ユーラシア大陸の縁=リムランドの争奪が世界大戦の原因である。国際政治はランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)のせめぎあい。(5)

  • 2018.01.13 Saturday
  • 20:11

 

 

『宇宙人がくれた21世紀の聖書』

 接触者(コンタクティ)ビリー・マイヤは何を観たか

大高良哉   徳間書店   1989/3

 

 

 

 マイヤを訪ねて日本人のルーツ太陽系を知る

・我々は1987年4月、スイスにマイヤを訪ねた。マイヤの本を読み、マイヤやスイスのFIGU・SSSC活動を見たいという男性7名、女性7名の一行だった。

 

マイヤは、我々の「日本人のルーツを知りたい」という希望に応えて、直接プター(セムヤーゼの父で宇宙母船の最高司令官)にテレパシーで尋ねてくれた。そのため、プターはわざわざ「過去旅行」のために宇宙船を飛ばして、地球の500〜600万年前まで遡り、その当時すでに日本人が地球に生活していたことを確認し、日本人発祥の惑星を探し出してくれた。

 

それによると日本人の発祥の太陽系はテーラ(Teera)といい、かってはそこに三つの人種が存在していた。そこから、二つの人種が、日本人、中国人の祖先として、何らかの理由によって地球に入植したという。そして、日本人のルーツはさらに遡れば、リラ星にあるとのことであった。

 

そして、我々がセンターを訪問する数ヶ月前に、プターおよび日本人、中国人のルーツ、テーラ太陽系の住人、タリーダという女性がセンターを訪問したことを聞かされた。

いつものように宇宙人に直接会うことができるのは、マイヤだけだった。センターに居住するメンバーの人々は、はっきりと宇宙人の存在をセンター内部に感じることができたという。そして、タリーダが立ち去ったのち、広いセンターの中いっぱいに、なぜか3ヶ月間ほどもレモンの香りが漂いつづけていたと話してくれた。

 

 

 

『人類を操る異次元の暗黒宇宙人』  宇宙人最後の真実

 浜田政彦   徳間書店  2009/11/11

 

 

 

 <再び現れた黒服の男たち(メンインブラック)

・黒服の男たちの特徴は、ほぼ共通していて、一見すると東洋人風だが、アジアのどの国の人間にも似ておらず、正体はまるで見当がつかない。肌は恐ろしく浅黒く、歳は30〜40代くらいで、黒々とした瞳は不気味な冷たさを漂わせており、その目に見つめられると、異常なまでに意識がボンヤリとして、正常な判断力を失ってしまうのだ。

  男たちの雰囲気は尋常ではなく、血の通った生きものの暖かさは微塵もなく、まるで死人のような気配を前に、遭遇者たちは、「まるで幽霊にでもあったかのようにゾッとした!!」と、口を揃えて捲くしたてるのだった。

  

・男たちは風貌も印象も格好も、とにかく何もかもが黒っぽかった。服装はもちろんのこと、靴や靴下、それにネクタイ、帽子に至るまで真っ黒で、おまけに乗りつけてくる車も、これまた黒だった。しかもどれもこれも、たった今おろしたばかりの新品のように新しく、着こなしもちぐはぐで、まるで身に馴染んでいなかった。たまに普通の服を着て、違う色の車に乗っていたりするが、それでも何か徹底的にどす黒い印象が、遭遇者の脳裏には焼きつくのである。

  

 男たちは、被害者の前に現れると、「UFOの話をしたら命はない・・・」と脅迫するのだが、登場の仕方は普通ではなく、真夜中の寝室に壁を突き抜けて、まるで幽霊のように現れたかと思えば、被害者の頭の中の言葉を読み取ってみせ、さらに次の瞬間には、目の前で煙のように掻き消えてしまうなど、まるで映画『エクソシスト』か騒霊事件(ポルターガイスト)を思わせる心霊的な現象を引き起こしていた。

 

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

・「地政学、それはまず戦争をするのに役立つ」といわれます。国家の「生存圏」を考えた場合、第2次世界大戦のように容易に戦争をしたと語られています。シーパワーとかランドパワーとよくいわれますが、「シーパワーの国の日本が、大陸に進出してランドパワーと衝突したのが間違いだったし、戦争の敗因の1つでもあった」と指摘されています。日本は、北方に進出するよりも南方に進出をして通商国家として、サバイバル、生存圏を求めるべきだといわれます。大戦中の日本の「大東亜共栄圏」は、モデルを提供したのがハウスホーファーだったようです。ハウスホーファーとナチス、ヒトラーとのつながりは、よく言及されているようです。「大東亜共栄圏」という地政学的な構想・思想の背景も、当時の戦争を拡大する理論でもあったようです。

 

・英米系地政学ではアメリカを「巨大な島」と考えるといわれます。アメリカは大陸系の諸国とちがって、地政学的にも非常に恵まれた位置にあるといわれます。核ミサイルの時代ですが、国境を挟む国々と違って、アメリカは陸上部隊の侵攻からは無縁でした。イギリスも島国でしたので、比較的、陸上部隊の侵攻からは、無縁だったようです。日本も「元寇」がありましたが、海のおかげで、侵略されることはありませんでした。大陸国家ですと、昔から頻繁に、隣国と戦争があったと指摘されています。国境紛争ですぐ戦争をしたようです。「中国はシーパワー大国になれるのか?」という問題も、地政学的には、「難しい」といわれます。

 

・日本は本質的にはシーパワーの国ですから、地政学的にもシーパワーの米国と提携すべきであり、ランドパワーの国々(中国やロシア等大陸の国々)は避けるべきだといわれます。第2次世界大戦でも大陸に進出したり、ランドパワーの国のドイツやイタリアと軍事同盟を結んだり、ソ連と中立条約を結んだり、シーパワーの国としては、基本的に間違った政策だったと指摘されています。シーパワーの国ですから、5兆円という限られた防衛予算では、「抑止力のない高価な通常兵器を少数揃える」よりも、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等の「抑止力のある高価な通常兵器を少数揃えるべきだ」といわれます。しかしながら、核ミサイルは、戦争・兵器のパラダイム・シフトを起こしており、シーパワーの国とランドパワーの地政学的な区別もなくしつつあります。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。核ミサイルによって、シーパワーの国もランドパワーの国々の核戦争に必然的に巻き込まれることとなり、核ミサイルを持つ必然性がでてくると指摘されています。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。核シェルターがないことが、核攻撃を招き寄せると指摘されています。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。選良の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が不安を覚え、また恥をかくといわれます。

 

・「わずか2〜3年後のことさえ予測が困難」と語られています。私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。企業や官庁でも「中期計画」「長期計画」を作りますが、このような激動の時代では、「年度計画」を作るのも難しくなってきています。日本の学界では「未来学」というカテゴリーはどのように扱われているのでしょうか。日本の未来のグランドデザインを描くことは、日本最大のシンクタンクといわれる官庁でも大変困難と指摘されています。

 

・ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」と語られています。「戦争の結果、人が死ぬ」のではなく、「若者がたくさん生まれ、人口が増えすぎると、戦争が起きて人口調整する」と答えたのです。

ブートゥールは古代のアラブでは男の子を尊び、女の赤ん坊はしばしば殺されていたと書いています。「女性の人口が減ればいきおい出産数が減る。人口調整としては最も効果的な方法である」そうです。

「民を食わせられなくなると戦争を始める」というみっともない論理だそうです。ブートゥールは「若者がたくさん戦死すれば、戦争は当初の開戦目的に関係なく自然に終わりを迎える」と指摘されています。

ちなみに「世界の歴史は、秘密結社同士の戦争の歴史である」ともいわれます。「第2次世界大戦は堕天使ルシファーと大天使ミカエルの代理戦争だった」という奇説もあったといわれます。

 

・「第2次世界大戦後、元ナチスの大佐が空飛ぶ円盤に乗っていて米国に着陸した」とか「小柄なグレイの宇宙船に同乗する金髪碧眼のノルディックはナチのようだった」とかナチと異星人の結びつきを示す話はいろいろとあるようです。また、ドイツのナチスが「空飛ぶ円盤」を開発していたという本も数冊あるようです。ナチスはアルデバランの宇宙人とコンタクトを取っていたとも言われます。

 

・アルデバランの異星人、ゲルマンの神々は「超人」ともいわれ、ヒトラーも非常におそれていたそうです。ヒトラーは「誰もいない部屋の中を指差し、彼ら(超人)がそこにいる」と側近に叫んだそうです。異次元の見えない「超人」たちをヒトラーは感じていたのかもしれません。フランスのナポレオンと「赤い人」とのつながりのように、超人や異人と関わり合いは世界中に伝説があるようです。

 

・「ユダヤ人のホロコスト」についても多くの謎がありますが、金髪碧眼のノルディックというプレアデスの異星人が仕掛けたという説もあるそうです。プレアデス星人のイメージとかけ離れていますが、異種交配の結果なのでしょうか。

 

・アイゼンハワー大統領の後のケネディ大統領の暗殺事件については現代でもいろいろな動きがあるようです。「ケネディ暗殺はナチの陰謀だ」ということは金髪碧眼のノルディックなどの異星人グループが背景にあったのでしょうか。「ケネディ大統領登場は、宇宙人情報を公開しようとして暗殺された」という説もあるそうです。前のアイゼンハワー大統領が異星人と「秘密協定」を結んだからだともいわれています。

 

・またアイゼンハワー大統領の前でグレイというエイリアンが空中浮遊を見せたり宇宙船や超テクノロジーを公開したりしたそうです。あまりの超テクノロジーに驚愕して、異星人情報を国家安全保障上の最高機密(トップ・シークレット)の数段階上の厳秘(アバブ・トップシークレット)扱いにしたともいわれます。宇宙人情報を公開すると主権が危うくなるともいわれます。

 

・そしてケネディ大統領も金星人のコンタクティのアダムスキーの紹介で、スペース・ブラザーの異星人と会見したともいわれています。また、国防総省(ペンタゴン)に金星人か異星人が住んでいたともいわれています。当時はメン・イン・ブラック(黒衣の男たち)も暗躍しており、異星人情報を研究する者は殺されるともいわれていた時代でした。

 

チェンジリングとは、「取り替え子」という意味です。ヨーロッパの民話で、妖精が人間の子供をさらった後に置いていく妖精の子供。転じて嬰児交換の意味でも用いられます。「取り替え子」の例は、昔から多くあり、異星人の直接的な末裔の存在は、特定のネットワークで知られているそうです。異人の子どもを産んだり、預かったり、昔はさまざまな子供に関わる現象があったようです。それから異星人同士が、さまざまな理由から子供を交換して育てるような話もあったようです。日本でも異人の「人さらい」や「神隠し」が少なくなかったようです。正確な事件の数字はわかりませんが、どのくらいあったのでしょうか。

 

・中世のドイツの領主は殆どが「異人」か「異人の末裔」ともいわれています。もともと人間にも超太古から多くの異星人のDNAが混じっているそうです。神の子と人間の女が交わって人口が増えたともいわれています。旧約聖書にはネフィリムという神の子と人間の女の間に生まれた存在があります。ネフィリムは巨人ともいわれますが、原初の神の様な存在は、とんでもなく大きく、想像もできないような巨人、大きさだったともいわれています。

 

・3メートルくらいではなく8メートル、数十メートルくらいはあったという説もあるようです。遺伝子操作などや異類交配で徐々に人間サイズになったのでしょうか。一寸法師のようなサイズの異星人も存在するようです。チリで発見されたという数センチのエイリアンのミイラもあるようです。異次元では、進化した異星人は、サイズを自由に変換できるという話もあるようです

 

「『ノア』の血統は爬虫類と人間の混血種だ。自分がノアの末裔だと主張する人々が多数いるが、これはつまり、自分は爬虫類である監視者アヌンナキの子孫だと言っていることになる」そうですが、自称「ノアの末裔」という存在が欧米に多くいるようなのです。爬虫類的異星人(レプティリアン)の人間タイプがイルミナティといい,その超能力は想像を絶するようです。現代に神か悪魔のような存在が人間として生まれてくるのでしょうか。やはりDNAが大きく違うのでしょうか。

 

・「一般の人々は真の意味を知らないはずはないのに、なぜ『ノア』の血統が数多くの団体から非常に重要視されているのかも、これで理解できる」そうですが、「知る人ぞ知る」で、「ノア」の血統という存在が欧米といわず、世界中にも存在するそうです。

 

・なぜ『ノア』の血統が数多くの団体から非常に重要視されているのでしょうか?『ノア』の血統は、チャネラーが多く『神(高等知性体)の声』が聴けるからなのでしょうか。異星人は特定の人間を選んで、向こうからコンタクトしてくるといわれています。コンタクティたちは昔から異星人と何らかのつながりがあったからでしょうか。

 

・「2012年、アヌンナキは地球に戻ってくる」という説もあるそうです。すでにアヌンナキは低層4次元に潜んでいるのでしょうか。

 

・「『旧約聖書』によれば、生命の創造はエロヒムが行ったと書かれています」ということなのですが、このエロヒムは、リラ星人だそうです。サタン(悪魔)と呼ばれるリラ星人とか、神と悪魔の正確な概念分離が混乱しているようです。琴座の宇宙人から人間的な生命体が生まれたとも言われますが、リラ星人を創った異星人もいるそうで複雑なようです。

 

・サタン(悪魔)とかルシファー(堕天使)(魔王)は、現代的な解釈だと「遺伝子科学者」の一団の名前だそうです。ゼータ・レチクル星人のグレイを部下として金髪碧眼のノルディックがアブダクション(誘拐)をしたりしてナチスのように「生体実験」をしているのでしょうか。おぞましい生物がいるエイリアンの研究所のダルシー秘密地下基地が話題になったりしました。当時はキャトルミューテレーション(動物虐殺)も頻発していたようですし、アブダクション(誘拐)の被害者も増加していたようです。おぞましいモンスター・タイプの生物の生体実験の話の番組は米国の多くのテレビの視聴者をとらえたようです。

 

・リラ星人とコンタクティでは、フランス人のクロード・ボリロン・ラエルが有名で、何冊もの書籍を著し、ラエリアン・ムーブメントという協会が日本も含めて世界中で活動しているそうです。彼の著作は無料で協会のインターネットで読めるようです。

 

・『シークレット・ドクトリン』の著者、ヘレナ・P・ブラヴァツキーは、神智学の膨大な情報を残しました、彼女がロンドンで出会った神人とのコンタクトから多くの知識を得たようです。現代風にいうとブラヴァツキー夫人は異次元の異星人とのコンタクティであったということになりましょうか。

 

・現代の米国に現れた小人族のグレイと、グレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックを“悪魔の一派”“オリオンの邪体霊”と呼ぶなら、ヒトラーのナチス・ドイツ軍が狂ったといわれる“アーリアの超人、神人たち”も悪魔の一派であり、悪魔崇拝者により、第2次世界大戦という大量殺戮という人類の愚行が繰り返されたのでしょうか!?

 

・米国もグレイや金髪碧眼のノルディックの超テクノロジーを入手しようとしているのは、ナチスと同様で、“ナチスが円盤を製作した”という本もあったようです。

 

・最近は“エリア51”周辺の話題もマスコミにあまりのらず、この辺の話も低調のようです。

 

・昔のユダヤの政策であるといわれる、シオンの議定書にある「大衆をして、3S(スクリーン(大衆娯楽)、セックス(性風俗)、スポーツ)でもって、政治を忘れさせよ」という政治手法もあったそうですが。UFOのことも忘れて、開催されるオリンピックの選手の活躍を楽しみましょう。

 

・ベルリンとミュンヘンにチベット人の居留区域まで作られていたほど、ナチスは、シャンバラのハイテクノロジーを求めていたようです。

当時、ドイツは、科学が世界一進んでいるともいわれ、異星人は、科学の進んだ国とコンタクトするともいわれています。それは、現代では、米国になるのでしょうか。邪悪な異星人といわれているオリオン星人がナチスとコンタクトを取っていたのでしょうか。

 

・神々の現在の住まいは、シンボリックに古代名称を用いてシャンバラと呼ばれていると語られています。現在、サナート・クマラは公式的には金星に戻っていますが、引き続きシャンバラに焦点を合わせていて、今でも私達の惑星を援助しているといわれます。

 

・「ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである」といわれます。「物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐった」そうです。藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏 のオリオン信仰はアガルタ信仰となるといわれます。セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきたそうです。我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰といわれます。天の磐船(宇宙船)に乗って日本に降臨した宇宙人の種族の末裔の氏族が、勢力争いをして、日本の歴史を形成していったようです。宇宙人の出身により、それぞれの一族に分かれていったといわれます。権力を握った藤原氏は、神と天皇を繋ぐ役割であったといわれます。宇宙人は多くがタイム・トラベラーであるといわれます。

 

・ニギハヤヒとニニギの記述に異説があるようです。

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)によると

「ニギハヤヒ(ニギハヤヒノミコト)は、日本神話に登場する神。『日本書紀』では饒速日命、『古事記』では邇藝速日命と表記する。別名、櫛玉命(くしたまのみこと)。天照国照彦火明櫛玉饒速日命ともされる。物部氏、穂積氏、熊野国造らの祖神と伝わる。

『古事記』では、神武天皇の神武東征において大和地方の豪族であるナガスネヒコが奉じる神として登場する。

 

また「ニニギ」は「天照大御神の命令を受けた建御雷神と天鳥船神が大国主から国譲りを受けて葦原中国の統治権を確保する。 その後に天照大御神の命により、ニニギノミコトは葦原中国を統治するため高天原から地上に降りたという。これを天孫降臨と呼ぶ」とのこと

 

・シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともないと語られています。イスラエル政府と契約の「宇宙の商人」が シリウス星人だそうです。「彼らもシフト制でやっている。彼らがこの任務に就く前は、普段はシリウスからの大きな一機の宇宙船が近くにいて、頻繁に天国に立ち寄っている」と述べられます。

爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させていると述べられます。

 

・「シリウスのテクノロジーは、アヌンナキによって地球にもたらされた」そうです。シリウスのレベルは、もうすでに非物質のレベルです。「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人と述べられます。『竹内文書』の内容で特筆すべきは天皇家の先祖が、宇宙の彼方、シリウスから飛来したと記されていることであるといわれます。

「世界の王はサナット・クマラと共に金星から降りてきた。この神人の一団はシリウス星と繋がりがある」といわれます。

 

・シリウスの意識たちは、3次元にいる人間の目に見えるように、時々、自らの波動を変えて出現することがあったと指摘されています。

シリウス星からやってきた宇宙の神である彼らは、今もなおオリオン座との絆を大切にしています。それはひとえにオリオン座が、彼らの祖先である太陽族の故郷であるからです」といわれます。

 

・スメラミコト(太古の天皇)はシリウスからやってきたといわれます。日本に最初に降り立ったのは、シリウス人で、彼らは東北地方の青森県を中心に、下北半島、津軽半島、十和田湖周辺から秋田県の一部に展開したといわれます。「平氏の“平”がヘライ(ヘブライ)に由来すると考えると平氏はセム系、ユダヤ系ということになってくる。源平合戦はハム系とセム系の争い」といわれます。平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔と語られています。「源平合戦はハム系とセム系のオリオン、シリウスと北極星、北斗七星の戦いということになってくる」そうです。米国には、シリウス星人がウォーク・イン(憑依・人格転換)やワンダラー(転生)の形態で飛来しており、その数は、非常に多いといわれます。日本民族の原郷はプレアデスにあるという説も有力でした。プレアデス人は古代リラ星人の末裔といわれます。

 

・Amazonに「物部氏」と打ち込みますと931件の書籍が分かります。歴史研究家にとっては「物部氏」は面白い研究対象のようです。私たち一般人は、歴史研究家ではないので「物部氏」については知りません。が、さまざまな興味ある点があるようです。「進化した宇宙人」、その眷属と末裔と考えますと理解が進むのかもしれません。「異星人はとうに地球を訪れていて、地球人社会にまぎれ混み、密かに地球と我々の文明を監視調査し社会生活をしている」そうです。

 

・人間を創った異星人が、当初、人間に農作物の作り方や生活の仕方を教えたようです。最古のシュメール文明も宇宙人が指導したそうです。人間タイプの異星人は識別できませんが、神や天使が文明を起こして、異類異形の異星人は絵画や像に残っている場合もあるようです。

 

・現代でもアマチュアの天文マニアが、月の表面を望遠鏡でビデオ撮影していたら、月の表面を高速で移動する大型のUFOを撮影したそうです。月については、人類が着陸して、人工衛星からの写真も豊富なようですが、謎が多い衛星のようです。活発な異星人の活動もアバブ・トップシークレットのため、何も私たち一般人は、知らされないそうです。物部氏は宇宙人の末裔で、日本人に経済活動を教えていたようなのです。古代の経済活動といいましょうか、その物々交換から始まった経済活動を教えた太古の日本のフリーメーソンだったのかもしれないそうです。物部氏は時空を超えた宇宙人の末裔だったのかもしれません。

 

・シャンバラは都市規模の超大型宇宙船で、そこには世界の偉人が生きているといわれています。死んだ人間が「生きている」と言う概念は、人間の死後の幽界や霊界で、はっきりと自分で自覚するそうです。しかし、幽界で自分が死んだことを認識しない人々もいるそうです。幽界では親に会えるそうです。小柄なリラ星人のコンタクティ、フランスのクロード・ボリロン・ラエルによると、エロヒムの「不死の惑星」で、キリストやブッダ、マホメットのような聖人と会った、と手記に書いているようです。キリストはアプ星人ですから、アプ星人のキリストと会ったということでしょうか。

 

・異星人は4次元以上の高次元の世界、アストラル界やエーテル界に都市文明を創り活動しているといわれます。異次元世界は人間の夢の中の世界のようです。異界に行ってきて、気付いたら夢だったという話が多いのもそのためのようです。人間死後の世界と似た異次元世界では、永遠の生命を持っているそうです。3万年人類に進化しているリラ星人は、遺伝子操作で「不死の人間」を創るそうです。

 

昔から幽界に、生きている人間を誘う者には、神、山人、天狗の三種があったといわれます。江戸時代に天狗少年の寅吉を幽界に誘った杉山僧正と言う大天狗は、オリオン星人だったのかもしれません。また『遠野物語』の異人はオリオン星人の可能性があります。オリオン星人はかなり階級意識の強い種族だそうです。

 

「天磐船」は、宇宙船、空飛ぶ円盤のことでしょう。ニギハヤヒも高天ヶ原、都市型の超巨大宇宙母船から発進してきたようです。また日本神話の原郷、高天ヶ原は都市型の巨大宇宙船だったようです。日本民族の原郷はプレアデス星団のとある惑星にあるという説もありますが、惑星から都市型の超巨大宇宙母船を経由してきたようです。プレアデス星人のコンタクティ、スイス人のビリー・マイヤーによると日本民族の原郷となった惑星から宇宙人が今も飛来しているそうです。日本でもプレアデス星人とのコンタクティがいるそうです。

 

・蓬莱(ほうらい)とは、「古代中国で東の海上(海中)にある仙人が住むといわれていた仙境の一つ。道教の流れを汲む神仙思想のなかで説かれるものである」とのこと。また蓬莱山は、仙人が住むといわれていた五神山の一つともいわれます。この蓬莱は、図絵などをみても虚空に浮かぶ「都市型の超巨大宇宙母船」だったようです。さまざまな宇宙の色々な惑星から「都市型の超巨大宇宙母船」を経由して異星人が地球に来ていたようなのです。

 

・都市規模の超巨大宇宙船は、近年ではカナダと日本のコンタクティが見ているそうです。オスカー・マゴッチも都市規模の超巨大宇宙船を目撃しています。「このクリスタル宇宙船の現在『地上の平和』号と命名されている太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦」に乗船する種族の正体とは神々や天使クラスの宇宙人なのでしょうか。はたして、それは、キリスト教の伝説の“天上のエルサレム”なのでしょうか。

 

・異次元にも多くの異星人が存在するということは、米国の大著「ウランティア」に詳しいといわれているようです。また「浮遊都市の航行」については、さまざまな異星人のコンタクティからの報告があるようです。キリストがアプ星人だったといわれていますが、アプ星人も「浮遊都市」で航行しているそうです。アプ星人は戦後の国際連合の設立に協力したそうです。

 

・戦後最大の奇書といわれる『家畜人ヤプー』(沼正三)は、1956年から『奇譚クラブ』に連載され、その後断続的に多誌に発表された沼正三の長編SF/SM小説ですが、グロテスクな描写を含むことで知られていました。ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典によると沼正三は、覆面作家として活動し、その正体には諸説あるとのこと。「沼正三は文壇とは一切関係ない人物で、1974年時点で40代、東京大学法学部出身で某官庁の高級官僚であるとの人物像の一端を明かしていた」とのこと。また、別の説では「沼正三は検事だった」という説もあるそうです。

 

・SF/SM小説で内容が荒唐無稽だという評判ですが、当時としては珍しくシリウスの「飛行島」について書かれてありました。「飛行島の全部が人間の工作物に違いない」とありますが、「人間」とは、「超人」か「神人」「人間タイプの高度に進化した異星人」の部類に属するということでしょうか。神々=見えない異星人は現在も活発に活動しているそうですが、アバブ・トップシークレットのため誰も分からないそうです。

 

・葉巻型の宇宙母船がよく知られていますし、フットボール球場3個分の巨大宇宙母船も低い高度で視認されたこともあるそうです。プレアデス星人のコンタクティによると宇宙母船は次第に巨大になり、移民用に直径100キロメートルの宇宙母船もあったという話です。また太古のインドの神話、『マハーバーラタ』には、1000キロメートルの「宇宙都市」もあるそうです。そして、現代では土星の輪の中に超巨大な宇宙母船が観測されているそうです。

 

・「異星人界」や「異星文明」「異星文化」「異星文字」などの実際の情報は、ほとんど皆無といえましょうか。現代では、「グレイ」という宇宙人のイメージが、ハリウッド映画により一般化しているといえましょう。

ユーラシア大陸の縁=リムランドの争奪が世界大戦の原因である。国際政治はランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)のせめぎあい。(4)

  • 2018.01.13 Saturday
  • 20:10

 

 

『ユダヤ陰謀説の正体』

松浦寛  ちくま新書   1999/11/1

 

 

 

<UFOとホロコースト

<UFOを操っているのはだれか>

・ホロコーストとUFOとはいかにも奇妙な取り合わせのように思われるが、ユダヤ人に関する偏見には、他のどの民族に関する偏見にもまして奇妙なものがある。

 

・「UFO問題の一番深い根幹部にあるのは、実は『ユダヤ問題』だったのである!」と『{超真相]エイリアン&第3次世界大戦』(1996年)なる著書で説くのは、「サイエンス・エンターティナー」を自称する飛鳥明雄である。飛鳥は、「子どもの頃から古代古墳に囲まれた環境で育つが、UFOを目撃したことで超常現象の世界に興味を持つようになった」という人物である。

 

・飛鳥によれば、1947年7月4日にアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで米軍が発見したというUFOに乗っていたエイリアンの4遺体は実はモンゴロイド系で、UFOを飛行させるほどの高度科学技術の担い手は日本人を含むモンゴロイド系であるという。

 

そして、モンゴロイド系を中心とするアジア系諸民族こそ、古代イスラエルの失われた十支族の末裔だというのである。すぐに分かるように、失われた十支族云々は、飛鳥の信奉する、一夫多妻制などの主張でとかく周囲と摩擦を起こすことの多いアメリカの新興宗教の教義(インディアンと俗称されるネイティブ・アメリカンは移住したイスラエルの失われた支族との由)のヴァリエーションで、それを飛鳥は、われわれが先に論じた「日本=ユダヤ同祖論」と折衷したわけである。

 

・飛鳥は、これに宇野正美がアーサー・ケストラーの『ユダヤとは何か――第十三支族・カザール王国の謎』の翻訳を通して流布した奇説の一部を付け加える。

 宇野説とは、イスラエル国籍の大方がそうである白人系のアシュケナジー・ユダヤ人は、中世期に挙国改宗した黒海沿岸にあったカザール王国の子孫で、血統的にはスペインからアフリカ方面に逃れたスファラディ・ユダヤ人だけがアブラハムの子孫であるというものだが、飛鳥は「アシュケナジー・ユダヤ人=カザール人」の部分だけを採用し、日本人を含むモンゴロイド系民族と失われた十支族との結びつきを強調する。

 

・ご存知の通り、アメリカ政財界を握るユダヤ系資本は、白人系ユダヤ人で占められている。(・・・)これは血統的に何の関係もないロックフェラーに代表される白人系ユダヤ人が、「シークレット・ガバメント」を構成し、軍産複合体と世界最大の軍事力を結びつけ、アメリカを裏側で完全に支配している構図を意味する。彼らはそれだけでは飽き足らず、国連を配下に置きながら、世界統一政府を樹立させ、世界の冨の独占化を狙っているのである。UFOに乗って包囲網を簡単に突破してくるモンゴロイドが存在することは、白人系ユダヤ人にとって、自分たちの民族的偽称が暴かれる“最大の恐怖の序曲”が始まったことを意味する。

 

・ロックフェラー家はユダヤ系ではないので、もちろんアシュケナジーとかスファラディとかいうことは問題にならない。飛鳥は、いわば二重の誤りを犯しているのである。しながら、飛鳥の議論には滑稽とばかり言っていられないものがある。というのは、この議論を支えている妄想的確信は、その基盤をアメリカの政治的・宗教的極右と共有しているからである。UFO関連書とユダヤ陰謀論が同じ出版元であることが少なくないアメリカから原理主義的主張に支えられて、俗悪な人種主義と反ユダヤ主義がとめどもなく日本に輸入されてくる。

 

 

 

『聖別された肉体』  (オカルト人種論とナチズム)

(横山茂雄)(風の薔薇)  1990/10

 

 

 

・『20世紀の神話』において、アーリア人種が世界史の舞台でこれまでいかに大きな役割を果たしてきたかを彼らが常に支配人種であったことを、ローゼンベルクは力説する。そして、金髪白晢碧眼のアーリア=ゲルマン人種とその北方的文化の絶対的優位性を証明するために彼が導入したのは、アトランティス北方説及びアトランティス本地説に他ならない。

 

・ローゼンベルクによればこれらアトランティス=アーリア人たちは「白鳥の船及び龍頭の船に乗って」地中海からアフリカへと渡り、また陸路を通って中央アジアを経て、中国へ、また南北アメリカへと大移動を行った。彼はまたヨーロッパから北アジア、アイルランドへといった移動経路も想定している。それらの移動の「証拠」として、ローゼンベルクはたとえば、古代エジプトの支配階級の風貌には、アーリア=アトランティス的要素(つまり金髪白晢碧眼)が見出せると主張し、一方、その被支配階級ハム人種は「アトランティス人と異人類の原始民族の混合的変種である」と断定する。さらに楔形文字やその他の地球上の文字の起源が「アトランティスの(祭祀的)象徴に遡る」可能性までが暗示される。

 

 

 

『シュメールの天皇家』 陰陽歴史論より 

鷲見紹陽 明窓出版       2007/8/1

 

 

 

<高天原はスバルである

<太古、神人はスバル、北極星、オリオンからやってきた

・本書の「陰陽歴史論」とは、高天原の昴(スバル)系の氏族とアースガルトやアガルタの地底系氏族という“陰と陽”の二系統の血脈の関わり、抗争の中で歴史は動いてきたのであり、それが歴史の真相であったことからつけたものである。

 

・さらにこの“陰陽”の二系列は地底信仰の氏族のシャンバラ(セム)系とアガルタ(ハム、ヤペテ)系の二つにも見られ、後者はさらに親高天原と反高天原に分かれた。

 

<スバル、北極星、オリオンの三位一体>

これまでわが国の天皇家の天之御中主神(あめのみなかぬし)やキリスト教の“天の父なる神”がスバル(プレアデス)信仰にあたり、セム系氏族が北極星、北斗七星信仰、ハム系氏族がオリオン、シリウス信仰であることを明らかにしてきた。

 

・なおヤペテ系氏族はスバルと同じ牡牛座のアルデバラン(ヒアデス星団の赤星)信仰と考えられる。

 

・この地底世界の実体は不明だが、一部にはプラズマ亜空間説が出されている。空間が歪曲して異空間へとつながっているという説明もあり地底世界というより、別次元の世界と考えられる。

 

・厳密にはアガルタとシャンバラを区別しなければならないようである。つまり、ヤペテ系やハム系の神域がアガルタで、シャンバラは、セム系の神域ということである。

 

藤原氏の北極星、北斗七星信仰はシャンバラ信仰、物部氏のオリオン信仰はアガルタ信仰となる。

 

・このヤペテ、ハム対セムの対立は天界で天の父なる神に反抗した堕天使に対してヤハウェ(またはミカエル)が天使の三分の二を率いて天の父なる神の側につき、堕天使とそれに従った三分の一の天使を地底世界に落とした事に遡る。セム系対ハム系、ヤペテ系の対立で、後者がヤハウェ側と天使側の半分ずつに分かれたことで、三分の二対三分の一となる。

 

・セム系民族はエンキの北極星、北斗七星信仰、ハム系民族はエンリルのオリオン信仰であった。

 

我が国の神社の大半がスサノオやニギハヤヒ、つまりバールやミトラを祭祀し、その系列神を祭神とした物部氏の神社で、オリオン信仰であり、ハム系の神々を祀ったものであった。

 

・イザナギの黄泉の国訪問譚はギリシア神話のオルペウスの話がモデルで、途中で約束を破って振り返って見たため永久に妻を失ったエピソードなど同一のものである。なお、イザナミのいた黄泉の国は地底世界でアガルタ(シャンバラ)である。

 

・大伴氏と物部氏は天皇家をはさんで、セム系とハム系の陰陽の関係にあり、東日本を大伴氏、西日本を物部氏が支配したが、本来は対立関係にあった。

 

・ハムもセムもノアの子としてアースガルト、アガルタ、シャンバラという地底に起源をもつが、北欧神話などを読むとセム系とハム系の住む領域も異なり(シャンバラはセム系の世界)、元々は対立していたのが、セム系がハム系に服属して和解したことになっている。

 

・シャンバラとアースガルト(アガルタ)は対立関係にあった。セム系は北極星、北斗七星信仰で、ハム系はオリオン、シリウス信仰で別系統のものが系図で兄弟とされている。

 

・セム系は“文”の性格が強く、ハム系、ヤペテ系は“武”の血脈である。ハム系の中でもカナン人は、ノアによって呪われ、“カナンの呪い”という言葉が残っているが、聖書の中でもキリストが忌々しきものマムシの末裔として避難している。

 

この我が国におけるセム系とハム系、高御産巣日神系(たかみむすび)と神高巣日神系(かみむすび)が、天皇家を間において対立・抗争してきたのが日本の歴史で、しかもそれは国民の一割前後の民族の抗争であったとするのが本書である

 

天孫降臨の地は飛騨である

・スワティカ(卍)は、もともと宇宙エネルギー発動の神聖な表現である。

 

北欧神話のアースガルトがインド神話のアガルタという地底世界への信仰を有するトゥーレ協会という一種の秘密結社で、ヒトラー自身が、その地底世界を求め探検隊をチベットに送ったり、そこで知りえたものと思われる。

 

・ナチスとアガルタの結びつきについては多くの人が論じている。有名なスウィフトの『ガリバー旅行記』もケルトによる地下世界探検譚を集めて書かれたものである。

 

 

 

『宇宙戦争』{ソリトンの鍵}

光悠・白峰     明窓出版   2006/5

 

 

 

エイリアンが、地球で行う生体実験・・・それは、宇宙戦争の歴史のカルマの清算と修復である

<源氏と平家―両極を動かす相似象とは>

・日本でもこれと相似象のことがけっこうあるのですよ。その最もたるものが、源氏と平家の争いですが、源氏はオリオンの系列で、平家はプレアデスの系列なのです。源氏と平家の発祥は違いますが、平家は西国が多いですね、源氏は東国が多いでしょう。

広島の安芸の宮島には海底遺跡があったそうです。あの辺は超古代にプレアデス星人の宇宙基地があったと言われています。

 

そして、源氏の旗は白で、平家は赤。日本の国旗は白と赤でしょう。だから、日本民族の星の起源を遡ると、オリオン系とプレアデス系ということになります。

 

・この二大勢力は地球の古代の歴史上ではアトランティスとレムリアで、日本では源氏と平家です。神の世界でいえば、イザナギ、イザナミになるかもしれません。

すなわち、物を大事にする方、精神を大事にする方という、両極のものが、歴史を動かしてきたのです。

 

宇宙人と地球人が協力している地球防衛軍

ウイングメーカーというのは、タイム・トラベルをして、未来の地球の危機を回避している宇宙存在と共に作られたエージェント・グループです。宇宙人と地球人が協力して作った地球防衛軍なのですね

 

・オリオンとプレアデスの話をしましたが、ゼーターレクチル、俗に言う「グレー星人」がいますね。ゼーターレクチルが一番多いのは、東洋人です。何処の国が一番多いかといえば、中国なのですね。

 

・エネルギーから言えば太陽が一位、月が二位、星が三位です。一番が太陽ですが、これを大日如来で表現しています。次は月で最後が星なのです。だから、宇宙の序列から言いますと、太陽を国旗にしているのは、日本だけですから、この国が世界の中心にならなければいけないのです。

 

<石油財閥「セブンシスターズ」とは>

・本当に力があるのは、イルミナティだけなのです。なぜ力があるかというとイルミナティは宇宙人の集団だからです。イルミナティとは、イルミナネーションのように「光り輝くもの」という意味ですが、宇宙から入植した人たちをイルミナティと言っているのです。その下で、働く人たちがフリーメーソンなのですね。宇宙人の斥候集団だったのです

 

 

 

『宇宙からの黙示録』   オイカイワタチとは何か

目覚めよ、日本のワンダラーたち!

 渡辺大起   徳間書店  1982/1

 

 

 

<オイカイワタチという特別な役割

・(本書原本の刊行当時は、1982年。)

 

・その日、その時、地球を覆うほどに膨大な数の“宇宙船”と“空飛ぶ円盤”が訪れる。地球の人類同胞は、決して慌てたり恐れたりする必要はない。 

 彼ら宇宙船と宇宙人は、地球を攻撃に来たのではない!

 限りなき愛と真理の援助の手を差し延べに来たのである。

 

・我々仲間が宇宙に心と目を向け始めたのは1960年前後のことである。我々は、宇宙と存在する膨大なことがらの中から特に一筋の糸を運命という手によって手繰り寄せたのである。

  この糸は円盤、宇宙人に始まり彼らとのコンタクト、続いて宇宙の偉大な方々からの学びへと進んでいった。それは地球への驚くべき警告と、太陽系の一遊星=地球の運命を左右する重要な問題へと続く大切な糸であった。

  また、日本に住む我々には、オイカイワタチという特別な役割が天より与えられていることも知った。

 

 金星に住む宇宙人サナンダ(AZ)は警告するールシファーと地球のカルマについて

・ルシファーに与しなかった私達は、光のより高度な段階におけるエーテル状の非物質世界に解脱した神の子として入りました。

 一方、ルシファー達(王子ルシファーとそれに与した人々)は、悲しみの暗黒世界に、重厚な物質の中の意識の夢遊状態に堕ちたのです。

 

ただ、オリオンやルシファーの力は、イエス(金星の大長老サナンダ)を地球から除き得る(磔のこと)ほどに強いのだということを、お知らせしておかなければならないでしょう。

 

・我々は、今日に至るまで数えきれぬほど円盤を目撃してきた。多い者は、千回以上にもなろうか。また、直接コンタクトから始まって、より高度なテレパシーコンタクト、サイキック(魂による)コンタクトに至るまで、さまざまな種類のコンタクトを体験してきた。

 

 オリオンは地球を狙っている!

 <太陽系には惑星が12ある>

・どの遊星にも霊界があり、金星人は霊界と自由に往来して話をしている。

 

・宇宙人は金星から地球まで10分間(地球の時間)で来ることができる!

 

地球には衛星(月)が二つあるのだが、一つは地球のエーテルがないので見えないのである。見えない月の大きさは、見える月の1.3倍くらいである。

 

・宇宙人によると宇宙に存在する原子は159種で全部天然の原子である。一番大きな原子量を持つ原子はロルムと呼ばれ陽性で個体として存在している。また、水素より小さな原子もあり、クイルと呼ばれている。

 

 宇宙の奉仕者ワンダラー

・宇宙のワンダラーは宇宙船に乗って地球にやって来たのではない。彼らは、地球に生まれ変わったのである。即ち、地球人となって使命を果たすのである。

 

ワンダラーの中には、地球人の肉体を着けないで、宇宙人の姿のままで働く者もいる。

 

 

 

『「ピラミッド」の謎』  失われたメシアの神殿

フリーメーソンのカッバーラで読み解く未知なる第三玄室の正体と大嘗祭の秘密

飛鳥昭雄・三神たける  学研  2010/1

 

 

 

絶対神ヤハウェと出雲族

古代エジプトからイスラエル人を導いた絶対神ヤハウェは、しばしば雲として姿を現した。昼は雲の柱、夜は日の柱となって道標になった、と『旧約聖書』にはある。モーセが十戒を授かったシナイ山でも、神が臨在する山頂は雲で覆われ、雷鳴が響きわたった。雷雲は神の顕現の証であり、それは十戒石板を収めた契約の聖櫃アークでも同様だ。契約の聖櫃アークに神が宿ると、移動式の神殿である幕屋の上に雷雲が現れた。

 これらの情景をすべて表現したのが、実は神社なのである。日本人は見慣れているせいで、まったく意識していないのだが、神社の拝殿は臨在の幕屋を象徴しているのだ。

 まず、幕屋の名にあるように、神社は祭礼のとき、社殿を幕で覆う。神の臨在のしるしとなる上空の雷雲は、巨大な注連縄である。大根締めとも表現される太く大きな注連縄は、雷雲を表現しているのだ。その証拠に注連縄の間からは雷の稲妻を示す白い紙垂、雨を示す縄が垂れ下がっている。

 祈願するときにお賽銭を入れる箱は契約の聖櫃アークの象徴であり、その上にある鈴は雷鳴となる音を出し、それを鳴らすための綱は、まさにイスラエル人を導いた雲柱にほかならない。

 このように、神社における雲は、みな絶対神ヤハウェの象徴なのである。このことを示す名が「出雲」である。天津神を奉じ、天照大神の子孫と称する天孫族に対して、国津神を奉じる出雲族はスサノオ命の子孫を称す。天照大神が太陽神であるのに対して、スサノオ命は嵐を呼ぶ荒神である。それゆえ、太陽の輝きを隠す雲は、天孫族に対抗する出雲族のシンボルと見なされてきた。

 

天照大神はイエス・キリストのことである。天照大神を天照大神たらしめる天岩戸開き神話は、イエス・キリストの死と復活の場面を描いた物語にほかならない。天岩屋にお隠れになった天照大神とは、死んで横穴式墳墓に葬られたイエス・キリストであり、常世の長鳴き鶏はペトロの鶏、裸踊りをした天鈿女命(あめのうずめのみこと)は娼婦とされたマグダラのマリアを示す。天岩戸から出てくる際、八咫鏡に写った天照大神の姿は、性的に鏡像反転した男神を暗示し、かつ、その八咫鏡を吊るした真賢木は、イエス・キリストが磔になった十字架を示しているのだ。

 これはイエス・キリストを信じるユダヤ人原始キリスト教徒である秦氏が渡来し、ユダヤ教起源の神道をフォーマットしていく過程で、かってパレスチナでも同様なことがあったように、保守的なユダヤ教徒たちが反抗。やがて、雲をヤハウェ顕現のシンボルとする出雲族と呼ばれていったのである。

 

 いずれにせよ、神社の構造は出雲族の影響を強く受けている。神殿構造を分析するに当たって、出雲というキーワードは意外なことに、かの大ピラミッドの謎も解き明かすことができるのだ。

 

<上古出雲大社と第三玄室

・しかし、八雲をヤー雲、すなわちヤハウェの雲と考えれば、ヤハウェの神殿である大ピラミッドに関する謎かけであると想像してみたくなる。というのも、頂上部にある第三玄室と第三重力拡散の間の高さは約288メートル。そう、ちょうど、96丈なのである。

 しかも、第三玄室には、そこにいたる大回廊が存在しない。この世ではなく、あの世の神殿だとすれば、対応する上古出雲大社が実在しない理由も納得がいく。

 

・第一玄室を今日の出雲大社であるとすれば、古代出雲大社と上古出雲大社は、それぞれこうなる。

 

出雲大社:第一玄室御子:ヤハウェ=イエス・キリスト

 

古代出雲大社:秒神秘的な部屋:サン陵:ハースを持っているためU =区は適していミリアンペア

上古出雲大社:第三玄室:御父:エル・エルヨーン=エロヒム

 ご覧のように、上古出雲大社は第三玄室、すなわち御父エロヒムの神殿とみなすことができる。『旧約聖書』と『新約聖書』を通じて、御父エロヒムは直接、人間と接することがない。カトリックやプロテスタントは御父をヤハウェと見なしているために、この重要なポイントがわからなくなっているが、カッバーラにおいては一目瞭然。第三玄室にいたる大回廊が存在しないのも、上古出雲大社が実在しないのも、それは御父エロヒムの神殿であるからにほかならないのである。

 

大ピラミッドで行われた儀式と大嘗祭

・古代エジプト人が日本人と似た思想をもっていることを指摘する吉村教授であるが、もうひとつ、三大ピラミッドを含めたギザ大地の遺跡が、伊勢神宮に似ているというコメントをしている。三大ピラミッドが定説でいうようなファラオの墓ではなく、死後の世界を再現した壮大な神殿であると主張する吉村教授は、内宮と外宮、別宮や摂社などを併せて125社から成る伊勢神宮の神域に、同じ神々の世界を見たのかもしれない。

 

・この疑問については吉村教授は、こう考える。古代エジプトでは、ファラオが死ぬと鳥のような姿をした魂カーは天空に飛翔して、オリオン座のダウトという領域にいたり、やがて神になると信じられていた。大ピラミッドは、そのための巨大な装置である。ファラオの魂が天に昇る際、玄室や大回廊、女王の間で儀式が行われた。しかも、それは東西ふたつ、両方の神殿で行われたに違いない、と。

 

地底王国シャンバラ

・ヒトラーが夢見たシャンバラとは、いったい何なのか。ひとことでいえば、それは理想郷である。かつて人類がなしえなかった楽園の名前である。そこに住む人々は、だれもがこの世の真理を悟り、高度なモラルのもと、争いのない社会を実現しているという。

 ただし、シャンバラは地上世界にはない。一般の人間の目から隠された聖なる場所、すなわち神々が住むヒマラヤの地下に存在し、その入り口は、はるかなる北の果てにあるといわれる。

 

・だが、しかし。こうした見解に対して、チベット密教の最高権威、ダライ・ラマ14世はシャンバラが実在すると断言する。たんなる象徴を超えて、リアルな世界として存在するというのだ。ここに密教の恐ろしさがある。

 

<チベット密教とカッバーラ>

・最終経典にシャンバラが説かれているように、シャンバラの存在を最初に説いたのは仏教の開祖、釈迦なのだ。釈迦は自ら、北の果てにシャンバラへの入り口があると説いた。なぜ釈迦はシャンバラの存在を知っていたのか。

 

<釈迦はセムメーソンだった!

・神秘思想における樹木は、いうまでもなく「生命の樹」であり、カッバーラの奥義を示す象徴である。説いた教えがカッバーラの叡智と通底することを考えれば、釈迦がカッバーリストであり、預言者であったことは間違いない。神を信じ、神とまみえ、そして神の言葉を授かったフリーメーソンだったはずである。

 注意してほしいのは、ヤフェトメーソンではなく、セムメーソンだという点である。バラモン教はアーリア人の宗教であり、それを担ったのはヤフェトメーソンだが、釈迦はセムメーソンだった。

 

・モンゴロイドはアーリア系ではない。有色アジア系であり、ユダヤ人やアラブ人、そしてトルコ人と同じセム系なのである。したがって、釈迦がカッバーリストならば、民族的にセムメーソンだったと考えられるのだ。

 しかも、それだけではない、釈迦はシャンバラの住民と同じ血を引いていた可能性がある。鍵となるのは、釈迦族=サカ族を生みだしたスキタイにある。

 

失われたイスラエル10士族はどこへ消えた?

・ソロモンの死後、王国は分裂。紀元前925年、イスラエル10支族から成る北朝イスラエル王国が独立すると、残る2支族は南朝ユダ王国の樹立を宣言した。このうち、南朝ユダ王国の末裔が今日のユダヤ人である。

 問題は北朝である。北朝イスラエル王国は紀元前722年、メソポタミア地方に勢力を拡大してきたアッシリア帝国によって、あっけなく滅亡。国民は捕囚され、遠くユーフラテス河流域へ強制的に移住させられてしまう。それから約200年ほど、イスラエル10支族はメソポタミア地方に住んでいたのだが、先述したように、いつの間にか集団で姿を消してしまうのだ。

 

・さて、ここで思いだしてほしいのが釈迦族である。サカ族はスキタイ系騎馬民族の流れを汲みながらも、本流ではなかった。マガダ国の釈迦族はモンゴロイド、すなわちセム系だったことを考えると、何か見えてこないだろうか。

 そう、釈迦は失われたイスラエル10支族だったのだ。ガウタマ・シッダールタのガウタマが優れた牛を意味するように、釈迦は10支族のうち、雄牛のシンボルをもつガド族のイスラエル人だったのである

 最終仏教であるチベット密教を奉じるチベット民族も、しかり。チベット人は、東に広がった失われたイスラエル10支族である。チベット系民族のチャン族やカレン族が、失われたイスラエル10支族であることは、今日、イスラエル共和国の情報機関「アミンシャーブ」の調査によって判明しているのだ。

 

<失われたイスラエル10支族の本隊がいる場所

・スキタイによって連れ去られたイスラエル10支族とは別に、自主的に北へ向かった人々がいる。彼らこそ、実は失われたイスラエル10支族の本隊である。『旧約聖書』の外典には、こんな記述がある。

「彼らは、多くの異邦の民を離れて、人がまだ誰住んだことがないほかの地方に行こうと決心した。彼らはそれまで住んでいた地方では守ることのできなかった掟を、そこで守りたかったのである。彼らはユーフラテス川の狭い支流を通って入って行った。その時、いと高き方は彼らにしるしを行い、彼らが渡るまで、川のせきを止められた。その地方を通りすぎる道のりは長く、1年半に及んだ。その地方はアルザルと呼ばれている」(エズラ紀(ラテン語))第13章41〜45説)

 

・失われた10支族は、ユーフラテス河を遡行した。方角でいえば北である。北に向かって1年半、歩いた。真っ直ぐ行けば、行き着くのは北極である。極寒の北極圏にいたって、彼らは約束の地「アルザル」を見出した。そこで失われたイスラエル10支族は、神の教えを守り、大いに繁栄しているという。これに対応するかのように、『旧約聖書』には失われたイスラエル10支族に関する、こんな預言がある。

「見よ、わたしは彼らを北の国から連れ戻し地の果てから呼び集める」(「エレミヤ書」第30節8節)

 

・何か変だと思わないだろうか。アルザルの記述は、まるでシャンバラのようである。理想郷であるといい、地上のどこにもない点といい、入り口は北の果てであるという話まで、シャンバラそっくり。いや、文字通りシャンバラなのだ。はっきり断言しよう。アルザルとは、まさにシャンバラのことなのだ。

 失われたイスラエル10支族の本隊は現在、シャンバラに住んでいる。同じ失われたイスラエル10支族の血を引く釈迦は、その事実を知っていた。北の果てに楽園への入り口があり、失われたイスラエル10支族は、そこからシャンバラに入った。釈迦はすべてを見通していたからこそ、弟子に語り、その言葉は最終経典として残された。

 

地球内天体アルザル

シャンバラは神秘主義者によって、しばしば地球空洞論と結びつけられてきた。地球の内部は伽藍堂のようになっており、内側には地上と同じような環境が広がっており、そこには人が住んでいる。彼らは理想社会を実現しており、ときどき地上に現れて人類を教化、指導しているという。

 

・では、シャンバラはどういう形で存在するのか。これを現行科学で理解するには少しむずかしい。まだ一般に認められていない現象を前提とするからだ。その未知なる現象とはプラズマ・トンネルである。

 プラズマとは気体、液体、固体に続く物質第4の状態で、原子を構成する電子と原子核がバラバラになった高エネルギー状態を意味する。プラズマの研究は現在、核融合をはじめさまざまな分野で進められているが、まだまだわからないことが多い。ちょっとした条件変化によって、プラズマが消滅したり、生物のような振舞いをしたりする。

 

<秘密組織フリーメーソン

・詳細は既刊に譲るが、結果として、人類はノアの大洪水を生き延びることができた。箱舟がアララト山に漂着し、そこから出てきた4人の男、すなわちノアと3つ子の兄弟ヤフェト、セム、ハムは、ともに神聖なる預言の鍵を手にしていた。いわば預言者である。

 預言者の組織を「フリーメーソン」という。今日、世に知られる秘密結社としてのフリーメーソンは近代フリーメーソンである。1717年にイギリスで結成されたグランドロッジから派生した組織である。もっとも、アングラの偽フリーメーソンも多々ある。最近ではマフィアのフリーメーソンもあり、儀式や秘密の文言を共有し、それだけ見て判断する限り、承認されたフリーメーソンと見分けがつかない組織も多くある。

 

だが、そうした近代フリーメーソンとは別に、本物のフリーメーソンがある。近代フリーメーソンが成立する以前にもフリーメーソンは存在したが、それとも違う。預言者の秘密組織としてのフリーメーソンが、実はこの地球上に存在する。主に密議宗教の祭司の組織という形で継承されており、それをたどっていくと必ずノアに行き着く。

 もちろん、ノアの先もあり、エノクを経て最後はアダムに遡る。人類最古のフリーメーソンとは、「アダムメーソン」である。エノクもまたアダムメーソンだ。

 ノアに至った段階で、アダムメーソンに大きな変革が起こる。「生命の樹」の象徴に応じて、預言者の奥義が3つの流れに分かれた。すなわち、ノアの3人の息子が独自のフリーメーソンを形成したのである。

 

・ヤフェトからは主に白人、アーリア系民族、コーカソイドが、セムからは主に黄色人種とユダヤ、アラブ系、モンゴロイドが。ハムからは主に黒人が派生していく。とくに、セムメーソンはカッバーラの重要な鍵を継承した。

 そして、セムの子孫からはアブラハムが生まれ、ヘブライ人が誕生した。セムメーソンは「ヘブルメーソン」となって、『旧約聖書』の預言者を輩出することとなり、『新約聖書』の時代にあってはバプテスマのヨハネはもちろん、イエス・キリストや12使徒らがカッバーラを継承し、今日に至っている。

 

<古代エジプトのカッバーラと三大ピラミッド>

・冥界の王オシリスは、姿を現さない至高の神エル・エルヨーンであり、慈悲の母神イシスは救世主、イエス・キリストを示し、隼の頭をもつホルスは、鳩という鳥の象徴で示される精霊ハールとなる。これを念頭に三大ピラミッドの神殿を対応させる、こうなる。

 

第一ピラミッド:慈悲の柱:御子:ヤハウェ=イエス・キリスト:イシス

第二ピラミッド:均衡の柱:御父:エル・エルヨーン=エロヒム:オシリス

第三ピラミッド:峻厳の柱:聖霊:コクマー=ルーハ:ホルス

 

おわかりのように、大ピラミッドはイシスの神殿となる。実際、大ピラミッドには「イシス神殿」が付随している。これは大ピラミッドそのものがイシスの神殿であるという認識が、古代エジプト人口にあった証拠なのだ。

 

 

ユーラシア大陸の縁=リムランドの争奪が世界大戦の原因である。国際政治はランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)のせめぎあい。(3)

  • 2018.01.13 Saturday
  • 20:09

 

 

『ニギハヤヒ』

『先代旧事本紀』から探る物部氏の祖神

戸矢学    河出書房新社    2011/12/1

 

 

 

神の国から飛来降臨する「天磐船」 ニギハヤヒに発するイワクラ信仰

・それによって、ニギハヤヒの統治していた国は、あちこちにあった小規模な部族国家というようなレベルの話ではなく、統治体制の整った政体国家がかくことして存在していたという事実を記している。

 そして、ニギハヤヒこそはその国家の国王であったのだと。

 記・紀は、その国家の存在を隠したかった。だから、ニギハヤヒの属性を消すことによって、ニギハヤヒが登場しても問題が起こらないと考えた。『先代旧事本紀』さえ存在しなければ、その目論見は破綻しなかったかもしれない。

 

・ところで記・紀に一貫している論理では、先住の賊衆は征討すべきものであって、その思想は徹底している。そしてその上に君臨する者は「天神の子」でなければならない。すなわち「天子」である。

賊衆とはもとからその地に住む種族で、これを「地祗」あるいは「国つ神」の子とした。これに対して高天原から降臨した者は「天神」あるいは「天つ神」の子とする。これが「天神地祇」「天つ神、国つ神」の対置概念である。

 征服者と被征服者と言い換えることもできる。近年では、弥生人と縄文人というとらえかたもある。

 

<柳田國男の「日本人」定義>

・柳田は「山人考」で、縄文人と弥生人の弁別峻拒をおこなった。すなわち、縄文人を「山人」と呼び、渡来した弥生人を「平地人」とした。さらに注目すべきは、平地人を「日本人」と想定したことであって、そこから「日本」も始まったと主張した。

 もし我が国の民俗学がここから展開発展したとするなら、おそらくは今とはかなり異なる地平に立ち至っていると思われるのだが、残念ながら柳田はこの説を継承させず、『遠野物語』や『山の人生』などで見られるように、うやむやにしてしまった。

 

<ニギハヤヒの事績>

ニギハヤヒについて、記・紀にはわずかな記述しかないとすでに指摘したが、それとは対照的に『先代旧事本紀』には詳細な事績が記されている。

 

・これにニギハヤヒの「従者(一族)」の子孫を数えると、さらに多数に上り、その後の日本国の中核はニギハヤヒ一行の血族血統によって形成されたと言っても良いくらいである。

 しかし、その事実のほとんどは、記・紀にはまったく触れられず、『先代旧事本紀』のみに記される。

 

・ニギハヤヒとの降臨伝承とは、いかなるものであるのか、読者のためにもここで概要・全貌を要約しておこう。

 

(1)アマテラス(天照大神)は、瑞穂国(みずほのくに)を治めるために「吾御子」のヲシホミミを降臨させようとしたところ、ヲシホミミにニギハヤヒという児が誕生し、代わりにその児を降臨させたいと願いを許した。

 

(2)アマテラスは、降臨するニギハヤヒに「天璽瑞宝十種」を授けた。

 

(3)ニギハヤヒは、数多くの随神・随臣を伴って天降った。彼らはヤマト政権の担い手となり、その後の主な氏族の祖となる。32人の将軍、5人の部の長、5人の造の長、25人の軍部の長、船長、舵取等。

 

(4)ニギハヤヒ一行は「天磐船(あまのいわふね)」に乗って天降った。

 

(5)初めに河内国河上の哮峯に天降り、それから大和国鳥見の白庭山に選御した。

 

(6)ニギハヤヒは天磐船に乗って大虚空を飛翔して国を見定めた。これに由来して「虚空見つ日本の国」という。

 

<神話の神々は実在した

・私は、日本神話に登場する神々は基本的にすべて実在したと考えている。そういう人物がかつて実在していて、亡くなると神になり、崇められるようになったと考えている。

 

<物部神社は全国に17社>

・古代豪族の第一であった物部氏であるが、氏族名の「物部」を冠した神社は意外に少ない。その数は全国に17社のみ。総本社は島根県太田市に鎮座する物部神社で、石見国一宮である。

 

<「神殺し」の本当の意味>

・神武軍がヤマトに入る際に、各地で激戦があり、族長を殺害している。

この時代、族長の多くは同時に宗教的権威でもあって、すなわちその一族の“神”である。ナグサトベ、ニシキトベ、ヤソタケル、ナガスネヒコといった名が『日本書紀』には見られる。ヤソタケルは「有尾人」であると記される。

 これらの神々を殺すことで、神武軍は制服を成し遂げて行く。「神殺し」こそは、制服の証しなのだ。しかし「神殺し」の真相は、必ずしも物理的な殺害ではない。

 

<能曲『三輪』が伝える古代の共通認識>

・能に不思議な演目がある。『三輪』という作者不詳の一番だ。

 主役はなんと三輪明神。

 能曲には霊験ものや龍神もの。巫女ものなど信仰関連のテーマが少なくないのだが、その目的ははっきりしている。ストーリーにも矛盾や齟齬、不条理はないといって良い。

しかし、『三輪』は、まったく不条理だ。それらの区分けのいずれにも属さない。明神と僧侶のやりとりであるのだから、信仰ネタであることは紛れもない。にもかかわらず4番目の「雑能」に入っている。これは、ひとえに不条理であるがゆえだろう。

 この曲では、三輪神が、なぜか女性の姿となって僧侶の前に現れて、男神との失恋のために岩戸隠れしたという。そして僧侶に供養を願うという筋立てだ。

 能の関係者は無理矢理の解釈をおこなって目を瞑っているが、こんな奇妙な設定はありえない。おそらくは時を経るに従って、伝承の一部に誤りが生じて、それが更に重なってこんな不条理な話になってしまったのではないか。

 

 

 

『深宇宙探訪記』

(オスカー・マゴッチ) (加速学園出版)  1991/8

 

 

 

<都市の大きさはあるクリスタル宇宙船

・そうこうするに、白く輝くものが頭上に出現し、急速にその輝きを増していく。間もなく、明るく輝くオーロラがずっと強烈にきらきら輝く光に消されてしまった。巨大な形のものが降下して、視界に入ってくる。都市の大きさはある。だが、途方もないほど大きなボワーッとした塊のクリスタル・シャンデリアのようで、まるでクリスマスの飾り物みたいに様々な色の光を閃かせたり点滅させたりしている。

「何・・・ 何だ それは?・・・・」

私は吃ってしまった。天から現われたものが私達の視野一杯に広がるのに完全に飲まれてしまっていた。私達から2、3キロ離れたところだ。

 

・「感動するのも当然だ。このクリスタル宇宙船は現在『地上の平和』号と命名されていて、あなたがたの太陽系の惑星間ヒエラルキーの最高の旗艦なのだ

 

 

 

『家畜人ヤプー』

 (沼正三) (幻冬舎) 1999/7

 

 

 

<飛行島は人間の目に見えない存在に化しているのだった

・浮力盤の機構は、20世紀科学の用語では説明しがたいが、島の中心部(中央山の岩盤内)の振動素子結晶体から送られる高速四次元微震動が、地球重力遮断に重要な役割を演じていることはいっておかねばならない。島全体が、その上のあらゆる物を含めて、微妙な振動を付与されている。そしてその振動のゆえに、飛行島は人間の目に見えない存在に化しているのだった。島の上空に来て、閉鎖空間であるその重力圏に入り、島の固有振動を自分も付与されない限りつまり、島の外や島の下(地上)からでは見えないのである。扇風機の羽根が回っている時に向こう側が透けて見える、あの理屈である。4次元振動によって3次元世界から視覚的に離脱するのだと表現してもいいだろう。

 

・「実は、どちらも蓄童を空中に飛ばせるためである。この飛行島の人工重力圏では、重さ15キロ以内の物体には簡単に飛揚装置が取り付けられる。それが羽根と光輪である。羽根は正式には双小翼といい、揚力は皆無だが重力盤の作用を消去する振動を合成する。そうすると軽くなって、光輪のヘリコプターの牽引力だけで浮揚できる。この光輪は、白人用の光傘と外見は似ているが、作用はまったく異なる物で、名称も輪状翼(アニユリツト)という。この装置を使用するためには、ヤプーの体重を幼児並の15キロ以下に減少させねばならない。そこで、縮小機に掛けて作り出されたのがペンゼル、すなわち飛揚蓄なのである。

 

・あたりは一面の柔らかな芝生で、ふと身を倒して、両手で葉末をなで回してみたいような衝動にかられる。飛行場らしい建物もなかったが、遠く前方には例の中央山が傲然とそそり立って白く輝き、その手前には山岳を削り成した城が見える。高さは千五百メートルにも及ぼうか。上空からながめた時とは違って、のしかかってくる絶壁の威圧感。

 

・しかも、単なる自然の壮観ではなく、膨大な人力の加工を暗示して、ブルーゲルの描いた『バベルの塔』の絵の持つ迫力を見せていた。―この飛行島全体の基盤にひそみ、これらの山々自体を造成した人工こそ真に驚異に値するものだったが、ここでは、それと自然に同一化して山々を削ったわずかの機械力だけが人為と見えていた。それですらピラミッドや巨大ダムを児戯視せしめる規模を示しているのである。

 

「高天原」諸景。“飛行島「タカラマハン」”

・「空中列車は、旋回しつつ下降していく。中央山の中腹にある氷漠(ひょうばく)、氷湖、外輪山脈との間の環状盆地にある密林、へきたん、桃園、外輪の七峰のうち三つがそれぞれ一大城門に削りなされている豪快なふえつの跡、その外側にびょうぼうと広がっている環状平原の、あるいは広潤(こうじゅん)な田野となり、あるいは管理の行きとどいた山林となり、あるいは繁華な都邑(とゆう)を作る有様、所々に湖をたたえつつ、周辺部のいちばん外側を取り巻く幅1キロの環状湖へ流れは入る七筋の川は、森の樹種でも、芝生の上の建物の色彩でも、尖塔の様式でも、花壇の配置でも、流域ごとに異なる七様の景観を提供している。極地の氷河、砂漠のオアシス、いったいどこまでが、人工、どこまでが天然なのか?いや、全部が人間の工作物に違いないのだが・・・・・・」「島の上空に来て、閉鎖空間であるその重力圏に入り、島の固有振動を自分も付与されない限り、つまり、島の外や下(地上)からでは、見えないのである」。

 

・「土壌と岸壁からなる地殻部は、数百メートルの厚さに達するが、その下に百メートルの厚さの引力盤の層があり、さらにその下、飛行島の底面には2百メートルの厚さの浮力盤の層がある。どちらも特殊合金である」。

「飛行島の地理は、直径百キロ、底面の厚さ1キロの円盤の中央に高さ4キロの円錐山がある。それが大雪山スメラで、それを取り囲む外輪山脈は、スメラ山頂から15キロ離れて、ほぼ円周を成し、尾根の平均高1.8キロ、そびえ立つ七峰の平均高2.5キロである」。

 

 

 

『「天国」と「地獄」がよくわかる本』

クリエイティブ・スイート編著  PHP   2009/8/3

 

 

 

<天界に用意されている神の都市国家>

<天上のエルサレム(新しいエルサレム)

広さは東京都のおよそ2倍にもなる、天上の都市

世界が終末を迎えた後に地上に現れる神の都市

・これはエデンの園のように、澄んだ川が流れて緑豊かな草花が咲き乱れるという、すばらしい自然を描いた天国とは大きくかけ離れた概念である。

 聖ヨハネが伝える天上のエルサレムは、都会的な天国であり、碧玉で築かれた城壁で囲まれている。12の門がある大きく高い城壁の内側にある都の大きさは、長さも幅も、高さも1万2000スタディオンであるとした。1スタディオンは、だいたい180メートルなので、だいたい4000平方キロメートルの広さがある。つまり、東京都の約2倍近くの都というわけだ。城壁を支える土台石もまた12種類存在し、それぞれが宝石で飾られている。城壁の内側の都には、輝く塔や宝石が散りばめられた邸宅などがあり、人々はそこで神と共に暮らすことができる。

 

<城壁に囲まれた都市型天国にはせる信者の思い>

・このような天国が生まれたのは、人間の想像力が決め手だ。「ヨハネの黙示録」にある「新しいエルサレムが天から下ってくるのを見た」という一文が、人々の心に火をつけたのだ。それはいったいどのような都なのだろう、と聖職者や評論家たちの間で議論されるようになった。そうして、天国とは光あふれる場所というイメージから、この天上のエルサレムも宝石などで輝いていると結びつけたのだろう。

 

・これは天上のエルサレムの設計者であり建設者である神が、イスラエルの12部族の復興を望んでいるということを暗示している。イスラエルの民にとって、都とはエルサレムだけであり、そこに永住できることこそが彼らの望みだったのだ。そうした考えから生まれた天国こそが、天上のエルサレムなのである。

長い年月を経るうちに、天国とは清らかな大自然をイメージさせるエデンの園のような楽園のなかに、こうした天の都があると考えられるようになった。

 

 

 

『人類の祖先は宇宙人である』

 (ミン・スギヤマ)(第一企画出版)(1993年)

 

 

 

一番科学的でないのは科学者自身

<科学者はアインシュタインを裏切りたくない>

・光速度を超える光が近年各地で観測されていることや、光速度を超える速度で飛来してきたであろうUFOの存在たちが確認されている以上、光速度不変の原則がすべての状況において、適用されるとは言えないことを科学者たちは認めざるを得ないところまできている。

 

<何度も地球に入植を試みた宇宙人

宇宙人セムヤーゼによれば、宇宙には地球に限らず非常に多数の文明が存在し、彼ら宇宙人はそのうちのヒューマノイド型の人類だけで「宇宙連合」を構成しているという。その人類の総合計は約1270億人で、またヒューマノイド型ではない、「宇宙連合」に属さない知識生命形態が無数に存在している。

 

・さらに、地球上には三つの異なった惑星を起源にもつ人種が存在しているという。地球上に“創造された”地球人、現在の火星の位置に昔存在したマローナという惑星について、惑星崩壊後にやってきたマローナ人、そしてヴェガ星や琴座のリラ星の惑星からやって来た古代リラ人の三人種である。

 

・各々に起源を持つ人々の現在の人口は、古代リラ人が14万4228人、マローナ人種が1億6730万人、それ以外は“地球人”であるというが、他にリラ人からわかれた2人種がいる。その2人種については、宇宙人にも詳細は不明だが、ほとんどが“地球人”と同化しているらしい。中国人や日本人はこの2人種に当たると、セムヤーゼの父プターはマイヤーに語った。

 

・セムヤーゼの話は今から約23万年前、彗星によって住民の3分の2を失ったある太陽系の第6惑星から始まる。

 

「セムヤーゼ」

ある遠い宇宙の太陽系の惑星の全人類の3分の2が、当時この彗星(デストロイヤー)によって滅ぼされ、生存者は、最初からやり直さなければ、なりませんでした。再出発は不自由で困難を極めました。しかし、彼らは、わずか900年間くらいで新しい文明と文化を築きあげました。彼らは、宇宙の力によってもたらされた困難な破壊を克服して再出発したのです。

 

彼らの霊性と知識は急速に洗練されて行き、彼らの到達した技術水準は想像を絶していました。やがて彼らは、円形で皿状の宇宙船を建造し、大宇宙へ飛び出すようになりました。

 

 

 

『地球一切を救うヴイジョン』

 白峰   徳間書店     2008/11/30

 

 

 

<八咫烏(やたがらす)―日本の国体を守る秘密結社

・日本の国体を守る秘密結社である八咫烏のことをちょっとだけ書きます。

 

・日本の国家的な根源に関わる基幹産業を警察、法律、民族といったものの壁を全部超えて独自で動ける組織なのです。独自の資金力もあって通帳も戸籍もありません。3次元世界で言えば、死人扱いですね。でもちゃんと生きている。官僚でもないし、民間人でもない。正体不明の人々が地下に潜って仕事をしています。

 

彼等はどこに住んでいるか。地下に住んでいるのです。東京にもいます。日本の国体を守るために独自の仕事をしている。実際、戸籍のない人は、今、日本に20万人いますが、その半分は国体を守る仕事を担っているのです。日本にいったん事あらば、彼らが守ってくれる。ウイング・メーカーの日本版が八咫烏です。

 

サナトクラマが金星から鞍馬天狗で有名な鞍馬山に降臨した伝説があるでしょう。この天狗と言われている人たちは、全部八咫烏の集団です。すなわち、全部忍者であって八咫烏の流れなんです。

 

・日本の歴史を振り返ると、言うことは簡単ですけれども、言っちゃいけないことのほうが多いんです。「天照」(日本の国体)と「白山神界」(世界秩序)の違いです。

 

 

 

『本当にあった 世界の陰謀論 案内』

 世界陰謀評議会    笠倉出版      2014/10/13

 

 

 

八咫烏 名前すら持たず天皇家を影から護る

・全日本チームのマークとして有名だが、陸上自衛隊所属の中央情報隊のシンボルも八咫烏である。

 

・八咫烏とは日本神話に登場する三本足のカラスのこと。聖武天皇にゆかりがある聖獣だ。日本サッカー協会のシンボルマークになっている。陰謀論において八咫烏とは、謎の集団の名称である。正式名は八咫烏陰陽道という。これはオカルト系の陰謀ハンターを中心に支持される説だ。

 彼らは聖武天皇の時代から独自の神道、陰陽道を継承し、祭祀を行ってきた。現在も災害に備えて祈り続けている。また、秘術「迦波羅(かばら)」と、日本史の裏側の真実も伝えているという。

 八咫烏は他に類を見ない独特な組織といえる。指導者の一部(39人いるとされる)には、戸籍がない。コードネームで呼ばれ、名前を持たない。

 

秦氏 海を越えてやってきた技能集団

・土佐の長宗我部氏や伊賀の服部氏も彼の末裔とされる。

 

・秦氏は、渡来系氏族のひとつ。『日本書紀』に登場する弓月君を祖とする。聖徳太子に仕えた秦河勝や、浄土宗の開祖である法然の母親が秦氏の人物。日本に養蚕や織物をはじめとする多くの技術をもたらし、その後も経済力で存在感を示した。

 秦氏の起源については、さまざまな推測がなされている。古代氏族の名鑑である『新撰姓氏録』には秦の始皇帝の末裔とある。日ユ同祖論では、イスラエルの失われた10氏族のひとつと言われることがある。

 陰謀論においては、血縁的関係よりも秘密結社的な性格を持った集団だとされているようだ。

 商売熱心として知られる近江国の商人たちが秦氏の末裔だという説がある。この考え方によれば、丸紅、伊藤忠商事、高島屋といった日本の有名企業は、秦氏の系譜となる。

 

ドラコニアン 人類を脅かす異世界からの侵略者

・中国神話に登場する皇帝、伏義と女媧も蛇の体だったと言われ、手には差金とコンパスを持っている。

 

・伝承では、過去、角と鱗を持つ竜神がいたという。陰謀ハンターは、天皇家の先祖や、秦の始皇帝にその疑いがあると言っている。陰謀ハンターの主張によれば、竜人は角と鱗があるだけではなく、人類を食べるらしい。これが現代陰謀用語でいうドラコニアンという概念である。

 ドラコニアンは有史以前から人類を支配し、家畜として扱ってきた。

 

・似た概念にレプティリアンがある。人間に似た二足歩行の爬虫類をレプティリアン・ヒューマノイドと言う。トカゲ人間と言えば思い浮かべやすいだろうか。陰謀ハンターは、ドラコニアンとレプティリアンを混同しない。

 レプティリアンは宇宙からやってきた種族で、やはり人間を支配しているらしい。一般人がその存在を知らないのも無理はなく、なぜなら彼らは変身できるという。

 

トゥーレ協会 オカルトと陰謀が交差する反ユダヤ主義結社

・伝説の地トゥーレは、ヨーロッパのはるか北方、世界の最果てにあるという。

 

地政学者カール・ハウスホーファーと教え子のルドルフ・ヘス。2人ともトゥーレ協会の会員だった。

 

・1918年に設立されたトゥーレ協会は、国家社会主義ドイツ労働者党(ナチ党)の母体の一つとなった実在の秘密結社だ。ナチ党の勢力が拡大した後、1937年に消滅した。陰謀論上の解釈によると、トゥーレ協会はグノーシス主義の系譜にあり、4千年まえから存在していたとされる。

 トゥーレとは、ゲーテの文学作品に登場する伝説の地の名である。もちろん陰謀ハンターは、ゲーテ自身もグノーシス主義者だったと考えている。

 

・ナチ党の鉤十字と反ユダヤ主義思想は、20世紀初頭に誕生したゲルマン騎士団という秘密結社からトゥーレ協会を経由して継承されたものだ。卍の字形は世界的によく見られるシンボルマークだが、彼らはこれをアーリア人に共通の紋章であると考えた。一部のオカルティストは、鉤十字はルーン文字を組み合わせたものだと言うことがある。

 

・余談だが、ゲルマン騎士団には階層的な組織構造があり、フリーメイソンリー的な「ロッジ」の概念を持っていた。また、神智学協会も支部のことをロッジと呼ぶ。

 

アーネンエルベ 民族のルーツとシャンバラを探す奇妙な集団

・ナチ党には、親衛隊全国指導者のハインリヒ・ヒムラーが設立したアーネンエルベという機関があり、オカルト方面の研究はここが担当していた。ナチ党には東洋の神秘思想に異常なほど詳しい地政学者カール・ハウスホーファーのような特異な人材があったが、ヒムラー自身もまた、日本語の片仮名とルーン文字の類似性や、日本人がアーリア人である可能性について考察する奇妙なオカルティストだった。

 

・そんなアーネンエルベの行ったオカルト研究のひとつが、シャンバラ探究だった。シャンバラは、チベットに伝わる伝説の地、秘密の仏教王国である。ポタラ宮殿の地下にはシャンバラへの入り口があるという伝承もあり、もしそうであるなら広大な地下空間なのではないかと推測された。オカルティズムでは、南極に入り口があるとする地球空洞説や、アルザルと呼ばれる地球内部の別天体と同一視する場合がある。

 

・しかし、ナチ党が潰れたことを鑑みれば、シャンバラを見つけることはできなかったのだろう。あるいはアドルフ・ヒトラーは地下都市に逃れたのだろうか。ちなみにオウム真理教もシャンバラを目指し、日本シャンバラ化計画を立案していた。

 

<グノーシス主義 創造主は悪神! 世界の認識を改めよ

・グノーシスとは、古代ギリシア語で認識、知識を意味する。グノーシス主義は、紀元1世紀に誕生し3世紀ごろ栄えた思想の潮流だ。この思想の特徴は、神や世界の認識にある。通常の宗教は善き神を崇拝するが、グノーシス主義は違う。彼らは、この宇宙が悪の神によって創造されたものとみなす。なぜならこの世界は悲惨すぎて、善なる神が作ったとはとても信じられないからだ。これを反宇宙的二元論という。

 

・グノーシス主義は、確固たるひとつの宗教の形をしていない。初期キリスト教の一派に数えられることもあるが、キリスト教を含めたさまざまな宗教や思想の影響で誕生した別個の宗教とも考えられている。グノーシス的な考え方をするキリスト教徒もいたのだろう。どちらにせよグノーシス主義者たちは、キリスト教から異端として弾圧された。旧約聖書中のシモン・マグスという魔法使いが、グノーシスの開祖であるとも伝わっている。

 

・陰謀ハンターは、イルミナティ内部のグループ、MJ−12がグノーシス主義を保持していると言っている。イルミナティの血統を重視する派閥に対抗するMJ−12は、その根本にグノーシス主義があるはずだと考えているようだ。

 

 

 

『失われたイエスの12使徒』

影の陰陽道「迦波羅」を操る裏天皇「金鵄」の正体に迫る!!

飛鳥昭雄・三神たける  学研   2001/11

 

 

 

裏の天皇は3人でひとり

・表の天皇が常にひとりならば、裏の天皇は3人でひとり、絶対三神が唯一神を形成するように、八咫烏のボス、大烏もまた3人でひとりの金鵄を形成。裏天皇として、裏神道に君臨しているのである――。

 

裏天皇「金鵄」がついに明かす恐るべき日本神道の黙示録

<八咫烏は日本国民ではない>

・神道界を仕切る元締めの男の正体は、八咫烏である。八咫烏の中でも大烏と呼ばれる男である。彼は裏天皇「金鵄」を構成するひとりである。

 

じつは、八咫烏もまた、天皇や皇室の人間と同様、戸籍がない。戸籍がないゆえ、法律の適用を受けない。彼らの存在は秘中の秘。事実上、皇室の人間と同等の扱いを受けている。そのために、宮内庁を統括する「内閣府」から機密費が捻出され、それが宮内庁を通して八咫烏の活動資金が賄われている。

 

・戦後、GHQのダグラス・マッカーサーは直接、昭和天皇と会談した。その内容は完全なる極秘。昭和天皇をもちろん、マッカーサーも会談の内容を死ぬまで明かすことはなかったが、その中で八咫烏に関することが話し合われたのは間違いないとされる。一般に昭和天皇とマッカーサーの会談は3回程度だったと伝えられるが、実際は数十回に及んだことがわかっている。恐らく、そこには裏天皇たる金鵄の人間も立ち会っていたといわれる。いわば、それだけ八咫烏は日本の根幹に関わる存在だったのだ。

 

<八咫烏との会見>

・八咫烏は秘密組織である。彼らと会うことは、天皇陛下に会うのと同じように難しい。そもそも、法律上は存在しないことになっているのだ。公の場に姿を現すことは絶対にありえない。相当な神道関係者であっても、八咫烏との面会は、まず不可能である。たとえ、八咫烏に趣旨が伝わったとしても、それを判断するのは彼らである。八咫烏自身が拒絶すれば、それまでである。

 神道の謎を調査する過程において、飛鳥昭雄は八咫烏の存在をかなり古くから聞いていた。日本の神社の総元締めは下鴨神社であり、実質的に支配しているのは八咫烏と呼ばれる人々である。神道の根幹を知るためには、どうしても八咫烏と直接会って、疑問をぶつける必要がある。

 

・飛鳥昭雄が初めて八咫烏と会見した模様はNPA『失われたカッバーラ「陰陽道」の謎』の中の第3部「アダム・カドモン」の章において、漫画という形式で紹介している。漫画という性格上、少なからず演出されているが、ここに記された内容は基本的に事実である。

 このとき八咫烏が指定してきた場所は、 東京の両国国技館。漫画では土俵が見える最上階の一室ということになっているが、実際は地下通路でつながった、ある一室だった。案内のもと、部屋に入ると、そこには数人の男が待っていた。八咫烏である。彼らはみな面を被り、素顔が

わからないようになっていた。

 

・漫画の中のカッバーラ、すなわち陰陽道の裏、迦波羅については、当然といった様子である。造化三神が絶対三神と同じであること。七五三が迦波羅のゲマトリアであること。そして、平安京が人形に建設されていることなど、いろいろな問答が繰り返された。その中には、まだ公表

していない恐ろしい事実も含まれている。

 

<大烏との会見>

・しかして、第2回目の会談が実現した。しかも、今回は並の八咫烏ではない。八咫烏の首領、大烏のひとりが、直々に飛鳥昭雄に会うという。大烏といえば、裏天皇を構成する3人のうちのひとり。人格や知識、経験、そして霊性においても、ずば抜けた人間であることは間違いない。

 

・今回ばかりは、会談場所はわからない。というのも、特殊な車両に乗せられ、見知らぬ建物の地下室に通されたからだ。この様子はNPA『失われたカッバーラ「陰陽道」の謎』の中の第4部「死の樹」の章において、漫画として描いている。恐らくは漫画で描いた通り、そこは皇居の地下だったのではないだろうか。至るところに菊の御紋があったのを記憶している。

 

・案内された部屋には、やはり数人の男がいた。面を被っている姿から、すぐに八咫烏であるとわかった。が、大烏と呼ばれる男だけは、何も面をつけていなかった。見れば、瞳が白く、白内障にかかっているようだった。歳にして80歳前後か。前の八咫烏と違って、彼はどっしりと構え、攻撃的な雰囲気は微塵もない。むしろ、死ぬ前に一度会っておきたかったというような、いわば好意的な印象を受けた。

 

・その後、しばらくして彼が死んだことを知らされた。欠員となった裏天王の席には、先に会談した八咫烏が就任したらしい。

 

<八咫烏「第三の男」>

・続刊NPA魁惻困錣譴織リストの聖十字架「心御柱」の謎』では、大烏を前に、飛鳥は、いよいよ核心に迫る――!!

 

・漢波羅秘密組織「八咫烏」は実在する!!

 だが、彼らとの接触は非常に危険である。ふつうの人が接触することは、まず不可能であるといっても過言ではない。会談に至るまでには、様々な手続きがあり、それにともなう約束事が数多くある。

 

・この世は、すべて陰と陽。歴史もまた、しかり。表の歴史があれば、裏の歴史がある。表に天皇がいれば、裏にも天皇あり。この国の本当の歴史は、常に人々の目から隠されてきた。隠してきたのは、そう八咫烏である。ある意味、八咫烏あっての日本であるといっても過言ではない。八咫烏の存在を公開した以上、いずれ多くの日本国民が本当の歴史を知ることになるだろう。もはや、後戻りはできない!!

 

 

ユーラシア大陸の縁=リムランドの争奪が世界大戦の原因である。国際政治はランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)のせめぎあい。(2)

  • 2018.01.13 Saturday
  • 20:07

 

 

 『地球を支配するブルーブラッド 爬虫類人DNAの系譜』

スチュアート・A・スワードロー   徳間書店   2010/6/18

 

 

 

<エイリアン集団紳士録>

 <アルデバラン   ゲルマン人とバイキングを創作・管理>

・典型的なアーリアン型で金髪で青い目を持つ。薄い茶色か中ぐらいの茶色の髪で、目がヘーゼル(はしばみ)色の人もいる。この集団は、ゲルマンの諸民族とスカンジナビア人、特にバイキングの創作と管理を担当した。強い関心を持って、こと座文明の再創造を支援している。よくノルディック人と混同されることがあるが、ノルディック人は、もっと背が高く傲慢である。

 

 <アルクトゥルス  ローマ帝国建設を手伝った精神性の高い種>

・非常に精神性の高い種である。原始的な形態の宇宙旅行技術(地球より発達しているが、シリウス人ほどハイテクではない)を保有している。白いローブを着た聖職者層が支配している。

 

 <りゅう座人(ドラコ) このレプティリアン型生物の交雑種がイルミナティ>

・地球の月は、永劫の昔、レムリア大陸への入植の時代に、軌道上に設置されたりゅう座人の宇宙船である。分断して征服することを画策する彼らは、リゲルとともに海を沸騰させたり、大地を焼き焦がしたりしたように、暴虐さで有名である。

  りゅう座人は、地球に巨大な地下基地、金星にコロニーを持っている。地球には二番目の月が配置されている。1997年にヘール・ボップ彗星に隠れて到達した。そこにいるのは、純血爬虫類人である。交配人種であるイルミナティは地球の支配を行っている。

 

 <プレアデス   こと座からの避難民、長身金髪のノルディック>

・ノルディック、背の高い金髪とも言われる。元々は、こと座(リ−ラ)文明からの避難民であるが、7つの恒星と15の入植済みの惑星からなるプレアデス星系の存在である。

 

1959年に米国政府がリゲル人に騙されたことに気付いた後、技術格差を埋めるためにプレアデス人が招聘された。だが、過去、彼らは、ヒトラーの人類浄化政策を画策し、仏教を堕落させた。チベットに広大な地下基地を持っている。

 

・プレアデス人は、ローブを着た白い姿で現れる非物質的存在が率いる最高評議会の指揮下にある。プレアデス人の一集団(アトランと言われる)が、アトランティスに入植した。小柄で青い肌をした集団がプレアデス人と一緒に行動している。

 

 <爬虫類人(レプティリアン)支援のシリウスB星人が作った仏教思想>

・こうした宗教の蔓延は、地下の爬虫類人たち(主にチベットの地下に集まっている)が、意図的にコントロールしていた。

 

この爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させようと企むこと座人(リーライアン)の裏切り者集団もいた。奇妙な相棒だ。

 

・エジプトは、爬虫類人の神々は、オシリスとイシスとして知られていた。エジプトの万能薬的な効力を持つ神々には、極めて多様な合成物(半人半獣)が含まれていた。

 

・これはアトランティスの交配実験を懐古する気持ちがエジプトの文化になって表われたといえるが、爬虫類人の乗っ取りに向けてエジプトの文化を準備していたシリウス星人普及させたものである。

 

・アトランティス人は、昔からのこと座の信仰体系に揺るぎない愛着があったため、爬虫類人が文化的な拠点を築くまでに数千年の時間が必要だった。

 

 <「透明人」とシリウスA星人が創造し、りゅう座(ドラコ)に配置した爬虫類人

・その生物(透明人)は、私の思考に直接働きかけ、完全にテレパシーで交信してきた。もはや人間が存在しなくなった遠い未来から来たこと、そして、その生物種は、この現実界に由来するものではないことを伝えた。さらに、その生物種は、遠い過去に旅をして戻り、ある品種を作り(これは爬虫類人のことだ)、人間をテストするために敵対させたと伝えた。

 

また、シリウスA星のシリウス人の協力を得て爬虫類人を作り、りゅう座(ドラコ)に配置したとも語った。シリウス人は、別の非物質的存在の集団であるオハル評議会の創造物である。シリウスの二連星システムは、決してこと座文明に吸収されたことも、こと座の植民地にもなったこともない。

 

 

 

 『シークレット・ドクトリンを読む』」 

 (ヘレナ・P・ブラヴァツキー)(出帆新社)  2001/5

 

 

 

<第4根幹人類と第5根幹人類の文明と崩壊>

 <彼ら(レムリア人)は、途方もなく巨大な都市を建築した

・次第に、人類は、第4根幹人類が真に出現する前に、彫像(泥人形)ともいうべき肉体の中に入り込んでいった。“選ばれた者たち”のハイアラーキーを除いて、人類は邪悪と罪の中に落ちていった。選ばれた者たちとは、“意志とヨーガの子たち”に従者たちと弟子たちのことで、後に“火の霧の子たち”と呼ばれるようになる。

 

・アトランティス人(約8メートル10センチの高さ)が出現して、彼らは巨人で身体的な美しさと力は絶頂に達した。進化の法則によれば、彼らは周期の真ん中に現れる第4亜人種だからだ。

 

 

 

『黒魔術の帝国』 

 (マイケル・フィッツジェラルド)(徳間書店)1992/7

第二次世界大戦はオカルト戦争だった

 

 

 

<悪魔崇拝者>

ハウスホーファーとそのヴリル協会の思想は様々な起源をもつが、協会は全て悪魔崇拝者から構成されている。会員は、ドイツ人以外に日本人、インド人、トルコ人、セイロン人、チベット人などがいた。ヴリル協会の目標はアトランティス、すなわちアーリア人種の起源を研究し、アーリア人の血に眠る魔術パワーを覚醒させることだった。メンバーが信じるところによれば、この研究によって彼らは、「世界の王」が保持するような超人パワーを確保することができる。

 

・1929年ナチスがアガルティとシャンバラーの修道士と接触を始めてから3年、チベットの海外本部がドイツに設立され、ベルリン、ニュルンベルク、ミュンヘンに支部を開いた。だがどうやら、ナチスに協力的なのは、アガルティ一派だけだった。シャンバラーの修道士たちはフリーメーソンを通じて活動する方を選ぶ。アガルティの修道士はドイツでは「緑の男の会」として知られた。これは数百年におよぶ日本の「緑龍会」(ハウスホーファーも所属)との強いつながりから来ている。実際、緑龍会の七人のメンバーがドイツの会にも参加していた。

 

・ベルリンでは、ヒトラーがチベット教団の指導者と定期的に会った。透視力と予知力に定評のある修道士である。彼には「緑の手袋をした男」という異名があり、新聞紙上でドイツ議会に選出されるナチスの代議員数を三たび正確に予言する。さらにヒトラーがドイツの指導者になる正確な日付ばかりか、第二次世界大戦が始まる日付まで予言する。

 

 

 

「薔薇と謎の秘密結社」

(桐生操)(KKベストセラーズ)1994/4

 

 

 

<トゥーレ協会とヴリル協会>

・1920年から30年にかけて当時のヒトラーに大きな影響を与えたとされるオカルト関係者は、次の三人である。ヴリル協会のカール・ハウスホーファー、トゥーレ協会のディートリッヒ・エッカルト、そして占星術師のエリック・ヤン・ハヌッセンである。エッカルト自身も自分は、秘密の教義をヒトラーに伝え、悪魔との交流手段を教えたと述べている。

 

また、ヒトラーの著書「我が闘争」の執筆を助けたカール・ハウスホーファーは、東洋神秘主義に通じたオカルティストである。彼はロシアの有名な神秘学者グルジェフの直弟子で、ヴリル・パワーなる凄まじい超自然的なエネルギーを開発することを目的とする秘密結社ヴリル協会の会員でもあった。

 

トゥーレ協会の指導者である魔術師ヤン・ハヌッセンは、ヒトラーを始めとしてナチス幹部を信徒にして、インド教のシンボルである逆卍形を、トゥーレ協会のシンボルに用いていた。これこそが、後にナチスの徽章になる有名なハーケンクロイツである。

 

 実は、1926年には、ベルリンとミュンヘンにチベット人の居留区域まで作られていた。彼らを仲介に、ヒトラーないしトゥーレ協会は、常にチベット政府と秘密の連絡を取っていたらしい。そして、ヒトラーの真の目的は、ヒマラヤ山中に潜むと言うあの伝説の国シャンバラの行方を突き止めることだった。

 

 謎を解く鍵は、シャンバラが持つと言う驚異的なハイテクノロジーにある。ハイテクノロジーを手に入れれば世界征服ができると考えたのである。

 

 

 

『失われた日本ユダヤ王国「大邪馬台国」の謎』

飛鳥昭雄・三神たける  学研   2011/1/12

 

 

 

物部氏の正体は何者であるのか

多次元同時存在の法則

・実際、縄文人だという人あれば、典型的な弥生人だという人あり、邪馬台国の王族であったという人あらば、いや邪馬台国を征服した勢力であるという人あり、渡来人だという人、さらには騎馬民族だという人、実にさまざまな説が、それこそ百家争鳴状態となっている。名のある学者の方々の論文さえ、邪馬台国論争以上に諸説入り乱れているのだ。

 日ユ同祖論というジャンルにおいても、そうだ。古代イスラエル人の日本渡来という視点から見ても、物部氏がいったい失われたイスラエル10支族なのか、秦氏と同じユダヤ人原始キリスト教徒なのか、それともまったく違う経路でやってきたイスラエル人なのか、説得力のある説に出会ったことは一度もない。言葉は悪いが、みな肝心なところでごまかしているか、そもそもまったくわかっていないのだ。

 

秘密組織「八咫烏」

・いわば天皇家の守護神ともいうべき八咫烏の名を秘密組織は冠する。組織のメンバーは、みな「陰陽師」である。昨今の安倍晴明ブームで知られるようになった「陰陽道」は古代日本の呪術的宗教である。七五三や節句などの神道祭礼の根幹をなす思想であり、日本文化の隅々にまで影響を与えているといっても過言ではない。

 だが、森羅万象、すべては陰と陽から成るように、陰陽道にも表と裏がある。まさに八咫烏は裏の陰陽師であり、日本の神道を仕切っている。闇夜の鳥のごとく、彼らは静寂に潜み、歴史を裏で動かしてきた。

 八咫烏を名乗る構成員はわかっているだけで、約70人。周辺には伝令役ともいうべき「烏天狗」が控え、上層部には12人から成る組織があり、彼らは「大烏」と呼ばれる。さらに大烏の上位3人、すなわち「三羽烏」は特別に「金鵄」という称号をもつ。

 実は、この金鵄こそ、密かに古神道の世界で噂されてきた「裏天皇」にほかならない。3人でひとりの裏天皇として、彼らは表の天皇ができない儀式一切を執り行っている。長い歴史のなかで、さまざまな困難が天皇家には降りかかった。戦乱や南北朝といった混乱期にあっても、八咫烏は連綿と秘儀を執行してきたのである。

 当然ながら、八咫烏に近づくことは危険を伴う。

 

<古代豪族「物部氏」>

・物部氏である。古代日本の謎をさぐるうえで避けることができない豪族にして、古代天皇の外戚。その権力と権威は日本史上最大にして最高を誇った。

 

<物部氏の祖神「ニギハヤヒ命」>

物部氏の祖先は「ニギハヤヒ命」という神様である

 

名前の頭に「天照」とあるように、ニギハヤヒ命は太陽神である。天皇家の祖神、つまり皇祖神である「天照大神」が女神であるのに対して、ニギハヤヒ命は男神である。興味深いことに、『古事記』や『日本書紀』には、太陽神がふたり登場するのである。神道では八百万の神々を拝むとはいうものの、山や海、川、草木とは違い、太陽はひとつ。天空に輝くひとつの太陽を神格化した存在がふたり、まったく別の神々として存在するのは、どう考えても変である。

 

・奇妙といえば、神社の名前もそうである。奈良時代以前にまで遡る神社のうち、その名に「天照」を冠した神社の主催神は、いずれも女神、天照大神ではない。

 

・これはいったい何を意味しているのか。考えられることは、ひとつしかない。もともと神道における太陽神は、物部氏が祖神として崇める天照国照彦天火明櫛甕玉饒速日命、つまりニギハヤヒ命だった。

 

・しかし、大王として君臨することはなかったものの、物部氏の勢力は強大だった。大和朝廷も、最後までニギハヤヒ命を抹殺することはできなかった。物部氏が祀る神社が冠する「天照」を黙認したのも、彼らが神道祭祀を担い、神秘的な呪術を行っていたからにほかならない。

 

<ニギハヤヒ命の物部王国「日本」>

記紀神話によると、皇祖・天照大神の孫、すなわち天孫「ニニギ命」は高天ヶ原から多くの神々を引き連れて、九州の高千穂に降臨する。

 

・世にいう「神武東征」の出陣、いざ出発という段階で、神武天皇は「塩土翁」という神からひょんなことを聞く。なんでも、すでに幾内には「天磐船」に乗って、ひと足早く降臨した神がいるというのだ。

 

・同じ天孫族といえども、外からやってきた神武天皇にとって、被征服民である物部氏の女を皇后にすることは、物部王国の民を懐柔することでもあり、ふたつの国がひとつになるための重要な戦略だったのだ。それほどまでに、物部氏は天皇家にとって重要な存在だったのである。

 ちなみに、初代神武天皇から第9代開化天皇までは、皇居を大和の西側に置いたことから「葛城王朝」と呼ぶこともある。いうなれば、葛城王朝は天皇家と合体した後期・物部王国として位置づけることができるだろう。

 

<崇神としての大物主命>

・古代天皇の性格がガラリと変わるのが第10代「崇神天皇」からである。初代神武天皇のエピソードがあまりにも神話的であること、それに続く第2〜9代の記述が極端に少なく、通称「欠史八代」と呼ばれることから、これらの天皇はすべて実在しない架空の存在だと考える学者も少なくない。

 実際のところ、神武天皇の諡「ハツクニシラススメラミコト」とまったく同じ読み方をする諡が崇神天皇にはある。そのため、崇神天皇こそ、実在する最初の天皇だとする学説もある。

 もし仮に、葛城王朝が幻だとした場合、物部氏の立場はどうなのか。これを如実に物語るエピソードが崇神天皇の時代に起こっている。すなわち、突如、国中に疫病が流行したのである。民が次々と死に、国中が大混乱に陥った。

『日本書紀』では巫女に神託を伺わせ、一方の『古事記』では崇神天皇王が自身が夢の中でお告げを聞くのだが、「いずれにしても原因は祟りであった。三輪山の大物主神が怒っているという。なんでも、大物主神の子孫である「大田田根子」なる男を捜して、彼に御魂を祀らせるならば怒りも収まり、疫病も鎮まるのだ。

 神意を知った崇神天皇は、すぐさま大田田根子を見つけだし、お告げのとおりに大物主神を祀らせたところ、確かに疫病の流行はやんだとある。

 さて、注目は大物主神である。先述したように、大物主神とはニギハヤヒ命の別名にほかならない。

 

<蘇我氏との確執と崇仏論争>

・当時の様子を記した『日本書紀』によると、百済の聖名王から贈られた美しい仏像を見ていたく感動した欽明天皇が、これを拝したいが、いかがなものかと群臣に問うた際、積極的推進派の「蘇我氏」を率いる蘇我稲目は西方の諸国が仏教を信仰していることを理由に、日本もこれにならうべきであると主張した。

 だが、この事態に猛反発したのが物部氏である。神道を第一と考える物部氏を率いる物部尾輿は、同じく神道の祭祀を執り行う「中臣氏」を率いる中臣鎌子とともに、外来宗教である仏教排斥を主張。

 

<聖徳太子と物部氏失脚>

・587年、かくして仏教導入の是非という大義名分のもと、物部氏と蘇我氏の戦争、すなわち世にいう「丁未の役」が勃発。激しい戦いの末、蘇我氏の軍勢を率いる弱冠14歳の聖徳太子の前に物部守屋は壮絶な死を遂げる。大将の討ち死によって総崩れとなった物部氏の軍勢は、そのまま敗走。ここにおいて仏教導入が決定的となった。

 戦いの英雄、聖徳太子は推古天皇の摂政となり、国策で仏教の布教を推奨。

 

・一方、敗れた物部氏の勢力は縮小。天皇家の外戚としての地位は完全に蘇我氏に取って代わられ、権力の座からことごとく退けられていく。仏教の隆盛は、そのまま物部氏の衰退を意味していたといっていいだろう。

 

<藤原氏による物部氏封印>

・宿敵であった物部氏を退け、念願の仏教導入を国家公認とした今、蘇我氏にとってもはや恐れるものは何もない。天皇家の外戚として蘇我馬子は政治を裏で操り、摂政となった甥の聖徳太子とともに、蘇我王朝ともいうべき体制を築きあげた。

 しかし、蘇我氏の栄華は長くは続かなかった。蘇我馬子の子「蘇我蝦夷」と孫である「蘇我入鹿」の代になると、東アジアの国際情勢が騒がしくなり、これを受けて日本もまた、国防を含めて新たな政治体制を作る必要性に迫られる。こうした状況下にあって、645年、ついに事件が起こる。

 天皇の御前で、蘇我蝦夷と蘇我入鹿が暗殺されたのである。

 

その一方で、藤原不比等は記紀編纂にあたって、古代からの系譜や歴史を記した古文書を石上神宮や大神神社から没収し、事実上、物部氏の歴史を闇に葬った。

 

平安京遷都によって藤原氏の支配は決定的となり、以後、明治時代にまで続く

かくて物部氏は没落し、その名は古代豪族として記憶されるのみとなった。穂積や鈴木など派生した名字はあまたあれど、今日、物部氏を名乗るのは秋田の唐松神社の宮司一族だけとなったのである。

 しかし、物部氏は生きている。中央の天皇祭祀は藤原氏の独占となったものの、全国の神社の神官、神主、神職の多くは物部氏が担っている。今でも、物部氏は古代の神道を守りつづけている。

 

<邪馬台国は畿内大和にあった!!

・籠神社の極秘伝からすれば、邪馬台国の所在地は畿内。したがって、畿内説の解釈が正しいように見える。畿内説の大きな弱点は突きつめると方位だけである。

 

<卑弥呼は物部=海部氏だった!!

・邪馬台国の女王、卑弥呼が九州にルーツをもつヤマト族であることが正しければ、同時に彼女は物部氏であった可能性が出てくる。実は、これを裏づける証拠がある。

 

<大邪馬台国と神武天皇>

・籠神社の極秘伝によると、記紀に記された神武天皇の物語は基本的に神話、すなわちフィクションであり史実ではないとしながらも、あえて神武天皇的な存在を挙げるなら、それは海部氏の祖先である倭宿弥命であるという。もっとも、倭宿弥命にしても、神話的な存在に変わりはなく、その意味で「多次元同時存在の法則」を適用して分析する必要があるのだが、古代天皇に関しては注目すべき極秘伝はほかにある。

 第15代応神天皇である。なんと応神天皇は倭人ではない。朝鮮半島からやってきた渡来人の大王だというのである。

 

<裏の陰陽師集団「八咫烏」と裏天皇「金鵄」>

<丹塗り矢伝承と賀茂氏>

・秦氏の女が生んだ男の子は「上賀茂神社」で「別雷神」として、その父親である「松尾大明神」は「下鴨神社」で「御祖神」として祀られるようになった。かくして、秦氏は「松尾大社」と「下鴨神社」と「上賀茂神社」を「秦氏三所明神」として祀ることとなり、後に秦氏に婿入りした賀茂氏に「鴨祭り」を譲った。今日、鴨祭りを賀茂氏の禰宜が執り行っているのは、このためであるという。

 

<祭祀一族としての賀茂氏>

神道の元締めは天皇である。大嘗祭をはじめ、天皇の儀式を行う賀茂氏は祭司としても最高位であり、その本拠地である下上賀茂神社は、まさに全国の神社のトップである、かの伊勢神宮でさえ、下上賀茂神社に比べれば格下なのだ。

 忌部氏一般の神道儀式を執り行う祭司だが、賀茂氏は天皇の神道儀式を仕切る。神道の世界において、まさに賀茂氏は別格なのである。

 

<鴨族>

・神道の祭祀を専門に行う賀茂氏のことを彼らは「鴨族」と呼ぶ。一般の人間と普通の会話をしているときに名乗ることはまずないが、自らの正当性を示す必要がある場合、彼らは必ず鴨族である証をする。

 

・天狗の下にいるとされる烏天狗。烏天狗の正体は鴨族だ。

 

<修験者とユダヤ人>

・役小角と並び称せられる修験道の祖で、白山を開いたことで知られる「泰澄」は俗称を「三神」といい、その素性は秦氏であった。同族となった賀茂氏、すなわち鴨族も同様にユダヤ人原始キリスト教徒である。それゆえ神道のみならず、修験道にも古代イスラエル文化の影響が色濃く残っている。

 現代の日本人はあまりピンとこないのだが、当のユダヤ人から見ると山伏や修験者の姿は非常に興味深いらしい。修験者の着る服装はもちろんだが、頭の先から爪先まで、ユダヤ教徒の伝統衣装とそっくりだというのだ。

 

<大嘗会と天孫降臨>

・とくに初代の神武天皇は、歴代の天皇が現人神となるように、神・天照大神と霊的な約束、いうなれば契約を交わした。これが「大嘗会」という儀式である。つまり、大嘗会という儀式をすることによって、人である皇太子が神・天照大神の御霊を宿して、現人神である天皇陛下となられるのである。

 ただし「多次元同時存在の法則」により、「神」という文字を諡にもつ初代神武天皇と第10代崇神天皇、そして第15代応神天皇は同一人物であり、初代から第15代までの歴代天皇の説話は実質、みなひとりの天皇の説話に還元できる。とくに神話的なエピソードや年代の混乱はこれによってうまく説明することができる。

 

天照大神はイエス・キリストだった

・大嘗会の儀式一切をすべて取り仕切るのが下上賀茂神社の鴨族である。そこには漢波羅秘密組織の八咫烏がすべて集まる。彼らの上部組織である大烏、すなわち12人の八咫烏は、イエス・キリストの12使徒の継承者である。上位3人の大烏は金鵄として裏天皇を形成する。裏天皇もまた大嘗祭を行う。現代の12使徒である八咫烏が行い、現代のペトロとヤコブとヨハネである金鵄が形成する裏天皇が祀る神道の最高神、天照大神とは結局のところいったい何者なのか。答えは明らかだろう。イエス・キリストである。

 

<最後のドンデン返し………海部氏は鴨族だった!!

<葵祭り>

・一連の神事が意味するのは、まさに天照大神が天岩屋から出てきたことに対する祝福であるというのだ。

 死して天岩屋に籠った天照大神が復活し、天岩戸を開いて再び姿を現したことを祝うことが葵祭りの本質であり、それはとりもなおさずイエス・キリストの復活を祝う歓喜の祭りにほかならない。

 だからこそ、葵祭りはザ・祭りであり、ユダヤ人原始キリスト教徒である天皇の特別な祭礼なのである。

 

<藤祭り>

<八咫烏が仕掛けたであろう奇怪なトリックが隠されているにちがいない>

・海部氏が鴨族だということは、物部氏も鴨族。秦氏にしてユダヤ人原始キリスト教徒であり、イエスの12使徒の承継者である八咫烏も鴨族。大邪馬台国の支配者である物部氏が鴨族で、それを征服した天皇や秦氏も鴨族である。

 

物部氏は徐福とともに来た!!

・八咫烏がいう「徐福」とは紀元前3世紀、古代中国の「秦帝国」にいた呪術師「方士」のひとり。暴君として知られる「秦始皇帝」に近づき、皇帝のために不老不死の仙薬を手に入れてくると言葉巧みに取り入り、ついには多くの童男童女と技術者たちとともに東海に浮かぶという伝説の島「蓬莱山」へと旅立った男である。

 一度は成果なく戻ってきたものの、再度船出したのを最後に消息を絶ち、二度と戻ってこなかった。ために、歴史的には秦始皇帝さえも手玉にとった稀代の詐欺師とも評される。その後、徐福集団がどうなったかについては、いずれも伝説の域を出るものではなく、一説には日本列島にやってきたとも噂されるが、学問的には確かな証拠は今のところ確認されていない。

 だが、八咫烏はそれが忠実であると認めたばかりか、日本にやってきた徐福集団こそ後の物部氏だというのである。

 

 

 

『失われた徐福のユダヤ人「物部氏」の謎』

飛鳥昭雄  三神たける  学研     2011/5/11

 

 

 

<ニギハヤヒ命>

・読むとわかるが、ここに描かれたニギハヤヒ命は、まさに大王である、記紀においてはまったく無視された降臨神話がドラマチックに描かれている。すなわち、九州を出立したニギハヤヒ命は配下の32神と25部の物部氏一族を引き連れて、幾内は河内国の河上にある哮峰に降臨。大和国の鳥見にある白山に進出して、自らの王国を築いたというのだ。

 問題は、ここ。ニギハヤヒ命が築いた王国は物部王国であって、神武天皇が開いた大和朝廷ではないという点である。物部氏が歴史的にも封印された理由も、実はここにある。同じ天津神の末裔を主張しながらも、物部氏は大和朝廷以前に、まったく別の王国を築いていたのである。

 

<物部王国「日本」>

・なぜ海から見ての方角をもって地名としたのか。これに関して『先代旧事本記』には興味深い記述がある。物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐった。同記述は『日本書紀』にもある。ニギハヤヒ命は空から眺めて、眼下の国を「虚空見つ日本国(やまとのくに)」と命名したというのだ

 天空を駆けめぐる船とは、飛行機やUFOを連想させるが、あくまでも現実的な史実の反映と見なすならば、海を渡ってきたと解釈できる。

 

・日本とは、もともと倭の別種だというのだ。これを素直に解釈すれば、かつて日本列島には「倭国」と「日本」というふたつの国が存在したことになる。実際、その通りで、日本は倭国よりも小さな国であったとも記す。ただ『旧唐書』が「日本国が倭国を併合した」というのに対して、『新唐書』は逆に「倭国が日本国を併合した」と述べる。

 

・つまり、かつて大和と物部王国というふたつの国があった。大和に比べて物部王国は小さい国であった。長い歴史のなかで、大和は物部王国を併合した。もしくは、物部王国が大和を併合して、最終的に国名を日本としたのだ。

 

<物部氏のルーツと古代朝鮮>

・だが、後に「大倭」と記して「ヤマト」と読ませるようになる。つまり、「倭=ヤマト」は、「邪馬台国」であるのに対して、「大倭=ヤマト」は「大邪馬台国」ともいうべきクニとなっていたのだ。整理すれば、物部氏の支配する邪馬台国が、同族である海部氏の支配する投馬国と併合した結果、新たな大邪馬台国となったのである。

 

<卑弥呼と鬼道>

・邪馬台国の女王、卑弥呼は謎めいた人物である。「魏志倭人伝」を読む限り、かなりの霊能力をそなえた人物であったことがわかる。実務は弟に任せ、自分はもっぱら神々からの宣託を受けて、それを統治の指針とした。

 

・邪馬台国が物部王国であることを考慮すれば、卑弥呼もまた物部氏であったことは間違いない。しかも、彼女は物部氏のなかでも、海部氏の血を引く者であった。

 

・だが、卑弥呼以来の物部神道は、物部氏没落と封印によって、完全に失われてしまう。

 

<籠神社の極秘伝「多次元同時存在の法則」>

・それは、あくまでも活躍するのは神々であって人間ではない。歴史ではなく、神話だという認識をもつ必要があるのだ。生身の人間ではない多くの分身をもち、分身は独立して別な物語を紡いでいく。名前は違っても、本質は同じ神であるケースが多々ある。したがって、別名を読み解くことによって、本来の神道が自ずと浮き彫りになってくる。「多次元同時存在の法則」は、それを復元する鍵なのだ。

 

・失われた物部神道とはいったいいかなる神道だったのか。籠神社の極秘伝には、物部神道の本質を知るための重要な鍵がある。それがほかでもない、奥義「多次元同時存在の法則」である。

 

<物部神道は一神教だった>

・物部神道の奥義「多次元同時存在の法則」を適用していくと、実に多くの神々が同一神であることが見えてくる。八百万の神々がすべて同一神というわけではないが、少なくとも古代にまで遡る神々、とくに物部氏が祀ってきた神々は究極的にはひとりの神に収斂されるといっても過言ではない。

 言葉を換えると、今日の神道が八百万の神々を祀る多神教であるのに対して、古代における物部神道は唯一絶対神を崇拝する唯一神教なのである。

 

・子ども、いわゆる童子に力があるという思想は何も中国に限ったことではない。日本においても、幼子のお釈迦様を仏像として表現したり、聖人君子として知られる聖徳太子の姿が童子形で描かれるのはそのためである。魔力を持った童子という意味では、芸能の世界における「笛吹童子」も同様だ。

 ちなみに日本では、同時の魔力は反転して、そのまま鬼の名前になる。有名な「酒呑童子」や「茨木童子」、さらには天皇の輿担ぎで、鬼の子孫と称した京都の「八瀬童子」などもまた、みな鬼の魔力を表現した名前である。

 

<仙人が住む三神山>

・海に浮かぶ高い山のうち、仙人が住むところを「神山」といった。なかでも、最も神聖な3つの神山のことを「三神山」と称した。

 これが、徐福が奏上した三神山、すなわち「蓬莱(ほうらい)山」と「方丈山」と「瀛州(えいしゅう)山」である。ただし、山とあるが、実際は高い山をもった島のことである。これら三神山は中国から見て東の海の向こうに存在するゆえに、俗人は容易に近づけない。

 

・古来、三神山のひとつ、蓬莱山は数多く絵画に描かれてきた。それらを見ると、いくつか共通点があることに気づく。全体的に蓬莱山はキノコのような形をしているのだ。長い茎のような峰の上に大きな山があり、非常にアンバランスな印象を受ける。しかも、蓬莱山の下にはつららのような部位が認められ、あたかも鍾乳石に見える。

 

・それゆえ現代では、蓬莱山は東海でしばしば目撃される蜃気楼を見た古代人が実在する島と見間違えたものであるというのが定説となっている。

 はたして、徐福が目指した三神山が蜃気楼だったかどうかは、今、この段階では断定できないが、可能性は十分ある。

 

<鴨族と天狗>

・仏教の宗派は数あれど、神道はひとつ。極端な表現をすれば、全国の神社はすべて天皇家のものであり、天皇陛下は神道の元締めなのである。なかでも、神社界の最高権威を誇るのは、下上賀茂神社である。かの伊勢神宮でさえも下上賀茂神社には及ばない。

 なぜか、その理由は天皇の祭祀を取り仕切るのが下上賀茂神社の賀茂氏であるからだ。神職は自らのことを特別に「鴨族」と称す。

 

・修験道の山伏は、しばしば天狗にたとえられてきた。牛若丸と呼ばれていた源義経を育てあげた鞍馬天狗のモデルは何を隠そう、鴨族である。

 

・長く高い鼻が特徴的な大天狗はもとより、その配下にいる烏天狗こそ、まさに八咫烏がモデルなのである。

 

<祭祀一族と鳥の称号>

・下上賀茂神社とともに秦氏三所明神と呼ばれた松尾大社の創建者である秦都理も、その名は「鳥」を意味しており、賀茂氏と同族であった証として、賀茂都理という名前も伝えられている。また、鴨族は忌部氏の中の忌部氏であるとも伝えられている。忌部氏とは古代における神道祭祀を行った一族で、儀式で使用する祭具から占術や呪法なども担っていた。

 

<漢波羅秘密組織「八咫烏」と裏天皇>

・表の陰陽道とは別に、裏の陰陽道があるのだ。その名を「迦波羅」という。当てる字によっては「伽波羅」とも表記され、仏教の経典にある「迦波羅」とも語源的には同じものである。

 

・表の陰陽道の担い手を陰陽師と呼ぶように、裏の迦波羅の担い手は「漢波羅」と呼ぶ。漢波羅とは、もちろん迦波羅に由来する言葉だが、民間陰陽師を指す「上原太夫(かんばらだゆう)」の意味でも使われることがある。

 

しかし迦波羅の場合、その存在すらも記録に残らないほど、秘中の秘とされてきた。当然ながら漢波羅たちは歴史の表舞台に出ることなく、裏方で文字通り暗躍してきたのである。もちろん、彼らは秦氏であり、かつ加茂氏である。

 

・なかでも中枢を成す漢波羅秘密組織の名を「八咫烏」という。八咫烏の周囲には伝令役ともいうべき鴨族、すなわち、「烏天狗」がいる。一般人との接触は主に烏天狗の任務である。現在、八咫烏は約70人いる。

 

 

ユーラシア大陸の縁=リムランドの争奪が世界大戦の原因である。国際政治はランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)のせめぎあい。(1)

  • 2018.01.13 Saturday
  • 20:06

 

 

『世界史で学べ!地政学』

世界で多発する紛争の原因がひと目でわかる

茂木誠   祥伝社  2016/12/24

 

 

 

国際政治はランドパワー(大陸国家)とシーパワー(海洋国家)のせめぎあい

いまなぜ地政学が必要なのか?

・地政学は、帝国主義の論理です。国家と国家が国益をかけて衝突するとき、地理的条件がどのように影響するかを論じます。アメリカのマハン、イギリスのマッキンダーが、海洋国家(シーパワー)としての地政学を構築しました。海軍による海上交通路(シーレーン)の確保を最重視する理論です。これに対抗する形で、第1次世界大戦の敗戦国ドイツでハウスホーファーが大陸国家(ランドパワー)としての地政学を練り上げました。

 

大戦中に日本は「大東亜共栄圏」を提唱しましたが、モデルを提供したのがハウスホーファーでした。ドイツの軍人として日本に長期滞在し、日本学の専門家でもあった彼は、イギリスの世界支配に対抗するため、米・独・ソ連・日本による世界4分割を構想したのです。松岡洋右外相に代表される日本のランドパワー派がこれを採用し、日独伊三国同盟や日ソ中立条約に結実しました。しかしヒトラーがソ連に攻め込み、また日本海軍が真珠湾を攻撃したことで米・ソを連合国側に追いやった結果、世界4分割構想は挫折したのです。

 

敗戦後の日本では地政学の研究自体が禁じられ、タブー視されました。代わりに山川教科書のような、理想主義史観が幅をきかせることになったのです。日本の敗北は戦略・戦術の誤りではなく「倫理的に間違った戦争をしたから」であり、日本が深く反省し、謝罪を行なえば」戦争はなくなる、だから「憲法9条を守らなければならない」という脳内お花畑歴史観です。

 しかし日本が反省と謝罪をすればするほど、周辺諸国は居丈高になり、平和が遠のいていくという現状を、私たちはいま、目の当たりにしています。

 こういったお花畑歴史観、世界観を正すために、地政学は有効なのです

 

地政学(ジオポリティクス)は、リアリズムの一つです。国家と国家が国益をかけて衝突するとき、地理的条件がどのように影響するかを論じます。

 

アメリカは「島」である

・アメリカ合衆国の地政学的特質は、その孤立性にあります。欧州大陸から2000キロ離れているため。欧州列強から直接攻撃を受けることは稀でしたし、アメリカ大陸には合衆国の安全を脅かす大国は存在しません。

 

・欧州諸国の紛争から自由だったという意味ではイギリスとも似ており、オフショア・バランシング沖合=オフショアから対象を観察し、パワーバランスを崩しかねない国が現れた場合、他の国と共闘して叩く)が可能だったのです。よって英米系地政学ではアメリカを「巨大な島」と考えます。

 

エアパワー時代の到来

・日米戦争が始まった頃、戦後の世界を見通したのがニコラス・スパイクマンです。オランダ出身のジャーナリストで、アメリカに帰化して国際関係論を教え、大戦末期に病死しました。日米開戦翌年(1942)の講演をまとめた『平和の地政学』で、彼はこう指摘しています。

 

  1. ユーラシア大陸の縁=リムランドの争奪が世界大戦の原因である。
  2. リムランドを制した日・独を倒すため、米英はランドパワーのソ連・中国と同盟して第2次世界大戦を戦っている。
  3. 日・独の敗北後、ソ連・中国が台頭してリムランドに進出するだろう
  4. アメリカはエアパワー(空軍)を強化し、日・豪・フィリピンに空軍基地を持つべきだ。
  5. 長い国境を接するソ連と中国は、やがて対立することになる

 

すでに戦後の冷戦構造や日米安保体制、中ソ対立まで見通しているのは驚くべきことです。スパイクマンの予言通り、戦後はソ連が東欧と北朝鮮に衛星国家を樹立し、中国では共産党政権が内戦に勝利しました。アメリカ国務省のジョージ・ケナンが「対ソ封じ込め」を提言し、トルーマン政権がこれを採用します。米ソ冷戦の始まりです。

 

<2050年にアメリカの時代は終焉を迎える

・ヒスパニックが大量に流れ込んでいるカリフォルニア州、アリゾナ州、ニューメキシコ州、テキサス州は、かつてのメキシコ領です。メキシコは戦争で失った領土を、不法移民で取り戻そうとしているかに見えます。

 

・人種別割合で白人は激減しており、ヒスパニック、ついでアジア系(主に中国系)が激増しています。このままでいけば、2050年には白人人口が50%を切り、ヒスパニックが3割に達すると予想されます。アメリカは依然として超大国でしょうが、もはや勤労と禁欲を美徳とするピューリタン的な気質や、「世界の警察官」といった使命感は確実に消えていくでしょう。

「アメリカの時代」は、2050年には確実に終わるのです。そのほうが世界の平和のためだ、という考え方もあります。戦後70年以上、アメリカに安全保障を委ねてきた日本にとっては、自立のチャンスでもあります。

 

<大国の草刈り場、中南米

・メキシコ以南の中南米諸国は19世紀にスペインから(ブラジルだけはポルトガルから)独立した後も、独立運動をリードした少数派の白人地主が独裁によって支配体制を維持しようとし、これに反発する多数派の先住民(インディオ)や黒人の貧困層との間の対立が、社会不安の原因となってきました。

 

・19世紀末、工業化に成功したアメリカ合衆国は中南米の市場と資源、安い労働力に注目します。アメリカがスペインから奪ったキューバを保護国化し、コロンビアからパナマ州を独立させてパナマ運河を建設するなど、カリブ海は「アメリカの裏庭」と化していったのです。

 

・他の国々でも独裁政権がアメリカから経済・軍事援助を受ける見返りに、経済的な従属国となっていきました。油田や鉱山、鉄道はアメリカ資本に買収され、貧困層はアメリカ企業で低賃金労働者として雇用されるようになります。このため、反地主運動は反米運動へと転換していったのです。

 世界恐慌の時代、アメリカの力が一時衰えると、民衆の支持を受けた反米民族主義政権が登場します。メキシコはカルデナス政権が石油・鉄道を国有化し、アルゼンチンではペロン政権が外資の国有化を断行しました。

 

・胡錦濤・習近平が中南米諸国を歴訪し、ボリビアからの石油買い付け契約を結んだほか、ニカラグラ政府から中国企業がパナマ運河と競合する「ニカラグア運河」建設の認可を取り付けました。

 これまで中国がアフリカでやってきた大規模投資をアメリカは黙認してきましたが、中南米という「裏庭」に手を出されれば、心穏やかではいられないでしょう。中南米諸国の動きは、米中関係の新たな火種となりつつあります。オバマ政権がキューバとの関係改善を急いだのも、中国に対する牽制という側面があるのです

 

台頭する中国はなぜ「悪魔」に変貌したのか?

・1970年代、日本にパンダを贈って「日中友好」を演出し、日本から総額6兆円の政府開発援助(ODA)を引き出して世界第2位の経済大国に成長した中国、2000年代以降、尖閣諸島をはじめとする南西諸島への領土的野心を隠さなくなり、歴史問題で執拗に日本を攻撃するようになりました。

天使」が「悪魔」に変貌したことに多くの日本人がはじめは戸惑い、やがて嫌悪し、世論調査では8割の日本人が「中国が嫌い」と回答するまでになりました。

 この「中国の変節」も、地政学で理解することができます。

 

中国はシーパワー大国になれるのか?

伝統的なランドパワー国家が、海上に打って出て成功した例はありません。

いまの中国は、100年前のドイツによく似ています

 ドイツは伝統的に、東の隣国ロシアと、西の隣国フランスの挟撃に備えて、陸軍の増強を国防の第一としてきた典型的なランドパワーです。

 そのロシアが日露戦争に敗北して弱体化し、フランスはアフリカ植民地をめぐってイギリスと対立しているという状況を見て、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世と、海相ティルピッツです。マハンのシーパワー理論を学んだティルピッツのプランにより、ドイツは史上はじめて大艦隊を建造し、イギリスの海上覇権に挑戦しようとしました。

 

・ドイツを警戒するイギリスは、フランスとはアフリカ分割で妥協し(英仏協商)、日露戦争後のロシアとも中央アジア分割では妥協(英露協商)。いわゆる三国協商の成立です。欧州ではドイツが露・仏と開戦すると、露・仏側に立って参戦し(第1次世界大戦)、ドイツ自慢の艦隊はイギリス海軍によって北海に封じ込められ、ユトランド沖海戦で一矢報いたものの、封鎖の突破には失敗し、ドイツは敗れました。

 

・当時のイギリスはいまのアメリカ。沖縄の米海軍と海兵隊の任務は、東シナ海に中国海軍を封じ込めることです

 ロシアのポジションは変わらず、当時のフランスはいまのインドか日本でしょう。歴史が繰り返すとすれば、中国海軍の増強は米・露・印・日の「四国協商」の強化を促すだけでしょう。ロシアの代わりに豪州を加えると、安倍晋三首相が掲げた「安全保障のダイヤモンド構想」(2012)となります。

 

米・豪・印・日が手を組むことで中国を封じ込め、太平洋の安全保障を担ってゆく

・第1次世界大戦当時のドイツ首脳より、いまの中国政府首脳が賢明であれば、対中包囲網の分断を先に行なうでしょう。ウクライナ問題では米・露の対立を煽り、インドとは経済的な連携を強化し、日本に対しては「第2次世界大戦を反省していない敗戦国」として発言を封じ、日本本土と沖縄を離間させ、沖縄住民の意思という形で米軍撤退や、将来の沖縄独立を要求させる。

 孫子の時代から、中国が最も得意とするのは情報戦、謀略戦です。これにどう対処できるか。50年、100年単位の長い戦いになりそうです。

 

朝鮮半島—―バランサーか、コウモリか?

侵略されつづけた半島国家

北東アジアの諸民族で、中国に飲み込まれななかったのはモンゴル・韓国(朝鮮)・日本だけです。モンゴルはゴビ砂漠、日本は東シナ海と日本海という自然の障壁に守られて、中国に飲み込まれずに済んだのです。

 朝鮮半島は黄海と鴨緑江・白頭山が障壁になっていますが、冬に凍結する鴨緑江は歩いて渡れますし、波の穏やかな黄海も船で渡るのは容易です。つまり、守りが弱いわけです。

 漢の武帝以来、歴代中華帝国は朝鮮半島への威圧や侵略を繰り返しました。半島という袋小路に追い詰められると逃げ場がありません朝鮮民族は最初は激しく抵抗しますが、抵抗しても無駄とわかると、手の平を返して大陸国家に恭順の意を示し、逆に過剰なまでに忠誠を誓います。手の平返しをしないと生き残れないからです。

 やがて大陸国家が衰退すると、また手の平を返して反抗する。大陸がA帝国からB帝国に交代するとき、朝鮮の内部では親A派と親B派との激しい派閥抗争(党争)が起こり、B派のクーデタによって王朝が交代し、前政権の人々は粛清される。この繰り返しです。

 

冷戦終結がもたらした北朝鮮の核開発危機と韓国通貨危機

・アメリカのクリントン政権は、北朝鮮核施設への空爆も検討しましたが、結局は戦争を恐れて中止し、経済支援によって北朝鮮を懐柔する道を選びました。韓国の核開発は認めないが、北朝鮮の核開発は不問に付した、ということです。この懐柔政策には何の効果もなく、北朝鮮は核実験に成功してグアム島にまで届く核ミサイルの開発を進めたのです。

 

・クリントン政権を支えたのはニューヨークの金融資本です。巨大投資家集団(ヘッジファンド)は、アジア新興国の通貨や債券を買い占めて急騰させ、これを一気に売却して暴落させる、「空売り」を繰り返しました(アジア通貨危機1997)。韓国のウォンも暴落し、国際通貨基金(IMF)に緊急融資を求めます。

 IMFが融資の条件とした「韓国経済の構造改革」を受入れた結果、旧来の財閥は解体、公的企業は民営化されます。外資は韓国の銀行・企業を買収し、不採算分野を切り捨てて経営を健全化した結果、サムスン電機、ヒュンダイ自動車などの新興財閥が台頭する一方、失業者が増大して貧富の格差が拡大します。

 

「血の盟友」が「不倶戴天の敵」に

中朝国境を通じて、北朝鮮は中国の脅威を肌で感じています。朝鮮戦争では中国義勇軍に助けられ、「血の盟友」と言われてきた中朝関係ですが、北朝鮮は中国軍の駐留を認めたことはありません。1970年代までに金日成は、朝鮮労働党内部の親ソ派・親中派をことごとく粛清し、中ソのいずれにも従属しないという意味の「主体思想」を掲げました。

 

・米中・米ソの接近は北朝鮮から見れば「中ソの裏切り」であり、自主防衛のためには核武装やむなし、と判断したのです。つまり北朝鮮の核ミサイルは、米国・日本のみならず中国やロシアにも向けられているのです。北朝鮮の核開発に対して中国が不快感を示し、経済制裁に協力したのは当然でしょう。

 経済破綻のため中国資本を受け入れた金正日さえ、息子の金正恩への遺訓で、「中国は歴史的にわが国を最も苦しめた国」、「現在は我々と近いが、将来は最も警戒すべき国」と言い残しています。

 

・「中韓の急接近」という新たな事態を迎えて孤立を深める北朝鮮は、米国・日本との関係改善を模索しています。日本に対して「拉致被害者の調査に応じるから制裁を解除せよ」と求めてきたのはその一環でしょう。

 口先だけの「調査」に騙されてはいけませんが、「北朝鮮=敵」、「韓国=味方」、という冷戦思考が全く適用しなくなってきたのも事実です。「どちらも敵にも味方にもなりうる」と想定した上で、日本は半島に関与していくべきでしょう。

 

2050年の世界と日本

・英国の『エコノミスト』誌が「2050年の世界」という未来絵図を描いています(2013)。

・世界人口は20億人増えて70億人を突破。アフリカの成長が著しい。

・経済大国は、中国・米国・インド・ブラジル・ロシア・インドネシア・メキシコになる。

・EU諸国、日本は高齢化で衰退する。日本の平均年齢は52.3歳。GDPは3分の1に減少している。

 

・この予測が出たのは2013年、日本では3年続いた民主党政権が崩壊し、自民党の第2次安倍内閣が発足したばかりでした。

 

わずか2〜3年後のことさえ予測が困難

・その後、第2次安倍政権が「アベノミクス」を始動し、日銀の大規模な金融緩和によって日本経済は円安株高に転じ、7000円台だった日経平均株価は2万円台に達しました。逆に中国は不動産バブルが失速し、元高と労働コストの上昇によって「世界の工場」の地位を失いつつあります。石油価格の暴落により、産油国のロシア、ブラジルは青息吐息。一時はもてはやされたBRICSという言葉も、ほとんど聞かれなくなりました。かつて「中国進出に乗り遅れるな!」と煽っていた経済紙が、いまでは「いかに中国から撤退するか」という記事を書いています。

 わずか2〜3年後のことさえ予測が困難だということです。

 

ですから、2050年の世界を予測しても、多分当たらないでしょう。ただ、これだけは言えます。各国は相変わらず生存競争を続けており、世界政府みたいなものは成立していない。衰退するアメリカに取って代わるだけの超大国は現われず、EU、ロシア、イラン、インド、中国などの地域覇権国家による世界分割が進んでいるだろうと。

 

日本はどこへ行くのか

・アメリカ頼むに足らず、中国近寄るべからず、とすれば、「第3の道」は明らかです。日本が自主防衛を実現し、東アジアにおける自由主義諸国のリーダーになることです。

 

・明治維新(1868)から約35年後、日本はロシアとの戦争に勝利して列強の一員になりました。

 絶望的敗戦(1945)から約35年後、日本は経済力でアメリカを脅かし、GDP世界第2位の経済大国になりました

 日本人には、どん底から立ち上がるという底力があります。「第2の敗戦」といわれたバブル崩壊の後遺症からようやく脱却しつつある日本。再び新たな「坂の上の雲」を目指して、はい上がる時代を迎えたのです。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より

 

「カール・ハウスホーファー」

カール・エルンスト・ハウスホーファー(Karl Ernst Haushofer, 1869年8月27日 - 1946年3月13日)は、ドイツの地政学者。

 

ヒトラーとの出会い

 

戦後はミュンヘン大学にて大学教授資格を取得。ハウスホーファーは地政学の創始者の一人である。1919年にハウスホーファーは教え子としてルドルフ・ヘスと知り合い、1921年にはアドルフ・ヒトラーと出会った。1923年のミュンヘン一揆の際には逃亡するヘスを一時匿い、ランツベルク刑務所に収監されていたヒトラーと面会した。ヒトラーはハウスホーファーの生存圏の理論に興味を覚え、「生存圏を有しない民族であるドイツ人は、生存するために軍事的な拡張政策を進めねばならない」として、ナチス党の政策に取り入れた。しかしハウスホーファーは「(ヒトラーが)それら(地政学)の概念を理解していないし、理解するための正しい展望も持ち合わせていないという印象を受けたし、そう確信した」と見てとり、フリードリヒ・ラッツェルなどの地政学基礎の講義をしようとしたが、ヒトラーは拒絶した。ハウスホーファーはこれをヒトラーが「正規の教育を受けた者に対して、半独学者特有の不信感を抱いている」事によるものであるとみていた。

 

思想と影響

 

ハウスホーファーはソビエト連邦とドイツの同盟の主唱者の一人であり、グレゴール・シュトラッサーらナチス左派やエルンスト・ニーキッシュのようなナショナル・ボリシェヴィズムの哲学、一部のドイツ共産党幹部までにも大きな影響を与えた。

 

日本については、日本にヨーロッパにおけるドイツの役割を与えた著作『太平洋の地政学』(Geopolitik des pazifischen Ozeans) を残した。日本滞在中に日本語はもちろん、朝鮮語や中国語を修め、広くアジアを旅しヒンドゥー教や仏教の経典、またアーリア民族が多く住む北インドやイランにも詳しく、アジア神秘主義の権威でもあった。ヒトラー及びナチス党はハウスホーファーの理論に少なからぬ影響を受けた。

 

ハウスホーファーは、以下を主張した。

1.ラッツェルの「レーベンスラウム」(生存圏)と国家拡大理論

2.チェーレンの「アウタルキー」(経済自足論)

3.マッキンダーのハートランド論による「ランドパワーとソフトパワーの対立」

4.パン・リージョン(統合地域)

5.ソ連とのランドパワーによる世界支配

 

ハウスホーファーは世界をいくつかのブロックにわけて、アメリカ、ソ連、日本、ドイツなどがそれぞれの地域で主要な地位を占め、秩序を維持すべきとした。勢力均衡理論に基づいて世界視野での勢力均衡を確立することを提唱しているものといえるが、それらをとりまとめる国がドイツであるとした。

 

 

 

『秘密結社の世界史』

 海野弘   平凡社   2006/3/11

 

 

 

ナチと秘密結社

 <ヒトラーとオカルティズム>

・1970年代から、ヒトラーの第三帝国がオカルティズムに影響を受けたという陰謀史観が大流行する。その代表がトレバー・レブンズクロフト『運命の槍』(1973)であった。ヒトラーは魔術師であったといった本がやたらに出た。なぜナチとオカルティズムが急にブームになったかは興味深い。

 

・19世紀末のドイツ・オーストリアでは、ブラヴァツキー夫人のデオゾフィ(神智学)が、“フェルキッシュ”(民族的)といわれる傾向と結びついて、独特のオカルト結社を生み出した。“フェルキッシュ”はパン・アーリア民族主義で、印欧語・ゲルマン語を話すアーリア民族を中心に据え、反ユダヤ主義であった。テオゾフィとアーリア民族主義の結合によって、<アリオゾフィ>が生まれる。この<アリオゾフィ>から、国家社会主義、ナチの反ユダヤ主義が流れ出す。

 

・金髪碧眼のゲルマン人こそ選ばれた民であるとしていた

 

・トゥーレというのは極北の地ウルティマ・トゥーレでゲルマン人の原郷であるとされている。彼らは選ばれた人間、超人であり、世界を支配する運命を持っているといわれる。

 

カール・ハウスホーファーは日本にいた時、緑竜会という禅的な秘密結社に入っていたという話もある。緑竜会は、チベットのグリーンメンという結社につながりがあったという。ドイツのヴリル協会は、1926年から1942年までの間、チベットを訪ね、グリーンメンと接触し、1929年にはチベット僧を迎えて、ベルリンにグリーンメン協会をつくった。

 

・もっとも、ナチをめぐるこれらのオカルト結社はヒトラーとともに消滅したわけではなく、その伝統は生き続けているらしい。トゥーレ協会、ヴリル協会は、アトランティスやUFOを秘儀に持ち込むことで、第二次世界大戦後の陰謀史観を生み出し、現代のテレビ・ゲーム風の秘密結社の起源となっているのである。なにしろ地球外からきたエイリアンの秘密結社がこの世を操っているようなのだ。

 

マイケル・ベンソンは『秘密結社の内部』でケネディ暗殺にヴリル協会が関係していた、という仰天セオリーを紹介している。それによると、1936年、ワルトワルド(黒林)で墜落した空飛ぶ円盤を発見し、それを修理し、ヴリル協会やSSの協力によって、ドイツ製の最初の空飛ぶ円盤ハウネブ1号として、1939年に飛ばすことに成功し、エイリアンとの接触に成功したという。

 

さて、元アメリカ海兵隊員ケリ・ソーンリーは、ヴリル協会が今も世界に陰謀を企んでいるという。彼によれば、ケネディ暗殺犯人とされるリー・ハーヴェイ・オズワルドはヴリル協会の操り人形で、体内にマイクロ・チップを埋めこまれ、ヴリル協会に操作されている。

  ソーンリーは1959年、カリフォルニアの海軍基地でオズワルドに出会った。その後、海軍をやめたソーンリーはニューオーリンズに行き、そこでオズワルドと再会した。

 

・ケネディ暗殺が起き、オズワルドが犯人とされたとき、ソーンリーも仲間ではないかとFBIに疑われている。ニューオーリンズの地方判事ジム・ギャリスンは、この二人がCIAに雇われたれた秘密工作員ではないかとしている。

  取り調べを受けたソーンリーはとんでもないことをしゃべりまくった。オズワルドはヴリル協会に操られており、ケネディ暗殺はナチの陰謀であるというのである。マイクロ・チップなど、まるでSF映画みたいである。1992年には自分もオズワルドの共犯であるとテレビのワイドショーで告白したそうである。

  1960年代になってヴリル協会の名が、SF的秘密結社として再生する。ナチのオカルト結社が解禁されたのである。

 

 <イルミナティ・パラノイア

 <イルミナティのその後>

・たとえば、ジョン・コールマンは、フランス革命、ロシア革命につづいて、イルミナティの第三の世界陰謀がアメリカで進行中であるという。彼によるとイルミナティの中心には「三百人委員会」があり、世界を支配する<新世界秩序>をつくろうとする「ワン・ワールド政府」を組織している。

 

 フリーメーソンとユダヤ人

・つまり、イルミナティ陰謀説は、フリーメーソンとユダヤ人を巻き込んで、現代に甦ったのであった。イルミナティが現代の陰謀史観で一種のはやりなのは、便利だからかもしれない。メーソンやユダヤ人を直接攻撃するのは現代ではさすがにやりにくい。イルミナティという空想的な敵なら攻撃しやすいのだ。

  フリーメーソンはできるだけ公開化して、秘密性を薄め、社会的な認知を求めている。ユダヤ人については、イスラエル建国以来、あからさまな攻撃はしにくい。イルミナティは一種のエイリアンのようなものであり、地球人の敵としてもかまわない。

 

 <イルミナティとエイリアン>

・イルミナティの起源について壮大な幻想をくりひろげてみせるのはディヴィッド・アイクの『マトリックスのチルドレン』(2001)である。彼はイルミナティの祖先をアヌナキだとする。アヌナキは古代シュメールの神々の種族であり、実は宇宙からやってきたエイリアンであるらしい。彼らはニブルという星に住み、45万年前に地球にやってきた。ニブルの王はアヌであったが、彼は二人の息子エンリルとエンキを宇宙船で地球に送った。彼らはメソポタミアに着陸した。そして人間をつくり、高度な技術を教え、シュメール文明が生まれたという。

  このような説は、人間が原始人から進化してきたという考えに対立し、超古代にエイリアンから高度な技術、文明を与えられていたが、それを失ってしまったというものである。ベストセラーになったグラハム・ハンコックの『神々の指紋』もその一種であった。

 

しかし、アヌナキは人間をつくり、文明をあたえただけでなく、人間を支配し、奴隷化しようとしているという。ディヴィッド・アイクによれば、イルミナティはそのための陰謀組織であるというジョージ・オーウェルが『1984』で描いた監視国家こそ、その秘密を暴いたのであり、人間を見張っている、見えないビッグ・ブラザーこそ、アヌナキだ、というのである。

アヌナキの血脈はイルミナティのネットワークに流れ、今につづいているという。

 

 

 

 『恐怖の世界大陰謀』

  デーヴィッド・アイク  三交社  2008/12

 

 

 

<共通の神話>

・「神々」と人間の異種交配は、世界のどの地域でも常に繰り返されてきたテーマだ。シュメール・タブレットからとった旧約聖書の話でも神の息子たち(正確には神々の息子たち)が、人類と異種交配して、ネフィリムと呼ばれる混血の血統を作ったとある。「ネフィリム」という語は、「降りてきた者」「天から落ちた者」と訳すことができる。

 

英語のANGELは元来は「使者」という意味であり、それがここまで述べてきたような非人間生命体やレプティリアンなどと結びついたのだ。『旧約聖書』のギリシャ語版である『七十人訳聖書』では、「神々の息子たち」が「アンジェロス(天使)」と訳されている。

 

・「ノア」の血統は爬虫類と人間の混血種だ。自分がノアの末裔だと主張する人々が多数いるが、これはつまり、自分は爬虫類である監視者アヌンナキの子孫だと言っていることになる。「死海文書」では、ノアは「天から{落ちてきた}天使の子」に似ていて、「その受胎は監視者と・・・・、そしてネフィリムによるもの」だと書かれている。

 

・このノアや、大洪水に関する様々な言い伝えに出てくる者がレプティリアンの「神」から警告を受けたというのも、彼がレプティリアンとの混血種だったとすれば、筋が通る。一般の人々は真の意味を知らないはずはないのに、なぜ「ノア」の血統が数多くの団体から非常に重要視されているのかも、これで理解できる。

 

・「エノク書」はローマ・カトリック教会では禁書とされた。ローマ・カトリック教会は血と肉を持った天使が存在し、堕天使が物理的な肉体で人間と異種交配をしたという初期のキリスト教の教義を否定しようとしたのである。これは、一般の人々に真実を知らせないようにするためだった。対してフリーメイスンたちは、一貫してエノクを自分たちの伝説上の創始者のひとりとみなしてきた。「エノク」という名自体も「秘儀を受けた者」という意味だ。

 

・古代ヘブライ語で書かれた「ノア書」とそこから派生した「エノク書」には、人間とは違う奇妙な子の誕生について記されていて、これがのちに有名な「大洪水」のノアとなる。

 

・人間には似ておらず、まるで「天使の子」のようだったという。レメクの息子ノアは白い肌に金髪で家全体を「太陽のように照らす」輝く目をしていたと書かれている。きらめく瞳と光かがやく体をしたレプティリアンはクレド・ムトウが書き著した古代、現代のアフリカの言い伝えにも登場する。

 

金髪碧眼にレーザーのような瞳を持った存在は、神秘的な人々ないし神々」の姿の表現として、今日に至るまで数千年にわたって世界中の文化に見ることができる。

 

 

 

 『日本人が知らない『人類支配者』の正体』 

 船井幸雄・太田龍  ビジネス社 2007/10

 

 

 

なぜ、『聖書』から異星人に関する記述が削除されたのか

 <イルミナティもフリーメーソンも力をなくしている>

・アヌンナキは地球人をエゴの塊にした存在なのですが、レプティリアンにもつまらないことを教えたのかもしれません。これは「惑星X」といわれている二ビル星のアヌンナキという人種のことですが、アヌンナキがレプティリアンと一緒になって地球人を奴隷にしようと考えたという説もあります。

 

・(船井)アヌンナキはシュメール神話に登場します。「アヌンナキ」とは、「天から降り立った人々」という意味であり、別名エロヒムまたはネフィリムともいわれる『旧約聖書』によれば、生命の創造はエロヒムが行ったと書かれています。エロヒムとはヘブライ語で「天空より飛来した人々」という意味です。それがいつの間にかゴッドに置き換わってしまったのです。

 

・言語学者のゼカリア・シッチンによると、「シュメール文明の粘土板」に書かれていた文字の解析結果によれば、「宇宙人アヌンナキが30万年前に地球人類を創造した」ということです。彼らは、約44万年前に地球に降り立ち、その後30万年前に地球での金採鉱の労働者として人間を創造しました。そのとき、遺伝子操作や体外受精の技術を用いていたといわれています。

  

・つまり、人類創造は神ではなくこの宇宙人アヌンナキが行ったというのです。宇宙人アヌンナキが『旧約聖書』の「創世記」における神(複数形)と呼ぶ原型です。聖書でいう神とは「宇宙人アヌンナキ」のことを指しているようです。

  また、宇宙人アヌンナキの故郷は二ビル星という太陽系の惑星であり、現代の科学の定説では未発見の星です。

 

だからレプティリアンによる教育と訓練を受けた地球人の動きもこれから変わりそうなので、大きな流れとしては心配不要と思っています。フリーメーソンやイルミナティの動きも、そんなに心配しなくていいですよ。

 

 

50〜100%の高率でシェルターが準備されていると聞く。日本では0.02%である。「日本は核兵器を認めていないからシェルターも認めていないのだ」という言い訳は、全く理屈になっていない。(4)

  • 2018.01.11 Thursday
  • 04:30

 


■■■ 私が思うこと、聞いたこと、考えること ■■■

 

 

・米国の国防関係者は、北朝鮮リスクについて、多くの研究をしているようです。トランプ大統領も対応を検討しているようですが、「瀬戸際政策」が頻繁に行われているそうです。北朝鮮も自国が滅びるようなことはしないだろうという楽観的な見方も多いといわれます。Amazonに「自衛隊」といれますと、3024件の書籍がわかります。北朝鮮リスクの時節柄、「防衛問題」を取り扱う書籍が増えてきているようです。昨年は、米国本土も狙える核ミサイルの話でメディアが占拠されたかのようでした。戦争のパラダイム・シフトが起こり、短期間で国(都市住民)が滅亡する核兵器の時代に移行しているといわれます。「日本を海に沈めるぞ」と恫喝を受けているのに、平和を叫んでいるのはいかがなものかといわれます。北朝鮮リスクの増大により、韓国もニュークリア・シェアリング等の米軍の核兵器を導入する方向に動くとの見方もあると指摘されています。北朝鮮のサイバー攻撃もよく報道されています。米中間のサイバー戦争が懸念されています。サイバー戦争がどのような状態なのか、私たち一般人は、分かりません。

 

「日本を海に沈めるぞ」と核の恫喝を受けているのに「平和」を叫んでいるのは、「いかがなものか」といわれます。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。「脳天気(ノー天気)な核シェルターもグローバルスタンダードを適用すべきだ」といわれます。核シェルターの装備率は「スイス100%、イスラエル100%、ノルウェー98%、アメリカ82%、イギリス67%、シンガポール54%で、日本は0.02%」と語られています。

スイスのように「現在、住宅、病院、学校といった建物の地下に30万基以上のシェルターと、500基余りの公共シェルターがあり、約800万人の人口の114%が収容可能」となるには、長期間、膨大なコストがかかります。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が不安を覚え、恥をかくといわれます。また良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」といわれます。近未来の北朝鮮リスクの拡大を考慮しても総務省と地方自治体の管轄の「郷土防衛隊」の創設が必要だといわれます。この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。自民党の核シェルターの議論も始まったばかりのようです。想定内のことにしないと間に合わないと述べられます。

 

・「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。核兵器のコストも低下していると指摘されています。核兵器のシェアリングの政策もあるそうです。近未来では「核兵器が安上がりの兵器になる」そうです。後進国は自爆テロ型の核戦争をするともいわれます。「敵は一番の弱点(核シェルターのないこと)を攻撃してくる」といわれます。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、「敵の一番の弱点を攻撃する核攻撃を招き寄せる」と指摘されています。核シェルターがないことが、核攻撃を招き寄せると指摘されています。「21世紀には核戦争は絶対にない」という保証はありません。「平和運動が核攻撃を招き寄せる」といわれ「日本列島を核攻撃で沈める」という恫喝も頻繁に現実に一般国民がうけています。世界平和を数十年間唱えて活動していたら、今度は「核攻撃を懸念する国民が増え、政府不信になっている」といわれます。スイス型の国民皆兵的な“民間防衛”を参考・目標にして国民皆兵的な「郷土防衛隊」が必要だといわれます。また公共施設の地下室や地下駐車場を増やしていく施策も必要だと指摘されています。

 

 北朝鮮の核兵器も「弾頭の小型化」がどれくらいまでできるのかが、問題とされています。小型の核兵器では、1960年代には「23キロの無反動砲の砲弾」も米国で開発、配備されていたようです。人力で運搬可能の「特殊核爆破資材」もあったようです。またインターネット情報によると、「小型核弾頭はゴルフボールぐらいの大きさの重量1kg程度のものまであるようですが、破壊力は1キロトン〜15キロトンぐらいのようです。

  核爆弾は機密保持、開発費用、核実験場などの理由から、国家で無ければ作れないというのが国際常識のようです。テログループが核兵器開発をおこなうのは無理で、核兵器を第三国から提供されるか、盗難しない限り、使用するのは難しいでしょうし、起爆装置の暗号解読など技術的に厄介な問題もあるようです」とのこと。実際に、核兵器はどこまで小型化できるのでしょうか。「核物質」がテロリストに渡ると大変危険だというハリウッド映画もあったようですが。核兵器は、核ミサイルばかりではないそうです。核兵器の技術を密かに売買する、国際的な裏マーケットが存在していたと指摘されています。

 

雑誌には、「東京に水爆が落ちたら」というシュミュレーションが記載されたりするようになりました。実際に被爆しますと、数百万人の死傷者が出ると言われています。米国の核の報復があったとしても、まず被災者を救援しなければなりません。米国でも核戦争後には共産主義的な政策をとり、食糧を確保しなければならないと指摘されています。

被爆後の救援のためには国民皆兵的な相当数の郷土防衛隊が、全国に必要となります。核シェルターや医薬品や食糧の備蓄等、スイス型の「民間防衛」を目標にすべきだと述べられます。財源の裏付けのない政策は実現できないといわれます。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要です。 

都心を狙った水爆で、国会も皇居も霞が関も吹っ飛んで一巻の終わりになるといわれます。

  

・5兆円という限られた防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるといわれます。大地震や大津波の対策と並行して、核シェルターも増やしていく必要があるといわれます。また小火器の備蓄も必要といわれます海上自衛隊の最大のいずも型護衛艦は1隻1200億円といわれます。有事には、海に浮かんでいるか撃沈されるかでしょう。1200億円で巡行ミサイルが1,000発、ライフルは2百万丁確保できるそうです「今そこにある危機」である被爆を考慮した防衛政策が必要だそうです。ライフル等の小火器の備蓄があれば、有事には「郷土防衛隊」の創設は容易だといわれます。有事にはボランティアの人数も相当な数になるでしょう。アマの政治家よりもプロの専門家を中心に防衛政策を作るべきだと指摘されています。過去の日本の防衛政策は、敗戦という特殊事情がありましたが、外国人から笑われたものであったそうです。この方面に脳天気(ノー天気)ですと、日本も簡単に歴史から消えていくことになるでしょうか。

防衛政策にも国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。ベスト&ブライテストしか政府を構成できないはずですが?!また政府にはベスト&ブライテストが集結しているはずですが!?

 

・「だとすれば、各地方に防災・消防を兼ね情報・警備を担当するかつての「消防団」のような「郷土防衛隊」が必要となりますが、これを組織するのは防衛省自衛隊の仕事ではなく、総務省と各自治体の役割でしょう」と指摘されています総務省も各自治体も、税金の無駄遣いをなくして、一つでも多くのシェルターを作るべきだといわれます。「危機管理」のシュミュレーションも十分でないといわれます。

  

 ・ちなみに、インターネット情報によると、全人口に対し、何%の人を収容できるシェルターが存在するかを見ますと、「スイス100%、イスラエル100%、ノルウェー98%、アメリカ82%、イギリス67%、シンガポール54%で、日本は0.02%で核シェルターの普及率は異常値だ」といわれます。原因は「政治の貧困」だと語られています。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が恥をかくといわれます。「大津波の対策」の失政があったばかりですので、「核シェルターの対策の失政」を重ねますと、焦土になってからでは遅いといわれます。法律や財政面で対策をとり、または民間活力を利用して、総務省や地方自治体の力を発揮すべきだと述べられます。超長期計画になるようです。「想定外」ということですと、国会や霞ヶ関も消えてなくなると指摘されています。米国の核兵器による報復の前に、致命的な被害を受ける懸念があるといわれます。スイスの国防政策や「民間防衛」を参考にする必要があるといわれます。

 

 ・トランプ大統領の選挙中の「日本と韓国の核武装容認」の発言が注目されましたが、その後のニュースでは、否定されたようです。

 

・毎日新聞(2016/11/15)によると「トランプ次期米大統領は14日までに、過去に日本や韓国の核武装を事実上容認する発言をしたことに関し「そんなことは言っていない」と否定した。トランプ氏は大統領選勝利後、さまざまな立場を現実路線に軌道修正する姿勢が目立ってい」と報道されています。

 

・米国は以前から「日本の核装備」を大変恐れているといわれてきました。ところが、近年、有識者の中でも「日本は核武装すべし」という議論も増えてきているといわれます。「核の恫喝を受けないためにも核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。「21世紀には核戦争は絶対にない」という保証はありません。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。「敵は一番の弱点(核シェルターのないこと)を攻撃してくる」といわれます。後進国では「核兵器は使える兵器」といわれます。先進国のように「核兵器を使えば、人類が滅びる」という合理的な思考がないと語られています。5兆円という限られた日本の防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるそうです。核兵器の議論もタブー視されている点がありますが、現実的な議論をしてもらいたいものです。マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。

後進国では、大量の餓死者がでている等のみっともないことが国内に続けば、国境紛争や自爆テロ型の(核)戦争を企てると語られています。

 

・世界の諜報機関や日本の影の諜報機関の働きについては、私たち一般人は、知らないことがほとんどのようです。昔の時代と違って、偵察衛星が飛び回っており、詳細な軍事写真もとれるようになりましたので、スパイの役割も大きく変化してきているようです。昔はよくスパイ活動でソ連の外交官が逮捕されたとか、北朝鮮のスパイが国内で潜入して逮捕されたりとかの話があったようです。スパイ船の記事も新聞に載っていたそうです。現代では「産業スパイ」の活動が盛んであるともいわれます。現代でも古典的なハニートラップも盛んだそうで驚きです。「ハニートラップ大国」ともいわれます。

 

・ガストン・ブートゥールは「古来、人間が戦争を起こす理由はただ一つしかない」と言って、その理由を「若者が増えすぎることにある」と答えました。「戦争の結果、人が死ぬ」のではなく、「若者がたくさん生まれ、人口が増えすぎると、戦争が起きて人口調整する」と答えたそうです。ブートゥールは「若者がたくさん戦死すれば、戦争は当初の開戦目的に関係なく自然に終わりを迎える」といわれます。ところで、一人っ子政策の歪みによる3400万人の「中国の男性余剰」問題は、何らかの地政学リスクを産むのでしょうか。

 

公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうです。しかし、情報部の関係者の努力のおかげで、米軍との諜報機関との繋がりから、徐々に小規模ながら活動をしてきたようです。戦後は、米軍の諜報機関の下請け組織として機能してきたそうです。スパイの世界は「法律を超えた世界」、「超法規の世界」のようです。常にさまざまなリスクが伴うようです。それでも「諜報機関は国家にとって最も重要な死活の国家組織だ」そうですが、「諜報機関のない国は北朝鮮の拉致事件にも無力だった」ようです。「諜報機関のない国は始めから負けている」ようです。現在でも北朝鮮の動きがつかめないそうです。三島由紀夫も自衛隊の諜報機関と接触しなければ、死期を早めることはなかったかもしれません。諜報機関を作るには、フリーメイソンの研究から始めるという説もあります。「フリーメーソン結社はこの大地が創出されるよりずっと前から、さまざまな太陽系をめぐって、存在していたのである」といわれます。

 

・「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」ともいわれ、「諜報機関は国家安全保障上の要の組織である」そうです。真面目な官僚も政治家も「諜報機関」の設立には何故か熱心でないのが不思議です。敗戦後の占領軍の命令が現在でも生きているのでしょうか。旧帝国陸軍の諜報機関や特務機関に対して、敗戦国民は相当にアレルギーがあるそうです。法律理論論争にこだわりますと動けなくなるようです。日本は昔から「スパイ天国」といわれ、スパイに関連する法律も不備のようです。が、現代ではスパイを使わなくても、公表された書籍や文書を分析するだけで80%は、情報分析活動はできるといわれます。米国の大規模な諜報機関やCIAよりも、「女王陛下の秘密諜報員」で知られる英国の秘密情報部の活動が参考になると述べられています。英国のMI6は、創設には異星人が関与していたという奇説もあるようです。現代でも諜報機関と異星人は馴染みがあるといわれます。

 

・「諜報機関のない国は国家競争から最初に脱落する」といわれ、過去に失った国益は莫大なものかもしれません。現在、国会では「集団的自衛権論争」が盛んですが、「諜報機関」については、各党はどのような動きがあるのでしょうか。「諜報機関のない国は始めから負けている」ともいわれ、自衛隊を海外に派遣するのには、大きなリスクを伴うそうです。日本でも諜報機関と政治の繋がりは予想以上に強いので驚きます。

 

諜報機関の設立、拉致事件、降り込め詐欺のような特殊犯罪、犯罪と検挙率の問題、性風俗、売春問題、女性の地位向上、ゲイ(LGBT等)、社会保障、麻薬、安楽死、自殺、子どもの貧困、教育問題等……………多くの社会問題も欧米先進国のように十分に検討され、良識の国会ですから施策が作られているのでしょう

 

・イラクには大量破壊兵器があったかどうかということは、イラク戦争の時に大きな問題とされました。当時から、「情報操作」があったようです。大量破壊兵器がなかったのに「イラク戦争」をしたと、しつこく非難されたようです。これもプロの情報員とアマのメディアの違いのようです。プロの情報機関の情報操作は、私たち一般人には、理解不能なことが多いようです。特にCIAなどの諜報機関は、かなり進んだ情報操作をするそうです。

 

・真偽のほどは分からない歴史的事実の論争が多いそうです。歴史的認識にしても歴史的事実の正確な把握は難しいそうです。その意味において大新聞の報道や社説の影響力の大きさは、かなりのもののようです。私たち一般人は、仕事が忙しいので、メディアのジャーナリストの豊富な知見は、理解できませんし、受け身の立場が多いようです。さまざまな社会問題にも勉強する時間がないようです。しかし、「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、私たち一般人は、全員政治意識を高めて、政治の近代化に努めていく必要がありそうです。

 

・世界の諜報機関の「恐ろしい世界」は、私たち一般人は、知りませんし、理解不能なことが多いようです。国家安全保障上の最高機密として暗殺を正当化している国もあるそうです。事故か暗殺なのか「不審な死」という事件もよくあるようです。英国やヨーロッパではたまにロシアのスパイの暗殺事件が報道されたりするようです。暗殺手法も毒薬のほかその他の手法が巧妙になっているといわれます。数十年前の新聞に「ソ連製の自殺企画の発狂薬」について報道されていましたが、その後どうなったのでしょうか。「先進国では諜報機関が政治を引っ張っている」そうですが、政治と諜報機関のつながりは強いようです。特に旧共産圏では絶対的ともいえるような権力があったようです。

 

・北朝鮮の拉致事件も数十年たちますが、政治家の非力が窺われます。「諜報機関は国家存立にとって最も重要な死活の国家組織だ」、「諜報機関は国家安全保障上の要の組織である」、「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」と語られています。官僚や政治家が「諜報機関の設立」に関心がないのは不思議です。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要です。「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」そうです。そして公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」といわれます。「諜報機関がないために外国人からバカにされ、物笑いの種にされている」ともいわれます。

 

・日本でも自衛隊の関係者と「田中軍団」との繋がりがあったように、何事も水面下で動いているようなのです。「自衛隊の情報関係者が三島由紀夫を殺した」とまでは極論できないそうです。「クレイジー」な三島事件は、外国人に非常に悪い日本のイメージを与えたそうです。ノーベル文学賞受賞候補者だった三島由紀夫の猟奇事件は、親日派の外国人に相当ショックを与えたといわれます。私たち一般人には、「三島由紀夫が何等かで狂った」としか思えて仕方がないようです。ちなみに旧ソ連製の「自殺企画の発狂薬」もあったといわれます。政治精神の後進性が窺われます。

 

・「スパイ天国日本といわれている間は、自衛隊を海外に派遣する事にはリスクがあり慎重であるべきだ」そうです。戦費に莫大な費用がかかる懸念もあるそうです。イラク戦争時に1兆円以上(130億ドル)、米国に戦費を支払ったこともありますが、それほど感謝されず、今後、自衛隊の死傷者が3ケタにでもならないと世論が耐えられなくなるそうです。スパイ天国日本で、外交官の評判も悪いですし、「甘い国際感覚と貧弱な語学力」では国益を大きく損なうこともありましょう。「集団的自衛権の行使容認」について国論は2分されました。「普通の国」への方向に進みますと、米軍との共同作戦による歩兵の大量出血が強要されることになるでしょうか。

 

・少数の歩兵を派遣して処理できる事態よりも、未来戦争の様相は大きく変化してくるそうです。「将軍たちは前の戦争の兵器で軍事演習をしている」ともいわれます。遠い未来の戦争様相は、テロやゲリラ戦よりも生物化学兵器や核兵器が飛び交う、大規模な大量破壊兵器の戦争となるようです。近隣諸国も核戦争に備えて核シェルターの準備に余念がないそうです。日本には、核シェルターの備えもなく、スイスのようにはいきません。中国軍も米軍と通常兵器で衝突すれば核兵器を使うと公言しているそうです。核アレルギーで、論争もタブー化され、脳天気(ノー天気)だそうです。国民の懸念をなくすために長期の防衛計画が必要ですが、5兆円の防衛予算を大きく増額できないでしょう。毎年25兆円の防衛予算は、捻出できません。社会保障費も減額できない要素が多いといわれます。

 

・「東日本大震災の復興等の難問山積みの内政を優先すべきであり、税金の無駄遣いをやめて、行政・立法・司法に大胆なリストラの断行が必要だ」そうです。社会の遅れた面、非近代性、後進性、頭の古い面が予想以上に増えてきています。改革の速度も大変遅いようです。本当に優れた官僚や政治家が登用されていないそうです。「日本は先進国だろうか」という声も街中では増えてきているようです。「女性の登用も先進国とはいえない」といわれます。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「あまり知られていないことだが、日本の社会保障というのは、先進国とは言えないくらいお粗末なモノなのである」といわれます。為政者の認識・自覚もないといわれます。肝心の諜報機関もありませんし「スパイ天国日本」といわれ、その方面では外国人から「遅れた国」として見られているそうです。

 

・公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうですが、真面目な官僚や政治家は諜報機関の設立についてはおとなしいそうで不思議です。「それこそ税金の無駄遣いを止めて、諜報機関の設立運営や核シェルターの財源にあてるべきだ」そうです。限られた予算、限られた処遇、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字の出口は、容易に見つけられないようです。それに莫大な戦費が加わり出すと、財政破たんの懸念も出てこないでしょう。ベスト&ブライテストの集団で優れていた日本政府が劣化している懸念があるそうです。「自衛隊が出てくれば東京を丸焼けにしてやる」という核の恫喝も受けていないのでしょう。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。

 

・amazonに「地震・津波」といれますと2214件が反応します。それだけに今の問題になっているようです。首都直下大地震津波や南海トラフ巨大地震津波は発生確率が7割以上と言うことで、いつ起こるのか分からないだけのようです。当然ながら各地方自治体や国では対策を強化しているようです。東日本大震災では、地震津波の基準が5メートルであったために被害を拡大させました。3階建ての避難センターも役に立ちませんでした。被災地には過去において10メートル級の津波が何回もきていたようですが、津波対策には充分生かされなかったそうです。大変な失政でした。

 

・地震については関東大震災がありましたので、知識人の中にも大型地震について言及する者も少数いたようです。清水幾太郎氏も大地震に言及したり、「戦後最大のタブー」ともいえる「核装備」についても言及していたようです。現代では地震と津波の対策も重要ですが、地球温暖化による「異常気象」も大いに懸念されております。記録的豪雨、ゲリラ豪雨の被害も増えております。オリンピック対策も必要ですが、地震・津波対策もより一層、必須です。

 

・兵器も時代により変遷してきており、戦車や大砲の兵器の時代からミサイルや核兵器、「貧者の核兵器」といわれる、「細菌兵器」や「化学兵器」に戦争の様相が変化してくるものと思われます。戦争のパラダイム・シフトが起こっているといわれます。「将軍たちは前の戦争の兵器で軍事演習をしている」「次の大戦には必ず新兵器が使われる」そうですが、通常兵器が陳腐化する時代は遠くではないそうです。抑止力のない高価な通常兵器を少数揃えても、「貧者の核兵器」を熱心に揃えている国々にたいしては「抑止力」にはならないそうです。戦車と自動小銃で立ち向かっても「細菌兵器」や「化学兵器」をばら蒔かれて一巻の終わりと言うことでしょうか。「戦場の様相」が将来、当然に大きく変化するといわれます。

 

通常兵器では「抑止力」が無くなりつつあります。国会によって爆撃装置や給油装置を外した航空自衛隊の高価なF4ファントム戦闘機が「北朝鮮の拉致事件」には何の抑止力にもなりませんでした近隣諸国の仮想敵国では核兵器や細菌兵器、化学兵器を熱心に作っておりますし、核シェルターも相変わらず整備しているそうです。核兵器でないと「抑止力」にならない時代です。米軍の核打撃力に全面的に頼ることは、抑止力的にも十分でもありませんし、兵器の高度化という点からも核兵器のリースなどを検討すべきだといわれます。

 

・原子力潜水艦や核兵器の製造コストは莫大なもので、国民生活を圧迫するという観点から反対する軍事専門家もいます。5兆円の限られた予算では、通常兵器の新兵器の数を十分に揃えることも無理のようです。限られた予算、増えない税収、十分でない福祉予算を削る財政赤字ということで、どの程度防衛予算を増額できるのでしょうか。さまざまな政策が将来的に検討されるべきでしょうか。

 

・拉致事件も担当者が苦労しているようですが、この程度の問題が何十年も経っても全面的に解決されないようですが、「抑止力のある防衛力」を持てば、解決は容易になるものといわれます。拉致事件も米軍だったら、自衛による武力制裁する事例だったそうです。拉致事件は「警察がしっかりとしておれば防げたはずだ」という話もあったそうです。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件はどうなるのでしょうか。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺われると語られています。「諜報機関がないので拉致事件を起こされた」そうです。大量の餓死者の出た北朝鮮は、常に戦争の火種を求めているといわれます。またサラリーマンの本脳のためか、タブーである核装備を議論する人は少ないそうです。 とりわけ「未来の大戦ではペスト菌などの“細菌兵器”が使われる」という未来透視もあり不気味です。

 

・「法隆寺の五重塔の塑像の謎」の話は、おそらく動物タイプの宇宙人の塑像かもしれません。宇宙人には動物タイプは3割ほど存在するともいわれます「トカゲのような容姿をした人物」もレプティリアン(爬虫類人)系統の異星人のようです。太古の天皇は、実はレプティリアン(爬虫類人)系統の異星人だったという説もあります。当時から「宇宙連合」の異星人と地上の権力者とはコンタクトがあったようです。物部氏の祖であるニギハヤヒ命は、河内に降臨する際、天磐船(あめのいわふね)に乗って大空を駆けめぐったといわれます。日本民族の原郷の高天ヶ原の宇宙人たちは、現在も宇宙に分散しているのでしょう馬頭観音という頭が馬で体は人間のような異星人もいるようです。馬頭観音も昔は、日本にも来ていたようで、異類混血か遺伝子操作等で、人間化しているのかもしれません。ガリヴァー旅行記には馬の国のヤフーの話があります。『ガリヴァー旅行記』は、火星の衛星の正確な描写から宇宙旅行記ではないかという仮説もあります。

 

・馬頭観音に似ている異星人に「イアルガ星人」がいます。イアルガ星人とオランダ人のコンタクト話は洋書になっています。イアルガ星人の中型宇宙船(空飛ぶ円盤)を縦に5機結合して、宇宙飛行をすることもあるようです。五重塔は、このタイプの宇宙船からのイメージなのかもしれません。イアルガ星人は、石油タンクのような巨大な円筒形のビルに住んでいるようです。「トカゲに似たの奇妙な像は奈良県に多いみたいです」ということは、奈良県付近に太古からレプティリアン(爬虫類人)がいたのかもしれません。異星人は、非物質化ができるようで、テレポーテーションもできるものもいます。「テレポート(瞬間移動)は、人間にとり奇跡ですが、宇宙人にとっては、それほど難しくないテクノロジーだ」といわれます。「顔が龍となっている人物の像」もそのような異星人がいたのかもしれません。また「多肢の仏像」がありますが、宇宙母船の中には多肢のバイオ・ロボットが活動していると言われています。仏教を創ったのはシリウス星人のようです。「爬虫類人を支援していたのが、仏教思想を開発したシリウスB星人であり、その他に爬虫類人支配下でこと座(リーラ)文明を再生させている」といわれます。UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象だといわれます。書籍より優れている膨大な異星人情報がネット記事や動画になっており、個人では把握できない量です。

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャン発表しましたバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

グーグルのブロガーにも書いています→UFOパラレル・ワールド

 

 

 

 

50〜100%の高率でシェルターが準備されていると聞く。日本では0.02%である。「日本は核兵器を認めていないからシェルターも認めていないのだ」という言い訳は、全く理屈になっていない。(3)

  • 2018.01.11 Thursday
  • 04:29

 

 

『自衛隊「影の部隊」情報戦 秘録』

松本重夫  アスペクト     2008/11

 

 

 

<影の部隊

・かつてマスコミや革新政党から「影の部隊」あるいは「影の軍隊」と呼ばれ、警戒された組織があった。自衛隊にあって情報収集と分析を専門に行う「調査隊」だ。私は調査隊の編成からかかわった、生みの親の一人である。

 

・私は陸軍の兵団参謀の一人として、終戦を迎えた。戦後たまたま米国陸軍情報部(CIC)と接点を持ったことから、彼らの「情報理論」の一端に触れることになった。

 

 それはかつて陸軍士官学校の教育にも存在していなかった、優れて緻密な理論体系だった。それを研究すればするほど、私は日本の敗戦の理由の1つは、陸軍のみならず日本の国家すべてが「情報理論」の重要さを軽視したことにあると確信した。残念ながら戦後半世紀以上たった現在も、その状況は変わっていない。

 

<「葉隠」の真意>

・1945(昭和20)年8月5日、私は宮中に参内して天皇陛下に拝謁を賜り、茶菓と煙草を戴いて、翌6日、陸軍大学の卒業式を迎えた。卒業式終了後、記念写真を撮り昼食の会食となる。そのころに、学生の仲間内で広島に大型爆弾の投下があったという噂を聞いた。その大きさは6トンまたは10トン爆弾かというような情報が流れ、「原爆」という表現は伝わらなかったが、しばらくして、「原子爆弾」という情報が不確定的ながら耳に入り、大変なものが投下されたなと思いつつも、各自、それぞれの任地に向かった。

 

<三島由紀夫事件の隠れた責任者>

・1970(昭和45)年11月25日、作家の三島由紀夫が「盾の会」会員とともに市ヶ谷自衛隊駐屯地、東部方面総監室に立てこもり、割腹自殺を遂げた。私は当時、既に自衛隊を退職し、情報理論と独自の情報人脈を駆使して、民間人の立場で「影の戦争」を闘っていた。

 

・三島事件の陰には調査隊および調査学校関係者がかかわっていたことは、山本舜勝元陸将補が『自衛隊「影の部隊」・三島由紀夫を殺した真実の告白』(講談社刊)という著書で明らかにしている。

  私は、山本氏が三島由紀夫を訓練しているということは、それとなく聞いていた。

そのとき私は、「ビール瓶を切るのに、ダイヤの指輪を使うようなことはやめた方がいい」と話した覚えがある。私は、山本氏らの動きは、三島のような芸術家に対してその使いどころを間違えていると思っていた。

 

・山本氏は、私が幹部学校の研究員(国土戦・戦略情報研究主任)だったときに、調査学校長だった藤原岩市に呼ばれて、調査学校に研究部員として着任してきた。研究テーマは私と同じ、専守防衛を前提としての国土戦つまり遊撃戦(ゲリラ戦)であった。私はその当時、韓国の予備役軍人や一般国民で組織される「郷土予備軍設置法」なども参考にしながら「国土戦論」を練り上げていた。

 

・山本氏らが調査学校の教官となり、「対心理過程」などの特殊部隊の養成を担当することになった。それが前述したように当初の私の構想とは異なった方向に進んでいたことは気づいていた。結局そのズレが「青桐事件」となり、三島由紀夫に「スパイごっこ」をさせてしまうような事態を招いてしまうことになったのだといわざるを得ない。

 

・山本氏に三島を紹介したのは藤原岩市である。山本氏によって通常では一般人が触れることのできない「情報部隊の教育」を受けさせ、三島の意識を高揚させることに成功するが、三島がコントロールできなくなると、藤原らは一斉に手を引き、山本氏と三島を孤立させていく。そのあたりの経緯を山本氏の著書から引用してみよう。

 

 文学界の頂点に立つ人気作家三島由紀夫の存在は、自衛隊にとって願ってもない知的な広告塔であり、利用価値は十分あった

《しかし三島は、彼らの言いなりになる手駒ではなかった。藤原らジュネラルたちは、『三島が自衛隊の地位を引き上げるために、何も言わずにおとなしく死んでくれる』というだけではすまなくなりそうだということに気づき始めた》

 

藤原は三島の構想に耳を傾けながら、参議院選挙立候補の準備を進めていた。今にして考えてみれば、参議院議員をめざすということは、部隊を動かす立場を自ら外れることになる。仮にクーデター計画が実行されたとしても、その責を免れる立場に逃げ込んだとも言えるのではないか》

  この山本氏の遺作は、三島由紀夫の死に対して自らのかかわりと責任の所在を明らかにすると同時に、三島を利用しようとした藤原岩市らかつての上官たちの責任を示し、歴史に記録しておきたいという意志が感じられる。

 

<田中軍団の情報員>

・かつてマスコミが竹下派七奉行として、金丸信元副総理を中心に自民党内で権勢を振るった人物を挙げていた。梶山静六、小渕恵三、橋本龍太郎、羽田孜、渡部恒三、小沢一郎、奥田敬和。この格付けには異論がある。

 

この「七奉行」の表現から抜けていて、忘れられている人物に亀岡高夫がいる。彼は金丸のように目立って権力を行使しなかったが、「創政会…経世会」の設立時に、田中角栄の密命を受けて竹下を総裁・総理にする工作を、築地の料亭「桂」において計画推進した主導者の一人である。

 

この亀岡高夫と私が陸士53期の同期生でしかも「寝台戦友」であることは既に述べた。しかもGHQ・CICと協力して活動した「山賊会」のメンバーであり、自衛隊時代そして除隊してから、彼が昭和天皇の葬儀のときに倒れて亡くなるまで、私の戦後の「情報活動」は亀岡とともにあった。

 

・私は亀岡と顔を見合わせた。「福田は来ていないな……」

 福田は都議までしか挨拶に行っていない。下を固めろ。本部に戻ってその情報をもとに、方針を決めた。

 区議会議員と村長、市町村、これを全部やれ。県議は相手にするな

 電話で全国の田中軍団に指令を出した。県議も区議、村長も同じ1票。福田派は県議のところに行って、その下の国民に一番密着している人のところに行っていなかった。県議に行けば下は押さえることができるという、古い考え方だった。それを田中軍団が、ごっそりとさらっていった。

  そのように密かに票固めを行っている最中に、福田の方から、国会での本選挙はやめようという申し出があった。田中は「しめた!」とばかりにその申し出を受け、劇的な勝利につながっていった。

  この総裁選がいわゆる「田中軍団」のローラー型選挙の嚆矢といわれている。そのきっかけは私と亀岡の地道な調査活動にあったことはあまり知られていない。

 

中国情報部の対日情報活動

・やや古いが、その当時私が入手していた、中国の情報機関に関する情報をもとにこの問題を整理すると、次のような背景がわかった。

 1974年当時、中国では国家安全省は誕生してなく、北京市公安局が国内外の情報を収集する機関としては中国最大の組織であり、約1万人ほどいたといわれる。当時の北京市公安局は13の部門に分かれていた。

 

・それぞれの科の中には、さらに最高レベルの秘密扱いにされていた外国大使館担当班が存在していた。第3処 尾行・視察調査 第4処 海外から送られてくる手紙などの開封作業を担当 (略) 第7処 不穏分子や海外からのスパイ容疑者の尋問  

こうした北京市・公安局の活動に対して、日本大使館の防諜意識は信じがたいほど低かったとの情報もある

 29名いたとされる日本大使館に対する盗聴チームのもとには、常に新鮮なデータが集まっていたという(例:ある大使館幹部と、大使館員の妻とのダブル不倫関係まで把握していたほどであるという)。

 

<O-157、サリン事件の背景で>

・「対情報」の研究というのは今風にいえば対テロリズムの研究もそこに含まれる。そこではかつての大戦中の各国が行った生物・化学兵器の使用データの分析も行っている。

 

・資料が特ダネ式に入手されたとすれば、警視庁内の秘密保全のルーズさを示す“恥”となろう。しかし、これはどちらかといえば公安関係者からの意図的なリークに等しい。公安委員長(国務大臣)の責任・罷免に発展してもおかしくないのだが、ほとんどの国民は、この問題に関心を示すことはなかった。現実にはこの国では、こうした問題は機密漏洩対策の向上に役立てられることもなく、いわば政争の道具に利用されただけだ。「スパイ天国日本」という世界の防諜関係者からの汚名の返上は当分できそうにないようだ。

 

 <●●インターネット情報から●●>

(CNN)( 2014/10/16)米紙ニューヨーク・タイムズは16日までに、イラクに駐留している米軍が化学兵器を発見し、一部の米兵がそれにより負傷していたにもかかわらず、米政府が情報を隠ぺいしていたと報じた。

 

記事によれば2003年以降、マスタードガスや神経ガスとの接触により、米兵17人とイラク人警官7人が負傷。彼らは適切な治療を受けられなかったばかりか、化学兵器で負傷したことを口外しないよう命じられたという。

 

「2004〜11年に、米軍や米軍による訓練を受けたイラク軍部隊は、フセイン政権時代から残る化学兵器に何度も遭遇し、少なくとも6回、負傷者が出た」と同紙は伝えている。

 

同紙によれば、米軍が発見した化学兵器の数は合わせて5000個ほどに上るという。

 

「米国は、イラクには大量破壊兵器計画があるに違いないとして戦争を始めた。だが米軍が徐々に見つけ、最終的に被害を受けたものは、欧米との緊密な協力によって築き上げられ、ずっと昔に放棄された大量破壊兵器計画の遺物だった」と同紙は伝えている。

 

国防総省のカービー報道官は、この報道に関連し、詳細は把握していないと述べる一方で、2000年代半ばから10年もしくは11年までの間に、化学兵器を浴びた米兵は約20人に上ることを認めた。

 

ニューヨーク・タイムズは政府が情報を隠ぺいしようとした理由について、事故を起こした化学兵器の設計・製造に欧米企業が関与している可能性があったことや、製造時期が1991年以前と古く、フセイン政権末期に大量破壊兵器計画があったとする米政府の説を裏付けるものではなかったからではないかとみている。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

イラクに化学兵器あった〜NYタイムズ紙

 

< 2014年10月16日 6:48 >

 15日付のアメリカ・ニューヨークタイムズ紙は、イラクでフセイン政権時代の化学兵器が見つかっていたと報じた。

 それによると、イラク戦争後の2004年から11年にかけて、首都・バグダッド周辺でフセイン政権時代のマスタードガスやサリンなど化学兵器の弾頭5000発以上が見つかったという。弾頭は腐食していたものの、有毒ガスにさらされたアメリカ兵などがケガをしたとしている。アメリカ政府はこれまで、イラク戦争開戦の根拠とした化学兵器を含む大量破壊兵器は見つからなかったとしている。発見を公表しなかった理由について、ニューヨークタイムズは、化学兵器が欧米製だとみられたことなどを挙げている。

 これについて国防総省は15日、イラクで化学兵器が発見されアメリカ兵約20人が有毒ガスにさらされたことは認めたが、公表しなかった理由については明らかにしなかった。

 

 

 

『メディアと知識人』  清水幾太郎の覇権と忘却

竹内洋  中央公論新社  2012/7/9

 

 

 

東京が滅茶苦茶になる>

・そのような状況のなか、1970(昭和45)年を迎えることになった。清水は、満を持し、狙いをすましたように「見落とされた変数―1970年代について」を『中央公論』(1970年3月号)に発表する。

 

・世は未来学が流行っていたが、未来論はインダストリアリズムの反復と延長で、芸がなさすぎる。明るい未来学の潮流に反する問題提起こそ警世の言論となる。未来論に反する問題提起といえば、公害も社会問題となっていたが、これは猫も杓子もいっている。60年安保を闘った者がいまや公害問題に乗り換えている。目新しさはないし、そんな仲間と同じ船にまた乗っても仕方がない。そこで飛びついたのが地震である。アラーミスト(騒々しく警鐘を乱打する人)としての清水がはじまった。意地悪くいってしまえば、そういう見方もできるかもしれない。

 

 ・地震こそ清水の十八番である。清水は、16歳のとき関東大震災(1923年9月1日)で被災する。死者・行方不明者10万人余。2学期の始業式を終えて、自宅で昼食をとっているときである。激しい振動で二階がつぶれた。落ちた天井を夢中で壊して這いあがった。

 

・技術革新や経済成長によって自然の馴致がすすんだが、他方で自然の反逆がはじまったことを公害と地震を題材に論じている。清水は「私たち日本人は、遠い昔から今日までー恐らく、遠い未来に至るまでー大地震によって脅かされる民族なのであります」とし、論文の最後に、私たちにできることをつぎのように言っている。

 

それは、東京を中心とする関東地方において、道路、河川、工場、交通、住宅、と諸方面に及ぶ公害の除去および防止に必要な根本的諸政策を即時徹底的に実施するということです(中略)それは、或る意味において一つの革命であります。この革命が達成されなければ、1970年代に、東京は何も彼も滅茶苦茶になり、元も子も失ってしまうでしょう。

 

<「文春に書くわけがないだろうが!」>

「見落とされた変数」は、来るべき大地震という警世論の頭出しだったが、翌年、『諸君!』1971(昭和46)年1月号には、「関東大震災がやってくる」というそのものずばりの題名の文章を書く。

 

<「関東大震災がやってくる」>

清水は、地震学者河角広(元東大地震研究所長)の関東南部大地震の69年周期説――69±13年――をもとにこういう。関東大震災から69年は1991年である。13年の幅を考えると、1978(昭和53)年もその範囲内ということになる。とすれば、1970年代は関東大震災並の大地震が東京に起こりうるということになる。たしかに、東京都はいろいろな対策を考えているようだが、構想の段階で手をつけていない。そんなことで間に合うか、というものである。しかし、この論文には何の反響もなかった。「関東大震災がやってくる」を書いて2年8ヶ月のちの新しい論文では、これまで地震の危険を指摘した論文を書いたが、反響がなかったことを問題にし、こういう。

 

 ・・・私は、右肩上がりでの文章(「関東大震災がやってくる」論文――引用者)のゼロックス・コピーを作り、多くの国会議員に読んで貰おうとしました。けれども、私が会った国会議員たちの態度は、多くの編集者の態度より、もっと冷たいものでした。「地震は票になりませんよ。

 

・1975(昭和50)年には、関東大震災の被災者の手記を集めた『手記 関東大震災』(新評論)の監修もおこなっている。清水の東京大震災の予言ははずれたが、「関東大震災がやってくる」から24年後、阪神淡路大震災が起きる。さらにその16年後の東日本大震災。清水は、地震は「遠い昔から今日まで――恐らく、遠い未来に至るまで」の日本の運命と言い添えていた。日本のような豊かな国が大地震のための「革命的」方策をとらないで大地震の到来を黙って待っているのか、といまから40年も前に警鐘を鳴らしていたのだ。

 

 <論壇への愛想づかしと「核の選択」

・「核の選択――日本よ 国家たれ」の内容はつぎのようなものである。第一部「日本よ 国家たれ」では、こういう。日本国憲法第九条で軍隊を放棄したことは日本が国家でないことを宣言したに等しい。しかし、国際社会は法律や道徳がない状態で、軍事力がなければ立ちゆかない。共産主義イデオロギーを掲げ、核兵器によって脅威をあたえるソ連の膨張主義がいちじるしくなった反面、アメリカの軍事力が相対的に低下している。したがって、いまこそ日本が軍事力によって海上輸送路の安全をはからなければ、日本の存続は危うくなる。最初の被爆国日本こそ「真先に核兵器を製造し所有する特権を有している」と主張し、核兵器の保有を日本の経済力にみあう軍事力として採用することが強調されている。

 

・第二部「日本が持つべき防衛力」は、軍事科学研究会の名で、日本は独自に核戦略を立てるべきだとして、日本が攻撃される場合のいくつかのシナリオが提起され、空母部隊の新設など具体的な提言がなされている。最後に国防費をGNP(国民総生産)の0.9%(1980年)から3%にする(世界各国の平均は6%)ことなどが提言されている。この論文は、主題と副題を入れ替え、1980年9月に『日本よ国家たれ――核の選択』(文藝春秋)として出版される。

 

 論文が掲載されると、『諸君!』編集部に寄せ有られて賛否両論の投書数は記録破りになり、翌月号に投書特集が組まれるほどだった。

 

 

 

『未来を透視する』(ジョー・マクモニーグル) FBI超能力捜査官

(ソフトバンク・クリエイティブ)2006/12/21

 

 

 

<気象変動>

・来るべき気象変動により、2008年からこの台風の発生回数は増えていくと私は、予想している。とくに2011年は過去に例を見ない台風ラッシュとなり、大規模な暴風雨が吹き荒れる深刻な年になるとの透視結果が出ている。この台風ラッシュは、2012年にずれこむかもしれないが、可能性は低い。嵐の増加を促す地球の温暖化は、現在も急速に進行中だからである。

 

2010年から2014年にかけて、また、2026年から2035年にかけて、平均降雨量は年々560〜710ミリメートルずつ増加する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけては、380〜530ミリメートルずつ減少する。現在から2010年にかけて、また、2015年から2025年にかけて、平均降雪量は300〜550ミリメートルずつ増加する。

 

<日本の自然災害>

2010年、長野で大きな地震が起きる

透視結果を見てもうろたえず、注意程度にとらえてほしい。ただし、最悪の事態に備えておいて、何も起こらないことを願おう。こと天災に関しては、透視は間違っているほうがありがたい。

 

今後、日本で発生する大地震

 

2007年  高槻市  震度6

2008年  伊勢崎市 震度6

2010年  長野市  震度7

 2012年  伊丹市  震度6

2018年  東京都  震度6

2020年  市川市  震度6

2037年  鈴鹿市  震度7

 

・噴火や地震にともなって海底では地盤の隆起や沈降が起きる。そして、膨大な量の海水が突然動きだし、衝撃波となって陸地の海外線へと進行する。

 

遠洋ではあまり目立つ動きではないが、浅瀬に入ると、衝撃波は巨大な津波となって陸地を襲い、都市部などを徹底的に破壊してしまう(波の高さはときには30メートル以上になることもある)。

 

内陸へと押し寄せる力がピークに達すると、今度は海に戻り始め、残された街の残骸を一切合財引きずりこんでいく。警告もなしに、突然襲ってくれば被害はとりわけ甚大となる。

 

・幸い日本には、優良な早期警戒システムがあるのだが、海底地震が発生して警報が発令されてから、津波が押し寄せる時間は、残念ながらどんどん短くなっている。

 

<日本を襲う津波>

2008年夏   11メートル

2010年晩夏  13メートル

2018年秋   11メートル

2025年夏   17メートル

2038年初夏  15メートル

2067年夏   21メートル

 

日本は津波による大きな被害を受けるだろう(なお、波の高さが10メートル以上に及ぶものだけに限定している)。北海道の北部沿岸の都市部は特に津波に弱い。徳島市、和歌山市、浜松市、鈴鹿市、新潟市、石巻市も同様である。このほかにも津波に無防備な小都市は数多くある。 

 

<土地>

・気象変動とともに、日本の土地問題は悪化しはじめる。沿岸部での海面上昇と、暴風雨の際に発生する大波によって、低地の村落と小都市の生活が脅かされるようになる。堤防や防壁といった手段は効力を発揮しないため、2012年から2015年のあたりまでに多くの人が転居を余儀なくされるだろう。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

「人文研究見聞録」から引用

五重塔の塑像の謎

法隆寺の五重塔には、仏教における説話をテーマにした塑像が安置されています。

 

その中の「釈迦入滅のシーン」があります。これはガンダーラの釈迦涅槃図と比較しても大分異なる、日本独自のものとなっています。

そして、法隆寺の塑像群の中にいる「トカゲのような容姿をした人物」が混じっており、近年 ネット上で注目を浴びています。

 

 問題の像は、塑像の○の部分にいます(実物では見にくいので、法隆寺の塑像のポストカードで検証しました)。

 

これらの像は侍者像(じしゃぞう)と呼ばれ、それぞれ馬頭形(ばとうぎょう)、鳥頭形(ちょうとうぎょう)、鼠頭形(そとうぎょう)と名付けられています。しかし、どう見ても「トカゲ」ですよね?

 

なお、この像がネットで注目を浴びている理由は、イラクのウバイド遺跡から発見された「爬虫類人(レプティリアン)の像」と酷似しているためなのです。

「爬虫類人(レプティリアン)」とは、世界中の神話や伝承などに登場するヒト型の爬虫類のことであり、最近ではデイビット・アイク氏の著書を中心に、様々な陰謀論に登場する「人ならざる者」のことです。

 

もちろん「日本神話」の中にも それとなく登場しています(龍や蛇に変身する神や人物が数多く登場する)。

 

また、この像は、飛鳥の石造物の一つである「猿石(女)」や、同じ明日香村の飛鳥坐神社にある「塞の神」に形が酷似しています(トカゲに似たの奇妙な像は奈良県に多いみたいです)。

 

また、この「トカゲ人間」以外にも、以下の通りの「人ならざる者」が含まれていることが挙げられます。

 

 は「多肢多面を持つ人物の像」です。これは、いわゆる「阿修羅」を彷彿とさせる像ですが、実は『日本書紀』に「両面宿儺(りょうめんすくな)」という名の「人ならざる者」が登場しています。『日本書紀』には挿絵はありませんが、この像は そこに記される特徴と著しく一致します。

<両面宿儺(りょうめんすくな)

仁徳天皇65年、飛騨国にひとりの人がいた。宿儺(すくな)という。

 

 一つの胴体に二つの顔があり、それぞれ反対側を向いていた。頭頂は合してうなじがなく、胴体のそれぞれに手足があり、膝はあるがひかがみと踵(かかと)が無かった。

 

 力強く軽捷で、左右に剣を帯び、四つの手で二張りの弓矢を用いた。そこで皇命に従わず、人民から略奪することを楽しんでいた。それゆえ和珥臣の祖、難波根子武振熊を遣わしてこれを誅した。

 

  尻尾が蛇となっている人物の像

△蓮嵜尾が蛇となっている人物の像」です。日本には尻尾が蛇となっている「鵺(ぬえ)」という妖怪が存在します。これは古くは『古事記』に登場しており、『平家物語』にて その特徴が詳しく描かれています。その鵺の特徴は、この像の人物と一致しています。

 

  顔が龍となっている人物の像

 は「顔が龍となっている人物の像」です。「日本神話」には「和爾(わに)」と呼ばれる人々が数多く登場し、かつ、海幸山幸に登場する山幸彦(ホオリ)に嫁いだトヨタマビメの正体も、実は「八尋和爾」もしくは「龍」だったとされています。また、仏教の経典である「法華経」の中にも「八大竜王」という龍族が登場しており、仏法の守護神とされています。の仏像は、これらにちなむ人物なのでしょうか?

 

このように法隆寺の五重塔に安置される塑像には「人ならざる者」が複数含まれています。なお、これらは奈良時代のものとされているため、飛鳥時代に亡くなっている太子との関係は不明です。

 

また、オリジナルと思われるガンダーラの釈迦涅槃図とは著しく異なっており、どのような意図を以って上記の「人ならざる者」を追加したのかはわかりませんなぜ作者はこのような仏像を参列させたのでしょうか?

 

もしかすると、これらの像は釈迦入滅の際に人間に混じって「人ならざる者」も参列していた、つまり「人ならざる者は存在しているということを示唆しているのかもしれません。信じるか信じないかはあなた次第です。

 

50〜100%の高率でシェルターが準備されていると聞く。日本では0.02%である。「日本は核兵器を認めていないからシェルターも認めていないのだ」という言い訳は、全く理屈になっていない。(2)

  • 2018.01.11 Thursday
  • 04:25

 

 

『自衛隊の情報戦』  陸幕第二部長の回想

塚本勝一  草思社  2008/9

 

 

 

<情報担当>

・陸上幕僚監部(陸幕)の第二部(情報担当)長をつとめ、朝鮮半島の問題のエキスパートとして知られる元高級幹部が、ベールに覆われていた活動の実相を初めて明らかにする。

 

・「よど号」ハイジャック事件と「金大中拉致事件」が多くのスぺ―スを占めているが、これは前者は、私が直接体験した事件であり、これを刻銘に追って記録としてとどめ、後者はなんの根拠もなく陸幕第二部が中傷されたことがあり、これまで適切な反論がなかったのでやや詳細に事実を記述した。

 

<これからの防衛省に何が必要か>

<国防力の狙いは「抑止力」>

・国防力の最大の狙いは「抑止力」なのである。だから防衛省などと言わずに「国防省」とし、日本の強い意志を内外に示したほうがよかったであろう。強い意志を示すことが一つの抑止なのである。この自主国防への意識の改革が、まず重要な課題である。

 

<イラク派遣の無形の収穫>

・一方でイラクへの自衛隊派遣は、自衛隊自身にとって大きな収穫があった。それは、自衛官一人ひとりが統率の緊要性に目覚めたことであった。平和な状態に馴れた自衛隊は、物質万能の世相を受けて、ややもすれば物品を管理する曹(下士官)が幹部(将校)より力を持つことになった。イラクへの派遣は、この傾向を霧散させた。指揮系統の重要性を体得して、軍(部隊)の統率の本来あるべき姿に帰ったのである。この無形の収穫は、はかり知れないほど大きい。

 

武装集団にとって、士気は重要な要素である

・私の体験からも、自衛隊は永年にわたって下積みの苦労を味わってきた。当初は「税金泥棒」とすら言われ、その後も日陰の扱いが続いた。それに耐えて黙々と訓練にはげみ、災害派遣では最も厳しい場で任務を果たしてきた。

 

<老兵からのメッセージ

・当時の日本軍は、第1次世界大戦か日露戦争の頃とあまり変わらない歩兵が主体の軍隊であった。いわゆる「75センチ、114」、すなわち歩幅は75センチ、1分間に114歩で行動するしかないということだ。戦後になって米軍がジープという小型の全輪駆動車を、ごく普通に使っているのを見て驚いたものである。

 

・その後、内地の陸軍通信学校に入校し、すでに米英軍ではレーダーが実用化されていることを知った。科学技術の遅れを痛感させられたが、われわれ軍人だけではどうしようもなかった。また陸軍大学校の最後の卒業生の一人として、ほんの少しだけにしろ、終戦当時の大本営の緊迫した空気にも接した。戦後、旧軍人に対する公職追放の解除とともに、警察予備隊に入隊し、創隊当初の苦労も味わった。

 警察予備隊では米軍人が顧問で、最初は旧軍人を完全に排除していたため、米軍のマニュアル(教範)を日系二世が翻訳して訓練していたから、珍談にはこと欠かない。

 

・自分で経験し、または見聞したことを、断片的ながら取り上げ、なんらかの参考になればと記述したものが本書である。「針の穴から天井をのぞく」「九牛の一毛」の謗りは免れないが、あえて世に問うものである。

 

<リーダーシップ。長幼の序、軍紀、科学技術>

・終戦間近の陸軍大学校でも科学教育はなされており、われわれは仁科研究所の所員から核兵器の講話を聞いたことがある。原子爆弾についての机上の研究は終わり、製造の予算を請求したが却下されたとのことであった。この戦局ではそんな予算がないし、間に合わないであろうという理由だったそうである。

 そこで仁科研究所は原子爆弾の開発を中止し、殺人光線の研究に切り替えたと語っていた。今に言うレーザー光線のことであろうが、大きな設備で至近距離の小動物を殺傷するのが限界だったようである。またこの研究所には、優秀な朝鮮系の研究者がおり、そのうちの3人が戦後に北朝鮮に渡り、北朝鮮の核兵器開発の中堅となったことは、時世の運命としか言いようがない。

 

「ときすでに遅し」の陸軍中野学校

・明治維新における西郷隆盛も、謀略を駆使して無益な戦闘を避けつつ、徳川幕府を倒した。また日露戦争中における明石元二郎大佐(のち大将)の対露工作も著名であった。明石大佐はストックホルムを拠点とし、ロシアの反政府組織を支援し、日露戦争を側面から支えた。この工作資金として百万円支給されたと言われるが、当時の陸軍予算が四千二百万円であったことを思えば、その巨額さには驚かされる。

 

・山本五十六連合艦隊司令長官は、開戦に先立ち「1年は暴れて見せる」との言葉を残したが、その後については、「2年、3年となれば、まったく確信が持てない」と率直に述べている。

 

・人の発言の裏を読むことを訓練されている情報屋が山本五十六の発言を耳にすれば、2年目からは自信がない、戦争終結の方策を考えよと言っていることに気がつく。それが情報担当者の習性であり、かつ責務である。ところが当時の情報屋の発言力は弱く、そこまで読んだ人が表に出られなかった。そして、純粋培養された中堅の幕僚のほとんどは、当面の作戦のほかに考えが及ばなかった。これが国を大きく誤らせたと言える。

 

「南京事件」と宣伝戦の巧拙

2年後の南京に「戦場のにおい」なし

<間違えてはならない住民対策>

・この沖縄戦の例は、軍と国民のあいだに密接な協力関係があっても、なお国内戦では住民対策がむずかしいことを示している。わが国では地上戦がきわめて困難であり、ほとんど不可能であることを実証している。

 専守防衛を攻略するわが国では地上戦ができないとなると、防衛の策はただ一つ、強力な海、空戦力とミサイルによる抑止力に頼らざるを得ないことになる。洋上や領海で侵攻してくる敵をことごとく撃滅する力を誇示するほかはないのである。

 

<つくり出された従軍慰安婦問題>

旧日本軍に「従軍慰安婦」はない

<部隊と慰安所の本当の関係

<広報・宣伝に6割、戦闘に4

以上述べた「南京事件」と慰安婦問題から得られる教訓は、広報の重要性と、もう一つ、軽々しく謝罪してはいけないということであろう。

 

・紛争を引き起こす勢力は、戦闘で勝とうとは思っていない。正面から正規軍とぶつかって勝てるような力を持っていないことが多い。世間を騒がせたり、民衆に恐怖心を抱かせたりするのが目的であり、あるいは相手国のイメージダウンを図ったり、内部で暴動を起こさせたりする。目的を達したり、追えば手を引き、隠れてしまう。

 このような敵に勝つためには、個々の戦闘に対処するだけでなく、広報や宣伝で圧倒してしまうことが重要となる。われに同調する国、民衆を多くして、厄介な敵を孤立させるのである。そのために広報は重要な戦力なのである。

 

<非難を覚悟で「河野談話」の取り消しを>

広報・宣伝とともに留意しなければならないのは、国際関係では絶対に謝ってはならないことである。謝るにしても、最大は「遺憾に思う」が限度である。

 

・まさか慰安婦問題で、国交断絶までする国はないであろう。しかし、ODA(政府開発援助)を取られ、日本の安保理常任理事国入りをさえぎられた。日本のような人権無視の国に常任理事国の資格はないと言う。これは「河野談話」など出して、こちらが最初に謝ったのが間違いだったのである。

 国際関係では、曖昧な表現がなされれば自分の有利なように解釈する。陳謝すれば、そこで終わりとなり、あらゆる不利な話を押しつけられる。「河野談話」を取り消さないかぎり、日本にとって不利なことばかりが続く。取り消すとなれば、これまた大きな非難を覚悟しなければならないであろう。

 

「専守防衛」の政略に縛られる

・現在の自衛隊には、中野学校のような教育機関はないし、謀略、諜報の機能をもつ組織もない。自衛隊は、憲法に基礎がある「専守防衛」との政治戦略の拘束を受けるので、謀略、諜報にはなじまないところがある。

 

<あるべき防衛省の“情報”>

<「人事と予算」二つのネック>

・情報重視と叫ばれて久しい。専守防衛の国だから、ウサギのような大きな耳を持つべきであると語られてきた。ところが、あまり実効はあがっていない。私の経験からすれば、人事と予算という大きなネックがある。

 

<東アジアの情報に弱いアメリカ>

CIAも万能な情報機関ではなく、弱点もある

・CIAは、ブリック・システムをとっている。煉瓦の積み上げ方式と言われるもので、個々の要因は多数の煉瓦の一つで、それを積み立てて情報組織を構成している。私が陸幕第二部長であった1970年代初期におけるCIAの活動の重点は、当然ながらソ連と中東であった。そのためのアジア正面での煉瓦の壁は薄かった。薄い壁だから、一ヵ所が崩れれば、全体が瓦解する。それが弱点であった。

 情報面での自衛隊のカウンターパートは、米国防総省のDIA(国防情報局)であり、これはピラミッド状の部隊組織をとっているこれも強力な情報機関であり、主として軍事情報を扱っている。CIAは政治や経済が主な対象であるから、そこに自ずから努力の指向が異なってくる。また東アジアに強いのはDIAで、CIAは弱い。極東正面では、DIAがCIAを補完するという関係があったように見受けられた。

 

非核三原則」を見直すべきときが来た

北朝鮮は国際世論や取り決めなど、まったく眼中になく実験を強行したのだから、いったん核兵器を手中にすれば、なんの躊躇もなくこれを使うと見なければなるまい北朝鮮は、十分日本に届く弾道ミサイルの実験をして、すでに配備を終えている。この核実験は日本にとって衝撃的な出来事であった。

 そこで日本国内に核兵器対抗論が沛然として起こるかと思ったが、「持たず、作らず、持ち込ませず」の「非核三原則」にすっかり溺れているのか、世論はほとんど反応しなかったように見受けられた。有力な閣僚が核政策について議論すべきときが来ていると至極当然の発言をしたことに対して、野党の幹部をはじめマスコミ、媚中・媚朝派の学識者らが反発して、議論の芽を完全に閉じ込めてしまった。

 

もし広島型の核兵器が東京を直撃したならば、死者50万人、負傷者3百〜5百万人という慄然とする予測を、これらの人たちはどう考えているのだろうかおそらく、「そのような問題はわれわれの世代には起こらない」「後世の者が考えて苦労すればよい」といった程度に思っているのだろう。西郷隆盛が座右の銘の一つにしていた「先憂後楽」とは

ほど遠い。

 核兵器をめぐる事態は、より早く進んでいる。今すぐ対処の方法をたてなくてはならないほど切迫しているのである。

 

・核兵器に関しては、日本はアメリカの核の傘に頼らざるを得ないのである。アメリカも核の傘を日本に提供すると言明している。ところが、日本は非核三原則を政策の重要な柱と位置づけている。

 核兵器は「抑止の兵器」だから、平時には非核三原則も有効と考えてもよいであろう。ところが、日本が核攻撃を受けるのではないかというほどの事態が緊迫すれば、アメリカの核政策と非核三原則と矛盾する点が浮上してくる。日本はアメリカの核政策を享受しながら、それに制限を加えている。非核三原則の第三、「持ち込ませず」である。アメリカの立場から見れば、「(アメリカは)日本を核兵器で守れ、しかしそれは持ち込むな」ということになり、これでは身勝手すぎる。

 そこで、日本に核兵器の危機が迫るような情勢になれば、アメリカと調整して、「持ち込ませず」の原則の撤廃を宣言することが緊要である。この宣言をするだけでも大きな抑止力となる。抑止力とは、形而上の問題である。だから、あらゆる手段を最大限に活用しなければならない。いたずらにきれいごとにこだわり、いつまでも非核三原則にしがみついていれば、核兵器の抑止力は破れ傘となる。

 

「持ち込ませず」の原則を撤廃するとともに、領空や領海を含む日本の国内に配備されたアメリカの核兵器使用権限の半分を日本が持てるように協定することも考慮すべきであろう。

そうすれば、核抑止力の信頼性はより確実なものになる。繰り返しになるが、核抑止も結局は形而上の問題であるから、抑止効果のある施設を研究して、積極的に採り入れることが重要である。

 

・現在の迎撃方式が完璧でないとなれば、弾道ミサイル防衛と並行して、相手のミサイル基地を叩くミサイル報復攻撃の整備も必要になってくる。日本は専守防衛の政略によって拘束されているので、反撃のためのプラットホームは国内か領空内に限られる。軍事的合理性を追求できないことになるが、それでも核攻撃を受ければ、その発射基地、発進基地を徹底的に叩く報復攻撃の準備は必須である。

 

前防衛事務次官の汚職による逮捕

・日本防衛の最高責任者は首相であり、次いで防衛大臣であることは周知のことだが、実質平常業務の最高責任者は事務次官であると聞けば多くの人は驚くだろう。

 だが、そうなっている。事務次官はほかの9人の参事官(内局の局長等)の補佐を得て、大臣の指揮下にある統合幕僚長、陸海空幕僚長、情報本部長等を束ねて防衛省の意思を決定し大臣に報告する。補佐官のない大臣は「よかろう」と言って防衛省の行動方針を決める。つまり、平常の業務はシビリアンコントロール(政治統制)ではなく、官僚統制となっているのである。

 平時と有事との限界ははっきりしないから、官僚統制の状態はずるずると有事にまで及ぶ危険性がある。本書はシビリアンコントロールの実を発揮するため、まず軍政と軍令を分離し、軍令は統合幕僚長が、軍政は事務次官が、同等の立場で大臣を補佐することを提唱した。それが本当のシビリアンコントロールなのだが、その方向に進むことを期待している。もしそうなれば、前事務次官の逮捕という災いが転じて福をなすことにもなると思う。

 

 

 

『自衛隊秘密諜報機関』   青桐(あおぎり)の戦士と呼ばれて

阿尾博政  講談社    2009/6/5

 

 

 

胸に刻まれた諜報任務の重み

・数週間の教育が終わり、やがて、私が兄貴と呼ぶことになる内島洋班長のもとで仕事をすることになった。内島班は、内島班長、班員の根本、伊藤の3名で構成されていて、当時は、新宿区大久保の住宅地にあった2Kのアパートの一室を事務所としていた

 こうした諜報の拠点は、存在を隠すために、約2、3年ごとに転出をくり返すのだが、ここに私が新米諜報員として加わったのだ。

 最初の担当地域は極東ロシアであった。このため、ロシア語を勉強しなければならず、夜間は御茶ノ水にあったニコライ学院に通った。

 また、調査の縄張りに新宿区が入っていたことから、暇を見つけては、当時、四谷にあった伊藤忠の子会社であるロシア貿易専門商社「進展貿易」にもよく通ったものだった。

 

・伊藤忠は、元関東軍参謀の瀬島隆三が戦後に勤務した会社で、この瀬島とソ連(現・ロシア)との関係に疑問符がつけられていたことから、私も内偵をしたことがあるのだが、結局、これといった確証は得られなかった。

 

・秘密諜報員という任務の厳しさを思い知らされたのも、この時期である。

 極東ロシアの軍事拠点であるナホトカとハバロフスクの白地図を、詳細な地図に作り直す仕事を私が担当することになった。今ならスパイ衛星などのハイテク機器を使うのだろうが、そんな代物などなかった時代だ。地道に見たこと、聞いたことを地図に書き込み、国防に役立てるしかなかったのだ。

 

・私は、まずナホトカの地図作りから取り掛かった。ナホトカと日本を行き来する木材積み取り船があったので、私は搭乗していた通訳を買収した。そして、通訳が現地へ行こうとするたびにカネを渡し、知りたい情報を仕入れてきてもらった。こうしてナホトカの地図は、ほぼ完璧に仕上がった。

 

<秘密諜報機関の誕生>

・諜報活動はいわば放任主義で、工作資金についても自由裁量でいくらでも使うことができた。私も湯水のごとく工作資金を使ったが、班長も先輩たちも一言の文句もいわなければ、何の注文をつけずに、ただ部下の行動を静かに見守るといった態度だった。

 そこで昔のコネを思い出して、経団連副会長だった植村甲午郎の実弟である植村泰二が所長をつとめる「植村経済研究所」の人間として活動を開始した。だが、諜報員として成果を挙げて、先輩に負けてなるものかと努力すればするほど、ある疑問が心のなかで大きく育っていった。それはムサシ機関が得た成果を、米国側がすぐに知るという点だった。

 

<怪傑ハリマオのモデルと藤原岩市

この藤原岩市と山本舜勝は、ともに戦前の陸軍中野学校で教官をつとめ、藤原のほうは太平洋戦争の初期にF機関の機関長として、マレー半島で大活躍をした。戦後、テレビで大人気だった『怪傑ハリマオ』のモデルであり、マレーの虎「ハリマオ」と呼ばれた谷豊を諜報員として育成したのが、この藤原岩市である。

 

・また、後に調査学校の副校長に就任する山本舜勝のほうだが、彼は私の調査学校時代の教官で、青桐会の先輩と後輩として、友情は長く続い

た。山本は藤原とは対照的な、行動派だった。三島由紀夫と山本舜勝とのことは、『自衛隊「影の部隊」三島由紀夫を殺した真実の告白』(山本舜勝著 講談社)に詳しいので、興味のある方は一読してみるといいだろう。

 藤原と山本は、私にとって人生の恩師といえる存在だった。

 

<秘密諜報員の日常>

・諜報は国防や国益に関わる重要な仕事だが、その内容は案外地味なものだ。上層部から「これをやれ」と命じられたら、「分かりました」と返事をし、任務遂行のため黙々と課題をクリアしていくだけである。ときには命に関わる危険な仕事もあるが、「007」のジェームズ・ボンドのように、さっと銃を抜いて敵を撃ち、危機を脱するようなことなどないのだ。

 そして任務が完了したら、せっせと報告書を仕上げ、上司に提出する。ときには、部下数名と徹夜で報告書を書き上げたこともある。基本は、普通のサラリーマンと何ら変わらないのだ。

 

国家の秘密は書にあり

何もジョームズ・ボンドの真似をしなくても、その国の正規の出版物をよく整理し、比較研究すれば、国の動きは読み取れるのだ。

 とくに軍の機関紙である『解放軍報』には、表面的には隠していても、やはり書き手も軍の人間だから、軍人としてのプライドや思いといったものが滲み出た表現の文章がある。その裏を読んでいけば、かなり正確な情報がつかめるものなのだ。

 

 

 

『日米秘密情報機関』

「影の軍隊」ムサシ機関長の告白

平城弘通   講談社   2010/9/17

 

 

 

<日米秘密情報機関は生きている

「ムサシ機関」とは、陸幕第二部別班、通称「別班」のことを指す。昭和47〜48年ごろ、共産党の機関紙「赤旗」によって、秘密謀略組織「影の軍隊」であると大きく宣伝をされ、国会でも追及を受けた組織だ。昭和48年(1973年)に金大中拉致事件が起きたときには、これも「別班」の仕事ではないかということで、また騒がれた。

 

・私は陸軍士官学校出身の職業軍人として中国大陸で転戦し、昭和26年(1951年)、警察予備隊(自衛隊の前身)に入隊した。22年間の自衛官生活のうち、中隊長(第8連隊第3大隊の第12中隊長)、大隊長(第7師団第7戦車大隊長)、連隊長(第7師団第23普通科連隊長)を務めた一時期以外は、大部分を情報将校として仕事にあたってきた。

 

そのころは、米ソ冷戦時代で、両陣営の衝突は日本国内に甚大な影響をもたらすことは火を見るより明らかだった。自衛隊で早くからソ連情報を担当した私は、共産主義とは何か、その歴史的事実等に興味を持ち、研究を進めるうち、その非人道的な残酷な史実を突きつけられ、反共の思想を持つに至った。

 

・今日、非常の事態、たとえば大規模・同時多発テロ、北朝鮮の核攻撃、中国軍の南西諸島侵略など、現実の脅威に備えるため、政治家や国民が真剣に考えているのかどうか、誠に心許ない。しかし、情報機関は存在そのものが「秘」であり、いわんや活動の実態については極秘でなければならぬと信じている。

 

・さらに、三島由紀夫に影響を与えたとされている山本舜勝元陸将補(元自衛隊調査学校副校長)は、平成13年に出版した『自衛隊「影の部隊」 三島由紀夫を殺した真実の告白』で、自衛隊の諜報活動の存在を明らかにしている。

 加えて近年、「自衛隊 影の部隊」に関する本が、塚本勝一元陸幕ニ部長(『自衛隊の情報戦陸幕第二部長の回想』)や松本重夫調査隊第一科長(『自衛隊「影の部隊」情報戦 秘録』)らによって相次いで出版され、さらに先述の阿尾が『自衛隊秘密諜報機関』を出して、そのなかで本人が別班に所属していたことを公表した。そして、「ムサシ機関」という秘密機関は実在し、機関長は平城一佐だったと暴露してしまったのだ…………。そのため私は、多くのマスコミから電話や手紙による取材攻勢を受け、その対応に苦慮した。

 

・とくに、その是非は別として、現在は専守防衛を国是とする日本では、情報こそが国家の浮沈を握る。その中心部分を担う「日米秘密情報機関」、いってみれば「自衛隊最強の部隊」が、その後、消滅したとは思えない。私は、現在でも、この「影の軍隊」が日本のどこかに存在し、日々、情報の収集に当たっていると確信している。

 

明石元二郎大佐は日露戦争全般を通して、ロシア国内の政情不安を画策、日本の勝利に貢献した。そのため、彼の働きを見たドイツ皇帝ヴィルヘルム二世は、「明石元二郎一人で、満州の日本軍20万人に匹敵する戦果をあげた」と賞讃した。また、陸軍参謀本部参謀次長の長岡外史は、「明石の活躍は陸軍10個師団にも相当する」と評している。

 明石のDNAを、自衛隊は、いや日本人は受け継いでいるのだ—―。

 

<東方二部特別調査班の活躍>

・私が力を入れた東方二部特別調査班(調査隊所属)は、昭和44年3月、編制を完了し、大阪釜ヶ崎を経て山谷に入り訓練を重ね、同年6月から本格的行動に移った。一部を横浜方面に派遣し、主力は山谷を拠点として、さまざまな集会、とくに過激派の集会には必ず潜入させ、各種の貴重な情報を入手させた。ただ、攪乱工作をやるような力はなく、もっぱら情報収集を秘密裡に行う活動だった。

 私は武装闘争をいちばん警戒していたから、武器を持っているか、どのくらいの勢力か、リーダーは何をいっているのか、そのようなところに重点を置いて情報を収集した。

 

<三島由紀夫との出会い>

<三島事件は、自衛隊史上、最大の汚辱事件>

私の二部長時代には、文壇では既にノーベル文学賞作家に擬せられる大家であったが、文人としては珍しく防衛に関心のある人物として、三島に好意を持っていた。

 

・その後、事件の詳細を知るにつけ、私が痛感したことがある。それは、三島の憂国の至情はわかるとしても、あのような内外情勢、とくに警察力で完全に左翼過激勢力を制圧している状況下で、自衛隊が治安出動する大義がない、ということだ。それを、事もあろうに、いままで恩義を受けた自衛隊のなかで総監を監禁し、隊員にクーデターを煽動するとは……。

 

<二将軍は果たして裏切ったのか>

・だが私は、三島がそれにあきたらず、自ら立案したクーデター計画の実行にのめり込んでいく様子に気づいていた。(中略)武士道、自己犠牲、潔い死という、彼の美学に結びついた理念、概念に正面切って立ち向かうことが私にはできなかった。(中略)

 三島のクーデター計画が結局闇に葬られることになったのは、初夏に入ったころだった。私はその経緯を詳しくは知らない。(中略)

 いずれにせよ二人のジェネラルは、自らの立場を危うくされることを恐れ、一度は認めた構想を握りつぶしてしまったのであろう。(『自衛隊「影の部隊」三島由紀夫を殺した真実の告白』山本舜勝、講談社

 

三島には大局観を教えなかったがために

・以上のような山本舜勝氏の回想記を読んだ私の所感は次のようなものだった。

 まず、山本一佐の教育は兵隊ごっこといわれても文句のいえないもの。情報活動の実務、技術は教えているが、情勢判断、大局観を教えていない。とくに、三島の檄文を除いて、この著書のどこにも警察力のことが書かれていない。三島のクーデター計画でも、警察力には触れず、いきなり自衛隊の治安出動を考えているが、自衛隊の出動事態に対する

研究がまったく不足している。

 

 

50〜100%の高率でシェルターが準備されていると聞く。日本では0.02%である。「日本は核兵器を認めていないからシェルターも認めていないのだ」という言い訳は、全く理屈になっていない。(1)

  • 2018.01.11 Thursday
  • 04:24

 

 

『軍事のリアル』

 富澤暉    新潮社   2017/11/16

 

 

 

米国安全保障戦略の揺らぎ

・米戦略国際問題研究所(CSIS)シニアアドバイザーのエドワード・ルトワックは、(1)財務省とウォール街は「親中」である、(2)国務省は「親中」と「反中」の間をゆれる、(3)国防総省は「反中」である、と言っている。

 彼は、財務省が「金融」にしか関心を持たず、そのため米製造業が凋落したと非難しつつも「財務省・ウォール街と中国は利害共同体になっている」と述べたうえで、国務長官のヒラリー・クリントンはやや「反中」だったが続くケリー長官は「より親中」で、その意味で国務省は「反中」と「親中」を右往左往している、としている。しかし、米海・空軍にとって、中国は少なくとも計画・調達の目的の上では、明らかに将来の「主敵」になっている、と述べている。

 

・では、米国の軍事戦略とは何なのか。考え方はいろいろある。主要なものを以下に列挙してみよう。

  1. 「(1北朝鮮が残存性のある核能力を持つ可能性を踏まえ抑止力と即応体制を構築すべきである(2)同盟国・友好国の軍事能力向上を推進すべきである、(3)中国との摩擦低減に努力すべきである」との3つの提言をしている。つまり「米国のアジア・リバランスは北朝鮮対応が主目的であり、全体としては米軍自身ではなく同盟国、友好国に期待し、しかも中国とは敵対しないように」と言っている訳である。
  2. 2010年の米国のQDR(4年毎の戦略見直し)にエア・シー・バトル(ASB)という言葉が現出して以来、日本では「これが米国の新戦略だ」と誤解する人々が増えた。彼らは、その直後にクリントン国務長官が「アジア・リバランス」という言葉を用いたこともあり「これからの米国戦略は対中戦略が全てであり、それが海・空戦略である」と早合点してしまったようである。

 

・あれだけの陸軍軍拡をし、海空軍軍縮をすれば、海空軍の不満が高じるのは当然である。そこで「海空軍には将来に備えて欲しい」と予算のつかない約束として提示されたのが「エア・シー・バトル」だったのである。

 

  1. 中国が接近阻止・領域拒否(A2AD)をやっているのだから、それに対し日本も中国に対しA2ADをやれば良い、そうすれば日本を隘路の門番にして中国軍を分散させ、米軍はもっと効率的・攻撃的な作戦に集中できる」といい、これを受けて日本でも、南西諸島周辺に自衛隊を配備してそのA2ADを準備しよう、という動きが盛り上がり、既にその一部の準備が進められている。

 

  1. 「オフショア・コントロール戦略」は「同盟国と協力しつつ中国による第1列島線以東、以南の海洋使用を拒否して島嶼を防衛し、その領域を支配しつつ遠くから中国のシーレーンを封鎖して経済消耗戦にもち込む」というものであり、当初から日米韓など南シナ海経由シーレーンを放棄したものであった。

     

  2. ザック・クーパー研究員は、もっと積極的に日米海軍(自衛隊)が共同して南シナ海での警戒活動をすべきだと提案した。

     

  3. 2つの面白い情報が入ってきた。1つは米国の国家安全保障会議が国防総省に対して「大国間の競争」や「中国との競争」という言葉を使用しないようにという指示を出したというものであり、2つ目は米海軍トップの海軍作戦部長が「今後米海軍においてA2ADという用語を使用しないと発表した」というものである。

     

・主なものでも、米軍事戦略にはこれほどのバリエーションがある。何れにせよ、生煮えの米戦略案を追いかけ、それに合った日本の戦略を論ずることは禁物である。

 

<オフショア・バランシング戦略とトランプ大統領

・数年前に、米国に潜在する幾つかの軍事戦略案を少し勉強していた。その中に、これまでに述べてきたものとは趣を異にする「オフショア・バランシング」という戦略があった。それは、

  1. 米国経済発展のため、米国は中国との軍事対立を避け良好な関係を保つ、
  2. しかし、中国軍事力が米国以上のものになるのも困る、
  3. このため、中国に対しては、北のロシア、西のインド、東の日本から、軍事的に牽制させる、
  4. そのため日本にも核兵器を持たせる
  5. オフ・ショア(沖合)に退いてはいるが所要に応じて戦力投射できる準備はしておく、

 というものであった。

 

それから数カ月を経て、トランプという米大統領候補が、彼らと概ね同様のことを言っていることを知った。今度は、このネオリアリストたちがトランプ大統領のスタッフたちに、どういう影響を与えるのかを見守って行きたい。

 

戦後70年の世界は、国際協調(グローバル化)という不可逆な流れの中にあると考えられてきたが、実は今、100年周期の「世界分裂」という、より大きいうねりを迎えられたのかもしれない。

 この状況の中から如何に新しい国際協調を生み出すのか、それとも本当にまたブロック化の時代が来るのならどのブロックに属して生きのびていくのか。国民1人1人が真剣に考えるべき秋(とき)を迎えたようである。

 

ミサイル防衛の限界と民間防衛

北朝鮮による核弾頭ミサイル攻撃に対して、日本のミサイル防衛システムでは対応できないことは、第5章で述べたとおりである。

 そこで日本も、艦艇搭載の非核巡航ミサイルなどにより敵基地を攻撃できるようにしては、という意見が20年も前からある。

 

ということになれば、本当に核攻撃から身を守るのであれば、日本でも「核シェルター」を準備して国民を守るしかない「核シェルター」は1次放射線や爆風を避けるだけでなく「核の灰(フォールアウト)」やそこから発せられる2次放射線による被曝を避けるものとして有効である。スイス、イスラエル、ノルウェー、アメリカ、ロシア、イギリス、シンガポールなどでは、50〜100%の高率でシェルターが準備されていると聞く。日本では0.02%である。「日本は核兵器を認めていないからシェルターも認めていないのだ」という言い訳は、全く理屈になっていない。

 

せめて、各都市にある地下街に空気清浄機(濾過器)を設置し、そこに避難した人々が2週間程度暮らせる備蓄食料と上下水道を完備することぐらいは実行して貰いたいのだが、この「民防」を進んで担当する役所は、いまのところ国にも地方自治体にもない。無論、警察も防衛省もそれを担当する余力を持っていない。こうした準備は国民1人1人の意志とその要求によって初めて実現するものである。

 

「専守防衛」は軍事的に成り立たない

<理念は良いけど、対策は?>

・何よりもまず、この戦略の基本理念を「国際協調主義に基づく積極的平和主義」としているところを筆者は高く評価している。

 

本来、テロ・ゲリラ対策には人手を必要とする。1996年に韓国の江陵というところに北朝鮮特殊部隊員26人が上陸した時、49日間延べ150万人を投入して漸くこれを駆逐したという記録がある。そんなゲリラが日本国内で数チームも出現したら、街のお巡りさんを含む全国29万の警察と14万の陸上自衛隊では如何ともしがたい。特に、全国50数カ所にある原子力発電所の幾つかが同時にゲリラ部隊に襲われたらどうするのか。現職自衛隊員たちは「それは警察の任務で我々のものではありません」と言うしかないが、警察は「十分に対応できます」と言えるのだろうか。

 中国は220万の軍隊の他に150万の武装警察と800万の民兵を持っている。日本のスケールが中国の10分の1だとすれば、15万の武装警察と80万の民兵が要ることになる。しかし、そんな話をする人はどこにもいない。

 つまり、国家安全保障戦略は、看板はよく出来ているが中身は看板に相応しくないものだ、と言わざるを得ないのだ。

 

そもそも専守防衛は成り立つのか

そもそも「専守防衛」というものは軍事的に成り立たないものである。如何にガードとジャブが上手くても、相手を倒すストレートかフックのパンチを持たないボクサーが勝てないのと同じことである。或いは、一定時間を稼いで全体に寄与する城や要塞はあり得ても、日本のように広正面の国をハリネズミのように守る技術はなく、あったとしても天文学的な金額がかかるのでそれは不可能だということでもある。

 日本が「専守防衛」で何とかやれるのは「自衛隊は盾の役割を担当し、米軍が矛(槍)の役割を果たす」という「日米ガイドライン」による約束があるからである。米国がその約束をとり消した場合には、自衛隊の予算をいくら増やしたところで「専守防衛」の国防はなりたたない、ということを、国民は良く承知しなければならない。

 

<世界秩序を支える核兵器

20世紀前半(1945年まで)には第1次世界大戦と第2次世界大戦という戦争があり、その戦争で5000万〜6000万の人が亡くなった。それ以降、ソ連が崩壊する91年までの約45年間は冷戦時代で、米ソ間の国家観決戦はなかったが、朝鮮・ベトナム戦争に代表される代理・局地・制限戦が行われ、結局2000万人強の戦死者を出した(中国文化大革命での犠牲者数は除く)。

 20世紀前半の世界人口は約25億人で後半の人口は約50億人だから、戦死者の比率は前半に比べ後半は約5分の1に減少したといえる。ということは、前半より後半の方がはるかに平和になったということである。

 

・91年以降の約25年間にも各種民族紛争が続いたが、人口の多い国同士の国家間決戦は殆どなく、戦死者総数は前2期に比べ明かに減っている。たとえば戦死者数について、朝鮮戦争での米軍3万4000、中国義勇軍90万、北朝鮮52万、ベトナム戦争での米軍4万6000、韓国5000、ベトナム・ベトコン90万、イラク戦争での米軍など4800、イラク(民間人を含み)15万〜65万(65万は誇張と言われているが)という概略数が報告されている。

 

恐ろしい兵器だからこそ平和に資する

・日本では特に「核廃絶」を主張する人々が多いが、本当に世界から核がなくなっても世界に平和は訪れないであろう。なぜなら在来型(通常型)兵器が残るからである。

 在来型兵器はその使用者に「相手を絶滅させても、自分は生き残れる」という可能性を与える。核兵器に比べ在来兵器には「軍事的相互脆弱性」がない

 

NPTは不平等な秩序ではあるけれど

・インドとパキスタンの核は、両国間の戦争抑止を目的とし、それなりに成果を上げてはいるが、世界秩序(平和)の維持にはそれほど関係がないともいえる。

 北朝鮮の核弾頭の数は定かではないが、金正恩朝鮮労働党委員長がミサイルの目標は在日米軍基地だ」と明言したことにより、日本・世界の秩序(平和)破壊に関わるものとなった。

 

日本は核武装すべきではないけれど

・NPT加盟国たる日本が核武装することは、できないしすべきではない、というのが筆者の考えである。軍事は外交の背景として存在するものだから、日本が孤立化し、その外交が成り立たなくなるような軍事措置をとってはいけない。

 しかし、外交が核武装を求める事態になった場合は別である。最大の同盟国たる米国自身が日本核武装を求める事態になった場合は別である。最大の同盟国たる米国自身が日本核武装を公式に要求してきたような時には、国際情勢を良く分析し、国家戦略を再構築し、それに沿った軍事措置をとらねばならない。例えば韓国が核武装した場合などには、諸外国の態度も変わり、国民感情も変わるかもしれない。その時のことは考えておかなければならない。

 

最大の難問は国民の反対が多く残る中で、核兵器装備化へのロードマップを描ける政治家・学者・官僚が全くいないことだ。仮に米国が豹変し、日本核武装を押し付けようと各種の米国人たちがやってきたとしても、これに協力できる有力な日本人はどこにもいないだろう。

 そうなると核兵器の借用、すなわち「ニュークリアー・シェアリング」はどうか、という話が出てくる。しかし、これはかつてソ連の大戦車軍団が欧州を襲う時、核兵器で止めるしかなく、その場合、投射手段が不足し猫の手も借りたい米軍が欧州各国の航空機などに核弾頭を載せてもらおうという趣旨のものであり、弾薬庫の鍵を米軍が持つこともあり、各国の自主的な核兵器とはいえない。大戦車軍団の侵攻は現在では考えられず、欧州における「ニュークリアー・シェアリング」は今や形骸化していると聞く。同様の施策を日本が取ったとして何の意味があるのか、と議論する必要がある。

 

それでも大事なのは「本腰」

トランプ米大統領は日本に対し、NATO(北大西洋条約機構)並みのGDP2%の軍事支出を求めている。その当否はおくも、それが実現した場合には米国製対空ミサイルを買うことより、陸上自衛隊の足腰を強化することの方がより大切であると筆者は考えている。

 

<「徴兵制」と「志願制」

・現在、G7の中に徴兵制をとっている国は1カ国もない。このG7にロシアとEU、更に新興経済国11カ国を加えてG20と称するが、これらの中でなお徴兵制をとっている国は、ロシア、中国、韓国、トルコ、ブラジル、メキシコの6カ国だけである。

 

・ロシアは10年以上も前から志願制に変更したいと言っているが、領土が広いのでなお100万人の軍人定数を維持している。

 

・中国は選抜徴兵制をとっている。13億の人口に対して220万の軍隊だから、1億3000万弱の人口で24万の自衛官を持つ日本と、軍人/人口比はほぼ同じである。中国人は、日本人以上に兵隊になることを嫌っている。「好鉄不打釘、好人不当兵(良い鉄は釘にならない、良い人は兵にならない)」という古い言葉があり、今でも多くの人たちがそう言っているらしい。

 

・「それじゃ、兵隊が集まらなくて困るね」というと、「大丈夫です。貧乏な農村地帯の青年たちが軍隊に入りたがってますから、兵隊が足りなくなることはありません。兵隊は共産党員になる近道で、党員になれれば田舎に帰って郷長(村長)にもなれるから人気があるんです」という、どこまで本当かは分からないが、如何にもありそうな話であった。別の人に聞いたら志願兵を希望するものが多く、その志願兵に合格できなかった者が徴兵枠で採用されるというシステムになっているとのことであった。

 

韓国は北朝鮮と休戦状態を続けているため、徴兵制を止められずにいる。しかし、大学進学率の向上など若者世代の変化があり、良心的兵役拒否が認められないといった特殊事情も加わって、徴兵上の様々な問題が生起している。

 

・スイスは1648年のウェストファリア条約で独立した小国(現人口842万人)であるが、独立以来永世中立国であり、その中立政策を守るため370年間、徴兵制を続けている。

 

・西ドイツは1955年に志願制のドイツ連邦軍を編成したが、募集に応じる者が少なかったので、やむを得ず1956年に徴兵制を復活させた。

 

・2002年から、ドイツ連邦軍兵士の兵役期間は10カ月から9カ月へと更に短縮された。兵役拒否者の奉仕期間は兵役より長いことが原則だったが、2004年からは兵役期間と同じ9カ月になった。そして2011年6月末をもって、ドイツの徴兵制は終った。

 

・イタリア軍は1860年代から徴兵制度を続けてきたが、2000年に徴兵制廃止を決定、2005年から完全志願制の軍隊となった

 

・徴兵制は廃止されたが「国家の防衛は共和国市民の神聖な義務である」とする憲法条項は、そのまま残されている。

 

自衛隊は「苦役」なのか

・「日本の徴兵制復活は?」という質問に対し、歴代政府はいつも憲法第18条の「何人も、(中略)犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない」を理由に、「憲法違反の徴兵制復活はありえない」と説明する。「苦役」の意味を、囚人たちでも理解しないというこの時代に、何たる言葉を使うのであろうか。自衛官をして「苦役を自ら志願する変わり者」とするこの表現は差別であり許せない。「日本の防衛政策は、徴兵制よりも志願制を求めている」と理路整然と説明するのが政府の責務である。

 

勿論、「国家間決戦なき時代」が永遠に続くとは言い切れないから、徴兵・志願という政策は固定化すべきものではない。それよりも憲法に固定化すべきは、イタリアのように「国家の防衛は国民の義務である」ということではないか。日本は国民主権の民主主義国家なのだから。

 

 

 

<●●インターネット情報から●●>

「新潮社サイト」から引用

<軍人と文人>

 『軍事のリアル』の著者、冨澤暉さんは、陸上自衛隊トップの陸上幕僚長までおつとめになった方ですが、不思議と文人と縁があります。

  実は、冨澤さんのお父さんは、戦前に芥川賞を受賞した冨澤有為男という作家で、代表作は新潮社から出版しています。お住まいも新潮社のすぐそばだったそうです。

  その後、戦中に福島に疎開し、家族は戦後も福島に住み続けますが、冨澤さんは東京に戻り日比谷高校に通いました。ここでは庄司薫と古井由吉という、二人の将来の芥川賞作家が同級生になりました。在学中は特に交流はなかったそうですが、同級生には塩野七生さんもいました。ついでに言えば、東京で下宿していた先は、お父さんに私淑していた作家志望のお坊さんが住職を務めるお寺で、そのお坊さんも後に直木賞作家になっています(筆名・寺内大吉)。

  ちなみに岳父は戦中に東南アジアで情報活動をしていた陸軍軍人の藤原岩市で、その著書『F機関』は、情報関係者にとっては必読の古典となっています。

 

 

<●●インターネット情報から●●>

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用

 

デイビー・クロケット (戦術核兵器)

M-388 デイビー・クロケットは、アメリカ合衆国が開発した戦術核兵器の一つ。名称は、アラモの戦いで玉砕した英雄デイヴィッド・クロケットの名に因む。

M-388は、無反動砲にW54核弾頭を外装式に装填し運用する外装式砲弾システムである。無反動砲は口径4インチ(102mm)のM-28と6インチ(152mm)のM-29の2種類があった。M-28の最大射程は約2km、M-29は約4km。W54核弾頭の核出力は0.02kt(TNT火薬20トン相当)であった。

 

弾頭の威力は、主に強烈な放射線の効果によるものである。低出力の設定でも、M-388核弾頭は150メートル以内の目標に対し即座に死亡する強さの放射線(10,000レム(100シーベルト)を超える)を浴びせる。400メートル離れていてもほぼ死亡するレベル(およそ600レム(6シーベルト)に達する。

M-28およびM-29は車載もしくは地面に三脚で設置して発射する。

 

 

ウィキペディアWikipedia(フリー百科事典)より引用

 

「W54(核弾頭)」

W54は、アメリカ合衆国が開発した核弾頭。超小型の核弾頭であり、重量は50ポンド(約23kg)ほどである。開発はロスアラモス国立研究所で行われ、1961年-1962年にかけて400発が生産された。1971年頃まで部隊配備されていた。

 

概要

これは、戦術目的で用いる核兵器であり、小型で可搬性が高く、発射部隊や味方を爆発被害に巻き込まないように、爆発威力を低く抑えることを目的として開発された。1957年頃から低核出力の核実験が繰り返されたが、威力が100ktオーダーになるなど、低く抑えることは難しかった。実験を繰り返し1961年までには核爆発を低威力に抑えることに成功した。W54自身は1962年に2回の核実験が行われ、22tと18tの核出力を記録している。

 

W54は、プルトニウムを用いたインプロージョン方式の核分裂弾頭であり、サイズは直径27cm、長さ40cm。核出力は10-250t。後のW72核弾頭は、W54を再使用・再設計したものである

 

バリエーション

Mk.54デイビー・クロケット用。歩兵が運用する無反動砲砲弾であり、アメリカ陸軍で運用された。核出力10tまたは20t、時限信管。

Mk.54特殊核爆破資材(SADM)用。アメリカ海軍およびアメリカ海兵隊の特殊部隊向けの装備であり、人力で運搬可能で、爆破地点に設置する資材である。核出力10t-1kt、時限信管。

W54 AIM-26A ファルコン核空対空ミサイル用。核出力250t、触発および近接信管。アメリカ空軍で運用。

 

 

 

『逆説の軍事論』   平和を支える論理

元陸上幕僚長  富澤暉   バジリコ  2015/6/19

    

 

 

<敵地攻撃の難しさ

敵地を攻撃するといっても、軍事的な観点から考えると、これは至難の業です。アメリカですら、目標情報が掴めないと嘆いている現状で、日本がどのように独自に目標情報を得るのか。北朝鮮を24時間監視するためには、どれだけの偵察衛星が必要なのか。

 

さらに攻撃兵器の問題もあります。日本が核兵器を保有していれば、敵ミサイル陣地にでも、あるいは平壌のような都市でも効果的な攻撃ができるでしょうが、核はないのだから、攻撃のためには空爆であろうとトマホークのような巡航ミサイルであろうと天文学的な弾量を整備する必要があります。そのための予算をどこまで投入するのでしょうか。しかも、その効果は未知数です。

 

・ここで、従来型の「個別的安全保障」ではなく、「集団(的)安全保障」の枠組みの中で対応を考えることが重要になってくるのです。複雑な民族感情を越えて協力していくためにも、国連軍または多国籍軍という枠組みを活用することが重要になるわけです。

 

<日本の核武装

政治家の中には、北朝鮮の核実験に対抗して、日本も核武装の議論をすべきだという人がいます。

 

・重要なのは、ただ核兵器の議論をすることではなく、関連するすべての政治・軍事問題を広く、かつ、もれなく検討し、核を持った場合、あるいは持たない場合の外交の在り方や在来兵器による防衛力整備の在り方を議論することなのです。

 

政治的にいえば、核武装論の裏側には、「中国の軍備増強への対応」や「アメリカに対する日本の自主性確立」という問題が潜んでいます。

 

・一連のシナリオを想定し、それぞれについてシュミュレーションし、備えておく必要があります。

 

<戦車の再評価

・日本でも、このテロ・ゲリラ対策のため歩兵を増やす必要があるのですが、人件費が高く隊員募集に苦しむ陸上自衛隊の兵員数を増やすことは困難だといわれています。だとすれば、各地方に防災・消防を兼ね情報・警備を担当するかつての「消防団」のような「郷土防衛隊」が必要となりますが、これを組織するのは防衛省自衛隊の仕事ではなく、総務省と各自治体の役割でしょう。

 ともあれ、防衛省自衛隊としては歩兵の戦いを少しでも効率的にするための砲兵・戦車の数を確保する必要があろうかと思われます。

 

・現在、日本へのテロ・ゲリラ攻撃はありません。しかし、仮に朝鮮半島で動乱が起きた場合、日本全国でテロ・ゲリラ攻撃が多発する恐れは十分に考えられます。

 

<その破壊が直接国民生活を脅かす無数の脆弱施設が全国に存在

難民を担当するのは入国管理局でしょうが、何万、何十万になるかもしれない難民を日本はどう受け入れるつもりなのでしょうか。まさか、戦時の朝鮮半島に送り返すわけにはいかないでしょう。この人々への対応が悪ければ、混乱も起きるでしょう。収容施設、給食など生活環境の支援、さらには治安維持のために警察、自衛隊は何ができるのか。そうした有事への準備が既にできているとは寡聞にして聞きません。

 

・さらにいえば、こうした事態は全国で分散同時発生するので、とても現在の陸上自衛隊の歩兵では数が足りません。実は、そのわずかな歩兵を支援する兵器として戦車ほど有効な兵器はないのです。

 

<軍事というパラドックス

・さて、軍事とは人間社会固有の概念です。したがって、軍事について考える際には、私たち人間の本質をまずは押さえておかなければなりません。すなわち、「闘争本能」と「闘争回避本能」という人間固有の矛盾した特性です。

 

一部の例外を除き、人は誰しも死にたくない、殺したくないと思っているはずです。にも関わらず、有史以来人間は日々、せっせと殺し合いをしてきたという現実があります。

 19世紀ロシアの文豪トルストイの代表作に『戦争と平和』という大長編小説がありますが、人類の歴史はまさしく戦争と平和の繰り返しだったといえましょう。どうした天の配剤か、人間はほとんど本能のように闘争を繰り返す一方で、争いを回避し平和な生活を維持するための方法を模索してもきました。

 人は一般に他者からの支配、干渉を好まず、誰しも独立(自立)して自由に生きたいと考えているはずですが、自由とは欲望(利害)と切り離せない概念でもあります。

 そして、そうした人間同士が集まり集団(社会)を形成すると必ず争いが起こり、往々にして生命のやりとりにまで至ることになります。それは、民族や国家といった特定の集団内でもそうだし、集団と集団の間においてもしかりです。

 ただ、人間は他の動物と峻別される高度な知恵を有しています。そして、その地位を使い、自分たちが構成する社会の中に法律、ルール、道徳などによって一定の秩序を設計し、争いを回避する工夫をしてきました。

 

・要するに、21世紀の現在においても、「世界の秩序」と「個々の国家の自由・独立」の関係は、「国家」と「個人」の関係よりはるかに未成熟であり、極めて不安定な状態にあるという他ありません。

 軍事について考えるとき、私たちは好むと好まざるとに関わらず、こうした世界に生きているということを認識することから始めるべきでしょう。

 

ところで、国内の秩序を維持するための「力」を付与されている組織は一般に警察ですが、国際秩序を維持するための「力」とは100年前までほぼ軍事力のことでした

 現代世界では、経済力、文化力、あるいはそれらを含めた「渉外機能としての外交力」の比重が高まり、脚光も浴びています。しかし、だからといって軍事力の重要性が低下したわけではありません。

 軍事の在り方は戦前と戦後では異なるし、戦後も米ソ冷戦時代とソ連崩壊後、アメリカにおける9・11同時多発テロ後ではかなり変化しています。ある意味で、世界秩序における軍事の重要度は、以前よりもむしろ高まっているといえます。

 

<「世界中から軍事力を排除すれば平和になるのだ」という単純な論理

・ひとつ、例をあげてみましょう。つい20年ほど前、ルワンダで10万人以上の人々が鉈や棍棒で殺戮されるという悲惨な民族紛争が起きました。私たちは、この事実をどう理解すればよいのでしょうか。

 

・現実には軍事力こそ戦争の抑止に大きな役割を果たしているというのが私たち人間の世界の実相です。

 

・周知の通り、20世紀は「戦争の世紀」といわれています。世界の人口が25億〜30億人であった20世紀前半、2度の世界大戦における死者数は5000万人〜6000万人にのぼりました。一方、20世紀後半の戦争、すなわち朝鮮戦争、ベトナム戦争をはじめとする「代理・限定・局地戦」と呼ばれる戦争での死者数は3000万人以下とされています。また、その間に世界の人口が60億〜70億人に増加したことを考え合わせると、20世紀の前半より後半の方が、はるかに平和になった、ともいえます。

 

・米ソ2極時代、互いが消滅するような核戦争を起こすことは、現実には不可能でした。また、核兵器を保有しない国同士による戦争が世界戦争に発展しないよう、米ソ2大軍事大国が、通常兵器の威力をもって抑え込んだことも一定の抑止となりました。

 まことに皮肉なことながら、大量破壊兵器である核兵器の存在が20世紀後半の世界に相対的平和をもたらした要因であることは事実なのです。

 

いずれにせよ、歴史が教える通り、最も危険なことは無知であることなのです

・その間、日本政府が宣言した非核三原則にも関わらず、核兵器が持ち込まれていたことも、アメリカの外交文書が公開されたことから明らかになっています。

 以上のような事実から導かれるのは「憲法第9条により軍隊を保有しなかったために日本は平和を享受できた」という説がフィクションだということです。

 

・以上述べてきたことからわかるように、人間の世界において軍事とは平和と不即不離の壮大なパラドックスということができるのではないでしょうか。

 

<軍隊とは、武力の行使と準備により、任務を達成する国家の組織である

・現実に武力を行使するかどうかではなく、悲惨な歴史的教訓がその背景にあるわけです。現実に武力を行使するかどうかではなく、武力を行使する準備があると相手に理解させることが大切だと考えているのです。

 

<安全保障を成立させる4つの方法>

・脅威に対して価値を守る手段として次にあげるような4つの方法があるように思えます。

 失って困るような価値は最初から持たない

 脅威(敵)をなくす。または敵の力、意志を弱める

 被害を被っても、その被害を最小限に食い止め、回復するための準備をしておく

 脅威(敵)をつくらない。あるいは敵を味方にする

 

・以上、4つの手段を紹介しましたが、これらを見ても、安全保障の設計には外交と軍事両面が重要だとおわかりいただけるはずです。軍事なくして安全保障は成立しませんし、軍事だけでも安全は確保できません。安全保障においては、軍事と外交が両輪となって機能していくということをここでは理解してください。

 

<情報>

なぜいま「情報」なのか

・大東亜戦争時の帝国陸海軍は「情報」を軽視しそれ故に敗れた、ということがよくいわれます。私もその意見に同意します。確かに、作戦畑しか経験しなかった元帝国陸軍将校の一部に、自衛隊員になってからも「あの情報屋たちの書く情報見積もりなど、30分もあれば俺がひとりで書いてみせる」と言う勇ましい人がいたことは事実です。ですが、このような情報軽視の根本的原因は、このような作戦将校たちにあったのではなく、情報将校をも含む陸海軍全体に、さらにはその背景をなす日本国民全体の中にこそあった、と知らなければなりません。

 

・民主主義世界ではすべての情報を互いに公開すべきだという意見がありますが、「闘いの世界」では秘密保全は極めて重要なことです。それは民主主義世界においても皆さんの個人情報が保全される必要があるということと実は同義なのです。

 正しく説得力のある情報は、作戦担当者の決断を促し、時にはその決断を強要するものでなければなりません。情報は学問の世界における「知識ならぬ知(智)」です。日本では「水と情報は無料」だという誤解がありますが、これらは本来極めて価値ある(高価な)ものであると認識する必要があります。自衛隊が、そして国中が情報の価値を認識した時、情報軽視(蔑視)という悪弊は消え去り、国民もより強靭になることでしょう。

 

<機械的情報と人間情報>

・そして、最も上質の人間情報とは、相手の意図を戦わずして我が意図に同化させることなのです。その意味では今、政治的にも「首脳外交」が、そして軍事的には「防衛交流」が、ますます重要になってきているといえるでしょう。

 

<「三戦」時代の情報>

・既に述べたことですが、中国は「今や三戦(心理戦、広報宣伝戦、法律戦)の時代である」と自ら宣言してその「戦い」を推進しています。彼らは、その三戦の背景を為すものとして軍事力を極めて有効に使用します。

 我が国の安全保障分野に従事する者は、その中国の三戦の背景にある軍事力がどのようなものであるかを見抜く情報能力を持たなければなりません。

 

・逆に、自衛隊の軍事力が日本の三戦の背景の一部としてどれだけ効果的なものであるか、それを増強するにはどうすべきか、について国家安全保障局、外務省、財務省に進言しなければなりません。

 すなわち、現代の軍事情報そのものが三戦(心理戦、広報宣伝戦、法律戦)を含んだ戦略分野に移行しつつあるということなのです。

 

<作戦>

<戦略と戦術>

・軍事における作戦は、将校(幹部自衛官)の本業(主特技)だといわれています。しかし、情報を軽視した作戦はあり得ないし、後述する教育・訓練や兵站を無視した作戦もあり得ません。

 

・アメリカの存在感の相対的低下、中国の経済力・軍事力の爆発的拡大と覇権的野望、北朝鮮の核保有、韓国の国家レベルでの反日キャンペーン。冷戦後、ほぼ同時期に起こったこうした変化は、当然のことながら日本の安全保障に大きな影響を及ぼさざるを得ません。

 加えて、戦後長らく続いた日本の経済中心戦略は綻びを顕にします。バブル崩はじめとする壊を経て、肝心の経済力の凋落は覆うべくもありません。経済紙誌をはじめとするメディアが日本の状況を「第二の敗戦」と表現してから久しく時が流れました。

 

いずれにせよ、戦略とは自衛官(軍人)の問題ではなく、政治家、そしてその政治家を選ぶ国民1人ひとりの問題であるということをここでは指摘しておきます。

 

<戦術における基本原則>

・「専守防衛」という言葉は、かつての自衛隊では「戦略守勢」といっていたのですが、1970年頃に中曽根防衛庁長官がつくった『日本の防衛』において「専守防衛」に換えられました。もっとも、この「専守防衛」という言葉をはじめに発明した人は中曽根長官ではなく、意外にも航空自衛隊幹部(一空佐)であったという話です。

 国策を変えるということは戦略を変えるということなので、現職自衛官からは言い出しにくい問題です。しかし、私ども自衛官OBは、「攻撃は一切しない」と誤解されやすく、自衛官という専門家の手足を必要以上に縛りかねないこの「専守防衛」を「専守守勢」という本来の言葉に戻してほしい、と考えています。

 

<日本の戦略>

・日本の戦略は、外交・経済・文化・軍事等の専門家の意見を聞いて、国民の代表たる政治家が決定すべきものです。その意味で、2013年の秋に新組織・国家安全保障会議によって、日本初の「国家安全保障戦略」ができたことは、評価されてもよいと私は考えています。

 

・確かに、現代の日本の脅威は「大量破壊兵器の拡大」と「国際テロ・ゲリラ」なのです。

 

<PKO等海外勤務の増加>

・「後方部隊は後方にいるので安全である」というのは正に神話です。後方兵站部隊は防御力が弱いので、敵方からすれば格好の攻撃目標となります。また後方兵站部隊が叩かれれば戦闘部隊の士気は下がり、戦闘力も確実に落ちます。

 

<装備>

<オールラウンドな装備体系を

・これらの兵器(装備)は、互いにそれを使わないようにするために存在するのですが、どんな兵器がどこで、いつどのようにつかわれるかは不明です。数量の問題については別途検討する必要がありますが、装備の質はオールラウンド、すべて整えておくというのが正道なのです。

 なお、核兵器による抑止という面についていえば、現実に保有しなくても保有できる能力を持ち続けるということで日本は対応すべきだと私は考えます。

 

<これからの自衛隊>

<変化する自衛隊の役割>

・世界情勢の変化に対応して、自衛隊に求められる役割も大きく変化してきています。

繰り返しになりますが、現在の自衛隊が求められている任務は次の3点です。

 アメリカ主導の一極秩序を維持するためのバランスウェイト(重石)、あるいはバランサー(釣り合いを取る機能)となること

 各国との共同による世界秩序を崩す勢力の排除

 世界秩序が崩壊した時への準備

 

しかし、いつの日か最悪の状況下で個別的自衛だけで生き延びなければならなくなった時、最期の頼りとなるのは自衛隊です。そう考えると、何よりも人材の育成と技術開発が重要になります。具体的な兵器を揃えるとか、部隊の編成をどうするかという話よりも、どのような状況にも対応できる人と技術を備えておくことが、防衛力の基礎となるのです。

 日本の防衛力整備を考えると、現在はハードよりもソフトが重要になっています。人材や情報ももちろんそうですが、自衛隊が行動する上での法律や運用規則の整備も必要です。

 

<「自衛」を越えて>

・憲法改正をめぐる議論の中で、自衛隊の名称を変更すべきだとする話があります。自民党の憲法改正案では「国防軍」となっています。長い間務めた組織ですから、自衛隊の名前には愛着がありますが、私も改称する時期に来ていると思い

今後、北朝鮮の核戦力がさらに向上すれば、韓国が核武装に動くことも予想され、東アジアでの核拡散が現実のものとなる。(6)

  • 2018.01.09 Tuesday
  • 20:23

 

・中国についてはカシオペア座方面の異星人の未来予測が頭に残っています。異星人はタイム・トラベラーが多いので不気味です。昔は宇宙人たちが核戦争を懸念して地球に来ているといわれていました。それは以下の予測です。「中国はこれからの地球の変化の大きなポイントになっていく。とくに内乱が起こる可能性が強く、それが引き金となって第3次世界大戦へと進むかもしれない。香港の返還によって思想的・経済的な大きな遅れがあり、アメリカとの対立構図が更に強くなる。これは東洋文明対西洋文明の対立といってもいい。また、2015年から2030年の間に4つの国に分割される可能性もある」ということです。

 

・中国の核戦争というと、この予測が最も意味をなすのではないでしょうか。中国には聖戦の台湾進攻が一番取りやすいシナリオでしょうか。長年、台湾への武力侵攻は人民解放軍内部でも研究されているからだそうです。台湾海峡で米軍と武力衝突をすれば、すぐにでも核兵器の使用が検討されているといわれます。もちろん、米軍が米中戦争のシナリオを一番研究していることでしょうか。自衛隊も密接に米軍とコンタクトしていると思いますが。アメリカの国防総省のアナリストたちは、現在の中国の情勢をどのように分析しているのでしょうか。「核戦争の危険は冷戦時代以上に高まる」のでしょうか。

 

・預言や予言、予測が当たらなくなるのも、人々の世界を良くしようとする気持ちや力が働くと、良い方向に動くからだそうです。しかも無数のパラレル・ユニバース(並行宇宙)が存在するようなのです。人々は不安を覚えると、不安をなくすように努力します。が、シリア内戦が激化したように、人間の性善説よりも性悪説のほうが激しく作用するようです。

 

・「中国は崩壊する」という言葉は、どこにでも出てくる言葉になりました。一種の流行語になりつつあったようです。しかしながら、中国共産党は、当然のことながら、激しく反発していたといわれます。大手一流どころは、もちろん、中国崩壊論を素人でも書ける時代になったようです。いつのまにか崩壊論者が多数説になりました。社会主義経済は必ず(?)崩壊するという一例ですが、1991年のソ連の崩壊も私たち一般人を驚かせたものでした。あれから25年ですから激動の時代でした。「社会主義経済だから経済がまわらなくなる」そうです。ソ連の崩壊のように破綻のシナリオが動き出すのでしょうか。旧共産圏の市場経済もうまくいっていないと語られています。

 

・ネット情報によると「ソ連が崩壊した主な理由が米国に対抗するために軍事費にカネがかかり、民生部門にカネを回さなかったことです。そのため農業政策がことごとく失敗。慢性的な食糧不足に悩まされていました。このように民政をないがしろにすると国民の不満が高まり士気も下がります。ソ連崩壊を一番喜んだのは自国民だったことがその証です」とのこと。13億人とも15億人とも言われる膨大な人口のうち10億人の層の不満が鬱積しているといわれます。

 

・ソ連の崩壊時も庶民層が一番困ったようです。ソ連も膨大な軍事費が致命傷になったのは皮肉でした。軍事費が相当負担になっている国はいきおい、費用対効果で核兵器や化学兵器、細菌兵器の開発に力を入れるのでしょうか。有識者によると「こうした方法の一番安上りで効率的なのは原子爆弾を持つことである。だからそちらの方(核武装)に動いていく」といわれます。

 

・「中国は旧ソ連の崩壊時に酷似してきた」ともいわれております。しかし、そこは歴史のある大国のこと、違ったパターンをとることでしょうか。インターネット情報によると「1991年のソビエト連邦共和国の崩壊による経済の混乱でハイパーインフレが起こった。1992年のインフレ率は26.1倍、1993年のインフレ率は9.4倍、落ち着くのは2000年以降になった。そこでデノミが実施され、1998年1月通貨単位を1000分の1に切り下げるデノミを行いました。しかし短期国債の償還期限が次々に訪れ、利払いが税収を上回り、制御不能状態に陥った。資本の流出も続き、国債価格は大幅な下落を続け、1998年8月14日には、利回りは170%にまで暴落した。株価の暴落も続いた。1998年8月17日から90日間の対外債務の支払い停止発表(事実上のデフォルト宣言)。デフォルト宣言後、国内銀行が営業停止となり預金封鎖が行われ、資産はすべて国に没収された。銀行の貸金庫にあった資産もすべて国に没収された。株価は1997年10月のピークから15分の1にまで下落した。ソ連時代の1ドル=1ルーブルから1ドル=24ルーブルへ下落した。通貨単位がデノミにより1000分の1に切り下げられたため、換算すると通貨の価値は2万4000分の1になった」とのこと。

 

・報道によると100兆円規模のシャドウ・バンキングによる金融の2015年7月危機説が言われていました。中国の崩壊は、10年ほど前から言われてきましたが、ここにきて誰の目にも明らかになりました。崩壊する、崩壊するといわれてもまだまだ長く続くことでしょうか。日本のバブルの崩壊と同じだといわれます。7%程度以下まで成長率が減速する可能性があり、ハードランディングになれば、低所得の階層にしわ寄せがいき、「社会的にいろいろな意味でガタガタするかもしれない」そうです。いつまでかわかりませんが、警察力と人民解放軍で頻発する暴動を抑え切れるようです。暴動を抑えきれないという説もあるといわれます。人民解放軍のクーデターも囁かれていました。

 

・通貨の問題も元高になるのか元安になるのか分かりませんでした。通貨を実態経済以上に膨大に発行し、過剰生産、過剰在庫なら、元安ではないのでしょうか。元高で輸出企業が打撃を受けているそうです。私たち一般人は、エコノミストではないので、詳しいことは分かりません。が、元安になれば中国投資がすべて損失になることでしょうか。とにかく人口が大きいだけの大国ではないので、その破綻の影響がじわじわと大きく懸念されているそうです。

 

・限られた予算、増えない税収、福祉予算を削る財政赤字ということで、日本の防衛予算に振り向ける原資は限られているようです。日本に関する悲観論を書く人もいますが、誤りだそうです。円安で、石油価格が上がり、漁船が出漁しても赤字になります。石油高で火力発電を増設しても電力料金の値上げが必要となります。電力料金を今以上に上げれば、中小企業が赤字で打撃を受け、操業できなくなります。電力料金値上げは一般市民も困ります。風力発電や太陽光発電では、産業電力を賄えません。円安誘導政策よりも円高誘導政策を採用すべきだというエコノミストもいるそうです。オイル・シュールも開発されましたが、化石燃料は200年で枯渇しますので原発中心とならざるをえないといわれます。ましてや石油価格が値上がりしますと産業が致命傷を受けます。安全を考慮して原発の再稼働を急ぎ、将来のエネルギー需要と電気自動車の需要のために新規に安全性を高めた原子力発電所を50基新設計画しなければならないと語られています。現在、日本で動いている車をすべて電気自動車にするとそれくらいの原発の新設が必要になるといわれます。

 

・賠償金の問題や汚染水の問題で東京電力や原発に関しては国家危機がいまだに続いているといわれます。いまだに非常時であるという認識を持つべきだそうです。原発技術を世界一にして、原発輸出ができる国にならなければならないと述べられています。

 

・amazonに「田母神俊雄」といれますと、132件の書籍が分かります。『田母神俊雄の「戦争論」−日本が永久に戦争をしないための究極の選択』(2016/4/23という本もあります。2014年の東京都知事選挙に出馬して落選したので、かなりの著名人といわれます。2016年4月14日「公職選挙法違反容疑で逮捕された」と報道されておりました。

 

・守屋元防衛事務次官の汚職事件も私たち一般人は、驚きました。官僚の人事全体がおかしいのではないかという疑念が持たれました。兵器のビジネスは大金が動きますので、世界中で汚職事件が頻発しているそうです。ワイロをもらうのが常識の国も多いそうですが。オリンピック・パラリンピックのブラジルも汚職問題で政治が大きく揺れていました。世界中で汚職や賄賂がないところはないといわれます。官僚制度も時代に適応できなくなっているのかもしれません。どんな時代、体制においてもテクノクラートの官僚は必要になると指摘されています。

 

・専門家が、日本の防衛政策や自衛隊のことを私たち一般人にも分かりやすく説明しているといわれます。ニュークリア・シェアリングの問題は注目されました。核装備の世論もここ10年で大きく変化してきているようです。米国でも大統領候補の選挙中のトランプ氏が、韓国や日本の核装備に言及したことは注目されました。米軍の駐留経費が膨大なので、米軍基地を削減したり、なくしたりする代わりに、韓国と日本にニュークリア・シェアリングのような核装備を与えるという構想のようでした。しかしながら、その話は選挙中に、否定されました。米軍基地で沖縄などが大きな問題を抱えていますが、もし「米軍の駐留なき安保条約」ということになれば、日本の自衛隊と防衛政策にとり大きな転機となることでしょうか。

 

・この本(『円高は日本の大チャンス』)は、東日本大震災が起きた前の出版で、深刻な復興予算を考慮しないでも良かった時期に書かれたものです。限られた予算、増えない税収、福祉予算を削る財政赤字の状態で、なお首都直下地震津波や南海トラフ巨大地震津波に対する対策予算も考慮しなければならない厳しい状況です。社会保障も年金も防衛費も必要予算は上昇する一方のようです。さまざまな経済施策が打たれておりますが、税収が大幅に伸びることがあるのでしょうか。財源の裏付けのない政策は実現できないという限界があるといわれます。日本の海外援助も数十年のノウハウがあり、大胆に見直し、リストラすべきだといわれます。

 

・「貧者の核兵器」の「細菌兵器」や「化学兵器」の時代に「サムライの心」でもないでしょう。「貧者の核兵器」の前には、通常兵器は陳腐化して抑止力ゼロと語られています。また憲法を改正して「普通の国」になれば、国連軍参加で大量の国軍兵士の死傷者がでるということになります。憲法を改正して「普通の国」にする動きがあります。「普通の国」になれば、米軍と共同作戦をして「歩兵の大量出血が強要される」事態も起こりましょうか。

 

・首都直下地震津波や南海トラフ巨大地震津波が発生する確率は、東日本大震災を機会に、地震研究所や危機管理機関の警告も「発生確率が非常に高い」という深刻なものに変っております。ひとつでも大地震が起これば、200兆円の損害、2つで400兆円以上の損害となります。日本経済は完全に破綻することでしょうか。「熊本地震」も執拗に余震が続いているようですが、このような大きな地震が続き、不気味な南海トラフ巨大地震津波に繋がっていくという地震学者の話もあります。人口減少の問題もあり、本当に優れた政治家や官僚の叡智を結集して、国家戦略のシナリオを作らないと、「ひよわな花」の国になってしまいそうです。毎年の自殺者も多くて「ひよわな花」のようです。国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートのドリームチームの英知を結集した「国家改造計画」が求められているそうです。もともと国家予算の分配の問題になるようで、財源をひねり出すためにも、行政、立法、司法の大胆なリストラ、近代化、効率化が必要だともいわれます。

 

・今まさに大胆で斬新な「国家改造計画」が必要の時です。しかし、軍人が「国家危機」「非常時」と叫び出し、「国家改造計画」に熱をあげだすと歴史が示す如く危険な兆候ということになります。各政党の現代の「国家改造計画綱領」はどのようになっているのでしょうか。当然ながら、官庁には長期計画や中期計画があるはずですが。「失われた日本の20年」ということで、日本社会の予想以上に遅れた面、頭の古い点、後進性、非近代性が浮かび上がっており、「日本は先進国だろうか」という声が街中で増えてきております。「肝心の政治が遅れている」とも言われ続けてきました。何十年もかかっても日本の政治の近代化が計れないのでしょうか。やはり国民の政治風土でしょうか。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。困っている人も増えており、単に政治の貧困としては片づけられないそうです。「失政」が増えている時代に、私たち一般人は、政治意識を高めていく必要があるといわれます。

 

・「本当に優れた政治家や官僚が登用されなかったので、日本の衰退や劣化が進んだ」といわれます。日本のネガティブな状況を変えていけないようです。「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」「民主主義国家においては、国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」ということで、私たち一般人は、自らの政治意識を高めていかなければならないようです。昔は「経済一流、政治二流」といわれていましたが、二流では拉致事件は解決できないといわれます。この閉塞した事態を「チェンジ」する妙案はあるのでしょうか。

 

・著者(田母神俊雄氏)は自衛隊の元航空幕僚長ということで、当然ながら核武装論者です。民主主義国ですから、日本が核武装するには、国民の多くが核武装を支持しなければ、政治は動きません。さまざまな条約、憲法・法律上の問題もありますが、できるだけスムーズに実現できるようなプロセスを選択すべきでしょう。「ニュークリア・シェアリング・システム」の導入も選択肢のひとつでしょうか。このような状況ですから国民も右傾化してきており、自民党が選挙に大勝する風が吹いているといわれます。核武装に対する世論も変化してきているといわれます。

 

・米国は日本の核武装に反対するでしょうから、「核兵器周りの兵器」、例えば、バージニア級の攻撃型原子力潜水艦の国産化、巡航ミサイル、核シェルターなどの兵器を長期計画などで計画すべきでしょうか。「核兵器を持たなければ核ミサイルを撃ち込まれない。が、有事には必ず、横須賀などの米軍基地は核ミサイルが撃ち込まれる」という矛盾した議論では、らちがあきません。すでに北朝鮮の核恫喝をうけたばかりです。「核には核を」が冷厳な国際政治のルールだそうです。「平和運動が核攻撃を招き寄せる」といわれ「日本列島を核攻撃で沈める」という恫喝も頻繁に現実に一般国民がうけています。

 

・しかし、限られた予算では、世界最強の米軍の核打撃力に頼ることが、米国の望む賢明な道ですから、どこかの国のように、国民福祉を犠牲にしてまで、国防費を増大することには、まだまだ国民的な議論が必要なようです。また法律を変えなくても米政府との交渉でかなり実質的なことができるそうです。5兆円という限られた防衛予算で、抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、費用対効果の点からも問題にされるそうです。

 

・航空自衛隊と言えば、かって国会で「外国に脅威を与えてはならない」「外国の基地を攻撃してはいけない」ということで、F4ファントム戦闘機の爆撃装置と空中給油装置を外してライセンス生産された時代がありました。このような軍事的な非常識のことでもまかり通る時代でした。ところが、ライセンス生産された時期と北朝鮮の拉致事件が激化した時期が奇妙にも一致するそうです。北朝鮮に国会の軍事知識の脳天気(ノー天気)ぶりが見透かされたのではないでしょうか。春秋の筆法によると「国会の軍事常識無視が北朝鮮の拉致事件を招きよせた」といえるでしょうか。歴史に「もし」ということはないそうですが、F4ファントム戦闘機から爆撃装置と空中給油装置を外さなければ、北朝鮮の拉致事件という面倒くさい、長期間にわたる事件は起こらなかったそうです。北朝鮮は拉致被害者関係の書類は全部焼却しているのかもしれません。

 

・軍事常識的に外国人や外国の軍人に笑われるようなことをしておれば、大きく国益が損なわれるという一例だそうです。「国会は良識の府だ」そうですが、国民としては軍事常識を競ってもらいたいものです。各国の政治家の軍事常識の差が、各国の核シェルターの数の差となっているのでしょうか。限られた予算ですので、税金の無駄使いをやめて、有効に使ってもらいたいものです。そうでないと、国そのものもなくなるような昨今の原子爆弾の破壊力だそうです。「想定外」の原発事故のために多くの国民の生活が破壊されましたが、「想定外」というのは、想定を超えたすぐそこにあるものですから。グローバル基準を採用して核シェルターはいかがでしょうか。日本人に特有な「甘い国際感覚、貧弱な語学力」では大きく国益を損ねると語られています。

 

・北朝鮮の拉致事件についても警察が何をしていたのか、不思議です。犯罪の検挙率も下がっています。現代の振り込め詐欺についても、被害が巨額ですし、被害者も高齢者で、なぜ全員検挙できないのか私たち一般人は、不思議です。防犯カメラやコンピュータを駆使して検挙率を上げることができるのではないのでしょうか。警察官の数が足らないそうですが、数万人でも増員することは予算的にも可能だと思いますが。元警察官僚で国会議員の人が、「警察がしっかりしておれば拉致事件は起こらなかった」と言っていますが、私たち一般人は、不思議な思いです。政府の「失政」も増えているそうで驚きます。失政を厳しく追及する国民の関心が欠けているのかもしれません。

 

・現在の中国でも当然ながら、日本のマスコミの論調を監視する組織があり、マスコミ関係者を色分けしているそうです。「諜報機関には諜報機関を」「スパイにはスパイを」ということで、彼らに倍する能力の諜報機関を持たなければ国際社会の厳しい戦いには生き残れないといわれます。反日教育をしている国は、日本国内の動向や世界の中における日本の動きを日本人が想像する以上に詳細に観察して分析しているそうです。もちろんその中心はスパイ教育を受けたネイティブ・スピーカー、コンプリート・バイリンガルの民間人たちです。反日国家に対する国会の甘い国際感覚では、大きく国益を損ねる懸念があるそうです。

 

・が、元公安部長によると「日本は本格的な諜報機関を持たない珍しい国だ」そうです。外国人にバカにされないような諜報機関を持っておれば、北朝鮮も拉致事件のような暴挙をあえてしなかったことでしょう。日本の自衛権の武力制裁を北朝鮮は狙ったのでしょうか。経済制裁もすぐにせずに、ひたすら平和的解決ですと数十年の歳月が流れました。詳しくは知りませんが拉致被害者の多くも亡くなっていることでしょう。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件は、大きな失政になったようです。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺われるといわれます。特に北朝鮮と常日頃コンタクトしていた政治家は何をしていたのでしょうか。

 

・本当に必要な本格的な諜報機関もできていませんので、無駄な時間が経過したようです。核兵器に関する政治家の発言はタブーとなっています。核兵器について大胆な発言をすることは、マスコミにもたたかれますし、極右の政治家として烙印をおされ、選挙民と気まずい思いをすると述べられています。おぞましいこと、過激におもわれることのタブーに上手に触れないことが政治家として大成するそうです。

 

・「航空自衛隊のF4ファントム戦闘機から国会が、爆撃装置と給油装置を外さなければ、北朝鮮は拉致事件を起こさなかったかもしれないし、拡大しなかったかもしれない」という話もあるそうです。歴史には「もし」ということはありません。拉致事件も数十年も経ちますが、諜報機関も作ろうという動きもなく政治の非力さが窺われるそうです。諜報機関のない国では、国益を大きく損ねている結果となったといわれます。

 

・私たち一般人は、軍事専門家ではないので、詳しくは知りませんが、「この狭い国で核兵器を持たなければ、絶対核兵器を撃ち込まれない。確率ゼロである」「だが、横須賀に核を撃ち込まれたらどうしよう」という平和信仰から「核兵器を持てば、核兵器で恫喝される確率は少なくなる。実際に打ち込まれる確率も少なくなる」という「確率」という合理的な思考に転換するのに、日本の平和愛好知識人は数十年かかるそうです。

 

・「素人が専門問題を扱うのは非常に危険だ」そうです。数十年経っても解決できない「拉致事件」の政治家の非力さを考えれば、誰も責任をとらないという不思議な状況だそうです。否、責任を取る必要もないという意見もあるそうで奇妙です。さまざまな懸念があり、事件の解決まで「タブー」になっていることもあるのかもしれません。

 

・「貧者の核兵器」という「生物化学兵器」を熱心に作っている国々の指導者に「合理的な思考」を求めるのは、無理な話だそうです。限られた防衛予算で抑止力のない高価な通常兵器を少数揃えて、拉致事件程度の問題解決も数十年かかっているのでは、現実に「抑止力」という概念があるとはいえないそうです。「抑止力のない高価な通常兵器を少数揃える」よりも、巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等の「抑止力のある高価な通常兵器を少数揃える」必要があるようです。

 

・平和主義者も現実に拉致事件や領土問題で平和を破られているのに、ひたすら「平和を世界に叫び続ける」のは、「憲法で保障されている自衛権の行使を放棄をしている」ことと同じで「外国人の目からは奇異に映る」そうです。平和主義者にこそ、拉致事件を早急に平和的に解決してもらいたいものです。拉致被害者はかなり多くて、その家族も高齢化で亡くなっている人々も多いという話もあるようです。国民の関心の的である拉致事件の平和的な解決は、ないのでしょうか。憲法改正や条文解釈に凝って、亡国になる懸念もあるといわれます。

 

・それこそ「税金の無駄遣い」をやめて、バージニア級の攻撃型原子力潜水艦や巡航ミサイルの装備で、通常兵器のレベルを上げて抑止力も上げていく必要があるそうです。「そこにある実際の被害と危険」から「拉致事件」の解決や「原子力潜水艦の装備」など数十年遅れていますが、「諜報機関のない国は既に国益を大きく損ねている」ようです。

 

・amazonに「日中戦争」といれますと7920件、「米中戦争」といれますと134件の書籍が分かります。「日中戦争」の本が多いのは、第2次世界大戦のものが多いからでしょう。自衛隊と人民解放軍の兵器を比較したカラー写真の雑誌も多く出版されたりしましたが、売れたのでしょうか。出版界は、売れるものに飛びつくといわれています。特に尖閣諸島の問題が起こってから、「日中戦争」ものの本が急増したそうです。

 

・私たち一般人には、軍事専門家ではないので、軍事問題については理解不能なことが多いようです。しかし、私たち一般人は、軍事問題に無知であってもいけないようです。軍人官僚と政治家のために、無謀な太平洋戦争に巻き込まれ、徴兵で死に、庶民が無差別爆撃で命と財産を失ったように、「生命と財産」を守ってもらえなかった歴史的事実があります。だから一人一人が政治意識を高めていく必要があります。「民主主義国家においては国民はその程度に応じた政府しか持ちえない」、「国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に価する政治しか行われない」ということで、現代でも100%政府(防衛官僚や政治家)に頼れないということだそうです。太平洋戦争でもほとんどの将官や将校も「戦争に勝てるとは思わなかった」といわれます。そして、「戦争に負けることが、どういう意味を持つのか」という認識もなかったそうです。

 

・「徴兵は苦役である」という法律解釈から「国を守る義務は崇高な義務である」という憲法のある外国人の国防意識まで、その差は「雲泥の差」といえるでしょう。「核には核を」という合理的な思考が求められているそうです。すぐに核兵器を持つことは、今までの経緯から「平和ボケ」では無理なことです。時間がかかります。憲法のように外国人の信義と善意を信頼して頼っていても拉致事件は解決しませんでした。人間に闘争心がある以上、いつの時代でも武力制裁が必須となるそうです。ヨーロッパの歴史も昔から国や民族の殺し合いの血で血を洗う歴史でした。

 

・生物化学兵器は「貧者の核兵器」といわれています。周辺諸国が核シェルターや核兵器、生物化学兵器の開発に熱心なのに比べて、「日本は、お人好しを通り越した存在ということになる」そうです。「戦争狂人」といわれている人民解放軍の将軍たちが熱心に真面目に「米中戦争のシナリオ」を研究しているそうです。今の米中間のサイバー戦争は、「すぐそこにある危機」のようです。マクモニーグルの未来透視に「23世紀と24世紀における2度の大戦で人類の人口が6分の1に大激減する」というのがあります。その時は生物化学兵器も大量に使われるようです。「イルミナティ・エージェントが第3次世界大戦を引き起こす」という不気味な予言もあるようです。今世紀にも第3次世界大戦が起こらないという保証はないそうです。

 

・「憲法を厳格に解釈実行して国が滅んだ、地図から消えた」ということではなく憲法を改正しなくても核兵器が持てるそうです。太古から「滅んだ民族や消えた国」の数は非常に多いようです。また公安調査庁の元部長によれば「日本は諜報機関のない世界的に珍しい国だ」そうで、その弊害の認識も自覚もないといわれます。「諜報機関のない国は拉致事件にも無力だった」そうです。この方面に脳天気(ノー天気)ですと、「最終戦争の未来の時代」には日本も歴史から消えていくことになるでしょうか。日本の防衛政策は憲法にかかわる戦後の流れから、非常に特殊で、外国人の目から見れば非常に奇異に映るといわれます。

 

国会によって爆撃装置と給油装置を外されてライセンス生産された高価な航空自衛隊のF4ファントム戦闘機は、拉致事件に何らの抑止力にはなりませんでした。拉致事件も数十年間も経ちますが、政治家の意識は低いといわれます。被害者もその家族も高齢化しており、拉致事件は、進展がなくなるのかもしれません。拉致被害者、その家族や支援者たち、事件の担当者たちも大変苦労していることでしょう。この程度の問題に数十年もかかっているようでは政治家の非力が窺われますが、その後の警備の強化が図られているのでしょうか。良識の国会の「ノーシェルター政策」は、一般国民が大変不安を覚え、恥をかくといわれます。抑止力のない高価な通常兵器を少数そろえるのでは、拉致事件にも抑止力がなかったそうです。5兆円という限られた防衛予算で巡航ミサイルやバージニア級の攻撃型原子力潜水艦等の「抑止力のある高価な通常兵器を少数そろえる防衛政策」が必要だそうです。周辺諸国では、核兵器や生物化学兵器、核シェルターの開発を熱心に展開しているそうです。核戦争を想定内にしているからでしょう。核シェルターも超長期計画で整備していくべきだそうです。スイスに習えとよくいわれます。スイスの国防政策は、国民全部への核シェルターと小火器の備蓄だそうです。これで、スイスは核戦争が起きても、サバイバルできるようです。「東洋のスイスたれ」というマッカーサー元帥の言葉に由来するスローガンがあったそうです。

 

清水幾太郎という代表的な知識人で社会学者も、急速に「右転回」して1980年に「日本の核武装」を主張して注目されたこともありました。このように戦後から、さまざまな有識者が「核武装」を主張してきた長い歴史があるようです。清水幾太郎は言いました。「最初の被爆国である日本が核兵器を所有しなければ、有事の際、世界中の国国が日本に遠慮してくれるという滑稽な幻想を抱いているのではないか」「核兵器が重要であり、また、私たちが最初の被爆国としての特権を有するのであれば、日本こそ真先に核兵器を製造し所有する特権を有しているのではないか」と。

 

・時代は流れて変わり、依然として戦争経験者は「絶対に戦争をしてはいけない」と主張する人々も多いようです。しかし、核装備を当然のように語る人々も無視できない勢力というより、以前では想像を絶する水準・かなりの状況になりつつあるといわれます。

 

・国家経営の実務に精通したベスト&ブライテストのテクノクラートの英知を結集した「国家改造計画」が求められていますが、国として当然ながら、現在でも長期・中期計画があるはずです。おそらく優れた長期計画があることでしょうか。「貧弱な国際感覚で大きく国益を損ねてきた」そうです。政治家は選挙民の対応に追われて、勉強ができないそうです。いつまでも「政治が遅れている」ということでは複雑化する社会問題に対応できないでしょう。官庁という「日本最大のシンクタンク」が生かされているのでしょうか。女性の眼から見ると「政治や経済の後進性」を痛切に感じることでしょうか。「女性の登用も先進国とはいえない」そうです。「昔から政治が一番遅れている。票の請負業のようなもの」といわれます。「日本の政治家はアメリカのロビイストのような役割を果たしている」という説もあります。

 

・深刻な人口問題と社会問題を持つ中国は、国内が乱れると、さまざまな面で国際間のトラブルを起こし自滅していくという「中国崩壊論」がさかんです。中国経済の減速が誰の目にも明らかになっています。チャイナ・ウオッチャーの発言に今後とも注目していきたいものです。

 

・ロシア軍が巡航ミサイルを始めてシリアで実戦に使用したというニュースがながれました。ロシアも常に戦争を意識している国の一つのようです。「人類の歴史は、平和な時代よりも戦争の時代が長かった」といわれます。社会問題に起因する国民の不満の爆発を対外戦争で抑え込もうとする遅れた国の古典的な手法が中国共産党の手法だったようです。国内でみっともないことが激増すれば、人民解放軍としてもやりきれなくなるのでしょうか。近頃では「人民解放軍のクーデターが、最も可能性が高い」という説もあったそうです。中国経済の大減速の社会の結末が、メディアにも頻繁に載るようになりました。学校に通えない子供が増えているといわれます。

 

 

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・ブログ名称: UFOアガルタのシャンバラ

日本は津波による大きな被害をうけるだろう

・第2のブログ名称:UFOパラレル・ワールド

「神の国か?」「人類の原郷か?」 「天上のエルサレムか?」・・・・・・・・・

「パラレル・ワールドに住む宇宙人、天国に出入りし転生と憑依を自由に操るシリウス星人の殖民星が、地球か?」、「ネガティブのシリウス星人の地球支配があまりにも巧妙なので、しょっちゅう戦争が起こるのだろうか?」

「金髪碧眼のノルディックが住んでいたアガルタのシャン発表しましたバラ情報の集大成を目指す・・・・・・・・・・」「金星蛇人と火星霊人の戦争はその後どのように展開したのだろうか」
「日本民族の神話の原郷『高天原(たかまがはら)』は、『都市型の超巨大宇宙船』なのか!?」「平家がプレアデス星人の末裔で、源氏がオリオン星人の末裔なのか」
「小人族のグレイの母船に同乗する金髪碧眼のノルディックは、”悪魔の王””ルシファー”なのか?!」

「円盤は神人や異人、悪魔の乗り物なのか!?」「天使は神の秘密諜報員なのか」「神は最初のフリーメーソンなのか」

「UFOは、人類の歴史が始まって以来、最も重要な現象なのか。UFO問題とは、人間にとっての死の問題を解くことなのだろうか。UFOはフリーメーソンの創作なのか」

「全宇宙を創ったという“虹の神々”も地球に来ているのだろうか」

「イルミナティなどのフリーメーソン組織に入ると神に会えるのだろうか」「金星の神々は地球に到着するやいなや、イニシエーションのためのフリーメーソン本部を設けたのだろうか」

「国際連合の設立に動いたキリストの星、アプ星人とは」

「人は皆、記憶喪失の異星人だろうか」

「はるかに進化した天使のような宇宙人は、人間の守護霊や背後霊なのだろうか」

「セドナ上空に見えないエーテルのシティが滞空するのだろうか」

 

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