エイリアンも英語をしゃべれるし、言語の問題は解決しているそうです。評判だったテレビ映画『Xファイル』の中でみられるように米軍関係者がエイリアンの星へ向かっているようなイメージの場面がありましたが、当然のことながら、実際に米軍関係者は異星に行っているのでしょう。 イルミナティの空飛ぶ円盤はタイム・トラベルができ、「米軍の将軍が同乗していた」ともいわれます。

 

・日本のオカルト雑誌で「米軍関係者がエイリアンの惑星に留学していた」ということがリークされたりもしましたが、歴史上、人類史上最大のことが、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』のため、分からないのでしょう。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。宇宙連合内部や外部の宇宙人同士の関係や歴史も正確には分かりません。

 

・米国のUFO研究家たちや『米軍ウオッチャー』たちの活躍が期待されますね。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象といわれます。

 

・異星文明を国家機関の総力をあげて取り入れようとしても、教えてくれないのか分からないのか、リークはないようですが、超テクノロジーを米国は入手して空飛ぶ円盤を製作しているとの話もありました。

 

・『チベット上空の円盤』の著者(ロブサン・ランパ)も評価が両極端に分かれるそうですが、ユニークさにかけては面白いといえましょうか。どこまでがフィクションで、どこまでがナンフィクションなのか不明の話のようです。フイクションとナンフイクションの絶妙の組み合わせと考え、エイリアン物語は、気楽に楽しむのがよいでしょう。真偽のほどは分かりませんが、ロブサン・ランパの経歴も不思議な話のようです。私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

 

・50年前の「ロズエルの円盤墜落事件」も米空軍の「観測気球墜落説」で、一件落着となりましたし、エイリアンのことがマスコミにのりだしたのは、近年のことで、UFO研究家の先駆者たちは苦労したようですね。

 

・日本の河童のイメージも緑であるのだが、緑色の服を着たグレイたちだったのでしょうか。グレイがキャトルミューテレーション(動物虐殺)をしているという報告が多いようです緑色の服は迷彩色の意味の服なのでしょうか。欧州では、リトル・グリーン・メンの伝承が豊富なようです。人類はエイリアンによる定期的な遺伝子の“修正”の産物であるそうです。エイリアン情報のアバブ・トップシークレットのタブーを破って、周知の事実に変えたのはUFO研究家たちの功績でしょうか。

 

・非常に細かい粒子の世界については、現代科学ではまだ未解明だそうです。いわゆるエーテルの世界に魂の実体の世界があるといわれているようです。人間の死後の世界と高次元の異星人や天使のいる世界は同じようなアストラル界やエーテル界といわれています。

 

・グレイのアブダクション(誘拐)というのは、肉体をさらうというよりも、人間の幽体(エーテル体かアストラル体)を操作するようです。

 

・グレイも異次元移動ができて、「壁を透き通る」ようにして部屋に侵入して、大きな苦痛を与えないで、円盤の内部の処置室に引き上げられる、テレポート(瞬間移動)のような現象のようですね。しかもアブダクション(誘拐)の記憶を消してしまうとも報告されているようです。

ちなみに、グレイはアブダクション(誘拐)の現場の下手人で、円盤にはラージノーズグレイや金髪碧眼のオリオン星人のノルディックといわれる連中が、階級が上で首謀者ということだそうです。

 

・数万年から数十万年以上進化している高等知性体の実態は、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』のため一切不明とのことのようです。

 

・フランス人のラエルというコンタクティが、琴座(リラ)星人と接触しリラ星に行ったことは、有名な話だそうです。「知る人ぞ知る」話ですが。ラエルによると人間はDNA操作により実験室で造られたそうで、人類に2万年進化しているテクノロジーだそうです。

 

・一方、「シリウス星人は、遺伝子操作か思念(?)で人間を創った」ともいわれ、神に近い種族という説もあるようです。「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。シリウスA人はイスラエル政府と契約の宇宙の商人ともいわれます。「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。『竹内文書』の内容で特筆すべきは天皇家の先祖が、宇宙の彼方、シリウスから飛来したと記されていることであるといわれます。

 

・かくも多くのナチス・ドイツ人が金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種という『超人』たちに影響を受けたという歴史的事実は何を物語るのでしょうか。70年前にドイツに現れた金髪碧眼の『超人』(ノルディック)たちと第2次世界大戦の勃発との関係とは、あったのでしょうか。「米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、プレアデス人が招聘されたが、過去ヒトラーの人類浄化政策を画策し仏教を堕落させた」という説もあります。もし事実とすれば、ホロコースト(大虐殺)にプレアデス人が関係していたとは驚きです。歴史の大きな謎のようです。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。

 

・50年前に米国にグレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックたちにより、キャトルミューティレーション(動物虐殺)やアブダクション(誘拐)が起こったが、米国政府の公式調査はないようです。歴史的な異変の裏にいる金髪碧眼のノルディックの正体とは!?グレイの「空飛ぶ円盤」に同乗していた「ナチス」とも言われている金髪碧眼のノルディックは、プレアデス星人といわれていました。ノルディックとオレンジは、両方ともプレアデス星座の“アルテア4・5”から来ているといわれています。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。アルデバラン星人は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当したそうです。またアルデバラン星人は、こと座文明の再創造を支援しているそうです。

 

・ゲイ(LGBT等)のように人格転換を受けたチャネラーのヒトラー、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺という『人類史上最大の犯罪』の一つが起こりました、『ハム族、セム族という神々(悪魔)の争い、殺しあい、戦争』が太古から続いていたという遠因があったという説もあるようです。人類史上、「戦争の時代が平和な時代よりも長かった」そうです。人類は45 万年前に地球にやってきたアヌンナキという異星人が、遺伝子操作によってつくった存在だそうです。

 

・邪悪なオリオン星人とは、グレイとともに飛来した金髪碧眼のノルディックのことでしょうか。金髪碧眼のノルディックと金髪碧眼のアルデバラン星人がよく混同されるそうです。米国が秘密協定を結んだのはラージノーズグレイというオリオン星人といわれています。オリオン星人は人類に5万年進化しているといわれ、「人間の魂の交換」ができるようです。奇妙なことに、オリオン人はかっては琴座からの移民である人間らしい存在だったが、その後レプティリアンに征服されてしまったそうです。エルダーとよばれる天使のような人間タイプのオリオン星人が小柄なグレイと共に飛来したそうです。

 

・核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』のため、人間タイプの異星人である金髪碧眼のノルディックの情報のリークは乏しいようです。

 

・米国の太平洋艦隊の元情報将校のリークが大きな衝撃を呼んだそうです。ノルディックのような人間タイプの宇宙人を隠す勢力が昔からあるようです。サイレンス・グループの仕業のようです。

・ナチス・ドイツが崇拝した金髪碧眼のトゥーレの『超人』たちは、現代の米国に現れたグレイとともに母船に同乗する金髪碧眼の異星人ノルディックと同一の種族だったのでしょうか。情報が錯綜しているようです。

 

・ノルディックがアガルタ王国やシャンバラ王国に住んでいたという説が異次元の地下王国とからめて唱えられているそうです。金髪碧眼のノルディックの登場ですべてが明らかになるようですね。

 

・金髪碧眼のノルディックと同様に、髪の毛がオレンジで『オレンジ』と呼ばれる異星人も米国に飛来したといわれています。日本の茨城県の海岸の浜に江戸時代にUFOで漂着したといわれる『蛮女』も髪の毛は『赤毛』であったそうです。

 

・amazonの洋書に「T. Lobsang Rampa」と入れますと、144件の書籍が判ります。以下に一部を載せました。「My Visit to Agharta (English Edition)」を「丸善」から取り寄せて読んだことがあります。挿画が印象的でした。「シャンバラ」として「都市型の宇宙母船」の絵図があるのです。そして、シャンバラにはパスカルやアリストテレスのようなギリシャの哲学者等の世界の偉人が生きているというのです。(筆者注;幽体としてでしょうか)。普通の人間にシリウス人が憑依して、結果として「偉人」になるという説もあるといわれます。また「超大型宇宙母船」の絵図も載っていました。SFファンタジー物語としても米国の本としては「都市型の宇宙母船」が題材になるようです。私たち一般人は、仕事で時間がないため「洋書」については当然詳しくはありません。しかし、UFO関連の「洋書」を読むとかなりのことが判るといわれます。洋書のUFO関連でも数万冊あるといわれます。T. Lobsang Rampaは経歴もインチキで詐欺師のようだといわれます。内容もフィクションとみられますが、「空飛ぶ円盤」については、当時のものとしては興味が引きます。荒唐無稽、奇妙奇天烈、支離滅裂、眉唾物で疑念がわく本だと評価されたようです。

 

Twenty-five Years With T. Lobsang Rampa

The Third Eye

Cosmic Telepathy: A How-To Guide To Mental Telepathy

Wisdom of the Ancients

Three Lives

I Believe

 

Flight of the Pussywillow: My Continuing Life With T. Lobsang Rampa

T Lobsang Rampa Lama From Devon (English Edition)

The Rampa Story (English Edition)

Doctor from Lhasa

My Visit to Agharta (English Edition)

The Cave Of The Ancients (English Edition)

Twilight: Hidden Chambers Beneath the Earth

 

・「ランパは肉体を離脱して星気圏へ上昇した。そこには旧師のラマ僧ミンギアル・ドンダップが待っていて」という文章がありますが、アストラルプロジェクション、アストラル・トリップ(幽体離脱でアストラル界層にはいること)のことでしょう。「こうした神的生命体の中には、ガイアを縦断した教育者たるマスターたちがいます。彼らは、シャンバラのアストラル界における天使」といわれます。マスター(長老)クラスは、シリウスやリラ、プレアデス等の重要な場所にニルヴァーナ(涅槃・天国)から瞬時に移動できるといわれます。太古のインドの阿修羅が崇拝していたのが金星のマスターだったといわれます。アヌンナキとかサナンダといわれる金星のマスター(長老)が活動の中心ともいわれます。

 

・現代ではUFOやグレイの動画の投稿がYou Tube等で豊富に見れるようです。しかしながら、昔からあったことですが、目に見えない天使や堕天使の異星人が人間の精神に憑依する時代だともいわれます。「はるかに進化した宇宙人が人間の精神体に侵入してくる時代だ」そうです。そうなると人間自身が「変容」、「変性」してしまうといわれます。「不思議なゲイの現象は、宇宙人の人格転換である」ともいわれます。またカリフォルニアではゲイの宇宙人の話もあったといわれます。自由自在にアストラル・トリップができる目に見えない異星人が人間に憑依するのですから誰も認識できません。まれにそうした眼に見えない異星人とのチャネラーやコンタクティが現れます。そういう観点から、ランパの物語もフィクションとはかたずけられない作品といわれます。「宇宙人の実体をエーテリアン(霊人)と呼び、彼らの乗用する円盤のことをエーテル船(霊船)と呼ぶべきだ」いう説もあるといわれます。宇宙人情報をフェイク(偽物)とすることによって、サイレンス・グループから協力金やその他の便宜が与えられるのかもしれないといわれます。ようするに神々や天使や堕天使の活動が「異星人」として語られています。「異星人にとって、テレポーテーションのテクノロジーはそれほど難しくない技術だ」といわれます。「宇宙人は“幽体”や“霊体”で目に見えない異次元に存在している」といわれます。

 

 ・この著者(ロブサン・ランパ)も評価が両極端に分かれるそうですが、ユニークさにかけては面白いといえましょうか。フイクションとナンフイクションの絶妙の組み合わせと考え、エイリアン物語は、気楽に楽しむのがよいでしょう。ナンフィクションといわれる話も膨大にあるようです。私たち一般人は、当然、全部を把握できません。

 

・50年前の「ロズエルの円盤墜落事件」も米空軍の「観測気球墜落説」で、一件落着となりましたし、エイリアンのことがマスコミにのりだしたのは、近年のことで、UFO研究家の先駆者たちは苦労したようですね。

 

・プレアデス星人は、ビームシップで非常に多くの銀河宇宙以外の別宇宙を探査しているそうです。そこには、人類に似た文明が数多く存在するようです。プレアデス星人は、人類より6千年進化しており、神々ではなく、宇宙人としては非常に進化している種族ではないといわれます。

 

・地球はレベルが非常に低くて宇宙連合に参加できないそうですが、イスラエルや米国はシリウス星人と協定を結んでいるようです。

 

・宇宙人に関する刑事事件は、詐欺事件から殺人事件まであるようですが、事件の特殊性から、あまりメディアが追及できないそうです。過去60年間、異星に行ったという人の話もメディアに載りましたが、それ以上の話は、出てこないようです。

 

・1960年代の宇宙友好協会の活動は、当時、大きな影響力を持ったそうです。金髪碧眼のノルディックたちも日本に来ていたのでしょうか。

 

・ここ50年間、米国内の社会に、異星人が浸透したものと思われますが、核兵器などの国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)を数段階も上回る『厳秘』のため、『厳秘』は、漏れてこないようです。米国の軍人・公務員の守秘義務は、罰金が高額なため、違反者が少ないといわれます。

 

・当時、CBA(宇宙友好協会)は、大きな影響力を当時、持っていたと語られています。巨大母船の2キロの通路など面白い話です。宇宙連合の情報員が当時、日本にも来ていたといわれます。

 

・肉体を持った宇宙人の現象と異次元の霊の世界やアストラル界、エーテル界の現象を結びつけることは、『夢の中の話』になってしまい、夢想だにできないといわれます。

 

・高次の世界を操作する天使のような高等知性体の存在を知覚することは、一般の人には難しいといわれます。コンタクティはテレパシーなどの超能力で交信するといわれるが、これも体験してみないと理解できない現象で、夢のような話になってしまうと語られています。古代ケルト人は典型的な金髪碧眼の白人タイプの原型だそうで、現代米国に飛来した宇宙人の金髪碧眼のノルディックとの相関をうかがわせるといわれます。

 

・超常現象とか霊現象と異次元の異星人の現象が交錯するので、理解が難しくなるといわれます。円盤人というのは、他の次元―もし言うならば、4次元―の世界に存在する非常に優秀な実体なのであると指摘されています。エーテル界に存在する天使のような異星人や、奇妙な特徴はしばしば地球人に知らされるといわれます。

 

・地球における第3次世界大戦が勃発するのも原因は異星人同士の争いが原因になるそうなのです。地球の戦争と異星人同士の争いが関係しているようなのです。異星人同士は、想像を絶するほど、「互いに争う」ようなのです。私たち一般人には、「スター・ウォーズの原因」についても理解不能なことが多いようです。異類混血がスター・ウォーズの原因だともいわれます。猿の神様(ケンタウルス座α星人)もいまだに存在するようなのです。インド神話の猿の神様は「ケンタウルス座α星人」ともいわれます。動物タイプが3割も存在しているようです。ネガティブ・グループのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるともいわれます。あらゆる争いの根本は太古からの浅黒いハム族と金髪碧眼のセム族の争いが元になっているといわれます。そうことから異星人の末裔のユダヤ人と、金髪碧眼の異星人の末裔が、謎の組織から狙われているそうです。「人類の歴史は平和な時代よりも戦争の時代が長かった」ようです。堕天使の宇宙人なのかもしれませんが、異類で霊格が低く互いに争いが絶えないそうです。

 

・「二派の対立とは火星由来のアーリア人に対するアヌンナキ・レプティリアン(爬虫類人)の争い、戦争」であるともいわれます。「タウ人の遺伝子を使ってグレイを作るために主に子供を標的にして誘拐し、殺して細胞とホルモンを取りだしたのでタウ人がグレイを見つけたら殺そうとしている」ともいわれます。「彼ら蛇人はすでにロシア共産主義勢力としてやってきており、マルクスとレーニンはその勢力のいわば幹部たちだった」という説もあるようです。もともとは共産主義も資本主義もイルミナティの発想だともいわれます。「竜座人(ドラコ)が遥かに進化しており、このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティである。交配人種であるイルミナティが地球を支配している」といわれます。

 

・地球の人種・民族問題も殺戮の原因になりましたのでタブー化されています。それと同じように異星人の異類の問題も、国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにされているようなのです。異星人の中にも闇の同胞団のようにサイレンス・グループがあるようです。「何も知らせるな」と言うことらしいのです。小柄なグレイのイメージはハリウッド映画で全世界の普通の人々の脳裏に刻み込まれました。人間タイプの宇宙人は、地上では誰も識別できないのでアバブ・トップシークレットにされています。

 

・「ゼータ・レチクル星人のグレイと、オリオン座のリゲル人の長身のグレイ、オリオン座の有翼のドラコ族、恐竜から進化した地球のレプトイド(恐竜人)」がエリア51等のアメリカの秘密基地で活動しているともいわれます。また1979年ダルシー基地内の人間を救出しようとして合衆国の特殊部隊の兵士66人が殺されたという(「ダルシーの大虐殺」)という与太話も真しやかに話されています。とにかく国同士もトラブルが多いのですが、宇宙連合間でも、それ以外の異星人間でもさまざまなトラブルが想像を絶する程度に多いおかもしれません。私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。

 

・“天女”の宇宙人との異類婚姻譚の伝説も世界中に多くあるようですので、「異類混血」が窺われます。「現代的な解釈ですと堕天使ルシファーとかリラ星人のサタン(悪魔)という言葉は、遺伝子科学者の研究集団の名前だ」そうです。堕天使ルシファーが天使団の3分の1を率いて神に反乱したという「天の戦争」がいまだに続いているそうですが、彼らは基本的にタイム・トラベルをしており、未来にも続いているようです。

 

・1960年代の宇宙友好協会の活動は、当時、大きな影響力を持ったそうです。当時はUFOブームでもあったようです。多くの知識人や経済人も関心を示したようです。金髪碧眼のノルディックたちも日本に来ていたのでしょうか。異星人でも街中に混じれば誰も識別ができないそうです。はるかに進化した異星人は、目に見えない形で人間の肉体や精神体に憑依するそうです。「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」ともいわれます。異星人も「家の中からテレポート(瞬間移動)して異界に移動できる」こともあるそうです。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」そうです。

 

・大手メディアも政府当局に協力して報道規制し沈黙しているそうです。キャトルミューテレーション(動物虐殺)の頃は、米国のメディアも大騒ぎをしたようです。

 

・米国の軍人・公務員の守秘義務は罰金が高額なため、違反者が少ないようですし、日本の公務員も真面目です。個人情報や守秘義務の法律も厳しくなっているようです。何事もタブーに触れない事が肝心です。メディアでもタブーに触れるとフリーライターも職を失うといわれます。日本でも、コンタクティのごく少数の公務員が存在するのかもしれません。また、公務員の暴露記事の本は、守秘義務のために出版できないのかもしれません。

 

・50年ほど前に発足した我が国で最も古いUFO問題の研究会「宇宙友好協会」は、当時多くの支持者を集め、出版活動などをしていたそうですが、主宰者が病気になり解散したようですが、情報的に内容の面白いものがあったそうです。他のマニアのように「UFOを見た」ばかりでなく、実際に宇宙人に会ったということが強烈な印象を与えたようですが、現在ではタブー化しているようです。日本人が日本で会った宇宙人は、金髪碧眼の異星人が多いそうです。

 

・多くの人が空飛ぶ円盤に熱中し、活動した時代があったようです。新聞社も関心を示していました。最近では矢追純一さんで有名だった日本テレビのUFOディレクターたちも活発な動きをしていないといわれます。「2012年のアセンション」では精神界の書籍の中では大騒ぎをしましたが、私たち一般人は、何が起こったのか訳がわかりません。コンタクティやチャネラーが増えているのかもしれません。

 

・当時、CBA(宇宙友好協会)は、大きな影響力を持っていたそうですし、宇宙連合の先遣隊とのコンタクトが窺われます。「天使は神の秘密諜報員」という説もあるようです。金髪碧眼のウンモ星人は、ヨーロッパで同化している異星人として知られていますが、金髪碧眼の宇宙人と日本で、喫茶店で会見したそうです。また金星の葉巻型宇宙母船に乗っているマスター(長老)と会見した日本人のコンタクティ・グループが存在するそうです。現代でもマスター(大師)と交信している人間が存在するようなので不思議です。「キリストの転生歴を持つ金星のマスター(長老)、サナンダと宇宙母船上で会見したという日本人がいた」という驚くべき情報です。

 

・巨大母船の2キロの通路などは面白い話です。宇宙連合の先遣隊の情報員が当時、日本にも来ていたそうですし、政府ともコンタクトがあったのでしょうか。宇宙人も外国人としか見えないそうです。地球では白人種と定義されている「エリエン」のルーツはオリオン星雲にあるようです。金髪碧眼の白人種の宇宙人とのコンタクト話ばかりでなく、東洋人タイプやグレイタイプの異星人のコンタクティも多いようです。

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